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    元スレ妹「お兄ちゃんが寝てるすきに財布から1万円借りちゃおっと」

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    1 :

    「明日返すからいいよね」

    2 :

    身体で返すのか

    3 :

    もちろん身体で返すよな

    4 :

    中だし一発10円で一万円返済か

    5 :

    >>4
    兄殺す気かよ

    6 = 4 :

    >>5
    契約違反は倍付け

    7 :

    そんなことよりオレの腱鞘炎治してくれ痛すぎる

    8 :

    「そろそろ妹の小遣いピンチだろうから、一万余計に入れとくか」

    「普通に貸してくれって言ったら貸してやるのに。面倒な奴め」

    9 :

    >>8
    それだ

    10 :

    この兄はできる

    11 = 8 :

    コンコン

    「お兄ちゃん、お風呂空いた」ガチャ

    「おう。早速可愛いお前の残り湯を堪能してくるわ」

    「ば、ばか! シスコンっ!」バタンッ

    「さて、と。このラックを上に財布置いとけば目立つだろ」ポン

    「さーて風呂風呂っと」

    12 = 8 :

    って言う妹を性的な目で見ないが甘々な兄のSSが最近減った気がするンだ

    13 = 10 :

    続けてくだらい

    14 :

    あーインスパイヤーザネクスト日立
    次の時代に、新しい風を吹き込んでいい?
    結構有名な製作所なんだが

    15 = 8 :

    「……」ソロー

    (あ、明日返すから良いよね?)ゴソゴソ

    「……」ピラッ

    16 = 8 :

    ―風呂場―

    「こ、これはさっきまで妹がはいていたパンツ……っ」

    「ちゃんと洗濯機に入れず放置するとは……」ゴクリ

    「なーんてな」

    「バカやってないで洗濯籠に入れといてやるか。親父や俺の下着と一緒に洗うの嫌だろうし」ポイッ

    「うー……」ブルブル

    「春先とはいえまだ寒いな……早く暖まろう」

    17 = 8 :

    ―風呂―

    (さて……30分は出ない方が良いだろうな)

    (長湯は疲れるし、念入りに身体洗って時間潰すか)バシャ

    19 = 8 :

    ―――
    ――


    「ふいー。少しのぼせた……」フラフラ

    「あ、お兄ちゃん……」

    「ん? まだ寝ないのか?」

    「う、うん。そうだ、牛乳飲む?」

    「飲む飲む」

    「じゃあ、用意するね」タタタ

    「……」

    (罪悪感あるならやらなきゃ良いのに)

    20 = 8 :

    「はい」コトッ

    「ありがとな」ゴクゴク

    「うん……」

    「…………」

    (うーむ)

    「……」

    「なあ妹、相談あるんだけど良いか?」

    「え? う、うん」

    「じゃあ髪乾かしたら部屋行って良い……」

    「あ、いや。呼びに行くから俺の部屋に来てくれ」

    「な、なんでお兄ちゃんの部屋?」

    「俺が妹の部屋に入るの嫌だろ?」

    「い、いいよ。私の部屋で」

    「そか。じゃ髪乾かしたら行くわ」

    21 :

    続けろ下さい

    22 = 8 :

    ―――
    ――


    コンコン

    「起きてるか?」

    「あ、お兄ちゃん。開けるから待って」ガチャ

    「入って良いか?」

    「うん」

    「妹の部屋に入るの久し振りだな。お兄ちゃんちょっと感動してるよ」キョロキョロ

    「あまり部屋をジロジロ見ないでよっ」

    「おお、すまん。可愛い妹のプライベートルームだと思うと興奮してな!」

    「……変態」

    「ひどいっ」ヨヨヨ

    23 = 8 :

    「それで、私に相談って?」

    「ああ、それがな……」

    「……」

    「お兄ちゃん?」

    「あ、悪い。ちょっと興奮し過ぎたのかな」ハハハ

    「もうっ」

    「ははは。悪かった、冗談だって」

    「で、相談なんだけどな。お前くらいの年頃の子にプレゼントあげるとしたら、どんなのが喜ばれるかな」

    「うぇえ!? お兄ちゃんがプレゼントっ?」

    25 = 8 :

    「用意するのは友人だよ。妹と同じ年頃の子と付き合ってる奴から、ちょっと相談受けててな」

    (ウソだけど)

    「そ、そうなんだ……」

    「でだ。例えばお前なら、どんな物貰えば嬉しかったりする?」

    「そうだなぁ……」ウーン

    「一緒に服見に行って、一緒に選んだ服だったら嬉しい……かな」

    「ほー。買ってからあげるんじゃ駄目なのか?」

    「好みやサイズもあるから基本NGだよ。それに、サイズは見栄張る子も居るし」

    「そういう物なのか。じゃあ、どんなブランドとかが良いかも教えてくれよ」

    「私の趣味で良い?」

    「ああ。構わないぞ」

    「じゃあ……えーっね……」

    26 :

    この兄は俺か

    27 :

    こんな時間から
    しえん

    28 :

    >>26
    安心しろそれはないこの兄は俺だけ

    29 = 8 :

    ―――
    ――


    「お、もうこんな時間か」

    「ほんとだ。もう寝ないと」

    「参考になったよ。ありがとな」

    「ううん。役に立ったなら嬉しいよ」

    「うんうん。やっぱり素直な妹が一番可愛いな!」

    「ば……ばかっ。からかわないでよ!」

    「怒った顔も可愛いぞ。じゃあ、おやすみ」ガチャ

    「むうう……。おやすみ、お兄ちゃん」

    「そうだ。お前も悩みがあったら相談してくれよ」

    「え?」

    「俺は何時だって妹の味方だからな」

    パタン

    「…………うん」

    30 = 8 :

    ―兄自室―

    「さて、妹から聞いたブランドをネットで調べてみるか……」カタカタカタ

    「……うへぇ」カタ…

    「こんなちっさいバッグで2万、こっちの服は……5、5万!?」

    「うわぁ……知らない世界過ぎて引くわぁ……」

    「小物もたけぇ。なんだこれ」

    「お、この服は前に妹が着てた奴だな。えーっと、価格は……セールで7千円か」

    「確かにこんな物買ってりゃ、小遣いなんて直ぐに無くなるよなぁ」

    「どうしたモノか……」

    32 = 8 :

    「妹に発破掛けて成績伸ばして小遣い上げて貰うか?」

    「でもなぁ。小遣い少し上がったくらいじゃ、焼け石に水って価格の物ばかりだったし……」

    「かと言って、何時までも俺の財布から抜き取らせるのも駄目だよなぁ」

    「欲しい物買う為に援交なんてし始めたら俺のハートが危ない。早めに手を打たないと……」

    「うむむ……」

    33 :

    おはよう

    34 = 8 :

    ―翌日―

    「妹、もう春の新作買った?」

    「ううん。今日帰りに見てこうかなって」

    「そうなんだ。じゃあ私も見に行こうかな」

    「うん、良いよっ」

    「じゃあ服見たらカラオケ寄ってこうよっ」

    「うんうん。寄ってこ!」

    「はぁー。早くガッコおわんないかなぁ……」

    「ははは……」

    (……なにやってんだろ、私)

    35 = 8 :

    ―――
    ――


    「ただいまぁ……」

    「お帰りなさい。遅かったわね」

    「うん。友達とちょっと遊んで来た」

    「もう……程々にしなさいよ」

    「はーい。そうだ、お母さん」

    「なあに?」

    「明日、お小遣いの日だよね? 一日早いけど、貰えない……かな?」

    「ええ。構わないわよ」

    「ありがと、お母さん」

    (良かったぁ……)

    36 = 8 :

    「妹が帰って来たか」

    「さて、今日はどう部屋を開けようかな……」

    「……よし」

    37 = 8 :

    ―リビング―

    「お、帰ってたのか」

    「うん、ただいま。出掛けるの?」

    「ああ。ちょっとスーパーに飲み物と夜食買いにな」

    「そ、そうなんだ」

    「じゃあ行って来ます」

    「ん、行ってらっしゃい」

    「夕飯前には帰るのよー」

    「あーい」

    38 :

    心が痛む

    39 = 8 :

    ―スーパー―

    「もう良いかな」ピッ

    プルルルル

    『お兄ちゃん? どうかしたの?』

    「おー、妹。財布忘れたから、悪いけど持って来てくれないか?」

    『ふふ。財布忘れるなんてらしく無いじゃない』

    「好きなお菓子奢るから。な、頼む!」

    『うん、いいよ。財布どこに置いたの?』

    「多分制服の上着に入ってる。ありがとな、妹」

    『ううん。直ぐ行くから待っててね。おかーさーんっ、ちょっとお兄ちゃん迎えに行ってくるーっ』

    「はは、迎えにか」

    『それじゃ、あとでねっ』

    「おう」プツッ

    「これでよし、と」

    41 = 8 :

    「ええっと制服は……あった」


    「財布は……これね」

    「さっき貰ったお小遣いからお金戻しとかないと」ゴソゴソ

    「……」

    「ごめんなさい、お兄ちゃん……」

    44 = 8 :

    ―スーパー―

    「お待たせー」

    「おー、早かったな」

    「うん。少し走った」

    「うへへ。お兄ちゃんを待たせないと頑張ってくれたんだな。可愛い奴め」ナデナデ

    「きもい笑い方すんな! あ、はい財布」スッ

    「さんきゅ。そういや見ない服着てるな」

    「う、うん……今日友達とお店行って、安かったから買っちゃった」

    「似合うじゃん。可愛いぞ」

    「だから、からかわないでよぉ」

    「照れる妹も可愛いなぁ!」

    「もうっ」

    45 = 8 :

    ―帰路―

    「アイス一個で良かったのか?」

    「うん。ありがとね、お兄ちゃん」

    「今日はやけに優しいな。財布も直ぐ持って来てくれたし」

    「そ、そんな事無いよ?」

    「優しい妹は大好きだぞ」ナデナデ

    「むうぅ……また子供扱いしてぇ」

    「もちろん普段の妹も大好きだけどな!」

    「恥ずかしい事言うなぁっ」カアッ

    「ふひひ。可愛い可愛い」ナデナデ

    「ううーっ」

    46 = 8 :

    (財布にお金は戻ってた)

    (けど、足りなくなったらまた来るんだろうな)

    (なんとか出来ないモノか……)

    「お兄ちゃん?」

    「お?」

    「ぼおっとしてた」

    「はは、悪い悪い。どうしたら自然に妹と手を繋げるか考えてたんだ」

    「うわぁ……兄妹で何考えてるのよ」

    「なにしろ俺は妹が大好きだからな!」

    「……」

    「……ん」ギュ

    「!?」

    「手、繋ぎたいんでしょ?」

    「あ、ああ! 嬉しいよ、妹」ギュッ

    47 :

    見てるよ

    48 :

    >>47
    なんだこのIDすげえと思ったら大したことなかった

    49 = 8 :

    ―――
    ――


    「あれは罪悪感からの行動だよなぁ……」

    「変にプレッシャー与えちゃったか。反省しないと」

    「……せっかく手を握ってくれたんだし、今日はオナ禁だな」

    50 = 27 :

    おい


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