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元スレさやか「旅に出る」
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休み時間
まどか「マミさーん」
マミ「あら、鹿目さん?珍しいわね…私に用かしら?」
まどか「はい…実はさやかちゃんが旅をしたいと馬鹿なことを言い出して…」
マミ「旅?どこにいくのかしら?」
まどか「さぁ…自分探しの旅だとか…」
マミ「…………」ガタッ
まどか「…マミさん?」
マミ「…いいわ。続けて?」ニコッ
まどか「?はい」
まどか「マミさーん」
マミ「あら、鹿目さん?珍しいわね…私に用かしら?」
まどか「はい…実はさやかちゃんが旅をしたいと馬鹿なことを言い出して…」
マミ「旅?どこにいくのかしら?」
まどか「さぁ…自分探しの旅だとか…」
マミ「…………」ガタッ
まどか「…マミさん?」
マミ「…いいわ。続けて?」ニコッ
まどか「?はい」
まどか「行く宛もないのに歩いてどこかにいこうとするんです。お馬鹿でしょ?」
マミ「そ、そうね」
まどか「大したお金も持たないで、ですよ?無謀です。頭のお味噌詰まってるのかって感じです」
マミ「…ふふ…」
まどか「なのに私は必死で止めたのに全然聞いてくれないんですよ…」
マミ「……」
まどか「お願いです、マミさんからも説得してください!」
マミ「ほっといてちょうだい!」
まどか「え?」
マミ「人になんと思われようとも!やらなきゃいけないことがあるのよ!」
マミ「そ、そうね」
まどか「大したお金も持たないで、ですよ?無謀です。頭のお味噌詰まってるのかって感じです」
マミ「…ふふ…」
まどか「なのに私は必死で止めたのに全然聞いてくれないんですよ…」
マミ「……」
まどか「お願いです、マミさんからも説得してください!」
マミ「ほっといてちょうだい!」
まどか「え?」
マミ「人になんと思われようとも!やらなきゃいけないことがあるのよ!」
まどか「ま、マミさん?」
マミ「本能が…本能が刺激を求めてしまうの!身体がうずいてしまうのよぉっ!」
まどか「な、なんか台詞だけ聞くとえっちぃですマミさん…!」ドキドキ
QB「実はマミは経験者なんだよ」
まどか「えぇ!?もうしてたんですか!?」ドキドキ
QB「なにを勘違いしてるのは訳がわからないけれど…」
QB「マミも自分探しの旅をしたことがあるのさ」
マミ「やめてQB!人には触れられたくない闇があるのよ!」
マミ「本能が…本能が刺激を求めてしまうの!身体がうずいてしまうのよぉっ!」
まどか「な、なんか台詞だけ聞くとえっちぃですマミさん…!」ドキドキ
QB「実はマミは経験者なんだよ」
まどか「えぇ!?もうしてたんですか!?」ドキドキ
QB「なにを勘違いしてるのは訳がわからないけれど…」
QB「マミも自分探しの旅をしたことがあるのさ」
マミ「やめてQB!人には触れられたくない闇があるのよ!」
森田「何故自分で自分を探す必要がある?自分は自分じゃないのか?まさかあいつは自分が分からないのか?」
QB「マミは1年前…心にある病を持っていた…」
まどか「病…?」
マミ「やめてぇぇぇ」
まどか「続けてよQB」ガシッ
マミ「はなしてぇぇ…」ジタバタ
QB「…なにもいないところに突然話しかけたり…右腕が疼くと言い出したり…」
まどか「…まさか魔女の仕業じゃ…」
QB「僕も最初はそう思ったよ。しかし魔女の気配はまったくなかったんだ…」
まどか「そんな…一体どういうことなの…?」
QB「僕にもわけがわからなかったよ…」
マミ「やめてよぉ…理由なんてないのよぉ…」グスッ
まどか「病…?」
マミ「やめてぇぇぇ」
まどか「続けてよQB」ガシッ
マミ「はなしてぇぇ…」ジタバタ
QB「…なにもいないところに突然話しかけたり…右腕が疼くと言い出したり…」
まどか「…まさか魔女の仕業じゃ…」
QB「僕も最初はそう思ったよ。しかし魔女の気配はまったくなかったんだ…」
まどか「そんな…一体どういうことなの…?」
QB「僕にもわけがわからなかったよ…」
マミ「やめてよぉ…理由なんてないのよぉ…」グスッ
ティロフィナーレシリーズ来たぞ~ >右腕が疼く
久しぶりに読み返してみようかな。
久しぶりに読み返してみようかな。
QB「そんなときだ。マミは突然自分探しの旅に出たいといいだした」
まどか「さやかちゃんと一緒だ!何故ですかマミさん!どういう心境なんですか?」
マミ「別に大した理由なんてないのよぉ…あの頃は…それがかっこいいと思って…」
QB「似合わない革ジャンやジーパンなんて着てお金も持たずに意気揚々と旅に出たよ」
まどか「革ジャンにジーパン!?なにを思ってそんなの着ようと思ったんですか!?」
マミ「かっこいいと思ったのよぉ…」グスッ
まどか「で、どうなったのQB?」
QB「3時間で帰ってきたよ」
まどか「早っ…」
まどか「さやかちゃんと一緒だ!何故ですかマミさん!どういう心境なんですか?」
マミ「別に大した理由なんてないのよぉ…あの頃は…それがかっこいいと思って…」
QB「似合わない革ジャンやジーパンなんて着てお金も持たずに意気揚々と旅に出たよ」
まどか「革ジャンにジーパン!?なにを思ってそんなの着ようと思ったんですか!?」
マミ「かっこいいと思ったのよぉ…」グスッ
まどか「で、どうなったのQB?」
QB「3時間で帰ってきたよ」
まどか「早っ…」
QB「まぁ当然さ。手首を切る真似をしても結局怖くなって出来なくなって泣いちゃうマミだ。旅なんてできるはずもないさ」
まどか「そのへたれなところ…さやかちゃんに通じるものがあるね…」
マミ「うぅ…恥ずかしいよぉ…」グスッ
まどか「ならさやかちゃんも心配ないのかな…?」
QB「わからないよ?さやかはマミより頑固だからね」
まどか「そうだね…ありがとQB!相談に乗ってくれて!」
マミ「え…」
QB「礼はいらないよ。それより僕と契約を…」
まどか「嫌!じゃあねQB!あとマミさん!」
マミ「あ、うん…またね鹿目さん…」
まどか「そのへたれなところ…さやかちゃんに通じるものがあるね…」
マミ「うぅ…恥ずかしいよぉ…」グスッ
まどか「ならさやかちゃんも心配ないのかな…?」
QB「わからないよ?さやかはマミより頑固だからね」
まどか「そうだね…ありがとQB!相談に乗ってくれて!」
マミ「え…」
QB「礼はいらないよ。それより僕と契約を…」
まどか「嫌!じゃあねQB!あとマミさん!」
マミ「あ、うん…またね鹿目さん…」
放課後
まどか「さやかちゃん!」
さやか「な、なにさまどか。止めても無駄だからね」
まどか「もう止めないよ」
さやか「え、止めないの?」
まどか「止めないよ」
さやか「そ、そっか」
まどか「さやかちゃんが決めたことなんだもの。私はさやかちゃんを信じるよ」
さやか「まどか…」
まどか「だから…だから無事に帰ってきてね!私、さやかちゃんともう会えないなんていやだから…」グスッ
さやか「それはあたしもだよ。大丈夫!ちゃんと帰ってくるから!」ヒシッ
まどか「さやかちゃん!」ヒシッ
仁美「……」
仁美「帰りましょう?」
まどか「あ、そうだね」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「な、なにさまどか。止めても無駄だからね」
まどか「もう止めないよ」
さやか「え、止めないの?」
まどか「止めないよ」
さやか「そ、そっか」
まどか「さやかちゃんが決めたことなんだもの。私はさやかちゃんを信じるよ」
さやか「まどか…」
まどか「だから…だから無事に帰ってきてね!私、さやかちゃんともう会えないなんていやだから…」グスッ
さやか「それはあたしもだよ。大丈夫!ちゃんと帰ってくるから!」ヒシッ
まどか「さやかちゃん!」ヒシッ
仁美「……」
仁美「帰りましょう?」
まどか「あ、そうだね」
次の日早朝
さやか「……」コソコソ
さやか「ふー…置き手紙したとはいえ、黙って家を出るのは良心が痛みますな…」
さやか「でもちゃんと立派になって帰ってくるからね!父さんと母さんよ!」
さやか「よし!出発だ!」
ほむら「待ちなさい美樹さやか」
さやか「ぎゃあ!?」ビクッ
ほむら「ちょっと。なによ失礼な」
さやか「い、いいいつから家の前にいたのよ!?」
ほむら「4時間前から」
さやか「えぇ……?」
さやか「……」コソコソ
さやか「ふー…置き手紙したとはいえ、黙って家を出るのは良心が痛みますな…」
さやか「でもちゃんと立派になって帰ってくるからね!父さんと母さんよ!」
さやか「よし!出発だ!」
ほむら「待ちなさい美樹さやか」
さやか「ぎゃあ!?」ビクッ
ほむら「ちょっと。なによ失礼な」
さやか「い、いいいつから家の前にいたのよ!?」
ほむら「4時間前から」
さやか「えぇ……?」
さやか「4時間もなにしてたのさ…」
ほむら「あなたを待ってたんじゃない。まったく…出発の時間くらい教えなさいよね」
さやか「悪いけど止めても無駄だからね」
ほむら「もうそれは諦めたわよ。あなたの馬鹿は死んでも治らないでしょうし」
さやか「ぐぬぬ…じゃあ何しに来たのさ!」
ほむら「…見送りくらいいいでしょ?」
さやか「え?」
ほむら「……私達、友達でしょ?」チラ
さやか「……うおぉぉぉぉ!これがギャップ萌えというやつか!?そうなのか!?」
ほむら「ちょ…うるさい!今何時だと思ってるのよ!」
ほむら「あなたを待ってたんじゃない。まったく…出発の時間くらい教えなさいよね」
さやか「悪いけど止めても無駄だからね」
ほむら「もうそれは諦めたわよ。あなたの馬鹿は死んでも治らないでしょうし」
さやか「ぐぬぬ…じゃあ何しに来たのさ!」
ほむら「…見送りくらいいいでしょ?」
さやか「え?」
ほむら「……私達、友達でしょ?」チラ
さやか「……うおぉぉぉぉ!これがギャップ萌えというやつか!?そうなのか!?」
ほむら「ちょ…うるさい!今何時だと思ってるのよ!」
さやか「いつもつんけんしてる転校生がでれるとこれだけの破壊力になるとは…お前も嫁にしてやろうか!?」
ほむら「なにをまた馬鹿なことを…これ受け取りなさい」サッ
さやか「なにこの小包?」
ほむら「餞別よ。黙って受け取りなさい」
さやか「え、マジで?ありがと転校生!」
ほむら「…ある程度の準備がなきゃ1人旅なんて絶対不可能だから」
ほむら「あなたみたいな馬鹿でも、死なれちゃ後味が悪いからよ…別にあなたの為じゃないわ」プイン
さやか「くそぉー…どこまで萌え要素をこの無い胸に詰め込んでんだ転校生は…」チョンチョン
ほむら「やっぱり死んでも構わないわ」
ほむら「なにをまた馬鹿なことを…これ受け取りなさい」サッ
さやか「なにこの小包?」
ほむら「餞別よ。黙って受け取りなさい」
さやか「え、マジで?ありがと転校生!」
ほむら「…ある程度の準備がなきゃ1人旅なんて絶対不可能だから」
ほむら「あなたみたいな馬鹿でも、死なれちゃ後味が悪いからよ…別にあなたの為じゃないわ」プイン
さやか「くそぉー…どこまで萌え要素をこの無い胸に詰め込んでんだ転校生は…」チョンチョン
ほむら「やっぱり死んでも構わないわ」
QB「礼はいらないよ。それより僕と契約を…」
まどか「嫌!」
なんてきっぱりとしたまどかだww
まどか「嫌!」
なんてきっぱりとしたまどかだww
さやか「んじゃそろそろいくよ。親が起きたらヤバイし」
ほむら「…携帯は?」
さやか「置いてきちゃった。いつでも連絡できたら1人旅の意味無いし」
ほむら「そう…ならあなたの声を聞くのも最後になるかもしれないのね」
さやか「か、帰ってこれるよ…多分…」
ほむら「……絶対よ?」
さやか「…!…お、おし。任せとけ」
ほむら「…なら行ってきなさいよ。気のすむまで」
さやか「うん…ありがとね転校生。心配してくれて」
ほむら「な、なによ真面目な顔して…」
さやか「あはは…じゃあね!ばいばい!」ダッ
ほむら「車に気を付けなさいよー!」
さやか(もう完全にお母さんだ…)
ほむら「…携帯は?」
さやか「置いてきちゃった。いつでも連絡できたら1人旅の意味無いし」
ほむら「そう…ならあなたの声を聞くのも最後になるかもしれないのね」
さやか「か、帰ってこれるよ…多分…」
ほむら「……絶対よ?」
さやか「…!…お、おし。任せとけ」
ほむら「…なら行ってきなさいよ。気のすむまで」
さやか「うん…ありがとね転校生。心配してくれて」
ほむら「な、なによ真面目な顔して…」
さやか「あはは…じゃあね!ばいばい!」ダッ
ほむら「車に気を付けなさいよー!」
さやか(もう完全にお母さんだ…)
さやか「はぁ…はぁ…」
さやか「もう大分家から離れたな…よし、ここから出発にしよう!」
さやか「どっちに進もうかな…よし、北にいこう!」
さやか「へへーん!ちゃんと磁石を持ってきたんだからね!これで方角がわかるね!」
さやか「えっと…たしか赤色のNが北だよな…あれ?どう使うんだこれ」
さやか「冷蔵庫にくっついてたの持ってきたけど…くっつけるの以外に使ったことないや。ワハハ」
杏子「方角がわかるのは方位磁石のほうだろうがこの馬鹿」
さやか「あ、杏子じゃん」
さやか「もう大分家から離れたな…よし、ここから出発にしよう!」
さやか「どっちに進もうかな…よし、北にいこう!」
さやか「へへーん!ちゃんと磁石を持ってきたんだからね!これで方角がわかるね!」
さやか「えっと…たしか赤色のNが北だよな…あれ?どう使うんだこれ」
さやか「冷蔵庫にくっついてたの持ってきたけど…くっつけるの以外に使ったことないや。ワハハ」
杏子「方角がわかるのは方位磁石のほうだろうがこの馬鹿」
さやか「あ、杏子じゃん」
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