元スレ涼「安価でイケメンを目指すぞ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
251 = 217 :
涼「…はっ!」
涼「ふぅ…なんか…凄く散々な目に遭った、ような…」
涼「イケメンって何なんだろう…」
涼「考えていても仕方ない、イケメンに一歩でも近づくために、>>256だ!」
253 :
いっそバイになる
255 = 231 :
バンダイナムコゲームスに相談
256 = 211 :
狼人間になる
257 = 216 :
愛ちゃんで遊ぶ
258 = 238 :
上野クリニック
259 = 217 :
涼「狼人間になろう!」
涼「狼人間はワイルド、つまりイケメン!」
涼「でも、狼人間ってどうすればなれるのかな」
涼「うーん…」
涼「>>264なら知ってるかな」
260 = 235 :
黒井社長
261 = 231 :
ウルフルン
262 = 254 :
イヌ美
263 = 231 :
響き
264 :
ガロン
265 = 241 :
ぴよ
267 = 217 :
涼「疾風の人狼か…」
涼「この人なら、狼人間になる方法を知ってるに違いない!」
涼「でも…どこにいるのかわからないな、探さないと…」
そして…
涼(ここにガロンさんがいるのか…)ガチャ
涼「たのもう!」
ガロン「あん? なんだてめぇは?」
涼「ガロンさんですね…あなたの噂を聞いて会いに来ました」
ガロン「へっ…俺に会いにくるなんて相当な淫乱野郎だねェ、てめぇも」
ガロン「そう…俺こそ、一回の射精で一リットルのザーメンを流し込むガロン塚本!!」
涼「……………」
涼(どこで間違えた…)
268 = 231 :
そっちかwww
269 = 217 :
涼「ガロン(塚本)さんは僕みたいな男より親子丼が好きみたいで、見逃してくれた」
涼「あの人も、ある意味では男らしいのかもしれないけど…僕の目指している方向とは違うよなぁ…」
涼「手がかりももうないし、これからどうしよう…」
>>274
270 = 242 :
SM同好会に入会する
272 = 249 :
散髪してみる
273 = 231 :
Pに聞く
274 = 241 :
アースマラソン
275 = 217 :
石川「アースマラソン?」
涼「はい! やらせてください!」
石川「駄目よ。あれ、1年くらいかかるじゃない。その間、芸能活動はどうする気?」
涼「芸能活動の一環になるんじゃ…」
石川「あのね、カンペーちゃんがアースマラソンなんてものに挑戦できたのは彼が芸能界において不動の地位を築いていたから」
石川「貴女があれに挑戦したとして、帰って来た頃には貴女の評価は『ああ、秋月涼? そんなのいたね』よ」
石川「日高舞のような伝説級ならともかく、あなたみたいな一時のトップアイドルがやっても、そうなるだけ」
石川「悪いことは言わないわ。やめておきなさい」
涼「社長、僕は…」
涼「僕はアイドルをやってきたけど…それは最終目的じゃない」
涼「僕は、男になるためにアイドルをやってきたんだ!」
涼「お願いします! 社長…僕は、男になりたい!!」
石川「…言っても聞きそうにないわね」
石川「はぁ…わかったわよ。局に掛け合って話は通しておくから、途中で諦めることだけはしないように」
涼「社長!」
276 = 222 :
話の規模が…
277 :
ホモ臭くなってきやがった
278 = 217 :
こうして、僕はアースマラソンを始めた。
その道のりは長く…本当に、気が遠くなるほど長くて…
時には降り掛かる熱線に体力を奪われ、時には悪路に足をとられ…
疲労に全身を支配される日々、身を任せてしまえば堕落しそうになるような誘惑…
何か意味があるのかと、自分自身に問いかけたこともあった。投げ出したいとも、何度も思った…
だけど、僕は諦めなかった。
ひたすら、走った、その先に、僕の目指すものがあるような気がしたから。
自分自身に問いかけてみると、やっぱり、僕はこれをやり遂げたいと思っていたから。
その気持ちを貫くことにこそ、意味があると思ったから。
そして…
279 = 217 :
リポーター『秋月涼、アースマラソン完走まで、あと1kmを切りました! もうすぐです』
涼「はっ、はっ、はっ…」
観客A「それで秋月涼って誰なん?」
観客B「なんか、昔すげー流行ってたらしいぜ」
涼(社長の言った通り…誰も覚えてない、か…)
涼(? あれは…)
夢子「涼ー!! しっかりー!!」
愛「涼さーん!!! がんばってー!!!」
絵理「あと少し…余裕?」
涼「みんな…」
281 = 217 :
リポーター『秋月涼、今…』
涼「…ふぅ、ふぅ…」
リポーター『テープを切りました! 完走、完走です!』
涼「……終わった」
愛「涼さーん!! やった…やりましたね!!!」
絵理「私には多分無理…涼さん、完走、おめでとう」
真「涼、頑張ったね! …あ、律子が泣いてる」
律子「う、うるさいわねぇ…」
夢子「涼…あんたならやり遂げるって信じてたわよ」
涼「あはは…ありがとうみんな…」
282 = 238 :
感動した
283 = 277 :
年齢的にやばい
284 = 217 :
石川「涼」
涼「社長…色々、ありがとうございました」
石川「ええ、本当色々大変だったわ。それで、何か得るものはあったかしら?」
涼「えーと………わかりません。正直、これにはあんまり意味はなかったような…」
律子「ええっ!? あんた、世界一周しての感想がそれって…」
涼「でも、なんだろ…ゴールにみんながいてくれたのが、嬉しかった」
夢子「涼…」
涼「みんな、僕のために来てくれたんだよね。ありがとう」
涼「それで、思ったんだ。僕の目指すイケメンっていうのは、かっこいいことができることじゃない。もっと、当たり前のことができる人のことなんだなって」
涼「誰かのために何かをしたいと思えること…それが、イケメン…いや、人として大事なことなんだって」
涼「大切なものはいつでも近くにあったんだ。僕はそれに気づかないだけだった」
涼「最初に僕を止めたのも、それがわかってたからなんですよね、社長?」
石川「え? ああ、そうよ」
285 = 217 :
こうして、僕の挑戦は終わった。
ひどく遠回りをしてしまったけど、だからと言って、過ごした日々が無駄だったとは思わない。
これからは、また忙しくなるけど…みんなと一緒に、前よりもずっと頑張っていける。そう思った。
これで、僕も理想のイケメンに少しは近づけたのかな…?
END
286 = 217 :
たまには僕も睡眠をとるところを見せてやろう
288 = 216 :
なんか普通に終わった
乙
みんなの評価 : ☆
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