元スレ綾野「ねっ、合コン行かないっ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 = 147 :
ほ
153 = 147 :
まだ試合中なのか
長いな
154 :
読む前ほ
156 = 149 :
戦犯ロッペン
157 = 154 :
ありゃ中途だったか
二度寝するおやすみ
158 = 1 :
~月曜日、放課後~
~教室~
赤沢「女子は、みんないるわね。じゃあ、始めるわね」
赤沢「え~、女子だけ残ってもらったのには訳があります
来週の日曜日に勅使河原がどうしてもと言うので、
勅使河原主催で4対4で合コンをすることになりました
で、勅使河原から女子メンバーを集めるように私は頼まれました
男子メンバーで今確定しているのは、勅使河原と榊原君だけです
他2人は夜見北生以外にすると勅使河原は言っています」
赤沢「で、いまから、その合コンに行く4人を決めます
もちろん、行きたくない人は辞退してくれて結構です
辞退する人?」
159 = 1 :
金木「私辞退しま~す」
松井「私も辞退しま~す」
赤沢「はい、わかりました。時間をとらせてごめんなさい
帰ってくださっていいわよ」
金木「わかりました~。行こっ、亜紀!」
松井「うん!」
ガラガラッ
赤沢「……はい、他に辞退する人?」
杉浦「……私も興味ないわ。帰るわね」
赤沢「はい、分かったわ、多佳子」
杉浦「………………。」
ガラガラッ
赤沢「………………。」
160 = 1 :
赤沢「他に辞退する人?」
シーン…
赤沢「……い、いないの?辞退してくれて全然OKなのよ」
シーン…
赤沢「……ご、合コンが嫌な人や、日曜日に用事がある人は辞退していいのよ」
シーン…
161 = 1 :
赤沢「…………。
(え、どういうこと!!ここに残った13人全員恒一くん狙いってこと!!
……彩や由美は分かってたけど、
ライバルは5人ぐらいだと思ってたのに……
嘘でしょ……。ゆかりとかそんな素振り全然なかったじゃない!!)
赤沢「え~、本当に辞退する人いませんか~?」
シーン…
赤沢「……で、では公平に決めるために、今からくじ引きをします
この箱の中に当たりが書かれた4つ折りの紙が
すでに4枚入っているので、いまから空くじを9枚入れます」
~3分後~
赤沢「はい、今この箱の中には13枚のくじが入っています
今見てもらったように、しっかりと箱の中はかき混ぜました
では、出席番号順に引いて行って下さい」
162 = 1 :
~日曜日~
~某店内~
カランコロン
店員「いらっしゃいませ~」
サッ
勅使河原「お~。もう女子は集まっていたのか」
赤沢「ちょっと!!恒一くんは?!」
勅使河原「きょ、今日は現地集合なんだよ…
(…こ、このメンバーは……)」
163 = 1 :
小椋「泉美~、このお店のオレンジジュース結構おいしいわね~」
多々良「ドキドキッ ドキドキッ」
見崎「………………」
勅使河原「(な、なんというか、図ったかのように……)」
赤沢「…………
(なんなのよ!このメンバー!!
要注意人物ばかりじゃないのよ!
私は、一個4つ折りにした後わざと開いておいた当たりくじを
あらかじめ箱に入れておくことで当たりくじひいたけど……
この3人は、実力で引き当てたってこと!!
なんなのよもう!!」
赤沢「…………」
サッ
勅使河原「お、来たぜ、サカキ!」
赤沢・小椋・多々良「!!!!」
見崎「……………」
164 = 1 :
恒一「やあ、みんな。休日に合うなんてなんか新鮮だね」
赤沢「こ、恒一くん!…こんにちは」
恒一「こんにちは。赤沢さん」
赤沢「(し、私服の恒一くん!!良い、良いわ!!)」
小椋「さ、榊原君!!こ、こんにちは!!」
恒一「小椋さんもこんにちは。先週も一緒だったね」
小椋「う、うん……////」
165 = 1 :
多々良「さ、榊原君。わ、私からもこんにちは……」
恒一「こんにちは、多々良さん。多々良さんが合コンなんて
なんだかイメージないね。どうせ勅使河原にむりやり
連れてこさせられたんでしょ」
多々良「え、い、いやっ……」
勅使河原「まあ、そのへんはいいじゃねえか、サカキ!」
見崎「………榊原君、こんにちは」
恒一「見崎!見崎まで来てたのか。見崎こそイメージないね
勅使河原あんまり他人のプライベートタイムを潰してやるなよ
見崎がかわいそうじゃないか!」
勅使河原「あ、あ~。次からは気をつけるよ」
見崎「……………」
166 = 1 :
恒一「それにしても、普段制服しか見たことないけど、
私服みんなすごくおしゃれなんだね~
みんなかわいいね~」
赤沢・小椋・多々良「!!!!」
見崎「……………」
赤沢「な、なにいってんのよ!!…こ、恒一くん
そういうことは思ってても普通は口に出さないものなのよ」
恒一「そ、そうだよね。ごめんね」
赤沢「ふん!!
(か、かわいいって言われちゃったわ!!きゃ、きゃ~、どうしよう!!
う、嬉しいわ!う、嬉しすぎるわ!!)」
167 = 1 :
恒一「ところで、赤沢さん?
なんで急に店が変更になったの?」
赤沢「!!そ、それは!!…ほら、イノヤでやったら、め、迷惑になるじゃない
このお店は合コンすることを前提として作られたお店だし、
合コンするならこっちのお店のほうがいいのよ。分かった?恒一君」
恒一「へ~。そうなんだ~。確かにここ個室だもんね~」
~そのころ、イノヤ~
江藤「ちょっと!恒一くん達いないわよ!!」
綾野「や、やられた……。い、泉美ね……」
桜木「……………」
168 :
>※Another合コンネタは前にもありましたね。同じネタでごめんなさい
>※Another合コンネタは前にもありましたね。同じネタでごめんなさい
>※Another合コンネタは前にもありましたね。同じネタでごめんなさい
170 :
>>168
腹蹴りとして許せないんだけど
何その稚拙な煽り^^;
172 = 1 :
~再び、某店内~
恒一「それにしても、後男子2人遅いね~」
勅使河原「あ~、それが、2人ともこれないってさ」
赤沢・小椋・多々良「!!!!」
見崎「……………」
恒一「え、そうなの!」
勅使河原「なんかさっき2人とも急用でこれないって連絡来てさ
だからメンバーはこの6人ですべて」
恒一「そうなんだ…」
赤沢「(……勅使河原もやればできるじゃない…)」
173 = 1 :
勅使河原「よし、じゃあ、始めようぜ!
まあ、自己紹介はいらないだろ。じゃあ、質問タイム!
どうせ、みんな何か質問したいことあるだろうし、赤沢から1個ずつね」
赤沢「分かったわ…。じゃあ、恒一くんに質問ね
そうね…。では質問ね。恒一くんが今まで付き合ったことがある
彼女はいったいどんな人なのかしら?」
小椋・多々良「!!!!」
見崎「……………。」
勅使河原「(……赤沢、最初から飛ばすなぁ…)」
174 = 1 :
恒一「!!えっ、か、彼女!!いたことないから答えられないな~」
赤沢「!!嘘言わないで!!正直に答えなさい!!」
恒一「ほ、ホントだって…」
小椋「…い、泉美…。に、似たようなことを先週も聞いたけれど、
ほ、ホントらしいわよ…。
こ、告白されたのは色々あってすべて断ったらしいわ…」
赤沢「!そ、そうなの…。じゃ、じゃあ、当然今も彼女いないのよね…」
恒一「そうだね。いないね~」
赤沢「そうなの………」
赤沢「(チャンスだわ!!チャンスよ、泉美!!)」
勅使河原「……はい、次小椋…」
175 = 1 :
小椋「…わ、私ね。……さ、榊原君は、ふぇ、フェルメール好き?」
恒一「フェルメール?!うん、まあ、好きだね」
小椋「そ、そう…。私も結構好きでね……。
と、特に、し、真珠の耳飾りの少女が好きなの……」
恒一「あ~、フェルメールの代表作だね~
僕も、フェルメールならあれが一番好きかな~
どんなところが好きなの?」
小椋「そ、その、なんというか、バックを黒く塗りつぶすことで、
しょ、少女と背景の明暗をはっきりさせているところとか……」
恒一「あ~、あれは素晴らしい技法だよね~。人物が引き立つよね~」
小椋「そ、そうよね!!で、でね!!い、今、東京で、その、
ふぇ、フェルメール展がやっているから
こ、今度一緒にどうかな!!……」
赤沢・多々良「!!!!」
見崎「……………」
176 = 1 :
恒一「あ、そうなんだ。いいね~。ぜひ行こうよ」
小椋「!!!ほ、ホント!!や、約束だよ!!
ぜ、絶対だよ!!!」
恒一「うん。じゃあ、また今度詳しい日程決めようね~」
小椋「う、うん…。わ、分かった……///////」
赤沢「………。
(な、なんなの!!
それってデートじゃないの!!由美だけズルいわ!!
大体フェルメールって何?何なの?
なんで由美はそんなこと詳しいの!!)」
多々良・見崎「……………」
勅使河原「……次、多々良…」
177 = 1 :
多々良「……だ、男子2人に質問なんだけど、お、女の子の髪型は
どういったのが、こ、好み?」
勅使河原「髪型ね~。俺は、ロングがいいな~。それもかなり明るめの色
とかだとよりいいよな~」
多々良「……そ、そう…。で、さ、榊原君は?」
勅使河原「………………」
恒一「これも先週聞かれたような気がするな~
僕は、特にこだわりはないよ
ショートでもロングでもストレートでもパーマでもその人に似合っていれば」
赤沢「へ~、そうなのね
髪の色とかははどうなの?好きな髪色はないの?」
恒一「あ~、色についてだったら………」
小椋「!!ちょ、ちょっと待って!!し、質問は
一人一個まででしょ!!
つ、次は見崎さんの番よ!!」
恒一「????」
勅使河原「……あ~、じゃあ、最後、見崎…」
178 = 1 :
見崎「……………榊原君は絵画好きになった?」
恒一「うん、見崎のおかげで結構ね」
見崎「………一番好きな絵画は?」
恒一「う~ん、やっぱ夜警かな」
見崎「………レンブラントね
きっと、榊原君のことだから、あの絵から伝わる躍動感や
力強さが好きなんでしょ?」
恒一「そうそう!!よく分かったね、見崎!!」
見崎「………榊原君のことなら私はなんでも分かるのよ。サ・カ・キ・バ・ラ・君」
恒一「あはは。やっぱり、見崎はすごいなあ」
179 = 1 :
見崎「………私はラス・メニーナスが好き…
人物が人形のようでまるで幻想を見たかのような
あのなんともいえない不思議な感覚…
それでいて随所で綿密に作り込まれた構成…」
恒一「あ~。見崎が好きそうな絵だね~。確かにあの絵の人物は
人形のように見えるね~
いや~、やっぱ、見崎と話していると楽しいな~」
見崎「………ありがとう……」
赤沢「………………」ギリッ
勅使河原「……じゃ、じゃあ次行こうぜ…」
180 = 1 :
勅使河原「え~。次何しようかな~」
赤沢「………ねえ、そういえば多々良さん
火曜日に1組の小林君から告白されてたのあれどうなったの?」
多々良「!!!!
そ、それはっ!……」
赤沢「また断ったの?これで何人目よ……」
多々良「そ、それは!そのっ!……」
恒一「そんなことあったんだ。多々良さんすごいね」
多々良「え!い、いや、そ、そんなこと……」
赤沢「そうなの。それなのにこの人…」
恒一「やっぱ多々良さん美人だもんね~」
赤沢・小椋・多々良「!!!!」
見崎「……………」
181 = 1 :
多々良「びっ!びっ!びっ……」
恒一「多々良さんホント美人だもんね~。やっぱモテるんだね
多々良さんと付き合える人は羨ましいな~
あっ、そうだ!ねえ、多々良さん
僕の東京の友達の親が芸能プロダクション運営してるんだけど、
履歴書送ってみない?多々良さんならきっと芸能人になれるよ!
どうかな?」
多々良「えっ!あ、あの、……」
赤沢「………………」ギリッギリッ
赤沢「つ、次よ!!早く進めなさい!!勅使河原!!」
勅使河原「……よ、よし!じゃあ、次は王様ゲームだな……」
183 = 149 :
しえん
184 = 53 :
赤沢さんの歯「限界や・・・・」
185 = 1 :
赤沢「……王様ゲーム…。まあ、いいけど。勅使河原、あんた、
王様になったときに王様に???って卑猥なこと言ったら殺すわよ」
勅使河原「だ、大丈夫だって!くじ引きは1回の王様ゲームで2回やって、
一回目は王様を決めるくじ引き。で、王様は1~6までの番号使って
命令して、2回目は1~6までを決めるくじ引き
そうすれば、文句ないだろ!」
赤沢「えっ、王様ゲームって、普通ルールちが…………
………………ま、まあ、そ、それでいいわ…、そのほうがいいわ……」
勅使河原「小椋たちもそれでいいよな?」
小椋「う、うん!」
多々良「は、はい…」
見崎「……………」コクッ
恒一「そうだね~。この間と一緒だし、それでいいんじゃないかな」
勅使河原「じゃ、じゃあ始めるぜ」
186 = 1 :
~王様ゲーム、1回目~
全員「王様だ~れだ」
恒一「あ、僕だ。前も最初は僕だったね
ん~、じゃあね~、3番と4番が握手!」
勅使河原「……ん~、まあ、最初だし、サカキだし、いっか。
じゃあ、2回目のくじね」
-2回目のくじ引き終了-
赤沢「…私、4番…」
見崎「……3番…」
勅使河原「……じゃあ、握手…」
ニギッ
赤沢「……………」
見崎「……………」
小椋・多々良「……………」
勅使河原「(…つ、つまんねえ……)
…じゃ、じゃあ次……」
187 = 1 :
~王様ゲーム、2回目~
全員「王様だ~れだ」
勅使河原「お、俺だ!よしきた!
内容はもう決まっている!1番と4番がポッキーゲーム!!」
赤沢・小椋・多々良・恒一「!!!!」
見崎「……………」
赤沢「はあ!!なによそれ……」
勅使河原「だからポッキーゲームだよ!分かるだろ」
赤沢「イヤよ、そんなの……。大体、ポッキーなんてどこにあるのよ?」
勅使河原「ちゃんとあるぜ、ほれ。来る前に横のコンビニで買ってきた
それに王様の命令は絶対だから拒否できないぜ」
赤沢「……やっぱりアンタバカね……」
勅使河原「おう、バカでいいから、早くしようぜ」
188 = 1 :
-2回目のくじ引き終了-
赤沢「……1番だわ…」
小椋「……よ、4番…」
勅使河原「あ~、こりゃなかなかの組み合わせだわ!じゃ、はい、ポッキー」
赤沢「……………」
小椋「……………」
勅使河原「ちゃんと口にくわえたね。じゃ、スタート!」
189 :
いやアカザーさんと鳴ちゃんの握手ってスリルあるで
190 :
磯野「ねっ合コン行かないっ?」
に見えて開いたら全然ちがってた
191 = 1 :
カリカリッ カリカリッ
赤沢「……………」
小椋「……………」
多々良「/////////////」
見崎「……………」
恒一「……………
(す、すごい…。2人の顔、あんなに近い……)」
勅使河原「……………
(……すぐ折るかと思ったら、2人とも根がまじめだな…)」
カリカリッ カリカリッ ポキッ
勅使河原「あ~、折れた~。よし、じゃあ次!」
赤沢「……………」
小椋「……………」
192 = 1 :
~王様ゲーム、3回目~
全員「王様だ~れだ」
勅使河原「お、また俺だ!ツイてるな~!
ん~、よし、じゃあこれにしよう」
赤沢「……何よ、メニューなんか指して?」
勅使河原「このカップルジュースってやつ!
これを、1番と4番が一緒に飲む!」
赤沢「!!な、何よこの写真!!
す、ストローが途中で別れて、は、ハート型に……」
勅使河原「な~、面白そうだろ!!はい、これで決まり!!」
赤沢・小椋・多々良・見崎・恒一「……………」
193 = 1 :
-2回目のくじ引き終了-
勅使河原「はい、じゃあ、やるの誰だ~」
小椋「……4番だわ…」
恒一「…………い、1番だ…」
赤沢・小椋・多々良「!!!!」
見崎「……………」
勅使河原「お~。来たか!!よしよし、よくやったぜ、俺!」
赤沢「……ちょ、ちょっと!!ホントにやるの、こんな事!!」
勅使河原「当然だぜ。王様の命令は絶対だ」
赤沢「で、でもっ!!……」
サッ
店員「お待たせしました~」
勅使河原「お、来たぜ来たぜ。お~、写真通りだ!すげ~!!」
194 = 1 :
勅使河原「はい、じゃあ、王様の命令は絶対!はやくやれ~」
赤沢・多々良・見崎「……………」
小椋「ドキドキッ ドキドキッ」
恒一「……じゃ、じゃあ失礼します…」チュー
小椋「ドキドキッ ドキドキッ…………」チュー
勅使河原「(お~、すげ~)」
恒一「(す、すごく顔が近い……)」チュー
小椋「(こ、恒一くんがこんなに近くに…/////)」チュー
赤沢「(近い!近い!近すぎるわ!!)」
多々良「/////////////」
見崎「……………」
195 = 1 :
チュー チュー ジュコジュコッ
勅使河原「あ~、終わっちゃった~。量少ないな~、これ」
小椋「/////////////」
恒一「/////////////」
赤沢「(…何なのよ!!何2人とも赤くなってんのよ!!)」
多々良「/////////////」
見崎「……………」
勅使河原「…よし、じゃあ次行こう」
196 = 1 :
~王様ゲーム、4回目~
全員「王様だ~れだ」
赤沢「……私だわ…」
勅使河原「お~。赤沢か~。じゃ、どうぞご命令を」
赤沢「……そうね…。………6番の人がこの中で、
一番気に入った異性を発表する」
小椋・多々良・恒一「!!!!」
見崎「……………」
勅使河原「あ~、定番のヤツだな~、それ
よし、じゃあ2回目のくじね~」
198 = 182 :
赤沢さん攻めるね。
199 = 147 :
メイさん喋れwww
200 :
続けたまえ
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