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    元スレ赤沢「最近いないもののイチャつきが目に余る」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アナザー + - 見崎鳴 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    赤沢「今日の議題は最近のいないもの二人の行動についてです

    。今回は特例としていないものの話題を出す事を許可します」

    勅使河原「あの二人の行動って…いいのかよ、その…」

    赤沢「いいの。今日は現象さん休暇日らしいから」

    現象さん「年中無休だと疲れるしNE!」

    勅使河原「何だよそれ…」

    2 = 1 :

    望月「あの二人、最近仲良いよね」

    赤沢「良すぎるのよ! 毎日四六時中一緒にイチャイチャイチャ

    イチャ…!」グヌヌ

    綾野「そうだよ! 私だってこういっちゃんとイチャつきたいのに

    ー!」ムキー

    ワタシモ ウラヤマシイヨネー アンフェアダヨ

    赤沢「とにかく! 今日は最近皆が目撃した恒一きゅんと眼帯チ

    ビの行動を話し合って、対策を整えようと言うのが目的です。こ

    のままじゃいつ彼らに反応してしまうかも分かりません。協力をお

    願いします」

    現象さん「ただ悔しいだけちゃうん自分」

    4 = 1 :

    赤沢「それじゃあまず始めに勅使河原。アンタからよ」

    勅使河原「うぇ!? 俺からかよ! つーか何言えば良いんだ?」

    望月「とりあえず二人がどうイチャついてたか言えばいいんじゃな

    い?」

    勅使河原「そうだなぁ…んじゃこないだの放課後なんだけどよ―

    ―」

    5 :

    変な所に改行あって読みにくいです

    6 = 1 :

    勅使河原(おっ、サカキと見崎だ…何か話してんな)キキミミ

    恒一「今日のお弁当どうだった?」

    「美味しかったよ。でも少し量が足りなかったかも」

    恒一「僕の分も分けたげてデザートまで用意してたのになぁ…。太っちゃうよ?」

    「むっ。身長が伸びるの。あと胸も…」ペタペタ

    恒一「あはは。まぁ太るのはともかく、身長は伸びるかもね」ナデ

    「ん…頭撫でないで」

    恒一「見崎が僕より大きくなったらね」ナデナデ

    「もう…」


    勅使河原「ちっ…」

    7 = 1 :

    勅使河原「って事があったな」

    綾野(こういっちゃんの手作り弁当とナデナデ…いいなぁ)ポワーン

    赤沢「あの眼帯が…!」

    現象さん「えぇのう。青春や」

    赤沢「それじゃ次は…望月ね」

    望月「僕? えーっと、この前部活で美術室に行った時なんだけど――」

    9 = 1 :

    望月「うーん。今日は何ムンクを書こうかなー」テクテク

    「見崎先輩!」

    望月(え? まさかまた…?)
    (ど、どうしよ。中にいるみたいだし、とりあえず様子を見てみよう…)ソーッ

    後輩「先輩こんにちはー! 今日は榊原先輩一緒じゃないんですか?」

    「うん。先に帰ってもらったの。『僕いなくて大丈夫?』――なんて、過保護過ぎるよね」

    後輩「へぇー。それで見崎先輩。今日は何を?」

    10 = 1 :

    「絵を仕上げにね。気にしなくていいよ」

    後輩「絵って…あぁ、榊原先輩の…」ニヤニヤ

    「そういうからかう様な態度、嫌い」プイ

    後輩「あはは。先輩照れてますねー。愛ですねー」

    「照れてない」

    後輩「愛は否定しないんですかー?」

    「…それは、その」

    後輩「先輩かわいー」キャッキャ


    望月(ケッ…)

    11 = 1 :

    望月「――って事があったよ。榊原君いなかったけど」

    サカキバラバクハツハヨ シネバイイノニ アンサツナラマカセロー

    望月「正直気分悪くなったよ」ニコッ

    赤沢「私だって絵ぐらい…」

    綾野「私はちょっと無理かも…」

    赤沢「まぁ気を取り直して次ね」

    現象さん「んじゃ榊原の隣の百合1号」

    金木「は? そうねー…あれは昼休み亜紀と一緒に居た時の話なんだけど――」

    13 = 1 :

    金木「はい亜紀あーん」

    松井「え? は、恥ずかしいよぉ、こんな所でなんて…」

    金木「誰もいないよ。それともこのチョコレート嫌い?」

    松井「違うけど…」

    金木「ほら早く。見られたくないんでしょ? それとも本当は見られたい?」

    松井「も、もう。杏子ちゃん意地悪だよ」

    金木「ふふ…。亜紀が可愛いからいけないんだよ。ほら、あーん」

    松井「あ、あー…」ドキドキ

    14 = 1 :

    榊原「――でさ、やっぱり僕の家で…あ」

    「榊原君? どうかした――あ」

    金木「…」フリーズ

    松井「…」フリーズ

    榊原「…お邪魔しちゃったかな」コソッ

    「いいんじゃない? あの二人はいつもの事だし、私達はいないものなんだから」

    金木「…ほ、ほら亜紀! どうしたの? あーん」

    松井「へ!? あ、うん。えっと…あーん」チラッ

    16 = 1 :

    恒一・鳴「…」ジー

    松井(み、見られちゃってるよぉ…)

    「…ねぇ榊原君」クイクイ

    恒一「ん?」

    「私、今飴持ってるんだけど、食べる?」

    恒一「うん。いいけど」

    「じゃ、じゃあ口開けて?」

    恒一「え? そ、それって…」

    「いいから、ほら」グイッ

    17 :

    うむ

    18 = 1 :

    恒一「んぶっ! み、みょう、おひつけなひでょ…んちゅ」

    「んっ…」

    恒一「甘いねコレ…見崎の指も」

    「…えっち」

    恒一「んじゃ次は僕があげるから、飴貸して?」

    「…はい」

    恒一「じゃ、あーん」

    「あー」

    19 = 1 :

    金木「――って、一時間ぐらい飴の食べさせあいっこしてたな。私達も燃えちゃってさー。亜紀がもっともっとってねだって来て…」

    松井「き、杏子ちゃん! 恥ずかしいからぁ…」

    金木「もう、あの時は凄く激しかったのに」ユリユリ

    松井「あ、あれは、その…」ユリユリ

    赤沢「…」イライラ

    綾野「…」プルプル

    現象さん「勝ち目無いでアンタら」

    赤沢「うっさい! つーか学校にお菓子持ち込んでんじゃないわよ!」

    綾野「じゃ、じゃあ次は亜紀ちゃん飛ばして、めぐみんね」

    多々良「私ですか? そうですねぇ…。あれは部活の後、私の秘密の場所で自主練習してた時――」

    20 :

    素晴らしい 続けなさい

    21 = 1 :

    多々良「ピーヒョロロー」

    多々良「――ふぅ。やっぱりこの曲難しいな。もっと練習しないと…」

    恒一「僕は十分上手だと思うけど。見崎はどう?」

    多々良「へ?」

    「うん。私も上手だと思うよ」

    多々良「」

    恒一「だよね。あれだけ上手くてもまだ足りないなんて多々良さん凄いね」

    多々良(さ、榊原君に見崎さん!? なんでこんな場所に…上手って言われちゃった…えへへ)

    23 = 1 :

    恒一「もう一回聞きたかったけど、僕らがいちゃ迷惑だろうし行こうか」

    「うん」

    多々良(ま、待ってまって! 迷惑なんかじゃありません! もっと聞いていってくださいー!)ピーヒョロピーヒョロ

    恒一「――わ、やっぱり上手だね。演奏姿も美人だから映えるなぁ。絵画の中にいるみたいだ」

    「…む」

    多々良(誉められた! 私、び、美人なんかじゃないですよ…でも嬉しい)

    「…行くんじゃないの?」

    恒一「ちょっと待って。この曲が終わるまで――」

    「邪魔になるって言ったの榊原君でしょ。ほら、私の家行くんじゃないの?」グイグイ

    24 = 1 :

    恒一「少しだけだから、ね? 見崎も上手って誉めてたじゃない。一緒に聞いて行こうよ」

    多々良(あ。見崎さんは帰って、どうぞ)

    恒一「ほら、こっちおいでよ」グイッ

    「きゃっ」

    恒一「はいはい座って。一緒に聴こう? ね?」ギュッ

    (抱き抱えられた…あったかい)

    多々良(この状況…私ただのラジカセ代わりじゃないですか?)

    恒一「あれ? 演奏止まってるね。小休止かな?」ギュ

    「んぅ…」スリスリ

    多々良(…帰りたい)

    25 = 1 :

    多々良「ホントもうあの時は泣きたいのに泣けない状況で…」

    赤沢「クソがぁ…」ギリギリ

    綾野「めぐみん…一緒に泣こう?」

    多々良「うぅ…一目見た時から運命の人だって思ってたのに」グスッ

    水野「女子を泣かせるなんて…榊原の野郎許せねぇ!」ガターン

    多々良「水野君…」グスグス

    水野「それもよりによって多々良さんを…。俺がその場にいたら抱き締めてやれたのにッ」

    26 :

    これはいいものだ

    28 = 1 :

    多々良「ごめん水野君好みじゃないから無理」

    水野「え?」

    多々良「無理」

    水野「…榊原の野郎!」

    現象さん「待ち。逆恨みは男のする事ちゃうで。もう一辺、真正面からぶつかってみい!」

    水野「現象さん…」

    現象さん「ワシはいつでもお前らを見守っとるで」

    赤沢「じゃ、次は水野ね」

    水野「…おう。これはウチの姉貴から聞いた話なんだが――」

    29 = 17 :

    >>27
    こういっちゃんが死んだら、誰がキマリを守るのだ!

    30 :

    >>29
    いないものは通す
    無能も通す
    キマリは通さない

    31 :

    現象たん…

    32 = 5 :

    >>29
    恒一×キマリとかお前なんなの
    その閃きはなんなの
    開拓者なの

    33 = 1 :

    沙苗「おっ。ホラー少年じゃない」

    恒一「こんにちは」

    沙苗「どうしたのー。もう検診もないし……さては私が恋しくなったとか?」ニヒヒ

    恒一「いえ、少し相談があって……」

    沙苗「相談?」

    恒一「前話してた見崎鳴なんですけど……」

    沙苗「あぁ、鳴ちゃんね。どうしたの? 妊娠させた?」

    恒一「違いますよ!」

    34 = 20 :

    妊娠させました

    35 = 1 :

    沙苗「あはは。じょーだんだって。それで?」

    恒一「見崎なんですけど…なんと言うか、物凄く危なっかしいと言いますか、とにかく見ててハラハラするような事を平気でやっちゃうんです」

    沙苗「ほうほう」

    恒一「それでこないだも危うく怪我をしかけて……」ハァー

    沙苗「なるほどね。つまり緊急事の対処法を教えろと」

    恒一「はい。応急手当とか、簡単な事でいいんですけど」

    沙苗「確かにそういうのって大切よね。いいわよ。任せなさい」

    恒一「ありがとうございます」ペコッ

    沙苗「いーよお礼なんて。私と榊原君の仲じゃない」
       「で、で、で? その榊原君愛しの鳴ちゃんってどんな娘なのかな?」

    38 :

    まぁ、恒一も居ないモノにした無能さんの失策だよな

    39 = 1 :

    恒一「どんなって……」
       「眼帯してて、でも顔は凄く綺麗で美しさすら感じます。物静かなんですけど意外と饒舌で偶にキツイ事も言うんですけどそれも相手を思いやった上での発言なんですよね。誤解されやすい娘なんですけど本当はとてもお茶目で優しいんです」
       「小柄ですばしっこくて小動物的な可愛さがあって、でも良く見ると体付きはちょうどいいって言うか……あ、これは僕の好みなんですけどね? お尻のラインなんてもう最高で――」ペチャクチャ

    沙苗「え? ちょ、榊原君?」

    恒一「前にお弁当交換したんですけど、見た目を気にしてたみたいで『残してもいいから』なんて言ってこっちチラチラ見てるんですよ」
       「それで僕が綺麗に完食して『ありがとう。凄く美味しかったよ』って言ったらいつものすまし顔がパァーっと明るくなって『そう…ならいいよ』って顔を反らしながら言うんです」
       「超可愛くないですか?」

    沙苗「う、うん…そうね」

    恒一「ですよね。他にも――」ペラペラ

    沙苗(こんな子だったっけ?)

    40 = 1 :

    水野「それ以来姉貴『榊原君を元に戻すのよ! そして私と…ぐふふ』とか言って家で榊原の話題の時は俺に『義兄さん』って呼ぶ様に強要してくるし! 俺もうどうしたらいいか…」

    現象さん「ワシの胸で泣けや猛。大変やなお前も」

    水野「うっ…げ、現象さん…俺、俺…」オイオイ

    赤沢「」

    勅使河原「おい赤沢気絶してるぞ!」

    中尾「まかせろー! あれはまだアイツが転校してきてまもない頃、赤沢さんを追跡してた時に見たんだが――」

    41 = 1 :

    赤沢「…」スタスタ

    中尾(相変わらず良い体してんなぁ…ふひひ)コソコソ

    恒一「…」コソコソ

    中尾「ん? ありゃ気に食わねぇ転校生じゃねぇか…。何コソコソしてんだ? 怪しい」ジー

    恒一「…」コソコソ

    「…」スタスタ

    中尾(いないものをストーキングしてんのか? 奇特な奴…)
       (だが男としてそんな卑劣な真似は許せねぇな。ちょっとイケメンだからって何やっても許されると思うなよ?)

    赤沢「…」

    中尾「悪ぃ赤沢さん。貴方の順太は卑劣を許せない男…。今日はここでお別れです」

    赤沢「っ!?」ゾクッ

    43 = 17 :

    支援「ピカピー」

    44 = 1 :

    中尾「とりあえずは榊原を尾行だな。怪しい動きをした瞬間スライスにしてやるぜ…」コソッ

    「…」スタスタ

    恒一「…」コソコソ

    中尾「…」コソコソ

    「…」スイッ

    恒一「っ」タタタッ

    中尾(いないものが曲がり角を曲がった瞬間ダッシュだと? まさか人気が無い場所で暴行を? 何て野郎だ!)ダダダッ

    恒一「あれ…? 確かここで曲がった筈なのに――」

    「わっ」

    45 :

    めーちゃん支援

    46 = 1 :

    恒一「うひゃ!?」ビクッ

    「なにしてるの? さ・か・き・ば・ら・くん?」

    恒一「あ…き、奇遇だね。見崎さん」アハハ

    「奇遇? 東京じゃそういうの? この状況」

    恒一「…ごめん」ペコッ

    「…」

    恒一「ホントにごめん。付き纏うつもりとか、そういうのじゃなくて…声を掛けようと思ったんだけど、その…」

    「…なんで?」

    恒一「え?」

    「何で声を掛けようとか思ったの? 屋上であんな事言ったのに…」

    恒一「えっと、それは、あの」モジモジ

    「はっきり言って」

    48 = 1 :

    恒一「お――お友達に、なって、ください…」

    「え?」

    恒一「病院で会った時からずっと気になってて。話したりしたいなって、思ってて」

    「…」

    恒一「…気持ち悪いよね。あはは…」

    「…ありがとう」ボソッ

    恒一「へ? い、今何て――」

    「…あなたには感謝してる。でも、もう私には近づいちゃだめ。榊原君が不幸な目に逢う。だから、さよなら」ダダダッ

    恒一「あ! み、見崎さん!?」

    恒一「…僕は…」

    中尾(え? どういう事だコレ?)

    49 = 45 :

    めーちゃん支援2

    50 :

    めーちゃ支援3


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