元スレQB「おめでとう!美樹さやか!」 さやか「嘘!?だって・・・」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 1 :
~~ショッピングモール・靴屋~~
さやか「あ、これ可愛い」
恭介「うん、よく似合うと思うよ」
さやか「へへっ、これにしようかなー?」
靴の箱『Made in InCuBator』
さやか「やっぱりやめる」
恭介「え?凄くいいと思うけど」
さやか(あいつら何作ってるのよ・・・)
52 :
❹
53 = 47 :
QB何してんだよwww
54 = 1 :
~~ショッピングモール・まどかのお気に入りの雑貨屋~~
さやか「あ・・・」
さやか(この指輪、あたしのソウルジェムの指輪にそっくり・・・)
恭介「指輪か、さやかは大胆だね」
さやか「へぇ!?ち、違うよそういうのじゃないって」
さやか「これさ、あたしのソウルジェムの指輪に似てるんだ」
恭介「さやか・・・」
さやか「魔法少女を卒業して、ソウルジェムは消えちゃったけど」
さやか「あれは私が恭介を助けたって証だったんだ」
さやか「だから、あたしの気持ちがいつまでも色褪せないように持っておきたい・・・かな・・・」
恭介「うん、分かったよさやか。そしてありがとう」
さやか「恭介ぇ・・・」
55 = 1 :
~~いつものファーストフード店~~
さやか「えへへ・・・」
指輪「」キラッ
恭介「そんなに喜んで貰えるなんて、プレゼントした甲斐があるよ」
さやか「うん、ありがとう恭介。あたし、この指輪を一生大事にするよ!」
恭介「さやか・・・」ジッ
さやか「あ・・・恭介・・・」
さやか(恭介がこっちを見つめて・・・)
56 :
さやさや…
57 = 47 :
きょうきょう…
58 = 1 :
まどか『さやかちゃん!』
さやか「うひゃあ!?」ビクッ
恭介「さ、さやか!?」ビクッ
さやか『な、まどか!今いいところだったのに!邪魔しないでよ!』
まどか『杏子ちゃんが!杏子ちゃんが!!』
さやか『え・・・?』
59 = 1 :
~~マミさんの家~~
タッタッタッタッ
ガチャ バタン
さやか「っはぁ・・・はぁ・・・杏子!」
マミ「・・・」
まどか「ぐすっ・・・ひっく・・・」
ほむら「まどか・・・」ギュッ
まどか「・・・」ギュッ
さやか「ねえ・・・杏子はどこに居るの・・・?」
マミ「美樹さん・・・」
さやか「何でここに居ないの・・・?ねぇ・・・杏子は・・・?」
まどか「・・・」
さやか「どこにいるの!」バンッ
まどか「ひっ!」ビクッ
60 :
あんこちゃん!?
61 = 1 :
ほむら「杏子は死んだわ・・・」
さやか「嘘でしょ・・・?」
ほむら「嘘じゃないわ・・・」
マミ「凄く強力な魔女が出たの・・・」
マミ「3人でも歯が立たなくて・・・佐倉さん・・・魔女を倒すためにソウルジェムの魔力を開放して・・・」
さやか「ねぇ・・・マミさんが何言ってるのか分からないよ・・・」
さやか「うそ・・・なんでしょ・・・?お願い・・・嘘だって言って・・・」
マミ「ごめんなさい・・・私がもっと強ければ・・・」グスッ
ほむら「いいえ、巴さんのせいではないわ・・・私の力不足よ・・・ぐっ・・・」グスッ
まどか「ほむらちゃん・・・」ギュッ
さやか「杏子・・・きょうこぉ・・・ううっ・・・」
さやか「うぐっ・・・ひっく・・・うわあああああああああん」
62 = 1 :
----マミホーム・ベッドルーム----
まどか「さやかちゃん・・・」
ほむら「落ち着いたようね・・・」
マミ「でもまた何かあったら・・・」
ガチャ
「なあ、ここはあたしが代わるから。3人とも少し休みなよ」
まどか「でも・・・」
QB「適度に休息を取らないと、君達が参ってしまうよ」
QB「まどかは当然として、魔法少女だって無理は良くない」
「そういうこと。簡単に食べられるものを買ってきてあるから」
マミ「お金払ったの?」
「あたしだってちょっとは持ってるよ!」
63 = 1 :
~~翌朝・あたしの部屋~~
さやか(朝・・・か・・・)
さやか(なんだろう、昨日まではあんなに空が綺麗だったのに)
さやか(同じ晴れなのに、なんだか色褪せて見える・・・)
さやか(学校・・・行きたくないな・・・)
さやか(休んじゃえ・・・)
コンコン
『さやか?』
さやか「恭介・・・?」
恭介『体調が悪いんだってね。僕は学校に行くから、ゆっくり休んで早く良くなるんだよ』
さやか「うん・・・」
~~午後・あたしの部屋~~
さやか(なんか部屋に居るのも辛い・・・)
さやか(気晴らしにもならないだろうけど、ちょっと外歩いてこようかな)
65 :
人間に戻ったのも恭介とつきあってるのも、杏子が死んだのも全部が夢なのか。
いったい何がどうなって寝込んでるんだろう。魔女の攻撃を受けたのかな?
66 = 1 :
~~公園~~
さやか「杏子・・・」
さやか「お弁当作ってくれるって・・・約束したのに・・・」グスッ
さやか(あたしが魔法少女のままだったら杏子は死ななかったのかな・・・?)
さやか(なんであたしだけ先に卒業しちゃったんだろう・・・)
さやか(あたし・・・ほんとバカだ・・・)
さやか(自分だけ解放されて喜んで・・・みんなはまだ命がけで戦ってるっていうのに・・・)
さやか(杏子・・・杏子・・・)
さやか「嫌だぁ・・・誰かが居なくなることが怖いよぉ・・・」
さやか「うぅ・・・ひっく・・・」グスッ
68 = 1 :
10分後くらい
さやか(ちょっと落ち着いた・・・かも・・・)
さやか「一旦家に帰ろうかな・・・」
さやか「あれ?あそこに居るのは恭介と・・・仁美?」
さやか「何話してるんだろ?」
~~~~~~~~
恭介「・・・・!・・・・・・!」
仁美「・・・」
恭介「・・・・・!」
仁美「・・・」コクリ
恭介「・・・」ギュッ
チュッ
~~~~~~~~
さやか「・・・・・・・・・・・・え?」
69 = 28 :
あああああああああああああ
70 = 1 :
さやか「え?どういうこと・・・?」
さやか「何で・・・・恭介と仁美が・・・」
さやか「恭介が・・・仁美を抱きしめて・・・」
さやか「キス・・・して・・・」
さやか「あ・・・嘘・・・どうなってるの?」
さやか「え・・・なんで、恭介・・・」
さやか「やだ・・怖いよ・・・なんで・・・?」
さやか「あ・・・また・・・恭介が仁美に・・・」
さやか「やめて・・・見たくないよそんなの・・・」ダッ
71 = 28 :
いやああああああああ
72 :
この時間軸のまどかは・・・ってやつどうなったの
73 = 60 :
さやかちゃんマジ寝取られ属性安定…
74 = 1 :
~~公園から離れた場所~~
さやか「はぁ・・・はぁ・・・」
さやか(思わず逃げてきちゃった・・・)
さやか(でもあれ・・・恭介が浮気・・・?)
さやか(嫌だ・・・恭介も私の傍から居なくなっちゃうの?)
さやか「怖い・・・怖いよ・・・」ガクガク
75 = 1 :
まどか「さやかちゃん?」
さやか「あ・・・」
ほむら「さやか・・・もう大丈夫なの?」
まどか「どうしたの?こんなところで?」
さやか「ごめん・・・なんでもないから・・・」
まどか「さやかちゃん。杏子ちゃんのことでさやかちゃんが辛いの、分かってるつもりだから」
まどか「だから辛かったら私たちのことを頼ってね?」
さやか「うん・・・大丈夫だから・・・」
ほむら「でも顔色がかなり悪いわよ?」
さやか「心配要らないよ・・・」
さやか「二人はここで何してんの?」
ほむら「パトロールよ。昨日の今日だけれど・・・魔女は待ってはくれないから・・・」
さやか「そっか・・・」
76 :
>>72
微妙な感じで終わったよ
77 = 1 :
マミ『魔女の結界を見つけたわ!暁美さん、こっちへ!』
ほむら『分かったわ、すぐ行く』
ほむら「魔女が出たわ、行かないと」
まどか「うん、分かった。私も行くよ」
さやか「あたしも一緒に行っていい?」
ほむら「構わないけれど、体調は大丈夫なの?」
さやか「うん・・・」
さやか(今はなんだか、まどか達と離れたくない気分だし・・・)
78 = 72 :
>>76
完結したんだ
79 = 1 :
~~お菓子と医療器具が舞ってる結界の中~~
マミ「この結界は・・・!」
ほむら「見覚えがあるわ。おそらくお菓子の魔女ね」
まどか「え?でもその魔女って前にほむらちゃんが倒したような」
マミ「別の使い魔が成長したのかも知れないわね」
さやか「マミさん・・・」
マミ「大丈夫よ。油断しないわ。相手の出方も分かってるし、何より今は一人じゃないもの」
さやか「はい・・・」
ほむら「大丈夫、そんなに心配しないで」
まどか「ほむらちゃん、マミさん。がんばって!」
80 :
シリアルてか鬱っぽいね
先が気になる
81 = 1 :
~~結界の中~~
シャルロッテ「・・・」
マミ「居たわ、やっぱり前と同じ魔女ね」
ほむら「ぬいぐるみの形態ね。口から出てくる奴に気をつけましょう」
マミ「えぇ、油断せず。一気に決めましょう!」ダッ
83 = 1 :
マミ「ティロ・ボレー!」ダダダダン
シャルロッテ「・・・・」ガガガガ
ほむら「行くわよ!改造+魔力強化エアガンの威力、思い知りなさい!」ガガガガガン
シャルロッテ「・・・・」ガスガスガスガス
シャルロッテ「・・・・」ドサッ
マミ「これで終わりね」
ほむら「口から出てきた瞬間に仕留めましょう」
マミ「えぇ、そうね」
シャルロッテ「・・・・」シーン
ほむら「・・・?」
マミ「出てこない・・・?」
84 = 1 :
まどか「ほむらちゃん!マミさん!後ろだよ!」
マミ「えっ!?」
ほむら「しまっ!?」
シャルロッテ「♪」アーン
さやか「マミさんっ!ほむらぁっ!」
マミ「暁美さん、危ない!」ドンッ
ほむら「きゃっ!?」ドサッ
グシャァ
ほむら「あ・・・」
マミだったもの「」プラーン
まどか「そんな・・・」
さやか「あ・・・・あぁぁ・・・・」
さやか(マミさん・・・・マミさんまで・・・)ガクガク
85 = 1 :
ほむら「くっ!巴さん・・・!」
シャルロッテ「♪」ブンッ
バシッ
ほむら「ぐっ!がはっ・・・」ドガッ
さやか「あ・・・ほむらが・・・」ガクガク
まどか「あぁ、ほむらちゃんが壁に叩き付けられて・・・!」
シャルロッテ「♪」
ほむら「ゴホッ・・・強烈ね、でも既に終わっているわ」
ズドーン
シャルロッテ「!?」
まどか「魔女が爆発した!?」
ほむら「はぁ・・・はぁ・・・貴重な実弾を使ってしまったわね・・・」
86 = 1 :
~~夜・街の路上~~
まどか「あ・・・結界が消えた・・・」
さやか「」ガクガク
ほむら「う・・・ごほごほっ・・・」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「ごほごほっ・・・巴さん・・・」
まどか「ほむらちゃん、大丈夫!?」
ほむら「えぇ、なんとか・・・」
ほむら「でも杏子に続いて巴さんまで・・・」
まどか「うん・・・マミさん・・・」グスッ
ほむら「ごほっ・・・」
まどか「ほむらちゃん、肩を貸すから・・・お家に帰って休まないと!」
ほむら「ごめんなさい、助かるわ・・・」
87 :
まみった…
88 = 1 :
さやか「マミさんが・・・杏子も・・・」ガクガク
まどか「さやかちゃん・・・」
さやか「あ・・・まどか・・・」
ほむら「さやか、貴女も家に帰って休みなさい・・・」
さやか「うん・・・」
さやか「ごめんね、さやかちゃん。一人で大丈夫?」
さやか「大丈夫・・・でもゴメン、明日も学校休むと思う・・・」
ほむら「分かったわ。明日私が学校に行けたら先生にそう伝えておくわ」
まどか「さ、ほむらちゃん。私につかまって」
89 = 1 :
~~街の路上~~
さやか「杏子に続いてマミさんまで・・・」
さやか「なんで・・・なんでなんだよ・・・」
さやか「折角みんな魔法少女を卒業できるからって頑張ってたのに・・・」
さやか「それに恭介・・・なんであんな・・・」
さやか「いろいろな事が起きすぎて訳わかんないよ・・・」
さやか「お願いだから、もうこれ以上何も起きないで」
さやか「まどか・・・ほむら・・・」
さやか「でもほむらもあんなにダメージを受けて・・・」
さやか「どうしよう、ほむらが居なくなっちゃったら・・・」
さやか「ダメだ、家に帰ってなんか居られない。ほむらの家に行こう・・・!」
90 = 1 :
~~ほむホーム~~
まどか「ほむらちゃん、ベッドだよ」
ほむら「ありがとう、まどか」
まどか「大丈夫?」
ほむら「えぇ、魔力で怪我だけは治せたから。後は落ち着くまで安静にするだけ」
まどか「よかった・・・」
ほむら「ごめんなさい、少し休ませて・・・」
まどか「うん」
ほむら「すぅ・・・」
まどか「・・・・・・」
まどか「・・・ははっ」
92 = 1 :
ほむら「」ガバッ
まどか「ほむらちゃん!?寝てないとダメだよ!」
ほむら「」キョロキョロ
まどか「ど、どうしたの?」
ほむら「ここは・・・私の家ね・・・」
ほむら「まどか」
まどか「何かな?」
ほむら「さやかはどこかしら?」
まどか「え?さやかちゃんだったら、家に帰ったよ?」
ほむら「そう、ならテレパシーでここに呼ばないと・・・」
ほむら『さ
まどか「ダメだよほむらちゃん!さやかちゃんは家で休ませないと!」
ほむら「・・・・・・まどか、やっぱりそうなのね」
まどか「?」
94 = 1 :
ほむら「魔女は貴女ね?」
95 = 1 :
まどか「え?ほむらちゃん、何言ってるの?」
ほむら「本物のまどかはどこ?」
まどか「え?え??」
ほむら「ここはさやかの夢の中、そして貴女はさやかに同化している魔女」
ほむら「違うかしら?」
まどか「ごめんね、何のことだか本当に分からない・・・」
ほむら「そう。まぁいいわ」グッ
まどか「ほむらちゃん、あんな大怪我してたのに起きたらダメだよ!」ギュッ
96 = 1 :
ほむら「離しなさい。私は・・・」
ドスッ
ほむら「ぐっ・・あ・・・しまった・・・」
まどか「あははっ、ダメだよほむらちゃん。さやかちゃんは幸せにしてあげないと」
ほむら「サバイバルナイフ・・・しかもそんな大きなものをどこから・・・」
97 = 1 :
まどか「別にどこだっていいでしょ、貴女には関係ないわ」
まどか「とはいえ、失敗してしまったわね」
まどか「どこがいけなかったのかしら?やはり佐倉杏子が死んでしまったのが切っ掛けのようね」
まどか「意外と思い通りにはならないものね、私が作り出しているのに。ワンミス即バッドエンドなんてね」
まどか「あぁ、そうそう。『本物』の鹿目まどかだけれど、今はこの夢の中に居ないわ」
まどか「だって、私が鹿目まどかなんですもの。あはははっ」
まどか「まぁ、さやかちゃんと今のほむらちゃん以外は全部私が創ったイメージに過ぎないけれどね」
ほむら「さやかを・・・開放しなさい・・・」
98 = 1 :
まどか「仕方ないわ、一旦全てを終わらせて最初からやり直しましょう」
ほむら「何を・・・言っているの?」
まどか「そういうわけだから、貴女も邪魔をするのをやめてもらえないかしら?」
まどか「どうやったかは分からないけれど、こんなところまで邪魔しに来るなんてね」
まどか「まぁ、これを私が持って帰れば貴女は動けなくなる」
ほむら「っ、私のソウルジェムを・・・ごほっ・・・返しなさい!」
まどか「安心して。現実世界に戻されるだけで死にはしないわ」
まどか「それじゃ、失礼するわね」
ほむら「待ちなさい!う・・・ごほっ・・・」
まどか「魔法少女といえど、歩ける傷じゃないわ。無理はしないことね」
99 = 1 :
~~ほむらの家・玄関~~
さやか「ほむら、大丈夫かな・・・?」
ガチャ
まどか「あれ?さやかちゃん?」
さやか「あ、まどか。ほむらの様子はどう?」
まどか「今は寝てるよ」
さやか「そっか、それなら邪魔しない方がいいかな」
まどか「うん。行こ、さやかちゃん」
さやか「ん・・・でもなんか不安だからちょっと顔だけ見ていこうかな」
まどか「じゃあ私は先に帰るね」
まどか「バイバイ、さやかちゃん」
さやか「うん、まどかも気をつけて帰って」
まどか「あははっ、分かってるって」タッタッタ
100 = 1 :
~~ほむらの家・ベッドルーム~~
ガチャ
さやか(寝てるから静かに・・・)
「・・・・ごほっ・・・」
さやか「ほむら!?」
ほむら「さやか・・・?」
さやか「大丈夫?傷が痛むの?」
ほむら「さやか・・・まどかを・・・追いかけて・・・」
さやか「え?まどかは帰ったけど・・・」
ほむら「早く・・・まどかは・・・まj――――――」パタリ
さやか「ほむら・・・?」
さやか「ほむら!ほむら!!」
さやか「そんな、ほむらまで・・・」
みんなの評価 : ☆
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