元スレ小鳥「お父さん、お母さん」P「はい?」春香「えっ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
451 = 307 :
小鳥「………やったんだわ……ようやく……」
小鳥「帰ってこられた………!!」グスッ
高木「何を言っとるんだね、今しがた出発したばかりなのに」
小鳥「!!」
小鳥「…高木社長……!!」ギュゥッ
高木「……おっと、照れるな……あまり老人を勘違いさせないほうがいいよ」
小鳥「……社長。老けました……?20歳くらい」
高木「…そうだね」
小鳥「……えへへ、この高木社長は懐かしいです……」
452 = 307 :
高木「小鳥君、君もずいぶんと……大人っぽくなったのだねぇ。10歳くらい?ははは」
小鳥「…そうですね、恥ずかしながら…………」
小鳥「…はぁ……」
高木「どうしたのかね?」
小鳥「いえ、帰ってこられたのは嬉しいんですけど……」
小鳥「いきなり10歳も歳をとって帰ってきたら、お父さんやお母さん何て言うでしょう………」
高木「君は何を言っとるんだ?」ニヤニヤ
小鳥「………?」
453 = 313 :
ほ
455 = 307 :
高木「あのときに私が言った言葉を覚えておらんようだな」スッ
小鳥「…………この薬は?」
高木「タイムマシンに使っている時空転移装置を、ナノマシンに応用したものだ」
小鳥「…………!」
高木「君と別れてから、きっかり20年かけて何とか開発に成功した。間に合ってよかったよ」
高木「これを飲めば、君の体の細胞の構成が…10年ほど、過去に戻ることになる」
457 :
映画見たくなってきた
458 :
黒の組織か…社長も黒い…うわなにをする
459 = 426 :
着地点を10年ずらしたのかと思ってビックリした
460 :
でも記憶はどうなるのか?
461 = 307 :
小鳥「…………社長っ……グスッ……!」
高木「言っただろう?『必ず何とかする』と」
小鳥「……社長っ……グシュッ、ありがどう、ございますっ……!!」
高木「例など要らん。言いたいのはこちらのほうだ」
高木「もうひとつ、君に見せたいものがあってね……この古い写真を」
小鳥「……この写真は……!!」
高木「君が事務所のデスクに飾っていた、感謝祭ライブのときの集合写真」
高木「きちんと君も写っているよ」
小鳥「………っ………!!」
高木「君は765プロ創設者の一人、かつ命名者」
高木「そして名誉事務員だ。我々全員で決めた」
高木「………いままで、ありがとう」
462 = 395 :
この社長…天才か
463 = 307 :
小鳥「………ヒック、ぅゎぁぁぁぁぁぁぁぁん……………!」
高木「こらこら、なにもそんなに泣く事はないじゃないか」
小鳥「……だって…嬉しいんです………!」
小鳥「お父さんとお母さんが大好きだった765プロに……」
小鳥「自分が、仲間としていられたんですもの………!」
高木「………うれしいよ」
高木「私の頑張りも、無駄ではなかったのだね……」
464 = 341 :
一プロダクションの社長の持つ技術力じゃねえよなこれ
466 = 441 :
高木社長は今すぐ国家レベルの研究機関に入って、人間社会に貢献すべし
467 = 307 :
──────
高木「朝になる前に、君の家に帰ろうか」
高木「こんな夜中まで連れ出していたことがバレたら、お母さんになんて言われるか…恐ろしい」
小鳥「ウチのお母さんは起こると怖いですからね……」
小鳥「この窓から……」ソローリ
春香「小鳥っ!!!」
小鳥「っ!!」
高木「…あらあら」
468 = 312 :
おやおや
469 = 307 :
春香「こんな夜中にどこをほっつき歩いてたのっ!?」
小鳥「お、お母さん…あはは」
春香「お父さんもお母さんもホントに心配して……」
春香「あなたもアイドル候補生なんだから、きちんとそういう自覚を持ってちょうだい。変なのに狙われるかもしれないのよ?」
小鳥「…ごめんなさい!…お母さん!」
春香「?」
小鳥「ただいまっ!!大好き!!」ダキッ
春香「ちょっ!?…ど、どうしたのいきなり。変な子」
小鳥「えへへ……」
470 = 341 :
というか、もう薬飲んで若返ってるんだよな?
そういう認識でいいよな?
471 = 307 :
春香「それで?どこに行ってたの?」
小鳥「高木社長のところだよ。ですよね?」
春香「……社長」ジトー
高木「……あはは、ごきげんよう、春香君」
春香「……はぁ…一緒にいたのが社長で安心してる私がいやになります……」
高木「小鳥君は本当にいい子だね」
春香「調子に乗らないで下さい」
高木「…すまない」
472 = 307 :
春香「とりあえず小鳥、朝になったら765プロのみんなが来るから。少しでも寝て、支度しておいてね」
小鳥「えっ…聞いてないよ!?」
春香「当たり前です、昨日の晩に話そうと思ってたのに」
春香「ほら、この話はお父さんと一緒にまた今度ね。部屋へ行きなさい」
小鳥「はーい」
春香「……社長も来ます?」
高木「…いいのかね?」
春香「…今日の小鳥の件がなければ、もちろんと言いたいんですけどね」
高木「あはは…申し訳ない」
春香「…どうぞ、入ってください。部屋を用意します」
高木「いやはや、すまないね……旦那さんはどこに?」
春香「まだ寝てますよ」
473 = 307 :
──────
P「……小鳥、起きなさい」
小鳥「……んぅ…」
P「ほらほら、日曜だからってだらだらしてちゃダメだぞ?」
小鳥「……ん…お父さん……おはよぅ…」
P「おはよう」
小鳥「……お父さん!」ダキッ
P「うわっ!?ど、どうしたんだいきなり…」
小鳥「……えへへ、なんでもないですよーだ…♪」
P「身支度して、今に来てくれ。もうみんな居るから」
小鳥「…765プロのみんなが?」
P「皆さん、だろ。早くおいで」
バタン
小鳥「………急がないとっ!」バッ
474 = 307 :
コンコン
小鳥「失礼します……」
「おー!ぴよ子、遅いぞ!ねぼすけさんだなぁ」
「小鳥ちゃん、おはよう!ハイ、たーっち!」パチン
「古都からここまで、長い旅路でした…」
「ぁふぅ…小鳥、ちょうどいいの。一緒に二度寝しよっか…ふぁ」
「ちょっと美希、春香の家でだらしない真似しないでちょうだい」
「千早さんは細かいの……zzz」
「ミキミキも相変わらずだね→」
「昔からちっとも成長してないもんね→」
「アンタらもよ」
「小鳥ちゃん、おはよう~」ドタプーン
「おはよう、小鳥!」
「おはよう。お茶いる?」
「コラコラあんたたち、いくら春香とプロデューサー殿の家だからってくつろぎすぎ」
475 :
あずささんむこうでもまだ垂れてないのか
476 = 307 :
P「みんな今日は良く来てくれたなぁ」
春香「こうやって集まるのは久しぶりですもんね」
高木「おぉ、みんなおはよう。いやはや、久しぶりだねぇ」
「あっ、社長!昨日いぬ美二世をどこに連れて行ったんだ?」
高木「あ、すまない。家に置いて来てしまった」
「何ぃ~っ!?今すぐ連れてきてよ!」
高木「はは、後でな」
小鳥「おはようございます!今日も765プロの話、いっぱい聞かせてくださいね!」
END
477 :
乙
良かったよ
479 = 307 :
一応おまけ(小鳥が過去に出発する前のシーン)もあるんだが
一度寝て残ってたら書く
とりあえずお付き合いありがとう
480 = 306 :
おつおつ!
こういうSF系もいいなぁ…
バック・トゥ・ザ・フューチャー見返してくるかな
481 :
乙おもしろかったよ
482 = 426 :
乙
やっと寝られる
483 :
お疲れさまでした
486 = 414 :
乙 面白かった
487 = 341 :
乙っした
小鳥さんssで中々におもしろくてかつ完結した作品は久々に見た気がする
488 = 307 :
ごめんやっぱ保守たのむ
書きたいが眠気が限界
おまけだけだけど
11時には復帰する
489 = 445 :
乙!!!
さいこーだったぜ
490 :
乙乙!
よかったぜ
491 :
乙
春香と小鳥さん好きの俺にはたまらんかった
492 = 445 :
さっかーみつつ捕手
493 = 305 :
乙
終わり方がいい感じ
494 = 396 :
久しぶりに完結したな
497 = 401 :
結局Pと春香は信じなかったのか全員忘れてるのか
499 :
えがったぁ…
500 :
乙
そろそろ社長の寿命が…
みんなの評価 : ★★★
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