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元スレ男「死にたい」

みんなの評価 : ★★
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居間
男「…」モグモグ
母「久しぶりにあなたの顔見たわね」
男「…そうだっけ」
母「何ヶ月も見てないわよ。髭くらい剃ったらどう?」
男「いいだろ…別に…」
母「剃った方がかっこいいと思うわよ?」
男「うるっさいな…」
男「…」モグモグ
母「久しぶりにあなたの顔見たわね」
男「…そうだっけ」
母「何ヶ月も見てないわよ。髭くらい剃ったらどう?」
男「いいだろ…別に…」
母「剃った方がかっこいいと思うわよ?」
男「うるっさいな…」
母「…」
男「…」
母「…」
男「…」
母「どうして泣いてるの?」
男「ぐ…ひっく…」ポロポロ
母「辛いなら辛いって言えばいいじゃない」
母「昔から人に相談しなかったものね。全く、昔から溜め込むのよね…私に似たのかしら」
母「プレッシャー感じてたんでしょう?期待に応えなきゃいけないって」
男「…」
母「…」
男「…」
母「どうして泣いてるの?」
男「ぐ…ひっく…」ポロポロ
母「辛いなら辛いって言えばいいじゃない」
母「昔から人に相談しなかったものね。全く、昔から溜め込むのよね…私に似たのかしら」
母「プレッシャー感じてたんでしょう?期待に応えなきゃいけないって」
男「ああそうだよ!!どいつもこいつも大丈夫大丈夫って!!」
男「何が大丈夫だよ!んなわけねーだろ!!」
男「大学は落ちて!仕事してみればクズ同然に扱われて!あんたらからはいない者同然に扱われて!!」
男「邪魔だったらハッキリ邪魔だって言えよ!!俺に逃げ場所なんてないんだ…」
男「もう嫌だ…くそ…ちくしょ…う…」ポロポロ
男「何が大丈夫だよ!んなわけねーだろ!!」
男「大学は落ちて!仕事してみればクズ同然に扱われて!あんたらからはいない者同然に扱われて!!」
男「邪魔だったらハッキリ邪魔だって言えよ!!俺に逃げ場所なんてないんだ…」
男「もう嫌だ…くそ…ちくしょ…う…」ポロポロ
母「はぁ…あなたって場所があったらどこまでも逃げるつもりなの?」
男「…っ!」
母「男、あなたは一気に駆け上がろうとしすぎよ」
母「少しずつでいいの。自分のペースで、確実に一歩進んでいけば」
母「私が大丈夫って言ったのは私の息子だからよ。お父さんや妹ちゃんだってそう」
母「でも…ごめんなさい…あなたにとっては重い言葉だったみたいね…ごめんね…」ポロポロ
男「………ごちそうさま」
母「…えぇ」
男「…おいしかったよ、久しぶりの母さんの料理」
母「私もあなたの顔が見れて嬉しかったわ」
男「…」
男「…っ!」
母「男、あなたは一気に駆け上がろうとしすぎよ」
母「少しずつでいいの。自分のペースで、確実に一歩進んでいけば」
母「私が大丈夫って言ったのは私の息子だからよ。お父さんや妹ちゃんだってそう」
母「でも…ごめんなさい…あなたにとっては重い言葉だったみたいね…ごめんね…」ポロポロ
男「………ごちそうさま」
母「…えぇ」
男「…おいしかったよ、久しぶりの母さんの料理」
母「私もあなたの顔が見れて嬉しかったわ」
男「…」
男部屋
男「…………くそったれ!」ガンッ
男「くそ!くそ!クソ!クソ!クソ!」バキッガッバキッ
男「……痛ぇ…」ジンジン
『少しずつでいいから…バイトくらい…』
『少しずつでいいの。自分のペースで、確実に一歩進んでいけば』
男「…少しずつ…か」
男「…………くそったれ!」ガンッ
男「くそ!くそ!クソ!クソ!クソ!」バキッガッバキッ
男「……痛ぇ…」ジンジン
『少しずつでいいから…バイトくらい…』
『少しずつでいいの。自分のペースで、確実に一歩進んでいけば』
男「…少しずつ…か」
数週間後――
コンビニ
男「いらっしゃいませー…あ」
イケメン「あれ…確か君は…」
男「どうも…」
イケメン「幼馴染ちゃんの……彼氏?」
男「…あいつが言ったんですか?」
イケメン「あぁ、やっぱり彼氏だったのか」
男「…」
イケメン「そ、そう恐い顔しないでよ店員さん…」
男「700円になります」
イケメン「…」
コンビニ
男「いらっしゃいませー…あ」
イケメン「あれ…確か君は…」
男「どうも…」
イケメン「幼馴染ちゃんの……彼氏?」
男「…あいつが言ったんですか?」
イケメン「あぁ、やっぱり彼氏だったのか」
男「…」
イケメン「そ、そう恐い顔しないでよ店員さん…」
男「700円になります」
イケメン「…」
数時間後――
男「お疲れ様でしたー」
男「…ふぅ…意外と疲れるなコンビニも…」
「やぁ」
男「ん?…なんですか?」ムスッ
イケメン「今帰り?」
男「そうですけど」
イケメン「ちょっと話をしないか?」
男「………」
男「お疲れ様でしたー」
男「…ふぅ…意外と疲れるなコンビニも…」
「やぁ」
男「ん?…なんですか?」ムスッ
イケメン「今帰り?」
男「そうですけど」
イケメン「ちょっと話をしないか?」
男「………」
イケメン「はい、コーヒー奢るよ」
男「どうも…それで話ってなんです?早く帰りたいんですけど」
イケメン「いやいや、幼馴染ちゃんの彼氏がどういう人なのか気になってさ」
男「どういう意味ですかそれ」
イケメン「彼女なりに悩んでたって事だよ」
男「はぁ?」
イケメン「ニート、だったんでしょ?」
男「…」
イケメン「あぁ、いや、バカにしてるわけじゃない。今はコンビニで働いてるじゃないか」
男「バイトなんで」
イケメン「何もしないよりはましさ」
イケメン「その様子だと…幼馴染ちゃんには言ってないみたいだね」
男「えぇ…まだ…」
イケメン「それはどうして?あぁもちろん、話したくなかったらそれでいいよ」
男「どうも…それで話ってなんです?早く帰りたいんですけど」
イケメン「いやいや、幼馴染ちゃんの彼氏がどういう人なのか気になってさ」
男「どういう意味ですかそれ」
イケメン「彼女なりに悩んでたって事だよ」
男「はぁ?」
イケメン「ニート、だったんでしょ?」
男「…」
イケメン「あぁ、いや、バカにしてるわけじゃない。今はコンビニで働いてるじゃないか」
男「バイトなんで」
イケメン「何もしないよりはましさ」
イケメン「その様子だと…幼馴染ちゃんには言ってないみたいだね」
男「えぇ…まだ…」
イケメン「それはどうして?あぁもちろん、話したくなかったらそれでいいよ」
男「…プレゼントを…」
イケメン「プレゼント?」
男「はい…何もしてやれてなかったから…プレゼントを渡す時に一緒に言おうと…」
イケメン「へぇ…」
男「心配させておいて何様だって話ですけどね」
イケメン「そんな事ないさ。幼馴染ちゃん喜ぶと思うよ」
男「そうですかね……あいつ、職場ではどうなんですか?」
イケメン「気が利く子だよ。最近まで元気がなかったけどね」
イケメン「プレゼント?」
男「はい…何もしてやれてなかったから…プレゼントを渡す時に一緒に言おうと…」
イケメン「へぇ…」
男「心配させておいて何様だって話ですけどね」
イケメン「そんな事ないさ。幼馴染ちゃん喜ぶと思うよ」
男「そうですかね……あいつ、職場ではどうなんですか?」
イケメン「気が利く子だよ。最近まで元気がなかったけどね」
>>66
自分の未来に希望が無いからってSSに僻むなよ
自分の未来に希望が無いからってSSに僻むなよ
男「最近まで?」
イケメン「ん?あぁ、今は元気に仕事してるよ」
イケメン「君と初めて会った時がああいう感じだったから…僕はてっきり君と仲直りしたんだと思って…」
男「…?まぁ、元気ならいいです」
イケメン「うん、そうだね。ごめんよ、こんな時間まで引き止めて」
男「あぁ、いえ」
イケメン「またコンビニに寄らせてもらうよ」
男「お待ちしておりまーす」
イケメン「ハハハ…応援してるよ!それじゃ」ペコ
男「…」ペコ
イケメン「…」
イケメン「(ん…?あれは…)」
イケメン「ん?あぁ、今は元気に仕事してるよ」
イケメン「君と初めて会った時がああいう感じだったから…僕はてっきり君と仲直りしたんだと思って…」
男「…?まぁ、元気ならいいです」
イケメン「うん、そうだね。ごめんよ、こんな時間まで引き止めて」
男「あぁ、いえ」
イケメン「またコンビニに寄らせてもらうよ」
男「お待ちしておりまーす」
イケメン「ハハハ…応援してるよ!それじゃ」ペコ
男「…」ペコ
イケメン「…」
イケメン「(ん…?あれは…)」
自宅
男「ただいま」
妹「おかえり、お兄ちゃん」
男「ん…あぁ、ただいま」
妹「どうしたの?」
男「いや、なれ…なんでもねえよ」
妹「変なの。ご飯出来てるよ」
男「お前が作ったんじゃねえだろ」
妹「つれないのー」
母「おかえり、男。何やってるの?ご飯食べなさい」
男「あぁ、うん」
男「ただいま」
妹「おかえり、お兄ちゃん」
男「ん…あぁ、ただいま」
妹「どうしたの?」
男「いや、なれ…なんでもねえよ」
妹「変なの。ご飯出来てるよ」
男「お前が作ったんじゃねえだろ」
妹「つれないのー」
母「おかえり、男。何やってるの?ご飯食べなさい」
男「あぁ、うん」
居間
妹「お母さんこれおいしー」
母「あら、ありがと」
男「…」
父「…」
妹「まだギスギスだね」ボソッ
母「コラ」ポカッ
妹「あいたっ」
父「バイトはどうだ」
男「…まぁ、普通だよ」
父「そうか…バイトばかりじゃダメだからな」
母「お父さん!」
男「わかってるよ、ちゃんと」
父「それならいい」
妹「フフッ」クスクス
妹「お母さんこれおいしー」
母「あら、ありがと」
男「…」
父「…」
妹「まだギスギスだね」ボソッ
母「コラ」ポカッ
妹「あいたっ」
父「バイトはどうだ」
男「…まぁ、普通だよ」
父「そうか…バイトばかりじゃダメだからな」
母「お父さん!」
男「わかってるよ、ちゃんと」
父「それならいい」
妹「フフッ」クスクス
男部屋
男「ふぅ…なかなか慣れないな…」
男「給料日まであと少し…幼馴染…メールしてみ…いや、やめておこう」
男「…そういえば妹の奴…前に何か言ってたな…」
男「ふぅ…なかなか慣れないな…」
男「給料日まであと少し…幼馴染…メールしてみ…いや、やめておこう」
男「…そういえば妹の奴…前に何か言ってたな…」
妹部屋
男「入るぞ」ガチャ
妹「ちょっと!ノック!」
男「あ、ああ、ごめん」
妹「私もうレディなんだからね!」
男「へぇ」
妹「むかつく」
男「入るぞ」ガチャ
妹「ちょっと!ノック!」
男「あ、ああ、ごめん」
妹「私もうレディなんだからね!」
男「へぇ」
妹「むかつく」
男「あ、なぁ、それよりさ…以前にその…夜中にお前と会った時っていうか…」
妹「え?…あー…うん」
男「あの時幼馴染が誰かと…」
母「コラ!妹!早くお風呂入りなさい!!」
妹「あっ…やばぁ…ごめんお兄ちゃん!また今度!」
妹「お小遣い前借りしてるから逆らえないぃ!」ドタバタ
男「お…おぉ…」
男「…」
妹「え?…あー…うん」
男「あの時幼馴染が誰かと…」
母「コラ!妹!早くお風呂入りなさい!!」
妹「あっ…やばぁ…ごめんお兄ちゃん!また今度!」
妹「お小遣い前借りしてるから逆らえないぃ!」ドタバタ
男「お…おぉ…」
男「…」
男部屋
男「やっぱり電話…してみようかな…」
男「出てくれるかな…よしっ」プルルル…
男「…」プルルル
幼馴染『も、もしもし…男くん?』ガチャ
男「あ、あぁ…その、久しぶり」
幼馴染『うん…元気してた?』
男「まぁ、な…ぼちぼちかな」
幼馴染『そっか…よかった…ご飯ちゃんと食べてる?』
男「あぁ、食べてるよ」
幼馴染『そっか…そっか…」グスッ
男「やっぱり電話…してみようかな…」
男「出てくれるかな…よしっ」プルルル…
男「…」プルルル
幼馴染『も、もしもし…男くん?』ガチャ
男「あ、あぁ…その、久しぶり」
幼馴染『うん…元気してた?』
男「まぁ、な…ぼちぼちかな」
幼馴染『そっか…よかった…ご飯ちゃんと食べてる?』
男「あぁ、食べてるよ」
幼馴染『そっか…そっか…」グスッ
男「な、何泣いて…」
幼馴染『えへへ…久しぶりに声聞けたし…なんか嬉しくて』
男「…ごめんな」
幼馴染『え…?』
男「俺…頑張るから…その…待っててくれよ」
幼馴染『男くん………私の方こそ…ごめんね…』
男「なんでお前が謝るんだよ…謝るのは俺の方だ」
幼馴染『ううん…あのね……』
男「お、俺!頑張るから!じ、じゃあな!」
幼馴染『男くん!まっ…』ピッ
男「…はぁっ…緊張したぁ………あいつの為にも頑張るぞ、俺」
幼馴染『えへへ…久しぶりに声聞けたし…なんか嬉しくて』
男「…ごめんな」
幼馴染『え…?』
男「俺…頑張るから…その…待っててくれよ」
幼馴染『男くん………私の方こそ…ごめんね…』
男「なんでお前が謝るんだよ…謝るのは俺の方だ」
幼馴染『ううん…あのね……』
男「お、俺!頑張るから!じ、じゃあな!」
幼馴染『男くん!まっ…』ピッ
男「…はぁっ…緊張したぁ………あいつの為にも頑張るぞ、俺」
男「そろそろ寝るか…」
男「…」
…気持ち悪い
なんだこの違和感
まぁ…いいか…
男「…」
…気持ち悪い
なんだこの違和感
まぁ…いいか…
数週間後
アクセサリーショップ
イケメン「これなんかどうだい?」
男「イヤリング?あいつイヤリングしないしな…」
イケメン「そうか…というより…こういうのって女性を参考に連れてきた方がいいんじゃないのかな」
男「そんな事言ったって女の知り合いいないし、妹じゃ幼いっていうか…だったらイケメンしかいないな、と」
イケメン「と言われても…僕はこういうの選ぶの苦手でね…」
男「イケメンなのに?」
イケメン「どういう意味だい?それ」
男「おっ、これなんかいいかも」
イケメン「へぇ…綺麗な指輪だね。いいんじゃないかい?」
男「う…ちょっと予算オーバーだけど…いいか…これにしよう!」
アクセサリーショップ
イケメン「これなんかどうだい?」
男「イヤリング?あいつイヤリングしないしな…」
イケメン「そうか…というより…こういうのって女性を参考に連れてきた方がいいんじゃないのかな」
男「そんな事言ったって女の知り合いいないし、妹じゃ幼いっていうか…だったらイケメンしかいないな、と」
イケメン「と言われても…僕はこういうの選ぶの苦手でね…」
男「イケメンなのに?」
イケメン「どういう意味だい?それ」
男「おっ、これなんかいいかも」
イケメン「へぇ…綺麗な指輪だね。いいんじゃないかい?」
男「う…ちょっと予算オーバーだけど…いいか…これにしよう!」
イケメン「僕を連れてこなくても案外よかったんじゃ…」
男「いやほら、こういう所一人じゃ入りにくいし…」
イケメン「やれやれ、早く買っておいでよ。あ、それとご飯奢るのも忘れずに」
男「予算オーバー」
イケメン「忘れずに」
男「…はい」
男「いやほら、こういう所一人じゃ入りにくいし…」
イケメン「やれやれ、早く買っておいでよ。あ、それとご飯奢るのも忘れずに」
男「予算オーバー」
イケメン「忘れずに」
男「…はい」
帰宅途中
イケメン「いやいや、おいしかったよ。ごちそうさま」
男「給料ふっとんだ」
イケメン「そう落ち込まないで。今度は僕が奢るからさ」
男「覚えとけよ……あ…」
イケメン「いやいや、おいしかったよ。ごちそうさま」
男「給料ふっとんだ」
イケメン「そう落ち込まないで。今度は僕が奢るからさ」
男「覚えとけよ……あ…」
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