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    元スレ女「男ってほんと動じないね」男「…」

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    101 = 10 :

    「(もうちょっとでお昼終わっちゃうな)」もぐもぐ

    「……牛乳ないと辛いな」

    「あ、わ、私の飲む?私のせいだし」

    「いちご牛乳じゃないと飲まない」

    「こ、拘るんだ…」

    「……」もぐもぐ

    「……」

    「余計な世話だったら済まん」

    「え?」

    102 :

    追い付いた

    支援

    103 = 10 :

    「俺、実は中学ではお前みたいに便所飯食う奴だったんだよ」

    「え?」

    「人に絡むのが嫌で、周りと喋ることもなくて、他の子に絡むのも極限に避けて」

    「そしてたら周りから気持ち悪いとか、調子に乗ってるとか言われてさ。いつの間にかぼっちになってた」

    「でも、それでも別に構わなかった」

    「一人で居るの好きだし、むしろ邪魔されなくて良いと思った」

    「……」

    「でも、一人だけ、そんな俺のことを良く思わない子が居た」

    「幼馴染だった」

    「?」

    105 = 64 :

    そういやそんなキャラいたな

    106 = 10 :

    「あいつとは、幼馴染とは言うけど小学校の高学年になった以来にはあまり話し合ったこともなかった」

    「なのに或る日、いつもみたいにトイレ行って飯食おうとしたら、あいつが突然引き止めたんだよ」

    「何年も話なんてしてなかったのに」

    「そしたら一緒にご飯食べようって言うんだよ」

    「俺が嫌だと行っても無理矢理屋上に連れて行かれて、結局一緒に食べた」

    「それからはずっと一緒にご飯食べるようになって、幼馴染は昔から友達作るのがうまかったから、少しずつ、一緒にご飯を食べる面子が増えてきた」

    「その後は一緒にカラオケなんて行くようになって、ゲーセン行くようになって」

    「いつの間にかあいつや他の子たちと居るのが、独りだった頃より楽しいと思っている自分が居た」

    107 :

    この男、本来ならかっこいいんだろうけどなぜかそう思えない
    ぼっちと中二をこじらせた感じ

    108 = 10 :

    「そして、他の誰よりも、幼馴染と一緒に居ることが楽しかった」

    「前は偶然登校する時間が合っても一口も喋らずに学校に付いていたのに、いつの間にか時間合わせて登校して、お喋りしながら学校まで来るようになった」

    「そして、ある日、俺は幼馴染に告白した」

    「……」

    「そして、俺の幻想は砕かれた」

    「?!」

    109 = 66 :

    以来には…

    110 :

    あら

    111 = 10 :


    「幼馴染はそんな気はまったくなかったんだ」

    「ただ良い友達で居て欲しいと言われて」

    「その時俺は裏切られたと思った。それから一週間近く学校にも行かずに家に引き篭もった」

    「幼馴染は一度も俺を見に来ることなんてなかった」

    「最初は、そんなアイツが非道だと思っていた」

    「でも、時間が経つと、結局俺一人で踊ってたことに過ぎないって気づいたんだ」

    「幼馴染はただ俺の以前の姿を見て手伝ってあげたいと思っただけだ。それを勝手に解釈して、勝手に傷ついたのは俺の方だった」

    「それに気づいて、俺は学校に戻ってきた」

    「そして幼馴染や、他の子たちに俺がもらった分を返そうとできるだけ頑張った」

    「そして今に至る」

    「……」

    112 :

    好きでもない奴しかも異性に抱きつこうとするか?

    114 :

    なにこの文章厨二臭い…


    とりあえず>>1はジョジョ100回見直して来い

    115 = 10 :

    「それじゃ、あの…幼馴染と付き合ってなかったの?」

    「ない。というか奴は今上級生の彼氏が居る」

    「あ…」

    「別に今はなんとも思ってない。あいつは見ての通り暢気な性格だし、今でも仲の良い友達だ」

    「横で見ると、完全にそれだけとは見えないけどね」

    「……そう思うか?」

    「だって、普通自分はパン食べるのに相手に弁当なんて作ってあげないでしょ?」

    「…そうだな。確かにそれはあった」

    116 = 10 :

    >>114 何部 見れば文力あがりますか?

    117 :

    幼馴染「果実はよく熟れたところを収穫するもの」

    幼馴染「私の無償の愛で男を人として一回り立派に成長させ」

    幼馴染「私に相応しい相手へと育て上げるわ!」

    「~♪」

    「~♪」

    幼馴染「」

    118 :

    >>1センスねえよやめちまえ

    119 = 10 :

    「そういう所は、まだ奴に思いがあると言えるのかもしれない」

    「でも、俺としては幼馴染とは単に友達だ、としか言うようがない」

    「そんなものなの?」

    「俺は嘘は言わないタイプなんでな。絶対」

    「……」

    キーンコーンカーンコーン

    122 = 24 :

    ずっと支援

    123 = 10 :

    翌日

    幼馴染「おとこー今日のおかずは何?」

    「見りゃ分かる」

    幼馴染「あ、後次からブロッコリーは要らないから入れないで」

    「お前が弁当箱を空っぽにして返すまでブロッコリーを入れるのをやめない」

    幼馴染「……こっそりトイレに捨てたら」

    「許されると思ってるのか?」

    幼馴染「冗談ですすびばぜん。だからアイアンクローはやめてくだざい゛割りと脳みそ大事にとっているんでず…」

    「……」

    「女、これお前の分だ」つ【弁当】

    「…え?」

    126 = 10 :

    ざわ・・・ざわ・・・

    エ、ナニアレ

    オトコガ幼馴染以外ノコニベントウヲ…

    「え、な、何で?」

    「俺は嘘は言わないタイプって言っただろ」

    「え?そ、それとこれと何の関係が…」

    幼馴染「あ、要らないなら私がもらうー」

    「」ギロッ

    幼馴染「お、男が怖い…」ササッ

    「……」

    「で?」

    「も、もらう」

    127 = 10 :

    図書館

    「……」

    「……」つ【パンにいちご牛乳】

    「あの、なんで自分はパンに牛乳なの?弁当は?」

    「俺はこの方が良い」

    「……」

    「(今まで食べたことのない豪華の弁当…)」

    「(幼馴染になんか、こんなのを毎日作ってあげてるのに付き合ってないというし)」

    「一体何?」

    「何が?」

    「何で私にここまでしてくれるの?」


    129 :

    おっぱいは正義

    130 = 10 :

    「ギャル子たちから守ってくれたり、図書館使わせてくれたりまでならまだ昨日の話で分かるよ」

    「でも、弁当作ってもらうまではさすがにないでしょ?」

    「幼馴染の作るついでにすると言ったら話は良いけど」

    「他の子たちからも変な目で見られたし」

    「……」

    「まず一つ言っておくと」

    「それ、幼馴染の作るついでじゃないぞ」

    「え?」

    「完全に別の弁当だから」

    「え?」

    131 = 118 :

    おまえのいちご牛乳がのみたいから

    134 = 10 :

    「お前に食わせようと別で使った奴だ」

    「な、なんでそこまで…」

    「…嘘は言わないって言ってたよな」

    「それが何?」

    「お前がギャルたちに言われて屋上に呼び出して告白した時、俺たしかに良いって言ったよな」

    「……え?」

    「それ本気だったから、最初から」

    「最初から全部お前のこと好きだったからやったんだよ」

    138 = 10 :

    「ギャルのケータイから写真消したのも、便所飯食ってるのをここに連れてきたのも」

    「今弁当作ってあげてるのも全部」

    「でも、じゃあ前の話は…自分が人にそんなふうに助けてもらったからその恩返しって話じゃなかったの?」

    「最初からお前のこと好きだったからやってると言ったら、お前が拒むと思ったからだ」

    「だから最初はただの偽善だと言った」

    「後、昨日までお前俺が幼馴染と付き合ってたと思っただろ」

    「昨日の話は単にその誤解を解くために話したんだ」

    「…」

    139 :

    >>131
    うちに来て妹とファックしていいぞ

    140 :

    >>139
    自分もぉぉぉっ‼いちご牛乳がぁぁぁっ‼
    飲みたいですぅぅぅっ!(迫真)

    141 = 93 :

    にしても偉そうで胸糞悪い話し方するな
    この男

    142 = 10 :

    「…もし、私が嫌だと言ったら?」

    「……」

    「私正直に言って、あの時、男のことそんな風に思って言ったわけじゃないよ」

    「男って学級委員だし、周りの人も良く助けてあげるし、良い人だと思う。助けてもらったことも感謝してる」

    「でも、私そんなつもりで男の見てたわけじゃないよ」

    「私は男のことそんな風に好きって思ったわけじゃない」

    「……」

    「こんな風にされるぐらいだったら、最初から男の話なんて聞かずに前のように便所飯食べていれば良かった」

    「……私、こんなの要らない」

    「一人で居た方が楽だよ」

    144 = 10 :

    「私、戻るね」

    「今までありがとう。じゃあ…」

    「……」バタン

    「……」

    「……」チュー

    146 = 10 :

    翌日の昼

    「トイレよ、私は帰ってきた…」

    「……」

    「……」もぐもぐ

    「…あ」

    「不味い」

    「トイレで食べるパンなんて、全然美味しくない」

    148 = 10 :

    コンコン

    「!」

    「(誰か来た…どうしよう)」

    「な、中に居るよ」

    ??「あの、女ちゃんだよね」

    「!」

    「ち、違います。私女って名前じゃありません」

    幼馴染「女でしょ」門の上から

    「きゃーー!!」

    149 = 71 :

    も、門

    150 = 10 :

    幼馴染「そんなに驚かなくても…」

    「驚くよ、普通」

    幼馴染「そうかな」

    「…何の用なの?」

    幼馴染「あ、開き直った。便所女」

    「わ、悪い?私がトイレでパン食べて誰かに被害でも与えてるというの?」

    「大体、私は一人で居たくてトイレで食べてるだけで、人に笑われたりされる筋合いなんてない!」

    幼馴染「昔の男と同じこと言ってる」

    「……」

    幼馴染「昔の男のこと、知ってるよね」

    幼馴染「あなたみたいにトイレ飯してた話」

    「…それが何」


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