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    元スレれいか「なおが借金のカタに学校を辞めて働こうとしている」

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    301 = 240 :

    あかね「れいかは、うちがなおのこと好きなの知ってんのや。そんで、今日の放課後のことも知ってから邪魔したんやろ」

    なお「ええええええ――っ!!?」

    れいか「・・・っ!」

    なお「えっ・・・見て、たの?」

    れいか「・・・っ!・・・っ!」

    あかね「首、横に振らんでや。わかってんのやで。見てたんやろ?うちとなおの初々しいファーストキスも。情熱的なディープキスも」

    なお「ひいやあああああ――っ!!」

    れいか「やめっ・・・やめてください!」

    れいか「見たくて・・・見たわけじゃありません!あんな場所で・・・私に見える場所で会っていた二人が悪いんです!」

    なお「えっ、えっ・・・じゃあれいかは、そのことで私とあかねのことを怒って・・・?」

    なお「た、確かに学校内ですることじゃないよね・・・しかもその、普通の恋じゃないし・・・ごめんね・・・」

    れいか「ううっ・・・ひっく・・・謝ることでは・・・ありません」

    302 = 240 :

    なお「え?でもれいかは怒ってたんだよね?帰りもずっと黙ってたし・・・」

    あかね「れいかは女性同士が恋愛したって怒る権利ないもんな?」

    なお「は?それってどういう・・・」

    あかね「なおはホンマ鈍いなあ。つまり――」

    れいか「やめてください・・・」

    あかね「うちかて言いたないわ。でもうちらが二人で会う度に仏頂面されてなおを脅迫されて連れていかれたらたまらんわ」

    れいか「もうしませんっ・・・!もう、求めないと誓ったんです・・・だから、許してください・・・」

    あかね「あかん。れいかは絶対、いつか爆発する。そん時になってまた揉めるのはうちも嫌や」

    あかね「れいかがここまで来ても言えへん根性なしなら、うちが言うたる。うちかて怒っとんのや。許さへん」

    れいか「やめて・・・」

    あかね「あかん。もう言うわ。れいかは――」

    れいか「やめてっ!」

    あかね「だったら自分で言えいうとんのや!」

    れいか「私はなおのことが好きですっ!」

    303 :

    いいよいいよ
    このまま最後までオナシャス!

    304 :

    やよいの妄想オチに3デコル賭けるクル

    305 = 240 :

    なお「はい?」

    れいか「好きですっ・・・あかねさんに負けないくらい好きです!いいえ、私の方がなおのことをずっと、ずっと好きです!」

    れいか「ライクではありません、ラブです!恋愛として好きです!大好きです!」

    れいか「悩んで、悩んで、子供みたいに泣いて、それでも抑えきれなくて、いっそ大好きな本人を傷付けるくらいなおのことが好きですっ!」

    れいか「だからお金のことで助けても、なおに遠慮したまま私と話して欲しくなかった!あなたのことが好きだから!」

    れいか「あかねさんとも付き合って欲しくないし、キスしたのだって見ててすごく、胸を抉られるくらい辛かったです!」

    れいか「だけどなおが借金を意識したままの告白では、無理やり付き合わせる形になってしまうでしょう?」

    れいか「だから言えませんでしたっ・・・今日一日、あなたのことでずうっと悩んでました・・・」

    れいか「好きです・・・誰にも渡したくない・・・いつまでも私の側にいて欲しい・・・」

    れいか「私と、付き合ってください・・・」

    306 = 269 :

    これはちょっとサニキが・・・

    308 = 240 :

    なお「・・・」

    なお「・・・」

    なお「・・・え」

    なお「ええ、え、ええええ・・・えっ、れいかが・・・れいかが、私のこと好き・・・?」

    れいか「はいっ!もう引き返せないので、何度でも言います。なおのことが好きです」

    なお「うわああああ――っ!!」

    なお「うひゃっ、うわっ、うわわっ――っ!うひょっ、あのっ、ちょおっ、ええええーっ!?」

    あかね「パンクしよった」

    れいか「・・・私だって同じです。顔から血がでるほど恥ずかしいです」

    あかね「火を出せや!そないにファイヤーって単語避けたくなるほどうちが嫌いかい!」

    あかね「・・・まあそないなこと言うても、れいかの根性は認めたるわ。よう言うた」

    あかね「なお。れいかは根性見せたで」

    なお「はい?」

    あかね「そしたらあんたも言うことあるんと違うかい。勇気凛々直球勝負やろ」

    309 = 262 :

    どうなる

    310 = 240 :

    なお「いや、その・・・」

    れいか「・・・」

    なお「うん、ありがとう・・・私もれいかのこと好き、だよ」

    れいか「えっ」

    れいか「え、ええっ?え、でも・・・なおは・・・」

    あかね「なおは最初かられいかのことが好きやねん」

    あかね「キスしたんはうちが勝手にしただけや。なおがヘコんどる隙ついて」

    あかね「なおがれいかのことよう見とることくらい、惚れとったうちからすれば丸わかりや。だからなおの弱っとるとこ突いたんや」

    れいか「でも・・・女の子同士・・・」

    なお「わかってるけど・・・今は他に好きな人がいなかったんだから、仕方ないよ」

    なお「だから身体を売るなんて話になった時は辛かった・・・そんな姿、れいかに見せたくないから、もう一緒に居られないと思った」

    れいか「その話は・・・もうやめてください。二度と思い出したくありません」

    なお「うん・・・ごめん」

    311 = 240 :

    なお「でもまさか、れいかが私のこと好きだなんて思わないから・・・しかも恋愛として」

    なお「なおさら、お金の貸し借りなんてしたくなかった・・・って、助けてもらわなかったら、いま私はここにいないけど」

    なお「でもだから・・・好きだったよ、うん」

    れいか「なお・・・」

    れいか「嬉しい・・・大好きです。とてもとても心配で・・・胸が張り裂けそうな二日間でした・・・」

    れいか「これからは二度とあんな心配をさせないでください・・・約束してください」

    なお「ごめん・・・うん、私はれいかのことが好きだから」

    あかね「・・・」

    あかね「はあ~あっ!なんやそろそろキューピッドさんの真似事するんもしんどいわ」

    れいか「あっ・・・」

    れいか「ご、ごめんなさい、あかねさん。あの私、あかねさんに酷いこと・・・」

    あかね「ちゃうわアホ。元々れいかの持ち物に泥棒猫しよう思ったのはうちや」

    あかね「れいかは横から掻っ攫われたら、泣き寝入りするかと思ってたわ。うちに反撃する根性なんてない思て」

    あかね「そしたらきっちり食らいついてきよった。はは、そんなら勝ち目ないわ。なおはれいかのこと好きなんやから、いつか奪い返されるわ」

    312 = 240 :

    あかね「ま、あとは二人でよろしゅうやってや。うちはもう二人を祝福する元気もないし帰るわ」

    れいか「あかねさん・・・ありがとうございます」

    なお「あかね・・・ごめん。その、私・・・」

    あかね「謝らんといて。余計惨めになるやん」

    あかね「ま、どのみちれいかが何もせんでも、今日の放課後フラれる運命やったんや。遅かれ早かれ――」

    なお「え?いや私、れいかの告白がなかったら、あかねと付きあうつもりでいたよ?」

    れいか・あかね「は?」

    なお「え、だって・・・ファーストキスまで奪われたし、勇気づけられたのは事実だし・・・」

    なお「れいかとの関係がぎこちなくなって、結ばれることは絶対にないと思っちゃってたから・・・あかねがそう言ってくれるならって」

    あかね「・・・」

    れいか「・・・」

    あかね「・・・これは・・・あかんやろ」

    れいか「・・・はい・・・あかんですね」

    なお「へ?なにが?」

    313 :

    いーよいーよー

    314 :

    いかんでしょ

    315 :

    アカンベェ「呼んだ?」

    316 = 304 :

    す、筋がとおって・・・

    317 = 247 :

    もう3Pしちゃえよ

    318 :

    虎の恋人サニキの強奪は許しまへんで!

    319 = 240 :

    あかね・れいか「このっ・・・」

    あかね「天然ジゴロがああああーっ!」
    れいか「なおは気が多すぎですーっ!」

    なお「ええええええええええええ」

    あかね「なにが『付きあうつもりでいたよ?』やアホ!そんなこと言われたら、次の恋なんていけるかい!」

    れいか「そうです!それじゃまた私と喧嘩でもした時に、いつなおを奪われるかわかったものじゃありません!」

    なお「え、ええっ、でもあの、私はただ嘘は言いたくなくて・・・ただ思ってたことを言っただけで・・・」

    れいか「『言っただけ』じゃありません!なおは結局、どっちが好きなんですか!」

    なお「ど、どっちって・・・だかられいかが好きで・・・ただ、あかねとは付き合いかけたから、好きと言えば好きっていうか、その・・・」

    あかね「このスケコマシ!下級生にモテる理由がようわかるわアホ!今ここでひん剥いたる!」

    れいか「ひん剥くだけじゃありません!罰として、その上からビューティブリザードです!」

    なお「死んじゃうよ!」

    れいか「そういえば私はキスしてませんでした。今からさせてください!ちなみに私はファーストキスです!」

    あかね「うちもキス納めになるかもしれんし、もう一回させてもらうわ」

    なお「あっ、ちょっ・・・ほ、ほんとにするの!?ああっ、あっ・・・待って・・・二人同時は待ってーっ!どっちとすれば・・・」

    なお「ああーっ・・・」

    321 = 240 :

    -後日譚-

    れいか「それでは、借金の300万は姉弟六人で均等に分けるとして・・・」

    れいか「将来、社会へ出てから返済してもらいます。一人につき50万。これでいいですね?」

    なお「うん、ありがとう。私が返すのは当然だけど、弟や妹たちにも、大きくなってから話して聞かせるよ」

    なお「筋の通らないことはしない性格に育てるつもりだし、私の家族だから絶対にわかってくれると思う。嫌な顔なんてしないはずだよ」

    れいか「はい、私も信用しています。今のまっすぐなあの子たちを見ていれば、疑う気持ちは起こりません」

    れいか「ではこの返済計画書にサインを・・・はい、これでいいですね。あとは弁護士さんに預けておきます」

    なお「はあーっ・・・すっきりした。50万って金額も大金だけど・・・一月一万ずつ返していけば四年と二ヶ月だもんね。300万より遥かに気が楽だよ」

    なお「あ、それだけじゃないか。これからは私たちも親戚を頼ったりしてバラバラになるけど・・・その育ててもらったお金は返していかなくちゃ」

    れいか「なおは真面目ですね。ええ、でも、その気持ちは大切だと思います」

    れいか「そしてその気持ちが弟妹たちに伝われば・・・みんな、まっすぐな道を歩めると信じています」

    なお「これも、きっかけをくれたれいかと、れいかの両親のお陰だよ」

    れいか「私は・・・なおの力になりたかっただけですから」

    322 = 240 :

    なお「うん、本当に力になってくれたよ。れいかが応援してくれてるから、勉強だって、部活だって続けられてる」

    なお「あ、部活で思い出したよ。来週から県大会が始まるんだ。生徒会は応援に来てくれるよね?」

    れいか「はい。もし生徒会としては参加しなくても、私個人でなおのことを応援しに行きます」

    なお「今年は優勝目指してるから。最近は女子サッカーの人気が出始めたけど、それでも参加は16校しかないんだ。狙っていける」

    なお「そして参加校は少ないのに、スカウトは大勢来てくれるんだって。未来のなでしこたちを探しに!みたいな」

    れいか「ふふっ。なおなら、本当に推薦を勝ち取れますよ」

    なお「うん!れいかの応援に報いるためにも頑張るよ」

    れいか「まあ、なおが推薦生になって、寮生活になってしまうと、私の家を出なくてはいけないから、少し寂しいですけど・・・」

    なお「ん?」

    なお「そ、それは仕方ないよ。だって、いつまでもれいかの家にご厄介になるわけにはいかないし・・・」

    れいか「私はいつまでも一緒にいたいですよ?それはもう、卒業しても、その先を卒業しても、その先もずっと・・・」

    なお「あはは・・・それもう、プロポーズと同じだよ」

    れいか「いいじゃないですか。現にいま、一緒に暮らしているのですから」

    323 :

    なんだと

    324 = 240 :

    なお「・・・ちょっと罪悪感はあるんだけどね。ご厄介になってる家の娘さんを、その・・・」

    れいか「食べちゃったことですか?」

    なお「ぶふうっ!」

    れいか「ふふ。私は全然後悔していませんよ。初めての相手がなおで良かったです」

    なお「そ、それはどうも・・・恥ずかしいけど」

    れいか「私が家にいない隙を狙って、あかねさんが遊びに来ることだけは気になりますけど」

    なお「それはその・・・友達だから・・・」

    れいか「もうっ」

    なお「わっ」

    なお「れ、れいか・・・顔が近いよ?」

    れいか「近づけたんです。この顔をよく見たくて」

    れいか「本当に、私に毎日の充実を与えてくれる、大好きななおの顔を・・・」

    なお「れいか」

    325 = 323 :

    れいかさんアグレッシブやな

    326 = 240 :

    れいか「あの日、危うく失いかけたこの顔を、こうして間近で見ることができて嬉しい」

    れいか「あの日、一度だけすれ違いかけた心が、より強く結びつくことができて嬉しい」

    れいか「好きだと言えて良かった。いま目の前にいる人に、心からの感謝を捧げます」

    なお「大げさだよ・・・照れちゃうけど」

    れいか「なお。キスをしましょう」

    なお「・・・うん」

    れいか(結局、私はなおの気持ちを得るために彼女の不幸を利用したことになるのですね)

    れいか(でも、いま幸せです。だからきっと、あなたも幸せを感じてくれていると思います)

    れいか(大好きです。あなたと結ばれた今に向けて、私はいつでも笑顔で口にすることができます)

    れいか(スマイルスマイルでウルトラハッピー!です!)

    ~Fin~

    329 = 304 :

    いい話だったな・・・

    330 = 240 :

    結局のところ、あかなおれいというオチでした
    向こう二日間見てくれた方ありがとうございました
    保守してくれた人が保守した回数だけの価値があれば良かったのですが
    とにかくあざっした
    また書きたいです
    次は普通にどろどろしたあかなおれいを書きたいです(救いのないやつを)
    最後無理やりほのぼのっぽくしてすみませんでした
    みんな笑顔でウルトラハッピー!

    331 = 260 :



    誰かあかなおのSS教えてください……

    332 :

    一方、その頃…

    みゆき「ピーターパンの自作抱き枕でウルトラハッピー!!」

    やよい「仮面○イダーのフィギュアの多々買いでウルトラハッピー!!」



    壱乙
    ええ話しやったで?

    335 = 313 :

    やよいは序盤にちょっとセリフあったけどみゆきは一言も無かったね…

    乙!

    337 = 250 :

    乙、面白かった
    あかれいなおだと大体あかねちゃん敗北が多い…

    338 = 247 :

    笑顔で取り繕っているけど傷心のあかねちゃんをやよいがたらし込む展開はよ

    339 :

    さぁ、救いのないなおれいを書く作業に移るんだ


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