元スレ魔王「ふふふ、よくぞ来た、勇者よ!」 猫「にゃー」 魔王「え?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 27 :
おもろい
52 = 1 :
魔王「って、この先はミルクビズじゃないか。入ったら三日三晩は出られない大森林で…確か魔王研修のとき行ったっきりだな」
猫「にゃー」
魔王「こんなでっけぇ森を普通に闊歩する猫って……あ、ちょ、ちょ待てよ!」
ザワザワ
魔王「むっ?」
ゴブリン「がああああ!」
魔王「ちっ、この姿では致し方ないか!はっ!」バシュッ
ゴブリン「グガガガガ」
魔王「(済まない…数時間経てば目が覚めるだろう)って、やべっ…見失った…どうしよう」
ゴガガガガ
魔王「って、え、ちょ、ええええ!?」
53 :
てっきり魔王軍に帰化して、魔王軍代表でオリンピック代表に出る話かと思ってたのに
54 :
ゴブリン萌え
55 :
魔王研修って!、
56 = 1 :
ワーム「ぐわあああああ!」
魔王「うっわー!でかくて早くて糞体力でDQNで扱いにくいやつきたー!」
ワーム「ごわあああああ!」
魔王「うおっ!?あっぶね。魔王だったらなんでもないのに、この姿じゃちょっと骨だな」
ワーム「ずりずり」
魔王「こいつ…本気で私を食うつもりか、ならば!」バッ
ワーム「があああっ!ごああああああ!」
魔王「えええええ風の呪術避けたぁぁーーー!?文献と違うじゃーん!」
ワーム「がうあああああ!」ガブ
魔王「ぐっ!くそ…毒か……うぐっ…めまいが……」
ワーム「ぐうううう……ぐああああ!」
魔王「くっ…手下に食われる末路か…猫に情が移った身としてはおあつらえ向きの最期かもな…」
57 :
どんな姿になっとるんだ@魔王
58 = 40 :
>>57
馬鹿野郎、女の子の姿に決まってるだろ
59 = 1 :
?「はっ!」ザシュッ
ワーム「ぐごおおおおお!!!」
魔王「…?」
?「大丈夫ですか!?」
魔王「あ、あぁ…そな、き、君は?」
勇者「えっと、勇者です!迷ってたら悲鳴が聞こえたので。間に合って良かった!」
魔王「ゆ、勇者…!?そ、そっか。ありがとう(カワイイ)」
勇者「ここは危険です。この先に私のベースキャンプがあるので、そこに避難しましょう!」
魔王「あ、あぁ(カワイイ)」
勇者「(なんだろう、この人息が荒い…)」
60 = 40 :
勇者が女かそれとも魔王がショタ趣味なのかそこが問題だ
61 = 1 :
パチパチ……
勇者「というか、一般人がなんでこの森に来たんですか!」
魔王「え、えっと…(い、言えない。猫に引率されたなんて言えないよぉぉ。怒った顔もカワイイな)」
勇者「生命は大事にしないとダメですよ!いいですか!」
魔王「は、はい。ごめんなさい…(カワイイなぁ、怒った声もカワイイなぁ)」
勇者「過ぎたことは仕方ありません。えっと、貴方、名前は?」
魔王「え、えっと………ま、マオです!」
勇者「マオ君ね。ちょっと薪を持ってくるから、待ってて」スッ
魔王「あ、はい(パンツの色は青とピンクのストライプか)」
62 = 27 :
えっ? 猫は?
63 = 40 :
よし魔王そこを代われ
64 :
ぬこぬこはやく
65 = 1 :
ドサドサッ
勇者「あ、あれ!?火が消えちゃった…」
魔王「あぁ、そんな一気に置いちゃダメだよ。えっと…」ズリズリ
勇者「ご、ごめんね…今までキャンプとかしたことないから…」
魔王「そして…ふぅ」ボッ
勇者「ひゃわ!」
魔王「ん?どうしたの?」
勇者「あ、ううん!なんでもないよ!それにしても、火起こすの上手だね。私なんて4時間くらいかかったのに」
魔王「えっとそれは…そう、研修で習ったんだ!サバイバル研修!」
勇者「へぇ。たくましいね!私も見習わないとなぁ」
魔王「(魔王研修の最終科目だったな。あれは苦労した。よし、体育座りの正面見せパンゲットだぜ!)」
勇者「(…なんだろう、なんか視線を感じる)」
66 = 27 :
魔王研修てw
67 = 57 :
魔王が思春期の男子過ぎるw
68 = 1 :
魔王「ゆ、勇者さんは、魔王を倒すために旅をしてるんでしょ?」
勇者「うん、そうだよ」
魔王「辛くない?苦しかったり、投げ出しそうになったりしない?」
勇者「いつも思うよ。今だってそうだし」
魔王「えっ、そうなんだ」
勇者「でもね、みんな私の帰りを待ってるの。私が魔王を倒して、平和を取り戻すことを。その人達の希望に応えないって思うと、自然と力が出てくるんだ」
魔王「ふ、ふぅん(ガッツポーズもいいなぁ)」
勇者「だから、どんなに辛くて困難なことがあっても、私は絶対に退かない。だってそれが、私の使命であって、私の希望でもあるから」
魔王「そっかぁ(…なるほどな、色々な意味で厄介な存在だ。カワイイけど)」
勇者「さっ、もう寝よう!ほらほら、お姉さんが寝てあげるからさ♪」
魔王「い、いいよぉ!一人で寝る!」ガバッ
勇者「……むぅ」
69 = 27 :
なにこれかわいい
70 = 1 :
チュン…チュン
魔王「ふああああああ…あぁ、やっぱり一緒に寝ておくべきだったかな」ムクリ
魔王「あれ、居ない」
猫「にゃぁ」
魔王「あ、お前!どこ行ってたんだよ!猫見つからなかったぞ!まぁカワイイおにゃのこがいたから、半分許すけど!」
猫「にゃ~」スタスタ
魔王「待てよぉ!ったくもう、ほんと猫ってわからんわぁ、ほんま」
猫「にゃっ」
魔王「えっと、ここ私の居城なんだけど…」
猫「にゃにゃ~」スタスタ
魔王「え、帰るの?追わなくていいんだよね私?…結局なんだったんだよ…」
71 = 57 :
これは…
72 :
猫祭りだな
73 :
魔王は男子なんだよな
74 = 1 :
>>68
希望に応えない× 希望に応えないと○
魔王「あ、そうだ、変身解かないと」ボワン
魔王「ふぅ、やはりこの姿が馴染むな…。いいだろう、本気の私を見せてやろう、本当の恐怖も一緒にな!……みたいなかんじで第二形態セリフ言おっかな」
魔王「あ、ドア自分で開けないと。うんとこしょ、どっこいしょっと」
ギィィィ
猫「…ふにゃ」
魔王「ね、猫!猫じゃないか!」
猫「にゃぁ」
魔王「お前、今までどこに……って、これは、モリュ?いや、色が赤い。……あっ、モリュの中でも希少価値の高いレアモリュじゃないか!」
猫「……」
魔王「ネーミングセンスが悪いって目しないでくれ。そういう風にしか聞いてないんだからさぁ…」
猫「…ふにゃぁ」
75 :
ま……まさかッ
76 :
勇者が熟女の可能性も微レ存
77 = 27 :
魔王かわいい
78 = 1 :
魔王「ところで、お前、どうしてこんなものを?」
猫「にゃ~」
魔王「猫語がわかれば、いいんだけどな。魔族と人間の言葉はわかるけど、動物はちょっとなぁ」
猫「にゃにゃ~」
魔王「(猫の恩返し…ってことでいいのか?とりあえず、これは飾っておくか。食用じゃないし)」
猫「にゃー」ブルブル
魔王「そういやお前、きったねぇな。どこほっつき歩いてたんだよ」
猫「にゃぅん……」
魔王「ったく、風呂入るぞ風呂」
猫「にゃっ!!!!?」ビクッ
魔王「えっ」
79 :
勇者は猫とか余裕で斬り捨てるからな
正義をふりかざしてな
80 = 1 :
魔王「猫って風呂嫌いだったっけ?あれ?…うーん、wikipediaに書いてあったっけか」
カタカタカタ
魔王「項目多すぎで読む気なくす。まぁいい。ほら行くぞ」ムンズ
猫「にゃあああああ!!!!!!」ギャギャギャギャギャ
魔王「………」バタン
猫「にゃふぅ……」テクテク
魔王「(この私が…猫ごときに…やられるとは……ガクッ」
- 完 -
83 = 27 :
あれれれ????
84 :
おいテメェふざけんじゃねぇぞ
85 :
最後のみえない
86 = 1 :
魔王「って勝手に終わってんじゃねええええええ!」
魔王「猫にやられてはい終わり って!オチとして最悪じゃねえかおい!」
魔王「雌だから照れてるのか?とにかく、あいつ風呂に辿りつけないだろうよ…」
猫「にゃー;; にゃ~?? にゃぅ~~~……」
魔王「……しょうがねぇなぁまったく!むん!」ジジッ
魔王「……うん、うん、えっと、地下3Fか。手間のかかるやつだ。知覚呪術とか神経使うんだからよぉ」
87 = 57 :
途中で飽きたろ
88 = 72 :
信じてた
89 = 27 :
魔王カッコええ
90 = 1 :
猫「にゃ~~~…;;」
ブーン
魔王「ほいっと」
猫「にゃ!?」
魔王「なんだ、移転呪術が珍しいか。ふふん、私に出来ぬ呪術はないぞ。光呪術だって使えるのだ」ペカー
猫「にゃ~~~」
魔王「(あ、でも猫って暗視なんだから意味ねえじゃん。でも私は暗視じゃないし。ならよし!)」
猫「??」
魔王「お前さ、風呂入りたいんだろ?」
猫「……にゃっ//」
魔王「で、探してたんだろ?」
猫「…にゃん…」
魔王「でも、無駄だぞ」
猫「!?」
91 = 1 :
魔王「だって、風呂は呪術で発動する仕組みだしな。しかも限られた奴にしか教えてない」
猫「…にゃあああああ」
魔王「いやだってよぉ、あんまり広くないし、手下だっていっぱいいるしさぁ、お湯替えが大変なんだよ。風呂事情わかってくれよ」
猫「…にゃぁ」
魔王「で、まぁ風呂自体はここで合ってる。そこは女…じゃない、猫の勘ってやつか?」
猫「にゃっ」キリ
魔王「ここがそうだ」ガチャ
猫「にゃああああ」パァァァ
魔王「(すっげぇ嬉しそう)で、ここの魔石にちょいちょいのちょいっと」ブウウン
猫「にゃあああああああああ」ウルウル
魔王「(…一応、雌の自覚はあるんだな)」
92 = 1 :
魔王「そんなわけで、終わったら戻って来い。私はこのへんで待ってっから」
猫「…にゃ」
魔王「ん?なんだ?」
猫「にゃあん…にゃあん」クイクイ
魔王「なんだよ、一緒に入れって?」
猫「……//」コクコク
魔王「入ろうとすれば引っ掻いて終わらせようとするわ、入るときは一緒に入れとか…わがままだなお前」
猫「…ふにゃああ」
魔王「いいか、今回だけだぞ!今後は一人で入れよ!私だって暇じゃないんだからな!」
猫「…にゃ♪」
魔王「(…ったく)」
93 = 27 :
お湯かけると変身する猫?
94 :
この猫
全身のまさに隅から隅まで魔王に見られてるんだよな・・・・
しかも体の中までも・・・
95 = 1 :
ザパーッ
猫「にゅう…」プルプル
魔王「ほれ」ザバーッ
猫「うにゅー」プルプルプルッ
魔王「おらよっと」ブクブクブク ワシャワシャワシャ
猫「……にゃっ」
魔王「(案外抵抗しないな)さて、次は前だ、こっち向k」
猫「にゃにゃー!!」バッ
魔王「ちょ、おい!背中OKでなんで前はダメなんだよ!」
猫「………//」
魔王「あのなぁ…じゃあわかったよ、こうするよ、むんっ!」ブゥン
猫「??」
魔王「一時的だが、視覚封印術をかけた。これならいいだろ、ほら」
猫「……にゃっ♪」
魔王「(なんなんすか、このシチュエーション)」ゴシゴシ
96 = 1 :
魔王「あぁ、終わった終わった。ちょうど封印術も解けたし、お前もぴかぴかだな」
猫「にゃっ」ピカキリ
魔王「ははっ、美人になったな」ナデナデ
猫「…//」テクテク
魔王「からかいがいがあるやつだ」
ピンポーン
魔王「ん?宅配か?ちょっと見てくる」
猫「にゃっ」
魔王「あ、どーも。サインでいいですか?」スラスラ
魔王「全く、大魔導め。こんな世話等不要だと言ったのに。なになに、おぉ!これはフベルゲルミルで醸造した酒じゃないか!欲しかったんだよな~これ!」
猫「にゃ?」
97 :
しえん
98 = 75 :
猫飼ったら猫に欲情しそうで怖いわ
99 = 1 :
魔王「今宵の酒は、また格別だな」クイッ
猫「……」
魔王「エレガントな夜に猫に酒。ふっ、勇者を出迎えるには良い絵だ。お前もそう思わぬか?」
猫「……」ジロ
魔王「(せっかくかっこよく決めてるのに、そんな目で見んなよ…)ふふ、勇者よ、早く我が元へ来るがいい。お前の血が、この酒の味に深味をもたらすことだろう」キリ
猫「……」ブルブル
魔王「(寒がられてる……うぅ、たまには魔王っぽいセリフもいいじゃん)…むぅ、やっぱり酔いが早いせいか、眠くなってきたな。そういや森に居っぱなしだったし、野宿したし…ふああああああ、寝よ…」
猫「………」
ペロペロ
猫「……っ!」
100 = 27 :
魔王の城に宅配w
みんなの評価 : ☆
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