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元スレまゆり「ああー! オカリンの頭にメタルうーぱが!」
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紅莉栖「ハロー、……ん? みんなどうしたの?」
まゆり「く、クリスちゃん……オカリンが、オカリンが……」
紅莉栖「岡部?」
ダル「オカリン、オカリン。あー、ダメだ……まゆ氏、どうやらマジみたい」
紅莉栖「何があったのか知らないけど……岡部、説明してくれる?」
岡部「えっ? ……俺が、ですか?」
紅莉栖「あれ……? なんか違和感が……」
岡部「すみません……俺、どうやら……記憶喪失みたいで」
紅莉栖「はあ!? 記憶喪失!?」
まゆり「く、クリスちゃん……オカリンが、オカリンが……」
紅莉栖「岡部?」
ダル「オカリン、オカリン。あー、ダメだ……まゆ氏、どうやらマジみたい」
紅莉栖「何があったのか知らないけど……岡部、説明してくれる?」
岡部「えっ? ……俺が、ですか?」
紅莉栖「あれ……? なんか違和感が……」
岡部「すみません……俺、どうやら……記憶喪失みたいで」
紅莉栖「はあ!? 記憶喪失!?」
紅莉栖「えっ? 冗談でしょ……?」
ダル「冗談だったらいいんだけど……これ、マジなんだぜ」
紅莉栖「ほ、本当に記憶喪失なの……?」
岡部「ええ……どうやら、そうみたいですね」
まゆり「クリスちゃん……クリスちゃんなら治せるよね? オカリンを治してあげてほしいのです……」
紅莉栖「……治してあげたいのは山々だけど、私は医者じゃないから」
ダル「ですよねー……とりあえず、病院に連れて行くってことで」
紅莉栖「……今はそうするのが一番だと思う」
まゆり「ううー……オカリン、まゆしぃのこと忘れちゃったの?」
岡部「……ごめんなさい、何も思い出せないんです」
紅莉栖「早い段階で治療すべきよ。……ともかく、病院へ連れて行かないと」
ダル「冗談だったらいいんだけど……これ、マジなんだぜ」
紅莉栖「ほ、本当に記憶喪失なの……?」
岡部「ええ……どうやら、そうみたいですね」
まゆり「クリスちゃん……クリスちゃんなら治せるよね? オカリンを治してあげてほしいのです……」
紅莉栖「……治してあげたいのは山々だけど、私は医者じゃないから」
ダル「ですよねー……とりあえず、病院に連れて行くってことで」
紅莉栖「……今はそうするのが一番だと思う」
まゆり「ううー……オカリン、まゆしぃのこと忘れちゃったの?」
岡部「……ごめんなさい、何も思い出せないんです」
紅莉栖「早い段階で治療すべきよ。……ともかく、病院へ連れて行かないと」
病室
ダル「あっ、オカリン戻ってきた」
まゆり「オカリン……お医者さんに診てもらったんだよね? 治る……よね?」
岡部「……ごめんなさい、今は様子見だそうです」
まゆり「そ、そんなぁ……」
ダル「記憶喪失って……アニメの中だけかと思ってたけど、まさかオカリンが」
まゆり「クリスちゃん……オカリンを治すことはできないの?」
紅莉栖「自然治療、それで治れば何も問題は無いわ。でも、しばらく経っても治らなかったら……」
まゆり「治らなかったら……?」
紅莉栖「ショック療法、投薬、催眠療法、色々と方法はある。……でも、今は医者の言う通りにした方が良いと思う」
ダル「つまり、オカリンはしばらくはこのままってことか……」
ダル「あっ、オカリン戻ってきた」
まゆり「オカリン……お医者さんに診てもらったんだよね? 治る……よね?」
岡部「……ごめんなさい、今は様子見だそうです」
まゆり「そ、そんなぁ……」
ダル「記憶喪失って……アニメの中だけかと思ってたけど、まさかオカリンが」
まゆり「クリスちゃん……オカリンを治すことはできないの?」
紅莉栖「自然治療、それで治れば何も問題は無いわ。でも、しばらく経っても治らなかったら……」
まゆり「治らなかったら……?」
紅莉栖「ショック療法、投薬、催眠療法、色々と方法はある。……でも、今は医者の言う通りにした方が良いと思う」
ダル「つまり、オカリンはしばらくはこのままってことか……」
まゆり「うわぁ~ オカリンがメタル化してるゥ~~」
の方が見たかったかな…
の方が見たかったかな…
紅莉栖「……気休め程度にしかならないけど、そんなに悲観的になることではないと思う」
ダル「もう一度頭ぶつければ治る、とかそういうことなん?」
紅莉栖「それは最終手段、例えば会話の途中で自然と思い出したりすることもあるの」
まゆり「……オカリンといっぱい会話すれば治るの?」
紅莉栖「その可能性もあるってこと。……でも、無理やり思い出させるのも危険。
脳に負担がかかり過ぎて、逆効果になってしまう可能性もあるから」
岡部「……ずいぶん、お詳しいんですね」
紅莉栖「へっ? あ、当たり前じゃない! 私が脳科学者ってことを忘れたのか?」
ダル「牧瀬氏、オカリンは記憶喪失なのだぜ……」
紅莉栖「あっ……そうだったわね」
岡部「……すみません」
ダル「もう一度頭ぶつければ治る、とかそういうことなん?」
紅莉栖「それは最終手段、例えば会話の途中で自然と思い出したりすることもあるの」
まゆり「……オカリンといっぱい会話すれば治るの?」
紅莉栖「その可能性もあるってこと。……でも、無理やり思い出させるのも危険。
脳に負担がかかり過ぎて、逆効果になってしまう可能性もあるから」
岡部「……ずいぶん、お詳しいんですね」
紅莉栖「へっ? あ、当たり前じゃない! 私が脳科学者ってことを忘れたのか?」
ダル「牧瀬氏、オカリンは記憶喪失なのだぜ……」
紅莉栖「あっ……そうだったわね」
岡部「……すみません」
紅莉栖「……ともかく、現時点では今まで通り岡部に接することが一番だと思う」
ダル「大学が始まるまではまだあるし、その間に治るといいけど……」
まゆり「オカリン……まゆしぃのせいで……ごめんね」
ダル「うーん……まゆ氏のせいではないと思われ」
紅莉栖「そもそも、何が原因で岡部は記憶喪失になったの?」
まゆり「それは……メタルうーぱが」
紅莉栖「……メタルうーぱ?」
ダル「大学が始まるまではまだあるし、その間に治るといいけど……」
まゆり「オカリン……まゆしぃのせいで……ごめんね」
ダル「うーん……まゆ氏のせいではないと思われ」
紅莉栖「そもそも、何が原因で岡部は記憶喪失になったの?」
まゆり「それは……メタルうーぱが」
紅莉栖「……メタルうーぱ?」
数時間前 ラボ
岡部「そうだ、まゆり。渡し忘れていたものがあった」
まゆり「渡し忘れていたもの? なになにー?」
岡部「フッ……括目せよ! まゆり、これに見覚えは無いか?」
まゆり「ああー! メタルうーぱだー!」
岡部「その通り! この鳳凰院凶真、地獄より鋼鉄の球体を取り戻して来たのだ!」
まゆり「やったー! まゆしぃはとっても嬉しいのです」
岡部「いや、待てよ……これは確かプレミアがついているから高く売れるのだったな」
まゆり「ええー? ダメだよ、もうまゆしぃのって名前が書いてるんだよ?」
岡部「そんなことは知らん。さーて、どうしてやろうかな?」
岡部「そうだ、まゆり。渡し忘れていたものがあった」
まゆり「渡し忘れていたもの? なになにー?」
岡部「フッ……括目せよ! まゆり、これに見覚えは無いか?」
まゆり「ああー! メタルうーぱだー!」
岡部「その通り! この鳳凰院凶真、地獄より鋼鉄の球体を取り戻して来たのだ!」
まゆり「やったー! まゆしぃはとっても嬉しいのです」
岡部「いや、待てよ……これは確かプレミアがついているから高く売れるのだったな」
まゆり「ええー? ダメだよ、もうまゆしぃのって名前が書いてるんだよ?」
岡部「そんなことは知らん。さーて、どうしてやろうかな?」
ダル「オカリン……意地悪してないでさっさと渡せばいいんじゃね」
岡部「意地悪などでは無い! これは現実の厳しさを教える行為であってだな……」
まゆり「ううー……オカリン、まゆしぃに返してよー」
岡部「欲しいか? 欲しければくれてやる」
まゆり「本当? 欲しい、欲しいよーオカリン」
岡部「……ただし、この鳳凰院凶真から奪えたらの話だがな! フゥーハハハ!」
まゆり「奪うって……どうすればいいの?」
ダル「まゆ氏、力づくで取っちゃえばおk」
まゆり「そっかー。……オカリン、動かないでねー」
岡部「えっ? いや、力づくって……俺はまだ退院したばかりで」
まゆり「えいっ!」
岡部「や、やめろ! 落ち着け、まゆり!」
岡部「意地悪などでは無い! これは現実の厳しさを教える行為であってだな……」
まゆり「ううー……オカリン、まゆしぃに返してよー」
岡部「欲しいか? 欲しければくれてやる」
まゆり「本当? 欲しい、欲しいよーオカリン」
岡部「……ただし、この鳳凰院凶真から奪えたらの話だがな! フゥーハハハ!」
まゆり「奪うって……どうすればいいの?」
ダル「まゆ氏、力づくで取っちゃえばおk」
まゆり「そっかー。……オカリン、動かないでねー」
岡部「えっ? いや、力づくって……俺はまだ退院したばかりで」
まゆり「えいっ!」
岡部「や、やめろ! 落ち着け、まゆり!」
“まゆしぃの”ってのがまた可愛いよな~
ところでまゆしぃがヒロインぽかったSSどうだった?
400字以内で頼む
ところでまゆしぃがヒロインぽかったSSどうだった?
400字以内で頼む
>>11
助手メインに話進んだけど最後はまゆりに告白してちゅっちゅしてオワタ
助手メインに話進んだけど最後はまゆりに告白してちゅっちゅしてオワタ
まゆり「早く返してよー!」
岡部「そ、そう簡単には渡せん!」
ダル(傍から見たらいちゃついてるようにしか見えないんですが、それは大丈夫なんですかね……?)
まゆり「……えいっ!」
岡部「なっ……しまった!」
まゆりに隙を突かれ、岡部はメタルうーぱを手から放してしまった。
その鋼鉄の球体は宙を舞い、そのまま重力に任せて――
岡部「――うごはっ!?」
まゆり「ああー! オカリンの頭にメタルうーぱが!」
岡部「ぐ、ぐうっ……」
ダル「えっ? オカリン倒れるとかどんだけひ弱……ってあれ? 起きない……?」
まゆり「お、オカリン? オカリーン!」
岡部「そ、そう簡単には渡せん!」
ダル(傍から見たらいちゃついてるようにしか見えないんですが、それは大丈夫なんですかね……?)
まゆり「……えいっ!」
岡部「なっ……しまった!」
まゆりに隙を突かれ、岡部はメタルうーぱを手から放してしまった。
その鋼鉄の球体は宙を舞い、そのまま重力に任せて――
岡部「――うごはっ!?」
まゆり「ああー! オカリンの頭にメタルうーぱが!」
岡部「ぐ、ぐうっ……」
ダル「えっ? オカリン倒れるとかどんだけひ弱……ってあれ? 起きない……?」
まゆり「お、オカリン? オカリーン!」
ダル「――という訳」
紅莉栖「……呆れて何も言えないわ」
まゆり「……ごめんなさい」
紅莉栖「ち、違うのよ。悪いのは意地悪をした岡部であって……」
岡部「……すみません、俺の悪ふざけでみなさんに迷惑をかけてしまって」
ダル「うっ……このオカリン、ものすごく違和感が」
紅莉栖「そうね……まだ一週間位しか話したこと無いけど、これは気持ち悪い……」
岡部「すみません……黙っていた方がいいでしょうか?」
紅莉栖「そ、そういう意味じゃなくて……あー、やり辛い」
ダル「ともかく、今まで通りオカリンには接するってことでFA」
紅莉栖「ええ、岡部もそれでいいわよね」
岡部「はい。……みなさん、よろしくお願いします」
紅莉栖・ダル「……やり辛い」
紅莉栖「……呆れて何も言えないわ」
まゆり「……ごめんなさい」
紅莉栖「ち、違うのよ。悪いのは意地悪をした岡部であって……」
岡部「……すみません、俺の悪ふざけでみなさんに迷惑をかけてしまって」
ダル「うっ……このオカリン、ものすごく違和感が」
紅莉栖「そうね……まだ一週間位しか話したこと無いけど、これは気持ち悪い……」
岡部「すみません……黙っていた方がいいでしょうか?」
紅莉栖「そ、そういう意味じゃなくて……あー、やり辛い」
ダル「ともかく、今まで通りオカリンには接するってことでFA」
紅莉栖「ええ、岡部もそれでいいわよね」
岡部「はい。……みなさん、よろしくお願いします」
紅莉栖・ダル「……やり辛い」
ダル「ところで、オカリンの記憶喪失は日常生活に影響があるレベルなん?」
岡部「いえ、そこまででは無いようです。箸の使い方は覚えていましたから」
紅莉栖「でも、自分や他人に関する記憶は無いってことか。ふむん」
まゆり「オカリン……まゆしぃは、オカリンと十年以上一緒にいたんだよ?」
岡部「そうなんですか……ごめんなさい、それなのに忘れてしまって」
ダル「自分の設定とかも忘れてるってこと?」
岡部「設定……? 何のことですか?」
ダル「機関、とか、エル・プサイ・コンなんとかとか」
岡部「エル・プサイ……思い出せませんね」
紅莉栖「……重症ね」
まゆり「オカリン……」
岡部「いえ、そこまででは無いようです。箸の使い方は覚えていましたから」
紅莉栖「でも、自分や他人に関する記憶は無いってことか。ふむん」
まゆり「オカリン……まゆしぃは、オカリンと十年以上一緒にいたんだよ?」
岡部「そうなんですか……ごめんなさい、それなのに忘れてしまって」
ダル「自分の設定とかも忘れてるってこと?」
岡部「設定……? 何のことですか?」
ダル「機関、とか、エル・プサイ・コンなんとかとか」
岡部「エル・プサイ……思い出せませんね」
紅莉栖「……重症ね」
まゆり「オカリン……」
>>14
どうでもいいけど、オカリンとまゆしぃは公式で子供の時にファーストキスしてる設定がある
どうでもいいけど、オカリンとまゆしぃは公式で子供の時にファーストキスしてる設定がある
紅莉栖(しばらく会話をしてみたけど、変化は無しか……)
ダル「牧瀬氏、まゆ氏、そろそろ出ないとダメみたいだお」
まゆり「ええー……まゆしぃ、オカリンの側にいてあげたいのに……」
紅莉栖「……気持ちは分かるけど、今日は帰りましょう」
ダル「まゆ氏……明日は休日だしまたお見舞いに行けるから、今日は帰ろう」
まゆり「……オカリン、また明日お見舞いに来るからね?」
岡部「ええ、ありがとうございます。……でも、無理はなさらないでくださいね」
紅莉栖「……行きましょう、まゆり」
まゆり「うん……オカリン、またね」
岡部「はい、……また明日」
ダル「牧瀬氏、まゆ氏、そろそろ出ないとダメみたいだお」
まゆり「ええー……まゆしぃ、オカリンの側にいてあげたいのに……」
紅莉栖「……気持ちは分かるけど、今日は帰りましょう」
ダル「まゆ氏……明日は休日だしまたお見舞いに行けるから、今日は帰ろう」
まゆり「……オカリン、また明日お見舞いに来るからね?」
岡部「ええ、ありがとうございます。……でも、無理はなさらないでくださいね」
紅莉栖「……行きましょう、まゆり」
まゆり「うん……オカリン、またね」
岡部「はい、……また明日」
夜
岡部(あの後、父親と母親と名乗る二人が来てくれたが……何も思い出せなかった)
岡部(今覚えているのは、俺が岡部倫太郎ということだけ……)
岡部(……しかし、「また入院するなんて」と両親は言っていたな)
岡部(この腹の傷……これはいったい、どこで……)
岡部(……ん? メールか……誰だろう)
岡部(あの後、父親と母親と名乗る二人が来てくれたが……何も思い出せなかった)
岡部(今覚えているのは、俺が岡部倫太郎ということだけ……)
岡部(……しかし、「また入院するなんて」と両親は言っていたな)
岡部(この腹の傷……これはいったい、どこで……)
岡部(……ん? メールか……誰だろう)
>>22
いやゲームにもアニメにも描写あったが
いやゲームにもアニメにも描写あったが
岡部「閃光の……指圧師?」
『岡部くん、記憶喪失になったって本当? 私のことも忘れちゃったのかな……。
お見舞いに行くから、その時は私のこと、思い出してね?』
岡部(……指圧師の知り合いがいたのか。しかし、なんで本名で登録していないんだ?)
岡部「またメール……フェイリス? 外国の方なのか?」
『凶真! 記憶喪失って本当ニャのか!? ……フェイリスが油断したばかりに、
この地に敵が……。って、こんなことを言ってる場合じゃニャいのニャ……。
でも、こうしていつも通りに接していれば、きっと思い出すはずニャ!』
岡部(……凶真、って誰だ? 迷惑メール……いや、思い出すって書いてあるから俺宛てなんだろうな)
岡部「またメール。漆原……?」
『岡部さん……記憶喪失ってお聞きして、ボク……こんな時に何もできなくてごめんなさい。
でも、身の回りのお世話とか、ボクにもできることはあると思います。……だから、何でも言ってください』
岡部(……この子はいい子だな。でも、一人称がボクってことは男なのか)
『岡部くん、記憶喪失になったって本当? 私のことも忘れちゃったのかな……。
お見舞いに行くから、その時は私のこと、思い出してね?』
岡部(……指圧師の知り合いがいたのか。しかし、なんで本名で登録していないんだ?)
岡部「またメール……フェイリス? 外国の方なのか?」
『凶真! 記憶喪失って本当ニャのか!? ……フェイリスが油断したばかりに、
この地に敵が……。って、こんなことを言ってる場合じゃニャいのニャ……。
でも、こうしていつも通りに接していれば、きっと思い出すはずニャ!』
岡部(……凶真、って誰だ? 迷惑メール……いや、思い出すって書いてあるから俺宛てなんだろうな)
岡部「またメール。漆原……?」
『岡部さん……記憶喪失ってお聞きして、ボク……こんな時に何もできなくてごめんなさい。
でも、身の回りのお世話とか、ボクにもできることはあると思います。……だから、何でも言ってください』
岡部(……この子はいい子だな。でも、一人称がボクってことは男なのか)
>>22
くせーんだよ死ね
くせーんだよ死ね
>>5
対話終えてきたの?
対話終えてきたの?
岡部(また来た。……三通、全部違う相手からか。一つめは、ダル)
『オカリン、記憶喪失とか厨二っぽくていいんじゃね?
って言っても、今のオカリンにはただの不幸な出来事なんだよな……。
まあ、この前退院したばかりでもあるし、今はゆっくり休むべきだろ常考』
岡部(……心配、してくれているのか? 次は……まゆり。あの女の子か)
『まゆしぃのせいでオカリンにまた迷惑かけてしまったのです……。
でも、今はオカリンが困ってるから、まゆしぃは全力でオカリンのことを助けてあげるからね?
こうなってしまったのはまゆしぃのせいだから……今は、まゆしぃを頼っていいからね』
岡部(……幼馴染、らしいな。十年も一緒にいたのか……もしかして、恋人。いや、そうではなさそうだな)
岡部(最後は、助手? ……助手って誰だ?)
『記憶喪失とか、本当にあるのね。実際に見るのは初めてだったから驚いた。
えっと……あんたは私を助けてくれたから、今回は私が助ける番なのかもしれない。
あー、医者の資格も取るべきだった。持ってたらあんたの脳を開いて……冗談。
でも、早く思い出して欲しいってのは本当だから……。おやすみ、また頭をぶつけるんじゃないわよ』
岡部(多分、心配してくれてるんだよな……本当に脳を開かれたりしないよな?)
『オカリン、記憶喪失とか厨二っぽくていいんじゃね?
って言っても、今のオカリンにはただの不幸な出来事なんだよな……。
まあ、この前退院したばかりでもあるし、今はゆっくり休むべきだろ常考』
岡部(……心配、してくれているのか? 次は……まゆり。あの女の子か)
『まゆしぃのせいでオカリンにまた迷惑かけてしまったのです……。
でも、今はオカリンが困ってるから、まゆしぃは全力でオカリンのことを助けてあげるからね?
こうなってしまったのはまゆしぃのせいだから……今は、まゆしぃを頼っていいからね』
岡部(……幼馴染、らしいな。十年も一緒にいたのか……もしかして、恋人。いや、そうではなさそうだな)
岡部(最後は、助手? ……助手って誰だ?)
『記憶喪失とか、本当にあるのね。実際に見るのは初めてだったから驚いた。
えっと……あんたは私を助けてくれたから、今回は私が助ける番なのかもしれない。
あー、医者の資格も取るべきだった。持ってたらあんたの脳を開いて……冗談。
でも、早く思い出して欲しいってのは本当だから……。おやすみ、また頭をぶつけるんじゃないわよ』
岡部(多分、心配してくれてるんだよな……本当に脳を開かれたりしないよな?)
翌朝
ルカ子「し、失礼します……」
岡部(……女の子? これは、昨日メールをくれた人の中の誰かなのか?)
ルカ子「岡……じゃなくて凶真さん。ボクのこと、覚えていますか?」
岡部「……ごめんなさい、何も覚えていないみたいです」
ルカ子「そ、そうなんですか……ボク、ボク……凶真さんに、忘れられるなんて……」
岡部「な、泣かないでください。記憶喪失になってしまったのは、俺のせいですから……すみません」
ルカ子「あ、謝らないでください……そうですよね、凶真さんが一番お辛いですよね」
岡部「……ところで、一つお聞きしたいのですが、凶真とはいったい何者なのでしょうか?」
ルカ子「えっ? あっ、そのことに関しても忘れているんですね……」
岡部「はい……できれば、岡部と呼んでいただけますか? その方がこちらも違和感が無いので」
ルカ子「分かりました。岡部さん……今日は、何でも言ってください。ボク、お世話いたしますから」
岡部(……可愛い子だな。女の子だよな? いや、ボクって言ってるから男なのか……?)
ルカ子「し、失礼します……」
岡部(……女の子? これは、昨日メールをくれた人の中の誰かなのか?)
ルカ子「岡……じゃなくて凶真さん。ボクのこと、覚えていますか?」
岡部「……ごめんなさい、何も覚えていないみたいです」
ルカ子「そ、そうなんですか……ボク、ボク……凶真さんに、忘れられるなんて……」
岡部「な、泣かないでください。記憶喪失になってしまったのは、俺のせいですから……すみません」
ルカ子「あ、謝らないでください……そうですよね、凶真さんが一番お辛いですよね」
岡部「……ところで、一つお聞きしたいのですが、凶真とはいったい何者なのでしょうか?」
ルカ子「えっ? あっ、そのことに関しても忘れているんですね……」
岡部「はい……できれば、岡部と呼んでいただけますか? その方がこちらも違和感が無いので」
ルカ子「分かりました。岡部さん……今日は、何でも言ってください。ボク、お世話いたしますから」
岡部(……可愛い子だな。女の子だよな? いや、ボクって言ってるから男なのか……?)
岡部「えっと、俺とはどういった知り合いなんですか?」
ルカ子「ボクは、凶……じゃなくて岡部さんの弟子なんです」
岡部「……弟子?」
ルカ子「はい、清心斬魔流をボクに伝えようとしてくれていて」
岡部(せいしんざんまりゅう……何のことだかさっぱりだ)
ルカ子「でも、このことも忘れてしまっているんですよね……」
岡部「はい……自分のことなのに、すみません」
ルカ子「い、いえ。でも、今こそ岡部さんに恩返しをしようと思います」
岡部「恩返し……?」
ルカ子「ボクは、凶……じゃなくて岡部さんの弟子なんです」
岡部「……弟子?」
ルカ子「はい、清心斬魔流をボクに伝えようとしてくれていて」
岡部(せいしんざんまりゅう……何のことだかさっぱりだ)
ルカ子「でも、このことも忘れてしまっているんですよね……」
岡部「はい……自分のことなのに、すみません」
ルカ子「い、いえ。でも、今こそ岡部さんに恩返しをしようと思います」
岡部「恩返し……?」
ルカ子「岡部さんに街で助けていただき、それから稽古をつけていただいて……」
岡部「そうですか……以前の俺、なかなか勇気があったみたいですね」
ルカ子「はい。岡部さんは……ボクの憧れの人なんです」
岡部(なっ……潤んだ瞳、まっすぐと見つめられ、憧れだと言われる)
岡部(こんな可愛い子に言われたらドキッとしてしまうな……だがおと――ッ!?)
岡部「あ、頭が……」
ルカ子「お、岡部さん!? どうされたんですか!?」
岡部「そうですか……以前の俺、なかなか勇気があったみたいですね」
ルカ子「はい。岡部さんは……ボクの憧れの人なんです」
岡部(なっ……潤んだ瞳、まっすぐと見つめられ、憧れだと言われる)
岡部(こんな可愛い子に言われたらドキッとしてしまうな……だがおと――ッ!?)
岡部「あ、頭が……」
ルカ子「お、岡部さん!? どうされたんですか!?」
ルカ子「だ、誰か呼んだ方がいいでしょうか……?」
岡部「……いえ、何かを思い出しかけたようです。……でも、ダメでした」
ルカ子「そうですか……あの、無理はなさらないでくださいね」
岡部「ありがとうございます。……でも、このまま思い出せないなんてことだけは」
ルカ子「ええ、ボクも身の回りのお世話はさせていただきます。何でも言ってくださいね」
岡部「……すみません、よろしくお願いします」
ルカ子「えっと、早速ですが何かして欲しいことはありますか?」
岡部「して欲しいこと……風呂に入れないので、体を拭くタオルがあれば嬉しいのですが」
ルカ子「分かりました、今ご用意しますね」
岡部「……いえ、何かを思い出しかけたようです。……でも、ダメでした」
ルカ子「そうですか……あの、無理はなさらないでくださいね」
岡部「ありがとうございます。……でも、このまま思い出せないなんてことだけは」
ルカ子「ええ、ボクも身の回りのお世話はさせていただきます。何でも言ってくださいね」
岡部「……すみません、よろしくお願いします」
ルカ子「えっと、早速ですが何かして欲しいことはありますか?」
岡部「して欲しいこと……風呂に入れないので、体を拭くタオルがあれば嬉しいのですが」
ルカ子「分かりました、今ご用意しますね」
ルカ子「タオルと洗面器を持ってきました。これでいいですか?」
岡部「ありがとうございます。……では、少しだけ部屋を出てもらえますか?」
ルカ子「えっ? どうしてですか?」
岡部「いや、見られるのは少し恥ずかしいので……すぐに終わりますから」
ルカ子「それでしたら、ボクがお拭きしますよ」
岡部「……えっ?」
ルカ子「あまり無理はしない方が良いですよ。まゆりちゃんに頼むのもアレでしょうから……」
岡部「い、いや、だからと言って……」
ルカ子「さあ、脱いでください。まゆりちゃんが来る前に終わらせましょう?」
岡部(は、恥ずかしくは無いのか……? いや、俺が過敏に反応しているだけか……)
岡部「ありがとうございます。……では、少しだけ部屋を出てもらえますか?」
ルカ子「えっ? どうしてですか?」
岡部「いや、見られるのは少し恥ずかしいので……すぐに終わりますから」
ルカ子「それでしたら、ボクがお拭きしますよ」
岡部「……えっ?」
ルカ子「あまり無理はしない方が良いですよ。まゆりちゃんに頼むのもアレでしょうから……」
岡部「い、いや、だからと言って……」
ルカ子「さあ、脱いでください。まゆりちゃんが来る前に終わらせましょう?」
岡部(は、恥ずかしくは無いのか……? いや、俺が過敏に反応しているだけか……)
岡部(半裸の自分、そして可憐な女の子……なんだこの状況は)
ルカ子「し、失礼します」
岡部「……んっ」
ルカ子「どうですか? 冷たくはありませんか?」
岡部「い、いや、大丈夫です」
ルカ子「岡部さんの体……ボクとは違って男らしいですね」
岡部「そ、そうですか? ひ、貧相だと思いますけど」
ルカ子「そんなこと無いですよ。……えいっ、よいしょ」
岡部(傷一つ無い綺麗な手、細い指……だ、ダメだ、考えてはダメだ……)
ルカ子「背中は終わりました。では、次は前を」
岡部「ま、前!? いや、流石にそれは!」
ルカ子「し、失礼します」
岡部「……んっ」
ルカ子「どうですか? 冷たくはありませんか?」
岡部「い、いや、大丈夫です」
ルカ子「岡部さんの体……ボクとは違って男らしいですね」
岡部「そ、そうですか? ひ、貧相だと思いますけど」
ルカ子「そんなこと無いですよ。……えいっ、よいしょ」
岡部(傷一つ無い綺麗な手、細い指……だ、ダメだ、考えてはダメだ……)
ルカ子「背中は終わりました。では、次は前を」
岡部「ま、前!? いや、流石にそれは!」
ルカ子「どうしたんですか? さあ、こちらを向いてください」
岡部「い、いえ、前は自分でも拭けますから! もう大丈夫です!」
ルカ子「あっ……そ、そうですよね。すいません、ボク……お怪我のことを何にも考えていなくて」
岡部「怪我? あ、ああ、この腹の傷……」
ルカ子「はい……ボク、岡部さんが入院したと聞いた時は……」
岡部「な、泣かないでください。傷の方はもう大丈夫ですから」
ルカ子「ぐすっ……ごめんなさい。でも、今回は少しでも力になれれば……」
岡部「ありがとうございます……では、また何かあったらお願いします」
ルカ子「は、はい! 何でも言ってくださいね?」
岡部(潤んだ瞳、どこからどう見ても可憐な女の子。……でも、何か引っかかる)
岡部「い、いえ、前は自分でも拭けますから! もう大丈夫です!」
ルカ子「あっ……そ、そうですよね。すいません、ボク……お怪我のことを何にも考えていなくて」
岡部「怪我? あ、ああ、この腹の傷……」
ルカ子「はい……ボク、岡部さんが入院したと聞いた時は……」
岡部「な、泣かないでください。傷の方はもう大丈夫ですから」
ルカ子「ぐすっ……ごめんなさい。でも、今回は少しでも力になれれば……」
岡部「ありがとうございます……では、また何かあったらお願いします」
ルカ子「は、はい! 何でも言ってくださいね?」
岡部(潤んだ瞳、どこからどう見ても可憐な女の子。……でも、何か引っかかる)
ルカ子「あっ、まゆりちゃんが来ましたよ」
まゆり「オカリン、トゥットゥルー♪」
岡部「……とぅっとぅるー?」
まゆり「うん、まゆしぃの挨拶だよ。こうやっていつも通りにすれば、
何か思い出すかもしれないってクリスちゃんが言ってたんだー」
岡部「なるほど。……まゆりさん」
まゆり「違うよ、オカリン。オカリンはまゆしぃのことを『まゆり』って呼んでたんだよ」
岡部「まゆり、ですか。では……まゆり」
まゆり「なーに、オカリン?」
岡部「えっと……トゥ、トゥットゥルー……これで合ってますか?」
まゆり「……へっ?」
まゆり「オカリン、トゥットゥルー♪」
岡部「……とぅっとぅるー?」
まゆり「うん、まゆしぃの挨拶だよ。こうやっていつも通りにすれば、
何か思い出すかもしれないってクリスちゃんが言ってたんだー」
岡部「なるほど。……まゆりさん」
まゆり「違うよ、オカリン。オカリンはまゆしぃのことを『まゆり』って呼んでたんだよ」
岡部「まゆり、ですか。では……まゆり」
まゆり「なーに、オカリン?」
岡部「えっと……トゥ、トゥットゥルー……これで合ってますか?」
まゆり「……へっ?」
岡部「あれ……? 違いましたか? 挨拶だと言っていたので、返してみたのですが」
まゆり「う、ううん。ちょっとびっくりしちゃっただけだから、大丈夫だよ」
岡部「なにに驚いたのですか?」
まゆり「ううん、気にしないでオカリン。じゃあ、改めて……トゥットゥルー♪」
岡部「トゥ、トゥットゥルー」
まゆり「違うよー。もっと楽しそうに……トゥットゥルー♪」
岡部「トゥットゥルー?」
まゆり「もっと明るくだよー。トゥットゥルー♪」
岡部「トゥットゥルー♪ こ、こうですか?」
まゆり「うんうん、まゆしぃは満足なのです」
ルカ子(岡部さん、一度もトゥットゥルーって言ってないと思うんだけど……言わない方がいいかな)
まゆり「う、ううん。ちょっとびっくりしちゃっただけだから、大丈夫だよ」
岡部「なにに驚いたのですか?」
まゆり「ううん、気にしないでオカリン。じゃあ、改めて……トゥットゥルー♪」
岡部「トゥ、トゥットゥルー」
まゆり「違うよー。もっと楽しそうに……トゥットゥルー♪」
岡部「トゥットゥルー?」
まゆり「もっと明るくだよー。トゥットゥルー♪」
岡部「トゥットゥルー♪ こ、こうですか?」
まゆり「うんうん、まゆしぃは満足なのです」
ルカ子(岡部さん、一度もトゥットゥルーって言ってないと思うんだけど……言わない方がいいかな)
まゆり「オカリンのお家から、着替えとかタオルとか持ってきたからね」
岡部「ありがとうございます。そこに置いてくださいますか?」
まゆり「うーん……るかくん、この話し方、変えた方がいいかな?」
ルカ子「そうだね……丁寧な岡部さんも好きだけど、やっぱり前の方が」
岡部「何の話ですか?」
まゆり「オカリン、まゆしぃたちはオカリンより年下だから、そこまで丁寧に話さなくてもいいんだよ?」
岡部「そ、そうなんですか?」
ルカ子「ええ、以前の岡部さんは、こう……尊大、じゃなくて高慢……でもなくて」
岡部「……あまり良いイメージは無かった、ということですね」
岡部「ありがとうございます。そこに置いてくださいますか?」
まゆり「うーん……るかくん、この話し方、変えた方がいいかな?」
ルカ子「そうだね……丁寧な岡部さんも好きだけど、やっぱり前の方が」
岡部「何の話ですか?」
まゆり「オカリン、まゆしぃたちはオカリンより年下だから、そこまで丁寧に話さなくてもいいんだよ?」
岡部「そ、そうなんですか?」
ルカ子「ええ、以前の岡部さんは、こう……尊大、じゃなくて高慢……でもなくて」
岡部「……あまり良いイメージは無かった、ということですね」
まゆり「えっとね、もっと乱暴な話し方をすればいいと思うのです」
岡部「乱暴……えっと……まゆり、水を取ってくれ」
まゆり「おおー! オカリン、いい感じだねー」
岡部「そ、そうですか? じゃなくて……そうか?」
ルカ子「じゃあ、次はボクに話しかけてみてください」
岡部「分かりまし……分かった。ところで……あなたの名前、教えていただいてもいいですか?」
ルカ子「ボクの名前も忘れていたんでしたね……漆原るかです」
岡部「ありがとうございます。……るか、今日もいい天気だな」
ルカ子「……っ!?」
岡部「ど、どうかしたのか。るか」
ルカ子「い、いえ……大丈夫です」
ルカ子(呼び捨てにされたら少しドキッとしたなんて言えない……。お、落ち着かないと……)
岡部「乱暴……えっと……まゆり、水を取ってくれ」
まゆり「おおー! オカリン、いい感じだねー」
岡部「そ、そうですか? じゃなくて……そうか?」
ルカ子「じゃあ、次はボクに話しかけてみてください」
岡部「分かりまし……分かった。ところで……あなたの名前、教えていただいてもいいですか?」
ルカ子「ボクの名前も忘れていたんでしたね……漆原るかです」
岡部「ありがとうございます。……るか、今日もいい天気だな」
ルカ子「……っ!?」
岡部「ど、どうかしたのか。るか」
ルカ子「い、いえ……大丈夫です」
ルカ子(呼び捨てにされたら少しドキッとしたなんて言えない……。お、落ち着かないと……)
まゆり「オカリン、るかくんのことはルカ子って呼んでたんだよ」
岡部「そうだったのか。ルカ子、……これで良いのか?」
ルカ子「は、はい。それで大丈夫です」
ルカ子(……ちょっと残念な気もするけど、岡部さんには戻っていただかないと)
岡部「なるほど、確かに違和感なく話せるな。……この調子なら、思い出すのも近いかもしれない」
まゆり「本当ー? でも、無理はしちゃダメだからね?」
岡部「ああ、分かっている」
ルカ子「岡部さん……ゆっくりでもいいから、思い出してくださいね」
岡部「ありがとう、まゆり、ルカ子」
まゆり「うん、やっぱりオカリンはその話し方が一番だと思うのです」
岡部「そうだったのか。ルカ子、……これで良いのか?」
ルカ子「は、はい。それで大丈夫です」
ルカ子(……ちょっと残念な気もするけど、岡部さんには戻っていただかないと)
岡部「なるほど、確かに違和感なく話せるな。……この調子なら、思い出すのも近いかもしれない」
まゆり「本当ー? でも、無理はしちゃダメだからね?」
岡部「ああ、分かっている」
ルカ子「岡部さん……ゆっくりでもいいから、思い出してくださいね」
岡部「ありがとう、まゆり、ルカ子」
まゆり「うん、やっぱりオカリンはその話し方が一番だと思うのです」
しばらくして
岡部「……もうこんな時間か。二人とも、そろそろ帰った方がいいんじゃないか?」
ルカ子「そうですね……まゆりちゃん、帰ろうか」
まゆり「ええー? もうちょっとオカリンとお話ししたいのに……」
岡部「今日はもういいだろう? ほら、暗くなる前に帰るんだ」
まゆり「うん……オカリン、寂しくなったら電話してね? まゆしぃならいつでもお話しできるから」
岡部「ああ、そうさせてもらうよ」
ルカ子「あ、あの、ボクもお話し相手でしたらできますから……遠慮なく、お電話してくださいね」
岡部「あ、ああ……ありがとう」
岡部(……女の子に電話してください、なんて言われたら、ドキッとするのも仕方が無いよな)
岡部「……もうこんな時間か。二人とも、そろそろ帰った方がいいんじゃないか?」
ルカ子「そうですね……まゆりちゃん、帰ろうか」
まゆり「ええー? もうちょっとオカリンとお話ししたいのに……」
岡部「今日はもういいだろう? ほら、暗くなる前に帰るんだ」
まゆり「うん……オカリン、寂しくなったら電話してね? まゆしぃならいつでもお話しできるから」
岡部「ああ、そうさせてもらうよ」
ルカ子「あ、あの、ボクもお話し相手でしたらできますから……遠慮なく、お電話してくださいね」
岡部「あ、ああ……ありがとう」
岡部(……女の子に電話してください、なんて言われたら、ドキッとするのも仕方が無いよな)
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