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元スレまゆり「ああー! オカリンの頭にメタルうーぱが!」

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51 = 7 :

まゆり「じゃあね、オカリン。何かあったら電話してねー」

ルカ子「さようなら、岡部さん」

岡部「二人とも、気を付けるんだぞ」


岡部(……行ったか。二人から聞いたところ、俺は大学生らしい)

岡部(まゆりは俺の幼馴染であり、ルカ子とは同級生のようだ)

岡部(二人は仲が良く、ルカ子は最近まゆりに勧められ、コスプレを少しずつするようになってきたとか)

岡部(……と言われても、さっぱり思い出せないのが現状か)

岡部(そういえば、さっき頭が痛くなったな……もしかしたら、あれは思い出すきっかけなのかもしれない)

岡部(……少しずつではあるが、元に戻る可能性は十分にある)


岡部(そのためには……もっと会話をすべきだな)

52 = 7 :

翌日

岡部(今日は平日。まゆりもルカ子も学校が終わらないと来れない、と連絡があった)

岡部(……無理をしてまで来なくてもいいのだが、今は甘えておこう)

コンコン

岡部「ん? どうぞ」

萌郁「岡部くん、大丈夫?」

岡部「……誰ですか?」

萌郁「私のこと……覚えていない?」

岡部「……ごめんなさい、そうみたいです」

萌郁「桐生、萌郁。メールは見てくれた?」

岡部「メールって、朝に届いたこれですか?」


『今日はアルバイトが無いからお見舞いに行くね。でも、岡部くん、私のことも忘れてるんだよね……(; ;)』

53 :

なかなか興味深い

54 :

なかなか面白いな

55 = 7 :

岡部「つまり、あなたが閃光の指圧師さんですか?」

萌郁「……多分、そうだと思う」

岡部「多分? 指圧師の方なんですよね?」

萌郁「違う、私はブラウン管工房で働いている」

岡部「……指圧師では、無い?」

萌郁「うん」

岡部「それなのに指圧師……どういうことなんですかね」

萌郁「分からない。……でも、岡部くんは私のことを指圧師と呼んでいた」

岡部「じゃあ、指圧師って呼べばいいでしょうか?」

萌郁「その方が違和感が無ければ、そうした方がいいと思う」

岡部「分かりました。よろしく、指圧師さん」

萌郁「……よろしく」

56 = 7 :

岡部「…………」

萌郁「…………」

岡部「…………」

萌郁「…………」

岡部(……会話が、できない。向こうから話しかけてくれれば助かるが……仕方ない)


岡部「……あの」

萌郁「どうしたの、岡部くん」

岡部「何か話そうと思うんですけど、記憶が無いからあなたと話す話題が無くて……」

萌郁「……私も、岡部くんのことはよく知らない」

岡部「よく知らない……?」

萌郁「レトロPCを探すのに、少しだけ協力してもらっただけだから」

57 :

この萌いくさんはコミュ障治ってるな

58 = 7 :

岡部「レトロPC、ですか」

萌郁「そう、IBN5100」

岡部「IBN、ごせんひゃ――ッ!?」

萌郁「岡部くん……? 大丈夫?」

岡部(あ、頭が……まただ、またこの感じ……何かを思い出しそうだ)

萌郁「誰か呼んだ方が……」

岡部「い、いえ、大丈夫です。もう落ち着きましたから……」

萌郁「……本当に大丈夫?」

岡部「ええ、心配させてしまってすみません」

59 :

厨ニ病じゃないオカリンってただのハイスペックなイケメンだよな
寧ろ記憶戻らない方がモテるんじゃないだろうか

60 :

ダルでも美人の彼女がいるというのにお前らときたら・・・

61 = 7 :

岡部「じゃあ、あなたと俺はそこまで深い知り合いでは無いと」

萌郁「うん」

岡部「でも、その程度の関係なのにわざわざお見舞いに来たのはどうしてですか?」

萌郁「ピンバッチ、もらったから」

岡部「ピンバッチ?」

萌郁「これ、岡部くんが私にくれた」

岡部「……アルファベットが八文字、それに2010」

萌郁「何かあった時は、いつでも頼ってくれって言った」

岡部「そんなことを俺が……」

萌郁「今回は、岡部くんに何かあったから、私の方から動いてみることにした」

岡部「……ありがとうございます、助かりました。……一人だと、やっぱり少し寂しいので」

萌郁「……一人だと寂しい。それなら、来てよかった」

62 = 44 :

ダルは太ってるだけで高性能だからな

63 = 7 :

岡部「…………」

萌郁「…………」

岡部「…………」

萌郁「…………」

岡部(また会話が止まってしまった……しかし、話題が無い)


萌郁「岡部くん、ごめんね」

岡部「えっ?」

萌郁「私、話すのが苦手だから……」

岡部「い、いえ、居てもらうだけでもありがたいです」

萌郁「……本当に?」

岡部「ええ、こうしていれば何か思い出すかもしれないですから」

萌郁「……ありがとう、そう言ってもらえると嬉しい」

64 = 7 :

岡部「でも、メールだと印象が違いますね」

萌郁「……メールなら、直接話さなくてもいいから」

岡部「な、なるほど……じゃあ、メールで会話してみますか?」

萌郁「いいの? ここ、病室だけど」

岡部「許可は貰ってます。電話とかで記憶が戻るかもしれないって言われたので」

萌郁「それなら、メールで」カチカチ カチカチ

岡部(速っ!?)

萌郁「送らなくても、見せれば良い?」

岡部「は、はい」

萌郁「じゃあ、読んで」

岡部「えっと……」

65 :

見ているぞ

66 = 7 :

『岡部くんって大変だね……最近まで入院してたのにまた入院。
 今度は記憶喪失なんて……岡部くん、可哀想。少しでも私と話して思い出してくれないかな』

岡部「ほ、本当に……全然違いますね」

萌郁「…………」カチカチ カチカチ

『これなら何でも会話できるよ。何の話しようか? あっ、でもエッチな質問とかは駄目だからねw』

岡部「……何となくですけど、あなたが指圧師っていう理由が分かりました」

『えー、なになにー? 教えて教えてー』

岡部「そのメールを打つ速さ、指の動きが指圧師って理由なんだと思います」

『なるほどー。岡部くんって面白いね☆』

岡部「面白いのはそっちだと思いますけど」

『それって褒めてるように聞こえないよ? 馬鹿にされてたら悲しい><』


岡部(真顔でメール打ってるのに内容は……俺はこんな人とも知り合いだったんだな)

67 :

なかなか良いね

68 = 7 :

萌郁「……私、そろそろ帰らないと」

岡部「そ、そうですか。今日はありがとうございました」

萌郁「岡部くん、さようなら」

岡部「ええ、気を付けて」


岡部(結局、筆談のようなやりとりをしばらくして、あの人は帰って行った)

岡部(……そこまでの知り合いでは無い、というのが分かったくらいか)

岡部(そして、指圧師という呼び方の理由……記憶には関係あるのだろうか?)

岡部(まあ、無駄なことなんてきっと無いはず……ん?)

岡部「またメールか……」


萌郁『岡部くん、今日は楽しかったね。また二人でお話しできたらいいなー。
    きっと、岡部くんの記憶も戻ると思う。だから無理せず頑張ってねb』


岡部(楽しかったのか……表情が読めない人だ)

69 = 7 :

ダル「あれ? オカリン一人とは予想外ですた」

岡部「あなたは……ダルさんでしたっけ?」

ダル「うへっ……寒気がする。僕のことはダルって感じで、それと話し方も乱暴な感じでよろ」

岡部「わ、分かった。ダル、見舞いに来てくれたのか?」

ダル「おっ、オカリンっぽい。まあ、見舞いというか、ナースさんを見に来たというか……ぐへへ」

岡部「……ダル、自重しろ」

ダル「へいへい。……ん? オカリン、自重とかそういう言葉は覚えてるん?」

岡部「自然に出て来たのだが、おかしかったか?」

ダル「いや、その辺の知識? 記憶? みたいなのはあるんだ、って思っただけだお」

岡部「自分のことなのに分からないとは……不思議なものだな」

ダル「ぬるぽ」

岡部「ガッ」

ダル「……なるほど」

70 :

ルカ子とセックス!
アナルセックス!セックス!

71 = 7 :

ダル「で、オカリン何か思い出したん? あれから進展があったのかkwsk」

岡部「進展というものはあまりないな……ただ、会話の途中で頭が痛くなったことはある」

ダル「頭が痛い……もしかして、何か思い出せるんじゃね?」

岡部「その可能性はある」

ダル「どんな時に頭が痛くなったのか覚えてる?」

岡部「一度目は……ルカ子が、俺を潤んだ瞳で見つめて来た時だ」

ダル「のろけ? いや、でもるか氏だと……いやなんでもない」

岡部「次は、IBN5100の話をしていた時だ」

ダル「IBN5100? 都市伝説の話されても……」

岡部「共通点はさっぱりだ……現状はこんなところだな」

72 = 7 :

ダル「つまり、まだまだ終わらないよ! ってことでおk?」

岡部「ああ……残念だが、そういうことになるな」

ダル「まっ、そこまで焦る必要も無いと思われ。勉強とかには影響しなさそうだし」

岡部「そういえば、もうすぐ大学が始まるのか……」

ダル「夏休みの半分くらいを病院で過ごすとか、不幸ってレベルじゃねーぞ」

岡部「……この腹の傷、か。いったい、何があったのか……」

ダル「知らないうちに傷を受けていたとか、厨二っぽくていいんじゃね?」

岡部「ダル……どうして俺を厨二にしたがる」

ダル「記憶を失う前のオカリンの半分は厨二で出来ています」

岡部「……俺は厨二病だったのか。なんかショックだ」

73 :

オカリンがまともだ

74 = 7 :

ダル「だって、自称がアレだったし」

岡部「アレ? アレとは何のことだ?」

ダル「ほら、狂気のマッドサイエンティスト(笑)っていつも言ってんじゃん」

岡部「狂気のマッドサイエン――ッ!? ま、まただ……」

ダル「お、オカリン?」

岡部「これだ……この痛み、何かを思い出そうとすると……痛む」

ダル「そ、そんなこと考えてる場合じゃないお! ……オカリン、大丈夫?」

岡部「ああ、大丈夫だ……心配させて悪かったな」

ダル「べ、別にオカリンのことなんて心配してないんだからねっ」

岡部「……気持ち悪いからやめてくれ」

77 = 7 :

ダル「さて、と。僕はそろそろ帰るけど、引き止めるなら今のうちなんだぜ?」

岡部「言ってろ。さっさと帰れ、暗くなる前にな」

ダル「ウホッ、さり気なく僕の心配するとかオカリンマジ紳士」

岡部「……せっかく来てくれたのだ、心配くらいはする」

ダル「おっ、デレ期キター?」

岡部「う、うるさい! いいから帰れと言っているだろうが!」

ダル「へいへい。じゃ、またなオカリン」

岡部「ああ、……またな」


岡部(また、か。……俺にも頼れる友人は居たようだな)

岡部(……狂気のマッドサイエンティスト。それを自称する痛い男、それが俺)

岡部(確かに痛々しい、だが……不思議と悪い気はしないな)

岡部(少しずつだが確実に記憶は蘇ろうとしている。……それは間違いないはずだ)

78 = 7 :

次の日

岡部(……誰も来ないと暇だな)

岡部(そういえば、ルカ子と指圧師の正体は分かった。あと残っているのは……)

岡部(フェイリス、それに助手……いったい、この二人は何者なのか)


「凶真ー!」

岡部「……っ!? だ、誰だ!?」

「凶真……やっと巡り合えたのニャ……長き歳月を越え、ついにこの時が来たニャ!」

岡部「何がなんだかさっぱり分からない……えっと、あなたは誰ですか?」

フェイリス「ニャニャ……凶真、本当にフェイリスのことを忘れたのかニャ?」

岡部「ああ……あなたがフェイリス、納得しました」

80 = 7 :

フェイリス「凶真……本当に記憶喪失にニャっているとは」

岡部「え、ええ、冗談だったら俺も嬉しいんですけど」

フェイリス「でも仕方が無いのニャ……これは凶真への試練、凶真の運命ニャ!」

岡部「はあ……」

フェイリス「ううー……凶真、ノリが悪いニャ。いつもみたいに乗ってくれニャいと」

岡部「そ、そう言われましても……」

フェイリス「これだと、いつも通りに接しようとしてるフェイリスが馬鹿みたいニャ……」

岡部「俺も、いつもそんな感じだったんですか?」

フェイリス「そうニャ! 鳳凰院凶真としてこの世を混沌に導く……って、言っても無駄ニャのかニャ……」

岡部(そういえば、まゆりの話で聞いたような……。鳳凰院凶――ッ!? こ、これもか……)

フェイリス「きょ、凶真!?」

岡部「はぁ、はぁ……大丈夫だ……気にしないでくれ」

81 = 53 :

フェイリスは何気に一番スペック高い気がする
後半マジ空気だけど

82 = 7 :

フェイリス「凶真……」

岡部「……せっかくお見舞いに来ていただいたのに、申し訳ないです」

フェイリス「気にしニャいで欲しいのニャ。フェイリスは……凶真を現世に連れ戻すためにやってきた使者なのニャ!」

岡部「な、なるほど……それは、心強いですね」

フェイリス「うニャー……そんニャ年上の余裕とか出さニャいで欲しいのニャ……」

岡部「す、すみません。えっと……じゃあ、この凶真を現世に、えーと……降臨させていただければと思います」

フェイリス「凶真……がってんニャ! フェイリスにお任せニャンニャン♪」

岡部(……本当に任せて大丈夫なのだろうか)

フェイリス「……凶真、疑ってるんじゃニャいかニャ?」

岡部「えっ? そんなことは……」

フェイリス「凶真、覚えておくニャ。フェイリスには……嘘をついても無駄ニャ」

岡部「わ、分かりました……覚えておきます」

85 = 7 :

しばらくして

フェイリス「――あっ、そろそろメイクイーン+ニャン2に行かニャいと」

岡部(……た、助かった。意味の分からん厨二トーク……さっぱりついていけなかった)

フェイリス「凶真、今日はこの辺にしといてあげるニャ♪」

岡部「きょ、今日は? ってことは……」

フェイリス「まだフェイリスと凶真の共鳴は終わっていニャいのニャ!」

岡部「……もう十分話したと思うんですけど」

フェイリス「だーめなーのニャー。こうやって会話をすることで、少しでも鳳凰院凶真に近づけるのニャ!」

岡部「そう、ですか……はあ」

フェイリス「……凶真」

岡部「これ以上話すことは……って、ネコ耳を外して何をする気で」

「凶真……ううん、岡部さん」

岡部(……雰囲気が、変わった?)

87 = 7 :

岡部「ど、どうしたんですか急に呼び方を変えて?」

留未穂「今日は岡部さんを疲れさせちゃったから……最後に謝りたくて」

岡部「そ、そうですか。いや、わざわざ俺なんかのために来ていただいてありがとうございます」

留未穂「……もし、記憶が戻ったら、今こうして話していることは忘れちゃうのかな」

岡部「それは……俺には分かりません」

留未穂「もし忘れられたら、ちょっと助かるかな。……今の私を覚えていられると、少し恥ずかしいから」

岡部「それなら、今もあのままで放し続ければ良かったんじゃ」

留未穂「ううん、こうやって話せば、岡部さんのことを本当に心配してるって伝わるかなって思ったの」

岡部「……大丈夫です、そんなことしなくても俺を元気づけようってのは伝わりましたから」

留未穂「良かった。でも、それだけじゃないの。……何故かはわからないけど、
      岡部さんの前だとこうやって、何も気にせず留未穂になれるから」

88 :

フェイリス!にゃんにゃん!フェイリス!にゃんにゃん!

89 = 7 :

岡部(この子は……どっちが本物なんだ? ただ、この姿……どこかで見覚えが)

フェイリス「……よいしょっと」

岡部「ネコ耳……それつけたら変わるんですか?」

フェイリス「そういうことニャ。凶真、焦らず無理せず、ゆっくり思い出していってね♪」

岡部「……あまり、ゆっくりとはいきたくないですけどね」

フェイリス「じゃあ、フェイリスは行くニャ。凶真、また会おうニャンニャーン」


岡部(……不思議な子だった。ただ、俺を心配しているというのは伝わってきた)

岡部(ただ、意味の分からん厨二トークは……キツイものがある)

岡部(……今度は俺にもついていけるレベルにしてくれって頼もう)

90 = 7 :

次の日

岡部(両親が来てくれるから病院生活に困っている訳では無い……)

岡部(まゆりやルカ子が世話に来てくれるのも助かる。……ただ)

岡部(このまま記憶が戻らなかったら……そう考えると、不安なのは間違いない)

岡部(……いくつかのキーワード、それを口にしてももう頭痛は起きない)

岡部(新しい情報、忘れている情報が必要だ……そのためには、誰か)


紅莉栖「ハロー、岡部。少しは記憶が戻ったかしら?」

岡部「あなたは……牧瀬さん、でしたっけ」

紅莉栖「うっ……寒気がする。そんな呼び方されたこと無いわ」

岡部「では、何と呼べばいいんですか?」

紅莉栖「前みたいにクリスティ――はっ」


紅莉栖(ここで教えなければ、助手とかクリスティーナなんて呼び方はされない……?)

92 = 7 :

岡部「あの、どうかしましたか?」

紅莉栖「えっ? えっと、私の呼び方よね……その私のことは、く、紅莉栖って呼んで」

岡部「紅莉栖? 呼び捨てでいいんですか?」

紅莉栖「え、ええ。それと、そんな丁寧な言葉遣いじゃなくて、もっと乱暴な感じで」

岡部「では……紅莉栖、これでいいのか?」


紅莉栖(お、おおっ!? な、なんかいい……これは、正直たまらん)

紅莉栖(って、どうして会って間もない男のことでこんな風になるのよ私……)

紅莉栖(そ、それは命の恩人とか、そういうのはあるけど……)

紅莉栖(く、紅莉栖、だって……うひゃー、恥ずかしい……)

紅莉栖(…………何考えてるんだろ、私)


岡部(紅莉栖って呼び方、どうもしっくりこないな……)

95 = 70 :

紅莉栖とセックス!
海馬セックス!セックス!

96 = 7 :

岡部「紅莉栖、一つ聞いてもいいか?」

紅莉栖「へっ? な、何かしら?」

岡部「助手、という名前に心当たりは無いか? その人とだけ、まだ会えていないのだ」

紅莉栖「……ああ、それ、私のことみたいよ」

岡部「助手? 紅莉栖が?」

紅莉栖「そう。秋葉原で再会したときはクリスティーナ、
      ラボに案内されたら今度は助手……こっちは何も知らないけどね」

岡部「クリスティ――ッ! こ、これもか……」

紅莉栖「お、岡部!? まさか……記憶が蘇ろうとしてるの?」

岡部「はぁ……くっ……いや、まだだ。まだ思い出すまではいかない……」

紅莉栖「そ、そうなのか。……とりあえず、息を整えて落ち着きなさい」

97 = 7 :

紅莉栖「どう、落ち着いた?」

岡部「ああ……すまないクリスティーナ」

紅莉栖「……なんで呼び方を変えたのかしら?」

岡部「こっちの方がしっくりくる、気がする」

紅莉栖「変なとこだけ戻りやがって……」

岡部「クリスティーナ、先程言っていたことについて聞きたいのだが」

紅莉栖「ティーナじゃねえっつーの。……そういえば、これも自然と出て来たのよね」

岡部「ん? 何のことだ?」

紅莉栖「気にしないで、こっちの問題だから」

99 = 70 :

まゆりとセックス・・・
筋肉セックス・・・セックス・・・

100 = 7 :

紅莉栖「あんたは私を助けてくれた、それは覚えてる?」

岡部「……いや、覚えていない」

紅莉栖「そう……まあ、それに関しては私も詳しく聞きたいけど」

岡部「……もし記憶が戻ったら、その時の俺に聞いてくれ」

紅莉栖「そうするわ。で、その後私はあんたにお礼を言うために秋葉原に来た」

岡部「そこで再会した、ということか」

紅莉栖「ええ、岡部ったら急に泣き出して驚いちゃったわよ」

岡部「……身に覚えはないが、少し恥ずかしいな」

紅莉栖「そしてラボに案内され、まゆりや橋田、ラボメンのみんなと知り合ったって訳」

岡部「会ってすぐにしては、ずいぶんとフレンドリーだな」

紅莉栖「私もそう思う。でもすぐに打ち解けたし、それが心地よかったのよ、不思議とね」

岡部「……そして俺が記憶喪失になった」

紅莉栖「そういうこと、流れはこんな感じ。OK?」


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