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    元スレ和「せ、生徒会へ行かないと…!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - けいおん! + - ロープレワールド + - + - 放課後 + - 虫歯 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「よっしゃあ、みんな揃ったな!じゃあさっそく……」

    「練習しま」

    「ティータイムだ~っ!」

    「お~♪」

    「うおおおおいっ!?今日は練習するって言っただろ!」

    「ティータイムの後にちゃんとやるって」

    「信用できないです!」

    2 = 1 :

    「まあまあ……今日はケーキよ?」パカッ

    「おお……何だか今日は一段と美味しそうだね……!」

    「こ、こいつは凄い……見てるだけで涎が……」ジュルリ

    「う……」

    「えっと、よくは知らないんだけど、一日10個くらいしか作られない限定ケーキなんだって」

    「ほっほう、そいつはレアだな。でもすぐ食べないと味が落ちるかもな~?」

    3 :

    わちゃん可愛いよわちゃん

    4 = 1 :

    「ええっ!?じゃあ早く食べないと!」

    「練習した後でも変わりませんよ!ねえ澪先輩!」

    「……」

    「澪先輩?」

    「美味しそうだよなあのケーキ。澪も早く食べたいよな~?」

    「……れ、」

    「れ?」

    5 :

    れんこん!

    6 :

    わちゃん可愛い

    7 :

    れちゃん

    8 = 1 :

    「練習はティータイムの後でもいいかな。ははは……」

    「澪せんぱーーーいっ!?」

    「よし、あとは梓だな」

    「な、何ですか!私は懐柔されませんよ、今日こそは練習を」

    「唯、君に決めた!」

    「ラジャー!」ダッ

    9 :

    平和ボケしたいつもの風景

    そこへ影を落とす一筋の雨雲

    わちゃん…

    10 = 1 :

    「いっけえ、からみつく攻撃だっ」

    「あ~ずにゃんっ♪」ギュウッ

    「にゃっ!?」

    「あらあらまあまあ!」

    「ひへへへへ、可愛いのうあずにゃんや」ナデナデ

    「や、やめてください~!」ジタバタ

    11 :

    逆に和を出さないという手も

    12 = 1 :

    「むっ、まだ抵抗するか!唯、しめつける攻撃でとどめだっ」

    「あずにゃんにゃん♪」ギュー

    「くっ、こんなことでえ……ふにゃあ///」

    「ふっふっふ、これで梓も陥落だな」

    「さあお茶にしましょうか♪」

    「早く食べよう!」

    14 = 1 :

    「やれやれ、澪は食い意地が張ってんなあ」

    「ち、違う!これはだな、早く食べて練習に移ろうという考えがあってのことで」

    「はいはい♪」

    「くう……!」

    「よ~しよしよし……」スリスリ

    「にゃあ♪」ゴロゴロ

    「いつまでやってんだ」

    15 = 1 :

    ……

    「うまっ!このケーキ美味しすぎる!」モグモグ

    「うん、上品な甘さだな!ちょっとカロリーが心配だけど……」

    「おいひい~♪」パクパク

    「もう、クリームついてますよ?」フキフキ

    「ん~、ありがとうあずにゃん!」

    「どういたしまして」

    16 = 7 :

    カロリーがブロリーに見えた
    もう寝るわ

    17 = 1 :

    「うふふ、喜んでもらえて良かったわ♪」

    「いつも悪いな、ムギ」

    「いいのよ、みんなに食べてもらったほうが私としても嬉しいし」

    「ムギはマジ天使」

    ガチャッ

    「唯いる?」

    「あっ、和ちゃ~ん♪」

    18 = 1 :

    「ん、何かあったのか?」

    「いらっしゃいませ~♪」

    「ムギ、それ何か違う」

    「唯にノート貸してたでしょ?今日帰ってから使いたいから、返してもらおうと思って」

    「ああ、あれかあ。ちょっと待って~」ゴソゴソ

    「……もう軽音部が練習せずにお茶していても、何も言われないんですね」ホロリ

    19 = 1 :

    「私たちは、『放課後ティータイム』だからな……!」ニカッ

    「そんないい笑顔で自慢することじゃないでしょう!?」

    「和、今日は生徒会はないのか?」

    「ええ、今日はほとんど仕事がなかったから。少し集まって解散したわ」

    「そっか……毎日大変だな」

    「ふふ、もう慣れてるから大したことじゃないよ」

    20 = 1 :

    「あったあった!はい、和ちゃん貸してくれてありがと~」

    「どういたしまして。ちゃんと授業聞いてないとダメよ?」

    「えへへ、面目ない」

    「じゃあ私はこれで……」

    「あ、ちょっと待って。この後用事がないなら、和ちゃんも一緒にどうかしら?」

    「え?でも……」

    「そうだよ!和ちゃんも一緒にお茶しようよ!」

    22 :

    しええん

    23 = 1 :

    「遠慮するなって!」

    「和ならいつでも大歓迎だよ」

    「です」

    「……そうね、お邪魔しちゃおうかしら」

    「わ~い♪和ちゃんこっちこっち」

    「はいはい」

    24 :

    どういう展開になるかね

    25 :

    「和ちゃんも紅茶でいい?」

    「ええ。ありがとう、ムギ」

    「さあケーキも遠慮なく食べたまえ」

    「何でお前が偉そうにしているんだよ……」

    「ふふ、頂くわ」

    「召し上がれ♪」

    26 = 25 :

    「あ……んっ」パクッ

    「……」モグモグ

    「どう?」

    「うん、美味し……っ!?」

    「!」

    「和?どうかしたのか?」

    「……何でもないわ。すごく美味しいわね、このケーキ」

    27 = 24 :

    な、なんだ?
    なにが起こったんだ?

    28 = 25 :

    「よかった~」

    「ふふん、味わって食べたまえよ和君?」

    「だから何で律先輩が偉そうにしてるんですか……」

    「……」

    「……」

    「どうした和。今度はボーっとしてるけど……」

    「えっ!?な、何でもないわ」

    29 :

    もしやエロか

    30 = 25 :

    「あまりにもケーキが美味しくてトリップしてたんだよな?」

    「まさか。唯先輩や律先輩じゃあるまいし」

    「中野~!お前最近、微妙に口悪いぞっ」グニー

    「ひゃめへふははいよ~」

    「んっ」パクッ

    「……っ」

    「和ちゃん、本当に大丈夫?何だか辛そうだけど……」

    31 = 25 :

    「え、ええ。だいじょ――」

    「……和ちゃん、虫歯だね?」

    「っ!?」ビクッ

    「えっ、虫歯?」

    「なるほど、それでケーキを食べる度に顔をしかめてたのか」

    「な、なななななな」

    「な?」

    32 :

    虫歯・・・だと?
    エロ期待したのは俺だけではなかったようだ

    34 = 25 :

    「なな何言ってるのよ、そんな訳ないじゃない」カタカタ

    「カップが震えてるぞー」

    (あの和先輩がこんなに取り乱すなんて……)

    「……和ちゃん」

    「な、何かしら?」

    「歯医者さん、行かないと」

    「!!!」

    35 = 24 :

    歯医者でわちゃんがだだこねるのか

    36 = 25 :

    「そうね、虫歯は早く治さないと」

    「美味しいもん食べられなくなるのは辛いからなー」

    「わ、私……」

    「和?どうした?」

    「生徒会へ行かないと!」ガタッ

    「逃がすかあっ!」ガバッ

    「きゃあっ!?」

    38 = 25 :

    「お、おい唯!?」

    「ゆ、唯先輩!いきなりどうしたんですかっ」

    「いいから!みんなも和ちゃんを取り押さえて!」

    「えっ?ええ?」

    「……」ポカーン

    「は、離して!離しなさい唯!私は生徒会へ行かないといけないの!」ジタバタ

    「ダメだよ和ちゃん……!今日はもう解散したんでしょ!?」

    39 :

    なるほど見えた
    支援

    40 = 25 :

    「そうなんだ、じゃあ私生徒会へ行くね!」

    「意味が分からないよ!」

    「えっと、まあ……これ以上暴れられても困るし和を取り押さえよう」

    「そ、そうだな」

    「こ、これが巷で噂の四面楚歌……!」

    「ゴメンね、和ちゃん」ムギュッ

    「ご、ゴメンなさいっ」

    「うう……」

    42 :

    ほう

    期待

    43 :

    寝るから誰か朝まで保守しといてくれ

    44 = 32 :

    報酬によるな

    45 = 25 :

    ……

    「……」

    「ふう、やっと取り押さえれたよ」

    「く……殺しなさい」

    「いや、訳分からん」

    「えっと……それより気になることがあるんですけど」

    「どうして和ちゃんはいきなり暴れ出したの?」

    47 = 25 :

    「……」

    「う~ん、これは秘密だったんだけど、皆には見られちゃったからね……いいよね、和ちゃん?」

    「……」

    「まあ見ての通りだけど、和ちゃんは歯医者が嫌いなんだよ」

    「え?た、確かに歯医者が好きなんて人はいないだろうけどさ……」

    「あの反応はちょっと……度が過ぎてないか?」

    「和ちゃんは歯医者がすっごく嫌いなんだよ」

    「そ、そうなんですか……」

    48 :

    なるほど、支援

    49 = 25 :

    「でもどうして?私も歯医者さんは嫌いだけど……」

    「……どうしてもこうしてもないわ。歯医者、それはリリンが生み出した最悪の文化よ」

    「あの独特の匂い、雰囲気、音、悲鳴、泣き声……あそこは、現代の地獄だわ」

    「こうしてそ、想像しただけでも……」ガタガタ

    「和?」

    「いやああああああっ!お願い唯、私を生徒会へ行かせて!私とあなたの仲じゃない!」

    「ダメだよ~。和ちゃんを歯医者に連れて行くのは私の使命!」フンス!

    50 = 32 :

    いいぞ!もっとだ!


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