私的良スレ書庫
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元スレのび太「もう二年、か」
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引きずられながらのび太は考えた。
どうすればしずちゃんを救えるのか、
そして、今の自分の居場所が本当に正しいのか―。
ジャイアン「ほらっ、着いたぞ。」
のび太「着いちゃったね……」
のび太がインターホンを押そうか迷っていると、ジャイアンが押してしまった。
のび太「ちょ、ちょっと!僕まだなんにも考えてないのに!」
ジャイアン「ばっかやろう!考えてもの言ってどうするつもりだ!こんなときに心で語り合ってこその心の友だろうが!!」
のび太「かっこいいけどそれじゃ社会では生きていけないよ!」
どうすればしずちゃんを救えるのか、
そして、今の自分の居場所が本当に正しいのか―。
ジャイアン「ほらっ、着いたぞ。」
のび太「着いちゃったね……」
のび太がインターホンを押そうか迷っていると、ジャイアンが押してしまった。
のび太「ちょ、ちょっと!僕まだなんにも考えてないのに!」
ジャイアン「ばっかやろう!考えてもの言ってどうするつもりだ!こんなときに心で語り合ってこその心の友だろうが!!」
のび太「かっこいいけどそれじゃ社会では生きていけないよ!」
しずか「……」
のび太「あっ……」
ジャイアン「よう!久しぶりだな、しずちゃん!こないだは俺を無視してのび太にしか声をかけなかったがぜんぜん気にしてないぜ!」
のび太「それ気にしてるって言ってるようなものだよジャイアン!」
しずか「……前に言ったことなら悪いと思ってるわ。ごめんなさい。私みたいな嫌な子、もう嫌いになったでしょう?だからもう構わなくていいのよ。」
のび太「そ、そんなこt……」
ジャイアン「ふざけんな!」
のびしず「「!?」」ビクッ
のび太「あっ……」
ジャイアン「よう!久しぶりだな、しずちゃん!こないだは俺を無視してのび太にしか声をかけなかったがぜんぜん気にしてないぜ!」
のび太「それ気にしてるって言ってるようなものだよジャイアン!」
しずか「……前に言ったことなら悪いと思ってるわ。ごめんなさい。私みたいな嫌な子、もう嫌いになったでしょう?だからもう構わなくていいのよ。」
のび太「そ、そんなこt……」
ジャイアン「ふざけんな!」
のびしず「「!?」」ビクッ
ジャイアン「俺は今みたいなしずちゃんはっきり言って嫌いだよ!でもな、のび太はまだ友達だと思ってる。何年会わなくっても、どんなに変わっても友達だと思ってんだよ!
それでもしずちゃんは上辺だけ友達のフリしてるようなやつらの方が大事だっていうのかよ!?」
しずか「……」
ジャイアン「じゃあ俺はムカついたから帰る。のび太、あとは勝手に話し合いな。」
のび太「……」
しずか「……」
それでもしずちゃんは上辺だけ友達のフリしてるようなやつらの方が大事だっていうのかよ!?」
しずか「……」
ジャイアン「じゃあ俺はムカついたから帰る。のび太、あとは勝手に話し合いな。」
のび太「……」
しずか「……」
しずか「……ねぇ、のび太さん。」
のび太「な、何?」
しずか「学校で一人ぼっちって、どんな感じなの?」
のび太「……」
しずか「ち、違うの!からかってるとかそういうのじゃなくて……」
のび太「わかってるよ。しずちゃんに怒られてから改めて考えてみたんだけど、もしかしたらしずちゃんみたいな生き方の方が正しいのかもしれないね。」
しずか「えっ?」
のび太「だってさ、僕は高校入ってから一人ぼっちで、忘れ物した時に借りる人もいないし、しずちゃんみたいに遊びに行く人もいないんだ。」
しずか「……」
のび太「な、何?」
しずか「学校で一人ぼっちって、どんな感じなの?」
のび太「……」
しずか「ち、違うの!からかってるとかそういうのじゃなくて……」
のび太「わかってるよ。しずちゃんに怒られてから改めて考えてみたんだけど、もしかしたらしずちゃんみたいな生き方の方が正しいのかもしれないね。」
しずか「えっ?」
のび太「だってさ、僕は高校入ってから一人ぼっちで、忘れ物した時に借りる人もいないし、しずちゃんみたいに遊びに行く人もいないんだ。」
しずか「……」
のび太「でもさ、僕にはできないんだ。」
しずか「……?」
のび太「本当は嫌なのにニコニコ笑って話すなんて僕にはできない。絶対顔に出ちゃうもん。だからいつまでも一人ぼっちなのかもね。はは……まぁ相手の為に疲れるくらいなら別に友達なんていらないけどね。」
しずか「……のび太さんが羨ましいわ。」
のび太「えっ?」
しずか「私だって一緒よ。嫌ってほど気を遣って友達ごっこするのが嫌になったからのび太さんに連絡したのよ。」
しずか「でもね、私にはのび太さんみたいな強さはなかった。上辺だけの友達なんていらないと割り切る強さがね。」
しずか「教室で他の子が喋ってる喧騒の中で、一人でなんでもない顔するのなんて耐えられない。私は弱いのよ。一人じゃファミレスにも入れないくらい弱いのよ。だかr」
のび太「弱くない。」
しずか「……?」
のび太「本当は嫌なのにニコニコ笑って話すなんて僕にはできない。絶対顔に出ちゃうもん。だからいつまでも一人ぼっちなのかもね。はは……まぁ相手の為に疲れるくらいなら別に友達なんていらないけどね。」
しずか「……のび太さんが羨ましいわ。」
のび太「えっ?」
しずか「私だって一緒よ。嫌ってほど気を遣って友達ごっこするのが嫌になったからのび太さんに連絡したのよ。」
しずか「でもね、私にはのび太さんみたいな強さはなかった。上辺だけの友達なんていらないと割り切る強さがね。」
しずか「教室で他の子が喋ってる喧騒の中で、一人でなんでもない顔するのなんて耐えられない。私は弱いのよ。一人じゃファミレスにも入れないくらい弱いのよ。だかr」
のび太「弱くない。」
しずか「……?」
のび太「しずちゃんは弱くなんかないよ。嫌われるかもしれないのに、陰口言う友達にやめろって言ったじゃない。」
しずか「……」
のび太「きっと他の子たちだって嫌に決まってるよ。次は自分なんじゃないかってビクビクして過ごしてるはずだよ。」
のび太「だからさ、誰かに合わせる必要なんてない、そんな友達にすればいいんじゃないかな?」
のび太「そりゃ、そんな簡単な話じゃないのはわかってるんだけど……」
しずか「じゃあ、のび太さん。」
のび太「何?」
しずか「どうすればそんな友達になれるの?」
のび太「……」
のび太「しずちゃんは弱くなんかないよ。嫌われるかもしれないのに、陰口言う友達にやめろって言ったじゃない。」
しずか「……」
のび太「きっと他の子たちだって嫌に決まってるよ。次は自分なんじゃないかってビクビクして過ごしてるはずだよ。」
のび太「だからさ、誰かに合わせる必要なんてない、そんな友達にすればいいんじゃないかな?」
のび太「そりゃ、そんな簡単な話じゃないのはわかってるんだけど……」
しずか「じゃあ、のび太さん。」
のび太「何?」
しずか「どうすればそんな友達になれるの?」
のび太「……」
しずか「まさか、考えてなかったの?」
のび太「そそ、そんなことないよ!!」
しずか「……」
のび太「……」
しずか「ふふっ」
のび太「?」
しずか「あはははは、ごめんなさい。ちょっと笑いが止まらないわ。ふふふ」
しずちゃんはダムが決壊したように笑い出した。こんなに笑ったのは久しぶりだった。
自分でも何がおかしいのかわからない。何がこんなに面白いんだろう。
あぁ、そうか。相手がのび太だからだ。ここまで正直な人間がいるだろうか。なんて馬鹿なんだろう。なんて……
しずか「ふふっ……」グスッ
のび太「ちょ、ちょっと、今度はどうしたの!?」
のび太「そそ、そんなことないよ!!」
しずか「……」
のび太「……」
しずか「ふふっ」
のび太「?」
しずか「あはははは、ごめんなさい。ちょっと笑いが止まらないわ。ふふふ」
しずちゃんはダムが決壊したように笑い出した。こんなに笑ったのは久しぶりだった。
自分でも何がおかしいのかわからない。何がこんなに面白いんだろう。
あぁ、そうか。相手がのび太だからだ。ここまで正直な人間がいるだろうか。なんて馬鹿なんだろう。なんて……
しずか「ふふっ……」グスッ
のび太「ちょ、ちょっと、今度はどうしたの!?」
のび太「人に答えを求めるしかできないおまえに、変わることなんてできねぇよ」
しずか「……」トン
のび太「う、うわっ、しずちゃん?」
しずか「ごめんね。ちょっとだけこのままにして。」
しずちゃんはのび太の胸に顔を埋めながら言った。
そして、一つの答えを見つけた。
しずか「私、決めたわ。」
のび太「どうするか決まったの!?」
しずか「私がクラスを変えてみるわ。」
のび太「う、うわっ、しずちゃん?」
しずか「ごめんね。ちょっとだけこのままにして。」
しずちゃんはのび太の胸に顔を埋めながら言った。
そして、一つの答えを見つけた。
しずか「私、決めたわ。」
のび太「どうするか決まったの!?」
しずか「私がクラスを変えてみるわ。」
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| ヽ.__ノ ヽ._ ノ レ⌒ヽ
ノ o 6 |
/__ \ _ノ
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やるじゃないか
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やるじゃないか
のび太「わっ、すごい考えだねそれは。」
しずか「のび太さん私が弱くないって言ったわよね?」
のび太「うん。」
のび太は表情一つ変えずに言った。
しずか「のび太さん、私ならできるって言って。」
のび太「えっ?」
しずか「私なら皆を変えられるって言って。言うの!」
のび太「しずちゃんなら、皆と本当の友達になれるよ!」
しずか「うん!私、信じるからね!」
のび太「しずちゃんならきっとできるよ!小学生のころから優しくて、可愛くて、クラスの人気者だったからね!!」
のび太に言われると、悪い気もしない。
のび太にできると言われると、本当にできる気がするのだ。本当に不思議な人だな……
としずちゃんは思った。
…………
……
しずか「のび太さん私が弱くないって言ったわよね?」
のび太「うん。」
のび太は表情一つ変えずに言った。
しずか「のび太さん、私ならできるって言って。」
のび太「えっ?」
しずか「私なら皆を変えられるって言って。言うの!」
のび太「しずちゃんなら、皆と本当の友達になれるよ!」
しずか「うん!私、信じるからね!」
のび太「しずちゃんならきっとできるよ!小学生のころから優しくて、可愛くて、クラスの人気者だったからね!!」
のび太に言われると、悪い気もしない。
のび太にできると言われると、本当にできる気がするのだ。本当に不思議な人だな……
としずちゃんは思った。
…………
……
書き溜め&投下しながら書いたところ含めて完全に追いついたんだけどどうするべき?
気合いで書いて
5分ごとに投下できるよね?
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