のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,091人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ友「お姉さん美人だよね。いいなぁ~」妹「!?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    201 = 194 :

    夜通し支援する覚悟

    202 = 192 :


    「終わりました~」

    「できるんだから最初からやってください」

    「善処します」

    「……まったく」

    先生「妹さん、少し良いですか?」

    「あ、はい」

    先生「放課後、明日配るプリントを……」

    「はい、わかりました」

    203 = 192 :


    「放課後居残り?」

    「友みたいに罰を受ける訳じゃないよ」

    「失礼な。手伝おっか?」

    「ううん大丈夫。たぶんすぐ終わる」

    「そか。じゃあ待ってる」

    「……ん、ありがと」

    (友、普段と変わりないや。……よかった)

    204 = 192 :


    放課後

    「ん、これでよし……っと」

    「先生ー、終わりましたよー」

    先生「お疲れ様。申し訳ありませんが、もうひとつ仕事を……」

    「あー」

    「妹おわったー?」ヒョコ

    「もうひと仕事」

    205 = 192 :


    「働き者ですなー。しょうがない、手伝おうか?」

    「ん……いいよ、大丈夫」

    「そう?」

    「うん、ほら、弟たちにご飯作ってあげるんでしょ」

    「そうだった」

    「ばか。遅くなっちゃうといけないし、私は大丈夫だから」

    「……大丈夫?」

    「ん」

    「……うん、じゃあお先に帰らせてもらいます」

    206 = 194 :

    いやいや友ちゃんいい子やん
    支援

    209 = 194 :

    落ちないでくれよな~

    212 :

    >>72
    諦めたら?

    213 = 192 :


    「ん」

    「ありがと」

    「いいよいいよ、じゃあね」

    「お仕事がんばってね~」ノシ

    「……」

    先生「……すみませんね、妹さん」

    「いえいえ、委員長ですし」

    先生「ありがとう。じゃあ、この資料を――……」

    214 = 192 :






    「ふぅ」

    「先生人使い荒らすぎ……」

    「ま、ジュースおごってもらえたし良しとしよう」

    「にしても……つかれた」

    (早くお風呂入りたいー。またお姉ちゃんと……)

    「…………あ」

    (お姉ちゃんに、遅くなるって連絡するの忘れてた)

    (心配……してるかな……)

    215 :

    ラウル曹長、このスレを支援するでござるwwwww
    激しく承知wwwwwデュフフwwwwwww

    216 = 192 :


    (……電話しとこ)

    「お姉ちゃんはーっと……あったあった」ピッ

    「……」prrrr

    「…………」rrr

    「………………」

    「あれ?」

    「……出ない」

    「また何処かに置きっぱなしにしてるのかなぁ」

    217 = 215 :

    あれ、IDかわってるでござるかwww?

    219 = 192 :


    これまで、予兆は何度もあったのかもしれない。

    だけど、私はそれに気づけなかった。

    お姉ちゃんのことを考えて、少しの痛みを覚えながら歩く帰路は、いつもと何も変わらなくて。

    友のことも、お姉ちゃんのことも、その好きなひとのこともあったけど。

    私の周りは何も変わっていないんだと。

    そう、思っていた。安心していた。

    水面下で渦巻いていた様々な感情が、溢れ始めていることも知らずに。

    220 = 212 :

    >>171
    このID別のスレでも荒らしてたぞ
    それ違うし。あんまり嘘広めんなよ。
    はいはいマジレスですね

    221 = 192 :


    ガチャ

    「ただいまー」

    シーン

    「……?」

    「お姉ちゃん? いないの?」

    「…………」パタン

    「お姉ちゃーん」

    「……妹」

    「あ、いた」

    「おかえり」ギュ

    224 = 192 :


    「……」

    「遅かったね、どしたの?」

    「……連絡するの忘れた。先生の仕事手伝ってて」

    「そっか、お疲れ様。お腹空いたでしょ?」ナデ

    「……一応、電話したんだけど」

    「あ、携帯見てなかった」

    「……家にもかけたよ」

    「あぁ、あれ……取れなくてごめんね?」

    225 = 192 :


    「……かけ直してくれたっていいじゃん」

    「ん……ごめん」

    「……」

    「妹……?」

    「何かあった?」

    「何か? 特に何もなかったけど」

    「…………」

    「お姉ちゃんてさ、香水つけてたっけ?」

    「ぇ……」

    226 :

    なん・・だと・・・?

    227 :

    俺は信じてるぞ

    228 = 194 :

    ここへきていい展開になってまいりました

    229 = 192 :


    「……」

    「一昨日買ったの、香水。それつけてみて……」

    「……」

    (何か……変だよ……)

    (同じシャンプーの匂いがしない……)

    (お姉ちゃんの甘い匂いがしない……)

    「……そんなの……つけなくていい」

    「そっか……ごめんね……」

    230 = 192 :


    「……ゃ」

    「妹……?」

    「やだよ、そんなのつけないで、お姉ちゃん」

    「ん、わかったから」ギュ

    (また……胸がざわざわする……)

    「お姉ちゃん…………っ」ギュッ

    (ギュッてすればするほど……)

    (お姉ちゃんに触れるほど、お姉ちゃんじゃない匂いがする)

    「私、の……お姉ちゃん…………」

    231 :

    やめて

    やめてよ

    232 = 192 :


    「…………」ギュ

    (妹だ……)

    (妹の匂いがする……)クン

    「……」ギュウ

    「……」

    「……お姉ちゃん、もうお風呂入った?」

    「ん……うん」

    「今から私と一緒にもう1回入ってくれる?」

    「え……また?」

    「うん、その香水の匂い、落としてあげる」

    233 = 192 :


    「だ……大丈夫だよ」

    「……なにが?」

    「なにがって……」

    「私、その匂いが嫌

    「それとも、私とは入りたくないだけ?」

    「そういうわけじゃないけど……」

    「……いいから入ろうよ、ね?」グイ

    「まっ……待って……!」

    234 :

    寝るな

    235 :

    いい展開なんすよ
    マジいい展開なんすよ

    236 = 222 :

    寝ないでください

    237 = 191 :

    寝たら…
    いや、俺たちが寝かせない

    238 :

    きゅんきゅんするぞ…

    239 = 192 :


    「……なんで?」

    「……っ」

    「ねぇ、なんで?」

    「……できないよ」

    「ねぇどうして私のこと嫌いなの?」

    「違っ……」フルフル

    「……違わないんじゃないの?」

    「早くしてよ、それともココで脱ぐの?」

    「妹……ごめん……」

    240 :

    もう一線突破しちゃおうぜ

    241 = 227 :

    なんか妹のキャラおかしくなってるぞ

    242 = 222 :

    ヤンデレクルー?

    243 = 223 :

    ゴクリ・・・

    244 = 192 :


    「……今日のお姉ちゃん、謝ってばっかりだね」

    「何でさっきからそれしか言わないの?」

    「…………」

    「何かあったんでしょ?」

    「……」フルフル

    「……誰かと会ったの?」

    「……っ」フル

    「…………誰」

    「い、妹……?」

    245 :

    友ちゃんサイドの話も見たいという欲望

    246 = 192 :


    「お姉ちゃん…………」ズイ

    「妹……怖いよ……」

    「お姉ちゃん……誰と会ったの?」

    「…………」

    「……だんまり?」

    「まぁいいや。まずはお風呂に入る方が先だよね」グッ

    「ゃ……!」

    「動く気がないの? いいよ、ここで脱がしてあげる」

    「待って……妹っ、……やめっ……」

    247 :

    うん

    248 = 238 :

    怖いけどドキドキする。
    スリルと萌えの融合。

    249 :

    >>246
    一回落ち着いて病む過程をねっとり書いてくれてもええんやで…?

    250 = 192 :


    「……」

    お姉ちゃんの上着を力ずくで下からめくり上げた。

    「……ッ」

    腹から胸にかけてを一息に暴いた。
    そして私は後悔する。

    「……」

    見なければよかった?
    いや、知らなかったならば、私はそれを後悔する。
    素直に姉の言うことを聞いておくべきだった?
    いや、それで姉の痛みに気付けなかったならば、私はそれを後悔する。

    「……なにこれ」

    お姉ちゃんの、雪のように綺麗な白い肌。
    その上に、点々と。
    朱い花が咲き乱れていていた。


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について