元スレ友「お姉さん美人だよね。いいなぁ~」妹「!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
201 = 194 :
夜通し支援する覚悟
202 = 192 :
友「終わりました~」
妹「できるんだから最初からやってください」
友「善処します」
妹「……まったく」
先生「妹さん、少し良いですか?」
妹「あ、はい」
先生「放課後、明日配るプリントを……」
妹「はい、わかりました」
203 = 192 :
友「放課後居残り?」
妹「友みたいに罰を受ける訳じゃないよ」
友「失礼な。手伝おっか?」
妹「ううん大丈夫。たぶんすぐ終わる」
友「そか。じゃあ待ってる」
妹「……ん、ありがと」
妹(友、普段と変わりないや。……よかった)
204 = 192 :
放課後
妹「ん、これでよし……っと」
妹「先生ー、終わりましたよー」
先生「お疲れ様。申し訳ありませんが、もうひとつ仕事を……」
妹「あー」
友「妹おわったー?」ヒョコ
妹「もうひと仕事」
205 = 192 :
友「働き者ですなー。しょうがない、手伝おうか?」
妹「ん……いいよ、大丈夫」
友「そう?」
妹「うん、ほら、弟たちにご飯作ってあげるんでしょ」
友「そうだった」
妹「ばか。遅くなっちゃうといけないし、私は大丈夫だから」
友「……大丈夫?」
妹「ん」
友「……うん、じゃあお先に帰らせてもらいます」
206 = 194 :
いやいや友ちゃんいい子やん
支援
209 = 194 :
落ちないでくれよな~
212 :
>>72
諦めたら?
213 = 192 :
妹「ん」
友「ありがと」
妹「いいよいいよ、じゃあね」
友「お仕事がんばってね~」ノシ
妹「……」
先生「……すみませんね、妹さん」
妹「いえいえ、委員長ですし」
先生「ありがとう。じゃあ、この資料を――……」
214 = 192 :
妹「ふぅ」
妹「先生人使い荒らすぎ……」
妹「ま、ジュースおごってもらえたし良しとしよう」
妹「にしても……つかれた」
妹(早くお風呂入りたいー。またお姉ちゃんと……)
妹「…………あ」
妹(お姉ちゃんに、遅くなるって連絡するの忘れてた)
妹(心配……してるかな……)
215 :
ラウル曹長、このスレを支援するでござるwwwww
激しく承知wwwwwデュフフwwwwwww
216 = 192 :
妹(……電話しとこ)
妹「お姉ちゃんはーっと……あったあった」ピッ
妹「……」prrrr
妹「…………」rrr
妹「………………」
妹「あれ?」
妹「……出ない」
妹「また何処かに置きっぱなしにしてるのかなぁ」
217 = 215 :
あれ、IDかわってるでござるかwww?
219 = 192 :
これまで、予兆は何度もあったのかもしれない。
だけど、私はそれに気づけなかった。
お姉ちゃんのことを考えて、少しの痛みを覚えながら歩く帰路は、いつもと何も変わらなくて。
友のことも、お姉ちゃんのことも、その好きなひとのこともあったけど。
私の周りは何も変わっていないんだと。
そう、思っていた。安心していた。
水面下で渦巻いていた様々な感情が、溢れ始めていることも知らずに。
220 = 212 :
>>171
このID別のスレでも荒らしてたぞ
それ違うし。あんまり嘘広めんなよ。
はいはいマジレスですね
221 = 192 :
ガチャ
妹「ただいまー」
シーン
妹「……?」
妹「お姉ちゃん? いないの?」
妹「…………」パタン
妹「お姉ちゃーん」
姉「……妹」
妹「あ、いた」
姉「おかえり」ギュ
224 = 192 :
妹「……」
姉「遅かったね、どしたの?」
妹「……連絡するの忘れた。先生の仕事手伝ってて」
姉「そっか、お疲れ様。お腹空いたでしょ?」ナデ
妹「……一応、電話したんだけど」
姉「あ、携帯見てなかった」
妹「……家にもかけたよ」
姉「あぁ、あれ……取れなくてごめんね?」
225 = 192 :
妹「……かけ直してくれたっていいじゃん」
姉「ん……ごめん」
妹「……」
姉「妹……?」
妹「何かあった?」
姉「何か? 特に何もなかったけど」
妹「…………」
妹「お姉ちゃんてさ、香水つけてたっけ?」
姉「ぇ……」
226 :
なん・・だと・・・?
227 :
俺は信じてるぞ
228 = 194 :
ここへきていい展開になってまいりました
229 = 192 :
妹「……」
姉「一昨日買ったの、香水。それつけてみて……」
妹「……」
妹(何か……変だよ……)
妹(同じシャンプーの匂いがしない……)
妹(お姉ちゃんの甘い匂いがしない……)
妹「……そんなの……つけなくていい」
姉「そっか……ごめんね……」
230 = 192 :
妹「……ゃ」
姉「妹……?」
妹「やだよ、そんなのつけないで、お姉ちゃん」
姉「ん、わかったから」ギュ
妹(また……胸がざわざわする……)
妹「お姉ちゃん…………っ」ギュッ
妹(ギュッてすればするほど……)
妹(お姉ちゃんに触れるほど、お姉ちゃんじゃない匂いがする)
妹「私、の……お姉ちゃん…………」
231 :
やめて
やめてよ
232 = 192 :
姉「…………」ギュ
姉(妹だ……)
姉(妹の匂いがする……)クン
姉「……」ギュウ
妹「……」
妹「……お姉ちゃん、もうお風呂入った?」
姉「ん……うん」
妹「今から私と一緒にもう1回入ってくれる?」
姉「え……また?」
妹「うん、その香水の匂い、落としてあげる」
233 = 192 :
姉「だ……大丈夫だよ」
妹「……なにが?」
姉「なにがって……」
妹「私、その匂いが嫌
妹「それとも、私とは入りたくないだけ?」
姉「そういうわけじゃないけど……」
妹「……いいから入ろうよ、ね?」グイ
姉「まっ……待って……!」
234 :
寝るな
235 :
いい展開なんすよ
マジいい展開なんすよ
236 = 222 :
寝ないでください
237 = 191 :
寝たら…
いや、俺たちが寝かせない
238 :
きゅんきゅんするぞ…
239 = 192 :
妹「……なんで?」
姉「……っ」
妹「ねぇ、なんで?」
姉「……できないよ」
妹「ねぇどうして私のこと嫌いなの?」
姉「違っ……」フルフル
妹「……違わないんじゃないの?」
妹「早くしてよ、それともココで脱ぐの?」
姉「妹……ごめん……」
240 :
もう一線突破しちゃおうぜ
241 = 227 :
なんか妹のキャラおかしくなってるぞ
242 = 222 :
ヤンデレクルー?
243 = 223 :
ゴクリ・・・
244 = 192 :
妹「……今日のお姉ちゃん、謝ってばっかりだね」
妹「何でさっきからそれしか言わないの?」
姉「…………」
妹「何かあったんでしょ?」
姉「……」フルフル
妹「……誰かと会ったの?」
姉「……っ」フル
妹「…………誰」
姉「い、妹……?」
245 :
友ちゃんサイドの話も見たいという欲望
246 = 192 :
妹「お姉ちゃん…………」ズイ
姉「妹……怖いよ……」
妹「お姉ちゃん……誰と会ったの?」
姉「…………」
妹「……だんまり?」
妹「まぁいいや。まずはお風呂に入る方が先だよね」グッ
姉「ゃ……!」
妹「動く気がないの? いいよ、ここで脱がしてあげる」
姉「待って……妹っ、……やめっ……」
247 :
うん
248 = 238 :
怖いけどドキドキする。
スリルと萌えの融合。
249 :
>>246
一回落ち着いて病む過程をねっとり書いてくれてもええんやで…?
250 = 192 :
妹「……」
お姉ちゃんの上着を力ずくで下からめくり上げた。
姉「……ッ」
腹から胸にかけてを一息に暴いた。
そして私は後悔する。
妹「……」
見なければよかった?
いや、知らなかったならば、私はそれを後悔する。
素直に姉の言うことを聞いておくべきだった?
いや、それで姉の痛みに気付けなかったならば、私はそれを後悔する。
妹「……なにこれ」
お姉ちゃんの、雪のように綺麗な白い肌。
その上に、点々と。
朱い花が咲き乱れていていた。
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