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元スレちなつ「ストーキング!」 あかり「いぇい!」
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ちなつ「あかりちゃんあかりちゃん!」
あかり「どうしたの、ちなつちゃん」
ちなつ「ちょっと街までお出かけしない?」
あかり「え?」
ちなつ「私、あかりちゃんと町にお出かけしたいなっ」
あかり「う、うん、いいよっ!」
あかり(わあ、これってデートなのかなあ、ちなつちゃんとデート、嬉しいなあ)
あかり「どうしたの、ちなつちゃん」
ちなつ「ちょっと街までお出かけしない?」
あかり「え?」
ちなつ「私、あかりちゃんと町にお出かけしたいなっ」
あかり「う、うん、いいよっ!」
あかり(わあ、これってデートなのかなあ、ちなつちゃんとデート、嬉しいなあ)
ちなつ「ほらほら、あかりちゃん早く早く!」
あかり「あわわ、ちなつちゃん待ってよぉっ」トテトテ
ちなつ「早くしないと置いて行かれちゃうよ!」
あかり「う、うん、ごめんね、ちなつちゃん」
あかり「……って、置いて行かれる?」
ちなつ「しっ!」
あかり「あわわ、ちなつちゃん待ってよぉっ」トテトテ
ちなつ「早くしないと置いて行かれちゃうよ!」
あかり「う、うん、ごめんね、ちなつちゃん」
あかり「……って、置いて行かれる?」
ちなつ「しっ!」
あかり「ち、ちなつちゃん、突然隠れてどうしたの?」ボソボソ
ちなつ「だって、隠れないと気付かれちゃうでしょ?」ボソボソ
あかり「え、だれに?」ボソボソ
ちなつ「結衣先輩に」ボソボソ
あかり「え?」
ちなつ「ほらほら、あそこ、駅の入り口、よーく見て?」
あかり「駅の入り口……?」
あかり「……あ、結衣ちゃんだ」
ちなつ「だって、隠れないと気付かれちゃうでしょ?」ボソボソ
あかり「え、だれに?」ボソボソ
ちなつ「結衣先輩に」ボソボソ
あかり「え?」
ちなつ「ほらほら、あそこ、駅の入り口、よーく見て?」
あかり「駅の入り口……?」
あかり「……あ、結衣ちゃんだ」
ちなつ「最近、結衣先輩って良く1人でお出かけしてるみたいだし、何してるんだろうなーと思って気になってたのよね」
あかり「え、じゃあ、町にお出かけするっていうのは……」
ちなつ「うん、結衣先輩のおっかけをする為だよ?」
あかり「え、えええ……てっきりちなつちゃんとデートだと思ってたのに……」ガクリ
ちなつ「あかりちゃん?」
あかり「う、うう、ストーキングなら1人ですればいいのに……」
ちなつ「し、失礼ね、ストーキングじゃないわよ、これは、その……純愛よ」
あかり「ううう……」
ちなつ「……それにね、やっぱり一人だと、心細いし……あかりちゃんが居てくれたら、心強いかなって……」
ちなつ「その……迷惑、だったかな」
あかり「ち、ちなつちゃん……」
あかり「え、じゃあ、町にお出かけするっていうのは……」
ちなつ「うん、結衣先輩のおっかけをする為だよ?」
あかり「え、えええ……てっきりちなつちゃんとデートだと思ってたのに……」ガクリ
ちなつ「あかりちゃん?」
あかり「う、うう、ストーキングなら1人ですればいいのに……」
ちなつ「し、失礼ね、ストーキングじゃないわよ、これは、その……純愛よ」
あかり「ううう……」
ちなつ「……それにね、やっぱり一人だと、心細いし……あかりちゃんが居てくれたら、心強いかなって……」
ちなつ「その……迷惑、だったかな」
あかり「ち、ちなつちゃん……」
あかり(あかり、馬鹿だな、ちなつちゃん、こんなにあかりのことを頼りにしてくれてるのに……)
あかり「ううん、迷惑とかじゃないよ、ちょっと驚いただけ……」
ちなつ「あかりちゃん、いやなら無理にとは……」
あかり「い、いやじゃないよ、理由はあれだけど、ちなつちゃんとお出かけするのは、その、楽しいしっ」モジモジ
ちなつ「そっか……あかりちゃん、ありがと」ニコ
あかり「え、えへへ……///」
あかり「ううん、迷惑とかじゃないよ、ちょっと驚いただけ……」
ちなつ「あかりちゃん、いやなら無理にとは……」
あかり「い、いやじゃないよ、理由はあれだけど、ちなつちゃんとお出かけするのは、その、楽しいしっ」モジモジ
ちなつ「そっか……あかりちゃん、ありがと」ニコ
あかり「え、えへへ……///」
ちなつ「というわけで、ストーキング続けるわよ、あかりちゃん!」
あかり(あ、ストーキングだって求めるんだ)
ちなつ「結衣先輩、誰かと待ち合わせしてるのかな、さっきから全然動かないけど……」
あかり「京子ちゃんと遊びに行くのかな?」
ちなつ「もしそうなら偶然を装って合流しようね、あかりちゃん!」
あかり「う、うん……あ、ちなつちゃん、誰か来たよっ」
あかり(あ、ストーキングだって求めるんだ)
ちなつ「結衣先輩、誰かと待ち合わせしてるのかな、さっきから全然動かないけど……」
あかり「京子ちゃんと遊びに行くのかな?」
ちなつ「もしそうなら偶然を装って合流しようね、あかりちゃん!」
あかり「う、うん……あ、ちなつちゃん、誰か来たよっ」
ちなつ「……え」
あかり「あ……」
ちなつ「あ、あかりちゃん、あれって……」
あかり「う、うん、ちなつちゃんのお姉さん……だね」
ちなつ「……え」
あかり「……ちなつちゃん?」
ちなつ「……ええ」
あかり「……大丈夫?」」
ちなつ「えええええええええええええええええ!!!!!」
ちなつ「何でお姉ちゃんが結衣先輩と会ってるの、というか、というか、何か手とか繋いでるんだけど、なになになんなのこれっ」
あかり「あ……」
ちなつ「あ、あかりちゃん、あれって……」
あかり「う、うん、ちなつちゃんのお姉さん……だね」
ちなつ「……え」
あかり「……ちなつちゃん?」
ちなつ「……ええ」
あかり「……大丈夫?」」
ちなつ「えええええええええええええええええ!!!!!」
ちなつ「何でお姉ちゃんが結衣先輩と会ってるの、というか、というか、何か手とか繋いでるんだけど、なになになんなのこれっ」
ちなつ「あ、あ、あ、あかりちゃん!」ガシッ
あかり「は、はいっ!」ビクッ
ちなつ「なんなの?」
あかり「あ、あかりも判んないよぉ……」
ちなつ「ひょっとして、お姉ちゃんは結衣先輩とデートしようとしてるの?」
あかり「う、うん、そうなのかも……」
ちなつ「……」
あかり「ちなつちゃん?」
ちなつ「……ゆるせない」
あかり「え?」
ちなつ「例えお姉ちゃんでも、ゆるせないよっ!」
あかり「ち、ちなつちゃん、眼が怖いよ……」
あかり「は、はいっ!」ビクッ
ちなつ「なんなの?」
あかり「あ、あかりも判んないよぉ……」
ちなつ「ひょっとして、お姉ちゃんは結衣先輩とデートしようとしてるの?」
あかり「う、うん、そうなのかも……」
ちなつ「……」
あかり「ちなつちゃん?」
ちなつ「……ゆるせない」
あかり「え?」
ちなつ「例えお姉ちゃんでも、ゆるせないよっ!」
あかり「ち、ちなつちゃん、眼が怖いよ……」
ちなつ「あの泥棒猫、とっちめてやるんだからっ!」ノッシノッシ
あかり「ちょ、ちなつちゃん、ちょっと待ってっ……」グイッ
ちなつ「と、止めないでよあかりちゃん!」
あかり「だって、あかりたちの勘違いかもしれないよ!?デートじゃなくて、ほら、何か別の用事があったって可能性もっ……!」
ちなつ「別の……用事……」ピタッ
あかり「そ、そうそう、だから、ね?もう少し、様子を見てみよう?」
ちなつ「……例えばどんな用事の可能性があるって言うの?」
あかり「そ、それは……あの……、恵まれない子供達の為に募金活動をするつもりだとか……」
ちなつ「……あかりちゃん」
あかり「は、はい……」
あかり(流石に無理があったかなあ……)
あかり「ちょ、ちなつちゃん、ちょっと待ってっ……」グイッ
ちなつ「と、止めないでよあかりちゃん!」
あかり「だって、あかりたちの勘違いかもしれないよ!?デートじゃなくて、ほら、何か別の用事があったって可能性もっ……!」
ちなつ「別の……用事……」ピタッ
あかり「そ、そうそう、だから、ね?もう少し、様子を見てみよう?」
ちなつ「……例えばどんな用事の可能性があるって言うの?」
あかり「そ、それは……あの……、恵まれない子供達の為に募金活動をするつもりだとか……」
ちなつ「……あかりちゃん」
あかり「は、はい……」
あかり(流石に無理があったかなあ……)
ちなつ「……有り得る、有り得るよ、それ!」
あかり「え……」
ちなつ「優しいお姉ちゃんと結衣先輩なら、そういう可能性だってあるよね!流石あかりちゃん!ナイス発想!」
あかり「え、えへへ」
ちなつ「よし、あかりちゃん、そうと判れば、もう少し二人を追跡するよっ!」
あかり「う、うん……あれ」
ちなつ「どうしたの、あかりちゃん」
あかり「い、いや、なんでもないよぉ」
あかり(……今、駅の反対側に京子ちゃんの姿を見たような……気のせいかなぁ)
あかり「え……」
ちなつ「優しいお姉ちゃんと結衣先輩なら、そういう可能性だってあるよね!流石あかりちゃん!ナイス発想!」
あかり「え、えへへ」
ちなつ「よし、あかりちゃん、そうと判れば、もう少し二人を追跡するよっ!」
あかり「う、うん……あれ」
ちなつ「どうしたの、あかりちゃん」
あかり「い、いや、なんでもないよぉ」
あかり(……今、駅の反対側に京子ちゃんの姿を見たような……気のせいかなぁ)
ちなつ「……」
あかり「……」
ちなつ「あかりちゃん」
あかり「な、なあに、ちなつちゃん」
ちなつ「募金活動って、ラブホテル街でするものなのかな……」
あかり「さ、さあ……」
ちなつ「お姉ちゃんと結衣先輩、2人でラブホテルに入って行ったんだけど、あのなかで募金活動するのかなあ」
あかり「あ、あかりに聞かれても……」
ちなつ「……」
あかり「……」
あかり「……」
ちなつ「あかりちゃん」
あかり「な、なあに、ちなつちゃん」
ちなつ「募金活動って、ラブホテル街でするものなのかな……」
あかり「さ、さあ……」
ちなつ「お姉ちゃんと結衣先輩、2人でラブホテルに入って行ったんだけど、あのなかで募金活動するのかなあ」
あかり「あ、あかりに聞かれても……」
ちなつ「……」
あかり「……」
ちなつ「うがあああああああああああ!お姉ちゃんと結衣先輩、やっぱりガチなんじゃない!」
ちなつ「そんな、そんな馬鹿なぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ゴロンゴロン
あかり「ち、ちなつちゃん、道路で転がったら危ないよおっ」
ちなつ「う、うう、まさかお姉ちゃんに好きな人を奪われるなんて……」ウルッ
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「あかりちゃんっ……あかりちゃぁんっ」ギュッ
あかり「……よしよし」ナデナデ
ちなつ「う、ううっ、ひっく……」ギュ
ちなつ「そんな、そんな馬鹿なぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ゴロンゴロン
あかり「ち、ちなつちゃん、道路で転がったら危ないよおっ」
ちなつ「う、うう、まさかお姉ちゃんに好きな人を奪われるなんて……」ウルッ
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「あかりちゃんっ……あかりちゃぁんっ」ギュッ
あかり「……よしよし」ナデナデ
ちなつ「う、ううっ、ひっく……」ギュ
~数時間後~
~公園~
あかり「ちなつちゃん、大丈夫?」ナデナデ
ちなつ「……うん」ヒック
あかり「そっか……」ナデナデ
ちなつ「……あかりちゃん」
あかり「なあに」ナデナデ
ちなつ「ごめんね……慰めてくれて」
あかり「そんなの……当たり前だよ……」ナデナデ
ちなつ「……ありがとう」ギュ
あかり「……」ナデナデ
~公園~
あかり「ちなつちゃん、大丈夫?」ナデナデ
ちなつ「……うん」ヒック
あかり「そっか……」ナデナデ
ちなつ「……あかりちゃん」
あかり「なあに」ナデナデ
ちなつ「ごめんね……慰めてくれて」
あかり「そんなの……当たり前だよ……」ナデナデ
ちなつ「……ありがとう」ギュ
あかり「……」ナデナデ
あかり「もう、こんな時間だけど……ちなつちゃん、どうする?」
ちなつ「……今日は、家には帰りたくないな……あかりちゃん、もし良かったら……」
あかり「……ん、うちにお泊りしてくれて、いいよ」
ちなつ「……ありがとう、あかりちゃん」
ちなつ「わたし、あかりちゃんがお友達で、本当に良かったと思う」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「私ね、あかりちゃんにいっぱい助けて貰ってるし……」
ちなつ「何時か、恩返しできると、嬉しいな」
あかり「……」
あかり(あかりだって、ちなつちゃんから、いっぱい大切なもの、貰ってるよ……)
あかり「あかりと一緒に居てくれて、ありがとう……」
ちなつ「……今日は、家には帰りたくないな……あかりちゃん、もし良かったら……」
あかり「……ん、うちにお泊りしてくれて、いいよ」
ちなつ「……ありがとう、あかりちゃん」
ちなつ「わたし、あかりちゃんがお友達で、本当に良かったと思う」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「私ね、あかりちゃんにいっぱい助けて貰ってるし……」
ちなつ「何時か、恩返しできると、嬉しいな」
あかり「……」
あかり(あかりだって、ちなつちゃんから、いっぱい大切なもの、貰ってるよ……)
あかり「あかりと一緒に居てくれて、ありがとう……」
~翌朝~
あかり「ちなつちゃん、本当に大丈夫?」
ちなつ「うん……流石に一度は家に帰らないとお母さん達に怒られちゃうしね」
ちなつ「正直、お姉ちゃんと顔を合わせるのは気が重いけど……」
あかり「あの、あかりも一緒に行こうか……?」
ちなつ「もう、そこまでしてくれなくても大丈夫だって、もう泣いたりしないから、ね?」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「じゃ、昨日はありがとう、あかりちゃん」
ちなつ「ばいばい……」
あかり「ちなつちゃん、本当に大丈夫?」
ちなつ「うん……流石に一度は家に帰らないとお母さん達に怒られちゃうしね」
ちなつ「正直、お姉ちゃんと顔を合わせるのは気が重いけど……」
あかり「あの、あかりも一緒に行こうか……?」
ちなつ「もう、そこまでしてくれなくても大丈夫だって、もう泣いたりしないから、ね?」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「じゃ、昨日はありがとう、あかりちゃん」
ちなつ「ばいばい……」
~赤座家~
あかり(ちなつちゃん、どうしたんだろ……やっぱり、昨日の事が堪えてるのかな……)
あかり(電話にも出てくれないし……)
あかり(……結衣ちゃんや、京子ちゃんも、学校休んでたし……)
あかり(みんな、どうしちゃったんだろう……)
あかね「あかり」
あかり「あ、お姉ちゃん、おかえり……」
あかり(ちなつちゃん、どうしたんだろ……やっぱり、昨日の事が堪えてるのかな……)
あかり(電話にも出てくれないし……)
あかり(……結衣ちゃんや、京子ちゃんも、学校休んでたし……)
あかり(みんな、どうしちゃったんだろう……)
あかね「あかり」
あかり「あ、お姉ちゃん、おかえり……」
あかね「どうしたの、何だか疲れた顔をしているけど……」
あかり「えへへ、何でも無いよ、お姉ちゃんこそ、何か顔色蒼いよ?」
あかね「え、ええ……ちょっと、お友達が心配で……」
あかり「おともだち?」
あかね「……そうね、あかりも無関係とは言えないし……説明しとかないと……」
あかり「え?」
あかね「……あのね、あかりのお友達のちなつちゃんのお姉さんがね……」
あかり「えへへ、何でも無いよ、お姉ちゃんこそ、何か顔色蒼いよ?」
あかね「え、ええ……ちょっと、お友達が心配で……」
あかり「おともだち?」
あかね「……そうね、あかりも無関係とは言えないし……説明しとかないと……」
あかり「え?」
あかね「……あのね、あかりのお友達のちなつちゃんのお姉さんがね……」
あかり「……え?」
あかね「昨日から携帯に電話しても連絡がつかないし……」
あかね「お家に行っても、鍵かかかってて反応がないし……」
あかね「だから、お姉ちゃん、ちょっと心配で……」
あかね「あかりは、ちなつちゃんから何か聞いてない?」
あかり「……」
あかね「あかり?」
あかり「あ……うん、あかりは何も、聞いてないよ……」
あかね「そう……」
あかね「昨日から携帯に電話しても連絡がつかないし……」
あかね「お家に行っても、鍵かかかってて反応がないし……」
あかね「だから、お姉ちゃん、ちょっと心配で……」
あかね「あかりは、ちなつちゃんから何か聞いてない?」
あかり「……」
あかね「あかり?」
あかり「あ……うん、あかりは何も、聞いてないよ……」
あかね「そう……」
あかり(ちなつちゃんのお姉さんが、行方不明……?)
あかり(どうしたんだろう、ちなつちゃんの家で何かあったのかな……)
あかり(い、いや、それ以前に……)
あかり(ちなつちゃんのお姉さんは、結衣ちゃんと会った後、ちゃんと帰宅したのかな)
あかり(そもそも、どうしてあの二人はラブホテルなんかに……)
あかり(駅で見かけて京子ちゃんは、結衣ちゃん達のことを知ってたのかな)
あかり(……)
あかり(あ、もしかして……)
あかり(どうしたんだろう、ちなつちゃんの家で何かあったのかな……)
あかり(い、いや、それ以前に……)
あかり(ちなつちゃんのお姉さんは、結衣ちゃんと会った後、ちゃんと帰宅したのかな)
あかり(そもそも、どうしてあの二人はラブホテルなんかに……)
あかり(駅で見かけて京子ちゃんは、結衣ちゃん達のことを知ってたのかな)
あかり(……)
あかり(あ、もしかして……)
~翌日~
~娯楽部~
あかり「ちなつちゃん……来てくれたんだ」
ちなつ「……家の郵便受けに、こんな手紙、入ってたしね」
『吉川ともこさんの事でお話があります、放課後、娯楽部まで来てください あかり』
あかり「……やっぱり、ちなつちゃんはずっと家に居たんだね」
ちなつ「……うん、お姉ちゃんが帰ってくるかもしれないから、ずっと家に居たよ」
~娯楽部~
あかり「ちなつちゃん……来てくれたんだ」
ちなつ「……家の郵便受けに、こんな手紙、入ってたしね」
『吉川ともこさんの事でお話があります、放課後、娯楽部まで来てください あかり』
あかり「……やっぱり、ちなつちゃんはずっと家に居たんだね」
ちなつ「……うん、お姉ちゃんが帰ってくるかもしれないから、ずっと家に居たよ」
ちなつ「お姉ちゃん、きっと、結衣先輩と二人で過ごすのが楽しすぎて、帰るのが遅くなってるんだと思うの」
ちなつ「お母さん達は、お姉ちゃんが行方不明になったとか騒いで、警察とか親戚の家とかを走り回ってるけど」
ちなつ「そんなに心配する必要ないのにね」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「多分、今日くらいにはひょっこり帰ってくると思う、そしたら、そうしたらね」
ちなつ「私、お姉ちゃんと、ちゃんと喧嘩するよ、だって、お姉ちゃん私が好きな人盗ったんだもん、喧嘩くらいするよ」
あかり「あのね……」
ちなつ「もしかしたら、もう二度と口きかないかも、そんなのは嫌だけど、けど、お姉ちゃんはそれくらいひどいことしたんだから」
ちなつ「お母さん達は、お姉ちゃんが行方不明になったとか騒いで、警察とか親戚の家とかを走り回ってるけど」
ちなつ「そんなに心配する必要ないのにね」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「多分、今日くらいにはひょっこり帰ってくると思う、そしたら、そうしたらね」
ちなつ「私、お姉ちゃんと、ちゃんと喧嘩するよ、だって、お姉ちゃん私が好きな人盗ったんだもん、喧嘩くらいするよ」
あかり「あのね……」
ちなつ「もしかしたら、もう二度と口きかないかも、そんなのは嫌だけど、けど、お姉ちゃんはそれくらいひどいことしたんだから」
あかり「ちなつちゃんのお姉さんは、家出しちゃったんだと思うの……」
ちなつ「いえ……で?」
あかり「う、うん……多分、昨日、私達がストーキングしてたのに気付かれてたんじゃないかなって」
ちなつ「……そんなヘマはしてないけど」
あかり「えへへ、あかりが見られちゃったかも……」
ちなつ「……もし、そうだとして、どうして家出なんか……」
あかり「ちなつちゃんを傷付けないようにするため、とか……?」
ちなつ「私を……?」
あかり「うん……」
ちなつ「いえ……で?」
あかり「う、うん……多分、昨日、私達がストーキングしてたのに気付かれてたんじゃないかなって」
ちなつ「……そんなヘマはしてないけど」
あかり「えへへ、あかりが見られちゃったかも……」
ちなつ「……もし、そうだとして、どうして家出なんか……」
あかり「ちなつちゃんを傷付けないようにするため、とか……?」
ちなつ「私を……?」
あかり「うん……」
あかり「だって、ちなつちゃんが好きな子を、奪う形になっちゃったんだし……」
あかり「その事で喧嘩になったら、ちなつちゃん、傷ついちゃうでしょ?」
あかり「だから、そうならない為に……」
ちなつ「姿を消した、と?」
あかり「……うん」
ちなつ「……なにそれ」
あかり「……」
ちなつ「ひ、酷い、お姉ちゃん、酷いよ……喧嘩すら、喧嘩すらさせてくれないの?」
ちなつ「そんなの、そんなのって、あんまりだよ……せめて、せめて、正面から文句くらい、聞いてよ……」ウルッ
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「ずるい、お姉ちゃん、ずるいよぉ……」グスッ
あかり「その事で喧嘩になったら、ちなつちゃん、傷ついちゃうでしょ?」
あかり「だから、そうならない為に……」
ちなつ「姿を消した、と?」
あかり「……うん」
ちなつ「……なにそれ」
あかり「……」
ちなつ「ひ、酷い、お姉ちゃん、酷いよ……喧嘩すら、喧嘩すらさせてくれないの?」
ちなつ「そんなの、そんなのって、あんまりだよ……せめて、せめて、正面から文句くらい、聞いてよ……」ウルッ
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「ずるい、お姉ちゃん、ずるいよぉ……」グスッ
あかり「ちなつちゃん……」ギュ
ちなつ「あかり、ちゃん……」ヒック
あかり「……もう、結衣ちゃんのことを好きでいるの、止めよ?」
ちなつ「……え?」グスッ
あかり「ちなつちゃんが結衣ちゃんのことを好きでいる限り、きっとともこさんは戻ってこないと思う」
あかり「だから、だから、ね?もう、結衣ちゃんの事は、諦めよう?」
ちなつ「あかりちゃん、何を……」ヒック
あかり「あ、あかりじゃ……あかりじゃ、駄目、かな?」
ちなつ「え?」
ちなつ「あかり、ちゃん……」ヒック
あかり「……もう、結衣ちゃんのことを好きでいるの、止めよ?」
ちなつ「……え?」グスッ
あかり「ちなつちゃんが結衣ちゃんのことを好きでいる限り、きっとともこさんは戻ってこないと思う」
あかり「だから、だから、ね?もう、結衣ちゃんの事は、諦めよう?」
ちなつ「あかりちゃん、何を……」ヒック
あかり「あ、あかりじゃ……あかりじゃ、駄目、かな?」
ちなつ「え?」
あかり「あかりじゃ、結衣ちゃんの代わりに、なれないかな?」
ちなつ「あかり……ちゃん?」
あかり「あかりなら、他の子に盗られる心配はないよ?だって、だって……」
あかり「あかりは、ちなつちゃんの事だけが好きだから、ちなつちゃん意外、見ないから……」
ちなつ「……!」
あかり「だから、ね?ちなつちゃんも、あかりの事を……」
ちなつ「……あかりちゃん」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「あかり……ちゃん?」
あかり「あかりなら、他の子に盗られる心配はないよ?だって、だって……」
あかり「あかりは、ちなつちゃんの事だけが好きだから、ちなつちゃん意外、見ないから……」
ちなつ「……!」
あかり「だから、ね?ちなつちゃんも、あかりの事を……」
ちなつ「……あかりちゃん」
あかり「ちなつちゃん……」
ちなつ「ありがとう……私の事を、慰めてくれようとしてくれてるんだよね……」
あかり「え、違うよ、ちなつちゃん、私は本気で……」
ちなつ「……あかりちゃん」
あかり「は、はい……」
ちなつ「私ね、あかりちゃんの事……大好き」
あかり「ち、ちなつちゃんっ……!」パァッ
あかり「え、違うよ、ちなつちゃん、私は本気で……」
ちなつ「……あかりちゃん」
あかり「は、はい……」
ちなつ「私ね、あかりちゃんの事……大好き」
あかり「ち、ちなつちゃんっ……!」パァッ
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あかり「あ……」
ちなつ「だからね、これからも、あかりちゃんには私の友達でいてほしいの……」
あかり「……」
ちなつ「……ごめんね、あかりちゃん」
あかり「……」
ちなつ「だからね、これからも、あかりちゃんには私の友達でいてほしいの……」
あかり「……」
ちなつ「……ごめんね、あかりちゃん」
あかり「……」
ちなつ「……私は、結衣先輩の事は、諦めないよ」
ちなつ「お姉ちゃんが私と喧嘩すらしてくれないって言うなら、それでも構わない」
ちなつ「お姉ちゃんが戻ってくる前に、結衣先輩を取り返す算段を……」
あかり「……戻ってこないよ」
ちなつ「え……?」
あかり「ともこさんは、多分……いや、絶対戻ってこないよ」
ちなつ「あかり、ちゃん……?」
ちなつ「お姉ちゃんが私と喧嘩すらしてくれないって言うなら、それでも構わない」
ちなつ「お姉ちゃんが戻ってくる前に、結衣先輩を取り返す算段を……」
あかり「……戻ってこないよ」
ちなつ「え……?」
あかり「ともこさんは、多分……いや、絶対戻ってこないよ」
ちなつ「あかり、ちゃん……?」
>>39
あかねさん大敗北じゃないですか
あかねさん大敗北じゃないですか
あかり「やっぱり……欲しい物を手に入れるにはこうするしかないんだよね……」
ちなつ「あかりちゃん、どうしたの……?」
あかり「……ちなつちゃん」
ちなつ「あ、あかりちゃん、怒ってるの?けど、私は……私は、結衣先輩を諦めることなんて……」
あかり「もういいの、ちなつちゃん」
ちなつ「あかり、ちゃん」
あかり「もういいの、判ったから、全部、判ったから……」
ちなつ「手に、何を持ってるの……?」
ちなつ「あかりちゃん、どうしたの……?」
あかり「……ちなつちゃん」
ちなつ「あ、あかりちゃん、怒ってるの?けど、私は……私は、結衣先輩を諦めることなんて……」
あかり「もういいの、ちなつちゃん」
ちなつ「あかり、ちゃん」
あかり「もういいの、判ったから、全部、判ったから……」
ちなつ「手に、何を持ってるの……?」
あかり「はぁ……はぁ……」
ちなつ「……」
あかり「やったあ、取れた、取れたよちなつちゃん……」ハァハァ
あかり「思ったより、固かったなあ……」
あかり「けど、けど、これで、ずっと、一緒に居られるよね……」
あかり「ずっと、あかりだけを見てくれるよね……」
あかり「ね、ちなつちゃん……」
あかり「だいすき……」
チュッ
ちなつ「……」
あかり「やったあ、取れた、取れたよちなつちゃん……」ハァハァ
あかり「思ったより、固かったなあ……」
あかり「けど、けど、これで、ずっと、一緒に居られるよね……」
あかり「ずっと、あかりだけを見てくれるよね……」
あかり「ね、ちなつちゃん……」
あかり「だいすき……」
チュッ
あかり「けど、どうしよう、畳とか、真っ赤になっちゃった……」
あかり「拭いたら、取れるかなあ……」
あかり「……京子ちゃん達が見たら、驚くだろうなあ……」
あかり「どうしよう……」
あかり「……」
あかり「まあ、いいか……今日はもう、疲れちゃったし……」
あかり「お家に帰ろう……」
あかり「はい、ちなつちゃんは、あかりの鞄に入れてあげるね?」
あかり「ちなつちゃんの髪も、真っ赤になっちゃったから、お家のシャワーで洗い流してあげる……」
あかり「えへへ、お礼とかいらないよお、ちなつちゃん……」
あかり「だって、もうあかりは、ちなつちゃんの恋人なんだし……」
あかり「拭いたら、取れるかなあ……」
あかり「……京子ちゃん達が見たら、驚くだろうなあ……」
あかり「どうしよう……」
あかり「……」
あかり「まあ、いいか……今日はもう、疲れちゃったし……」
あかり「お家に帰ろう……」
あかり「はい、ちなつちゃんは、あかりの鞄に入れてあげるね?」
あかり「ちなつちゃんの髪も、真っ赤になっちゃったから、お家のシャワーで洗い流してあげる……」
あかり「えへへ、お礼とかいらないよお、ちなつちゃん……」
あかり「だって、もうあかりは、ちなつちゃんの恋人なんだし……」
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