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    元スレP「765プロのコンシェルジュ、音無小鳥?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
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    51 :

    誰かこの小鳥さんアプリ開発してくれ

    金に糸目はつけない

    52 = 24 :

    P「こ、これは別に、本物の音無さんでは……いや、でも一応」

    『ただの興味本位です。深い意味はありません』

    小鳥『……そうですか。申し訳ございません、765プロの話に戻りましょう』

    P(……小鳥さん)

    『どうしてそんな寂しそうな顔をしているんですか?』

    小鳥『えっ……? そ、そんなことありませんよ。私はいつでも元気ですから!』

    P「…………」

    『……違うんです。俺、本当は……』

    小鳥『……どうされました?』

    『本当は……知りたかったんです』

    小鳥『知りたかった……?』

    54 = 24 :

    『小鳥さんがどんな人を好きなのか、どれ位好きなのか、それが知りたかったんです』

    小鳥『あ、あの……どうしてそこまで私のことを?』

    『それは……俺は、あなたのことが』

    小鳥『……もうやめましょう。今は765プロの話を』

    『待ってください! はっきり言います、もう恥ずかしがらずに全部言います!』

    小鳥『えっ……?』

    『俺……前からずっと、小鳥さんのことが……』

    小鳥『ま、待ってください……今は、765プロの話を……』

    『765プロなんてどうでもいい! 俺は、小鳥さんのことが――』

    P「大好きなんです!」  『大好きなんです!』

    55 = 53 :

    えんだあああああああああああああああああああ

    56 = 38 :

    いやああああああああああああああああああああああああああ

    57 = 30 :

    いやああああああああああああああああああああああ

    58 :

    コンシェルジュの中の人は、社長。

    59 = 24 :

    小鳥『わ、私のことを……好き?』

    『はい、あなたが好きです。いけませんか?』

    小鳥『い、いえ……その、急にそんなことを言われたら……』

    『……ごめんなさい。俺、変なこと言っちゃって……すいません』

    小鳥『あ、謝らないでください……じ、実は、えっと……私も』

    『……えっ?』

    小鳥『私も、プロデューサーさんが……好きです』

    『お、俺のことを……? ほ、本当ですか!?』

    小鳥『は、はい……恥ずかしいから確認なんてしないでくださいよ……もう』

    『す、すいません……』

    小鳥『ふふっ、プロデューサーさん、また謝ってますよ』

    『あっ、本当だ……すいま、じゃなくて……嬉しいです』

    60 :

    >>58
    おれのニヤニヤを返せ

    61 = 29 :

    >>58
    と見せかけて実はリアルタイムで本人gゲフンゲフン

    62 = 24 :

    小鳥『でも、夢みたいだなぁ……プロデューサーさんと想いが通じ合うなんて』

    『俺もです。……何だか、恥ずかしいですね』

    小鳥『そうですね……顔を合わせるのも、ちょっと恥ずかしいかな』

    P(俺、小鳥さんと付き合えるんだな……まさか、俺のことが好きだったなんて…………ん?)

    P「…………」

    P「………………」

    P「……………………あっ」

    P「これ、現実じゃないじゃん……本当に付き合う訳じゃないじゃん……」

    63 :

    Pが画面の中のピヨに恋してリアルピヨ涙目な展開の可能性が残ってる
    まだ油断は出来んよ

    64 = 24 :

    P「それなのに、俺……必死でキーボードに打ち込んで……」

    P「……何やってんだろ、俺」orz

    小鳥『おめでとうございます! コンシェルジュ・音無小鳥はあなたの恋人になりました!』

    P「へっ……?」

    小鳥『これにより、今までお答えできなかった質問も全てお答えできるようになります』

    P(……クリア特典、みたいな感じか?)

    小鳥『さあ! 765プロのこと、もしくは私のこと、何でも聞いてください!』

    P(……もういいや、変な質問ばっかして少しでもこの気分を晴らしてやる……!)

    65 :

    紳士的なPだな。
    俺ならパンツの色やら乳首の色など聞きまくっているところだが

    66 = 24 :

    『小鳥さん、今どんなパンツはいてるの?』

    小鳥『そ、それは……あの、……黒です。もう! こんなこと答えるの……あなただけなんですからね?』

    P(……あの制服の中は黒か、YES! まぁ、これは現実では無いですけどね!)

    『キスしたいなー、小鳥さんとキスしたいなー』

    小鳥『だ、ダメですよ……お仕事が終わったら、ね?』

    P(あー、画面の中入りてー。それでお仕事終わらせて小鳥さんとちゅっちゅしてーなー)

    『太ももスリスリしてもいいですか?』

    小鳥『もう……お家に帰ったら好きなだけしていいですから、今は我慢してください!』

    P(最新システムで画面の中入れねえかなー……)

    P(はぁ……やけくそとはいえ、何やってるんだろうな、俺……)

    67 :

    いったとたんこれだよ

    68 = 29 :

    そういえば小鳥さんがPにしてほしいこととかはインプットされてたりするのだろうか

    69 = 41 :

    なんでPって事ばれてんの?

    70 = 24 :

    P(……なんか、急に虚しくなってきた。いくら聞いても、これは本物じゃないしな)

    小鳥『あの……どうしたんですか? 急に黙っちゃって……私、何か不快にさせるようなことを』

    『い、いえ! そんなこと無いですよ!』

    P(って、俺はまたこうやって……これは現実じゃないんだ、ちゃんと区別しないと)

    小鳥『……言ってください。正直に言ってくれれば、私は何でも答えますから』

    『……すいません。あなたは……この小鳥さんは、本物では無い……そう思うと』

    小鳥『……はい、私は本物の「音無小鳥」ではありません。
        私の考えは、全て765プロのデータを元にしています』

    『ごめんなさい……分かってはいるんですけど、せっかく告白したのに……なんか、こう』

    小鳥『……プロデューサーさん。一つだけ、良いことを教えてあげます』

    『良いこと、ですか?』

    71 = 28 :

    もしや用事って…

    73 :

    朝まで残って欲しい

    75 = 24 :

    小鳥『私は765プロに関する膨大なデータを基に発言しています。それはお分かりですね?』

    『はい、それがどうかしたんですか?』

    小鳥『つまり……私の発言や考えは、本物の音無小鳥に限りなく近くなっているのです』

    『限りなく、って。それにも限度があるでしょう?』

    小鳥『……実は、高木社長の集めたデータの中には、音無小鳥に関するデータが山のように入っています』

    『山のように……』

    小鳥『高木社長はデータを取るため、ここ数日間は毎日のように居酒屋に「音無小鳥」をお連れになっていたのです』

    『何やってんだ社長……』

    小鳥『その会話文を録音し、文章化してデータとなり、私の思考や会話パターンを生み出しています』

    『……そこまでする必要はあったんですかね?』

    小鳥『……そのご質問に関しては、解答をお断りさせてください』

    P(会話文を録音とか……流石になぁ。後で色々言っておかないと……)

    76 = 73 :

    社長セクハラ疑惑浮上

    77 = 63 :

    その後は体のデータも取る為に・・・

    80 :

    >>79
    糞コテにレスするな

    81 = 24 :

    小鳥『私は最新のシステム、プログラムで構成されています。それはお分かりですね?』

    『はい、説明書に書いてありましたけど』

    小鳥『では、先に言っておきますが、私のデータには「音無小鳥」の好きな男性、という情報は入力されていません』

    『はぁ、それが良いことと関係しているんですか?』

    小鳥『ええ、「私もプロデューサーさんが好きです」と言ったのは覚えていますか?』

    『もちろん! 忘れる訳無いじゃないですか!』

    小鳥『そこで何か気づきませんでしたか?』

    『何か……?』

    小鳥『私「も」、と言ったんです。これがどういう意味か、考えてみてください』

    P(……私「も」、ということは、……えっ? それって……)

    『俺が好きって言う前から、俺のことが好きだったってことですか?』

    小鳥『正解です、よくできました!』

    82 = 41 :

    ヨネさんチーッス

    83 :

    小鳥さんが一番可愛い

    84 :

    流石キューピット社長

    85 = 24 :

    P(嬉しいけど……まぁ、だからなんだよって話だよな)

    小鳥『プロデューサーさん、さっき私の言ったことも考えてみてください』

    『さっき言ったこと……』

    小鳥『私には、「音無小鳥」の好きな男性という情報は入力されていない、というところです』

    『……?』

    小鳥『つまり……私は「音無小鳥」のデータから、彼女が最も好意があるであろう男性を導き出したんです』

    『えっと……データから、おそらく俺が好きだろうって導き出したってことですか?』

    小鳥『はい、「プロデューサーさん」という単語の数。その男性に対する彼女の言葉、そこから導き出しました』

    『……それが、良いこと?』

    小鳥『そうですよ。簡単に言えば、データ上だと「音無小鳥」はプロデューサーさんが大好き、ということになりますから』

    87 = 24 :

    『……つまり、データ上は現実の小鳥さんも俺のことを好きだから元気出せよ、ってこと?』

    小鳥『はい! 大丈夫です、最新システムの私が保証します!』

    『それ、本当に信用できるのかな……』

    小鳥『プロデューサーさん、女の子は向こうからガンガン来て欲しいって思ってるんですよ?』

    『だから押してみろって? 本当に上手く行くんですか?』

    小鳥『それは私には分かりません。……まぁ、そろそろ結婚したいって思ってるのは本当みたいですから』

    『……データの中にそんな会話があったんですね』

    小鳥『……申し訳ありませんが、そのご質問にお答えすることはできません』

    88 = 29 :

    そうか これは小鳥さんが仕組んだ間接的な告白・・・!

    89 = 24 :

    『まぁ、小鳥さんに応援されたんだ。頑張ってみるしかないですよね』

    小鳥『そうですよー。プロデューサーさん、ファイトー!』

    『ありがとうございます、小鳥さん。……俺、こうやって別の小鳥さんと会話できてよかったです』

    小鳥『ふふっ、私も嬉しかったです。本当にプロデューサーさんと会話できたんだから』

    『本当にって、どういうことですか?』

    小鳥『えっと、私が好きなのはプロデューサーさんです。でも、
        画面の前のあなたがそうだとは限らないじゃないですか』

    『確かに……でも、どうして俺だって分かったんですか?』

    小鳥『「プロデューサーさんが好きです」って言って。もし。あなたが違う方だったらそこで会話をやめるでしょう?』

    『まぁ……誰かの代わりに好きですって言われても嬉しくないですよね』

    90 = 24 :

    小鳥『それと、データの中にあるプロデューサーさんとあなたが一致したので。とっても優しくて、まじめで』

    『そ、そうですか……なんか照れますね』

    小鳥『……でも、ちょっぴりエッチなところもあるんですね』

    『うっ……いや、それは出来心というか……すいません』

    小鳥『いいんですよ? ほら、もっと質問してください。何でも答えますから!』

    『や、やめておきます……』

    92 :

    うむ

    93 = 24 :

    小鳥『さてと、そろそろお仕事に戻られた方が良いんじゃないですか?』

    『えっ? ……あっ、もうこんな時間か。そろそろみんな帰ってくるな』

    小鳥『では、ここでおしまいにしましょうか』

    『そうですね。……色々、ありがとうございました』

    小鳥『こちらこそ、私にお付き合いくださってどうもありがとうございました。……あっ、そうだ』

    『どうかしましたか?』

    小鳥『えっと……もし、現実の私にフラれたら……いつでも相談してくださいね?』

    『……いや、フラれなくてもまたお話ししましょう。良いですよね?』

    小鳥『本当ですかー? じゃあ、期待しちゃいますからね……? では、さようなら』

    『さようなら、小鳥さん』

    94 = 79 :

    ティンときた!

    95 = 60 :

    すげえスペっこ高いPCだの

    96 = 24 :

    春香「あっ、プロデューサーさん、お仕事終わって今戻りました!」

    P「おう、お疲れ様。みんな帰ってきてるのか?」

    春香「みんなコンビニでお買いものしているので、まだ全員は揃わないですね」

    P「そっか、春香だけ先に戻ってきたのか」

    春香「はい! ……先に帰ってきて良かった」

    P「ん? 先に帰ってきたら何かいいことでもあるのか?」

    春香「な、何でもありません……。プロデューサーさんはずっとお仕事してたんですか?」

    P「あ、あぁ、仕事と言えば、仕事かな……」

    春香「?」

    97 = 24 :

    小鳥「ただいま戻りました。あら、春香ちゃんも帰ってきたのね」

    春香「はい、そのうちみんな戻ってきますよ」

    小鳥「そう、じゃあお菓子でも用意しておこうかしら。……あっ、それとプロデューサーさん」

    P「は、はい! な、何か用ですか?」

    小鳥「……あの、プロデューサーさん? 声が上ずってますけど、何かあったんですか?」

    P「い、いえ何も! 何もありませんから気にしないでください!」

    P(さっきまで同じ顔の人とあんな話をしてたんだ……それに)

    『データ上は、プロデューサーさんのことが好きなんですよ』

    P(って言われたら、嫌でも意識しちまうよな……)

    98 = 24 :

    小鳥「その『私』のテスト、少しはやってくれましたか?」

    P「えっ? え、ええ、それなりにってところですかね……」

    P(本当は今までずーっと話してたけど……)

    春香「小鳥さん、何のお話ですか?」

    小鳥「春香ちゃんも見てみる? ほら、これよ」

    小鳥『765プロのHPへようこそ。コンシェルジュの音無小鳥です。分からないことは何でも聞いてくださいね』

    春香「パソコンの中に小鳥さんが!? これはいったい……」

    小鳥「HPで質問に答えてくれるのよ。765プロに関することなら何でもね」

    春香「すごいんですねぇ……どんな質問でも答えてくれるんですか?」

    小鳥「そういう話だけど……じゃあ、試しに履歴を見てみましょうか」


    P「……へっ?」

    100 :

    やめたげてよぉ!!!


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