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    元スレ妹「お兄ちゃんが寝てるすきに財布から1万円借りちゃおっと」

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    101 = 8 :

    「実はさ、知ってたんだ」

    「ふえ!?」

    「しかしバカだな。言ってくれたら貸したんだぞ?」

    「し、知ってたって?」

    「いくら俺でも財布の中身くらい把握してるって」

    「……」

    「ちゃんと減った分、毎回帰って来てたから何も言わなかったんだ」

    「怒らないの?」

    「はは。俺は何時だって妹の味方だからな!」

    「でもっ」

    「まあ、確かに悪い事やったんだしな。なにかしらのペナルティを与えないと駄目か」

    「そうだよ!」

    102 = 94 :

    この流れは!

    105 :

    寒い

    106 :

    「じゃあペナルティとしてID腹筋な!」

    107 :

    エロだな

    108 = 8 :

    「それじゃあ……」ウーム

    「……」ゴクリッ

    「えいっ」デコピンッ

    「いたっ」

    「おしおき終わり。もう勝手に取ったら駄目だぞ。妹が頼んだら、俺はちゃんと貸すから」ナデナデ

    「……うん」ジワッ

    「何か困った事があったら、ちゃんと俺に相談してくれよ」ナデナデ

    「うん……ぐすっ」ポロポロ

    「うんうん。素直な妹は大好きだぞ」ナデナデ

    「ごめんなさい……、ありがとぉ……おにいちゃん……」ポロポロポロ

    「うへへへへ。妹は可愛いなぁ!」ナデナデ

    「ううーっ……」ポロポロポロ

    109 :

    なんだそりゃ

    110 = 85 :

    ハッピーエンド

    111 :

    変なエロはいるよりよっぽどいい

    113 = 8 :

    ―――
    ――


    「落ち着いた?」

    「ん……」グスッ

    「良かった」

    「そういえば、お兄ちゃんからの話ってなんだったの?」

    「んー。それはどうでも良くなったからいいや」

    「どうでも良い?」

    「うん。もう心配なさそうだし」

    「……そうなんだ」

    「はっ」

    「な、なに?」

    「ペナルティ、一緒にお風呂とかにしとけば良かった……」

    「え、ええ!?」

    114 :

    ガタッ

    115 :

    >>111
    と言いながらズボンは脱いでるんだろ?

    116 :

    おはようございます

    118 = 8 :

    「もったいない事をしてしまった……」

    「……」

    「あれ? 突っ込みが無い……」

    「良いよ」

    「は?」

    「良いよ。お風呂、一緒に入っても」

    「なっ。だ、駄目だって! 妹はもう子供じゃ無いんだから!」

    「冗談だったの?」

    「当たり前だろ! 俺達は兄妹なんだぞ?」

    「……」

    「あ、あの妹さん……?」

    「……ふんだ」プイッ

    119 = 115 :

    良い……とても良いよ……

    120 = 85 :

    これはきたな

    121 = 8 :

    ―翌日―

    「あ、昨日はごめんね」

    「えー、良いよ。お兄さんの事悪く言ったの私だしー」

    「ははは。もう、気にしてないから」

    「良かったー」

    「……私さ、ブラコンだからお兄ちゃんの事悪く言われると、ちょっとね……」

    「……そ、そうなんだ」

    「うん。お兄ちゃんは全然シスコンじゃないんだけどねー」

    「へ、へー。意外ー」

    (どうせ中学だけの関係なんだ。もう向こうから離れてくれれば良いや)

    「そういえば今日はどうするの?」

    「あ、ごめんね。今日はお兄ちゃんと買い物行くから、付き合えないんだっ」

    「そ、そうなんだー」

    122 = 8 :

    (なんかお兄ちゃんの事利用してるみたいで悪いな)

    (買い物、本当に誘っちゃおう)

    (お兄ちゃんは何時だって私の味方だから、大丈夫だよね……?)

    (よし。メール……送ってみよう!)

    123 = 85 :

    鬱っぽくなりそうだな…

    124 :

    ヤンデレしてきたな

    125 :

    面白い

    126 = 8 :

    ―通学路―

    「おはよう。昨日は悪かったな」

    「埋め合わせはしてくれよ?」

    「おうよ」

    「そうだ。昨日見つけたゲーセンな、すげぇレゲーが充実してたぞ!」

    「マジか」

    「おう! 帰りに行くべ。キカイオーかブリキで対戦しようぜ!」

    「また偏ったチョイスを……」

    127 = 106 :

    ぐっ…出来ればほのぼのとしたハッピーなエンドを見たいぜ

    128 :

    こっから兄友パートか

    129 = 8 :

    デロリンッ

    「お、メールだ」

    「……」

    「なした?」

    「悪いけどゲーセンはまた今度だわ。予定が出来た」

    「またかよ。一体何の用なんだ?」

    「んー。あれだ、デートって奴」

    「なぁにぃいいいっ!?」

    「だ、誰とだよ!? 委員長か? それとも……」

    「ははは……学校の人じゃ無いよ」

    「くっそ! くっそ! リア充なんか性病うつされてしまえば良いんだ! うわーんっ」ダダダッ

    132 = 8 :

    ―――
    ――


    ―校門―

    「お兄ちゃん!」タタタッ

    「わざわざこっちに来なくても、迎えに行ったんだぞ」

    「私が待ちたかったから良いの!」グイッ

    「なっ!? 腕組んで来るなんて急にどうしたんだ?」

    「私が腕を組みたいから良いの!」ギューッ

    「まずいって。他の人が見てるんだぞ?」

    「じゃあもっと見せ付けようよっ!」

    「うぇえっ!?」

    135 :

    ふむ

    137 = 8 :

    「どうしたんだよ、急に?」

    「朝、友達にブラコン宣言したの」

    「な!?」

    「そしたら、今迄煩わしいと思ってた子達がじみーに距離置きだしてさ」クスッ

    「へ、へー」

    「なんか、すごい楽になっちゃった!」

    「そ……そーなのかー」

    「ね、お兄ちゃんっ」

    「は、はいっ」

    「ブラコンの妹だけど、大好きで居てくれる?」

    「お、おう。もちろんだぞ!」

    (なんて事だ。妹がブラコンになってしまった……)

    139 :

    展開が俺得

    141 = 85 :

    これは…

    142 = 134 :

    143 :

    144 = 134 :

    >>143ふざけんなwwwwww

    145 :

    >>144

    146 :

    俺の妹とチェンジして欲しいな

    147 = 8 :

    ―――
    ――


    「ふう……歩き疲れたね」

    「どこか喫茶店でも入るか?」

    「うん!」ニコッ

    「ね、お兄ちゃんっ」

    「なんだ?」

    「私と居て楽しい?」

    「ああ。可愛い妹と一緒に居て、退屈な訳無いだろ?」

    「ん……えへへ……」ポッ

    「あの店に入るか」

    「お兄ちゃんの選んだお店なら何処でも良いよ!」ギューッ

    149 = 8 :

    ―物陰―

    「くそうっ、兄の奴あんな可愛い子と……!」

    「妹、本当にブラコンなんだ……」

    「「ん?」」

    150 :


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