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    元スレ魔王「世界の半分をお前にやろう」側近「全部ください」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - バカップル + - 側近 + - 勇者 + - 妖怪 + - 魔王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    多少の縁→多生の縁

    52 :

    ここまでの登場人物

    魔王:側近をクビにした、女
    側近:優秀で人望も厚い、魔王にクビにされた
    炎 :魔王に挑んで負けた過去あり
    水 :魔王を信じている
    風 :血気盛んな熱血漢
    土 :チャラ男

    魔法使い:ツンデレ、側近に気がある

    53 = 1 :

    王様「ほう、名は?」

    大臣「側近という者です」

    王様「側近?聞かん名だな」

    大臣「今年初めて試験を受けたようですから」

    王様「一度話をしてみたい。つれてまいれ」

    大臣「はっ」

    54 = 38 :

    しえんた

    55 = 1 :

    王様「お前が側近か」

    側近「はい」

    王様「試験の解答。見事であった」

    側近「いえ、あの程度ではまだまだです。この国の戦術レベルはまだまだ低い」

    王様「何!?」

    側近「私にお任せくだされば兵錬を重ね、一流の部隊にしてごらんに入れます」

    大臣「口が過ぎるぞ!側近!」

    側近「失礼」

    王様「ふふふふ……はーっはっは!余にそのような口を利く者は今までおらなんだ!」

    大臣「王様?」

    王様「いいではないか!はいはい言ってる者だけではつまらん!側近、軍師をやってみるか?」

    側近「御意」

    王様「ふふふ、だが、それだけでかい口を叩いたのだ。失敗した時は分かっておるな?」

    側近「お任せください」

    王様「くくくっ……はーっはっは!面白いやつだ!」

    57 = 1 :

    大臣「気に入らん……気に入らんな。あいつ」

    兵士長「ほんとですよ。ちょっと頭がよかったからってなんですか、あの態度」

    大臣「我々のレベルが低い?何様だ」

    兵士長「まったくです。しめてやりますか」

    大臣「いや……一応王様の命令もある、それはまずい」

    兵士長「そうですか、くっそー。馬鹿にしやがって……」

    大臣「だが、破滅させることはできるかもな」

    兵士長「へ?」

    大臣「あいつの赴任先の選定は私に任されている」

    兵士長「おお!」

    大臣「兵力も少なく、敵の攻撃の激しい大激戦区に送りつけてやろう!」

    兵士長「失敗すれば……」

    大臣「首が飛ぶ」

    59 :

    なんか、めっちゃ手際がいい部下のSSを思い出したんだけど同じ人?

    そういうと思って、準備しておきました。みたいなやつ

    60 = 1 :

    ―――酒場

    魔法使い「誰もいない……」

    主人「どこ見てんだい?結構客いるでしょ?」

    魔法使い「いや、勇者と一緒に戦う人たちがいっぱい来てるかと思ってたから」

    主人「あー、そういえば随分前にお触れが出てたね」

    魔法使い「今何人くらいいるの?」

    主人「あんただけ」

    魔法使い「え!?」

    主人「命がけの仕事にそんなほいほい人が集まるわけないでしょ?」

    魔法使い「そ、そうだけど……なんだかなぁ……」

    主人「あんたも帰る?」

    魔法使い「帰らない。あたしは戦う」

    主人「あっそ。ご立派」

    魔法使い「困ってる人は助けるものってあいつに言っちゃったし……」

    62 = 1 :

    ―――兵錬場

    側近「縦四方陣!」

    ビー

    「はっ!」

    ザザザザッ

    側近「右翼陣!展開!」

    「はっ!」

    ザザッ

    63 = 1 :

    大臣「ご苦労さん、側近」

    側近「兵錬中です!お静かに!」

    大臣「なっ……この……」

    側近「何か?」

    大臣「辞令だ」

    側近「やめ!30分休憩だ!」

    「はっ!」

    ザッ

    64 :

    >>59
    大人しくROMってろ

    65 = 1 :

    大臣「見事なものだ」

    側近「まだまだです」

    大臣「お前の行き先と部隊の編成だ」

    サッ

    側近「ふむ……」

    ペラペラッ

    側近「随分、兵が少ないですね」

    大臣「不満か?出来んと言ってもいいのだぞ?」

    側近「「いえ、十分です。では私の鍛えた兵達を連れて行きましょう」

    大臣「失敗したら分かっているな?」

    側近「期待していてください」

    大臣「ぐぬぬ」

    66 = 1 :

    ―――前線

    軍曹「将軍!増援が来ました!」

    将軍「やっと来たか!王国は俺達を見捨ててなかった!」

    軍曹「そ、それはどうだか……」

    将軍「どうした?」

    軍曹「それが……」

    側近「この度こちらに赴任する側近だ。よろしく」

    将軍「なっ……こんな若造が……」

    将軍「増援は!?」

    側近「これだけです」

    将軍「なっ……こんな人数で……見捨てられたか……」

    側近「将軍がそんなことを言ってはいけない!士気にかかわる」

    67 :

    下士官すっ飛ばして軍曹とは新しい

    68 = 1 :

    将軍「何を!?大軍を相手にこんな砦一つでいつまでも持ちこたえられるわけがないだろう!」

    側近「そのために私が来たのだ」

    将軍「この人数で何を……」

    側近「窮鼠猫を噛むというところを見せてやりましょう」

    将軍「背水の陣でもしくきか」

    側近「それも一つの手だな」

    軍曹「そんな!死ぬより逃げましょうよ!」

    側近「敵前逃亡は死刑だ」

    軍曹「ひっ!」

    将軍「逃げて臆病者の謗りを受けるよりは、戦って名を残すか……」

    側近「無謀と勇気を履き誓えてはいけない」

    69 = 1 :

    ―――前線魔王軍

    魔将軍「動かないな」

    魔兵「そりゃそうでしょう。出てきたら負けるのは分かってますからね」

    魔将軍「油断するな。追い詰めた相手は何をするか分からん。増援が砦に入ったという情報もある」

    魔兵「そんな大軍入った様子はありませんよ。はったりですよ、はったり」

    魔将軍「まぁ、そうだろうな。だが、側近殿はいつも言っておられた。油断が一番の敵だと」

    魔兵「ですけどねぇ、もう逆転のしようがないでしょう」

    魔兵「ん?」

    ザザザッ

    魔兵「で、出てきた!?」

    魔将軍「どういうつもりだ!?まさか!」

    ドドドドッ

    魔兵「向かってきた!」

    魔将軍「特攻か!馬鹿め!こちらも行くぞ!」

    70 :

    >>45
    多少じゃなくて他生な

    71 :

    面白い、けど側近裏切りものすぎる

    72 = 1 :

    将軍「来た!右翼に回り込め!」

    ザザザッ

    軍曹「あーもう!どうにでもなーれ!」

    魔将軍「さすがに正面衝突は避けたか。だが……砦への逃げ道を放棄するとは、本当に捨て身か!?」

    魔兵「いけいけ!」

    ドドドッ

    73 = 1 :

    将軍「敵に背面を見せるな!回り込むのだ!」

    ザザザッ

    魔将軍「これは……なんだ?戦う気がない?逃げるのか!?」

    魔兵「じゃあ砦落としちゃいましょうよ!」

    魔将軍「待て!敵の狙いが……」

    ドドドドッ

    将軍「射てい!」

    ヒュンヒュンッ

    魔将軍「弓!?何を考えている」

    ドドドッ

    74 = 1 :

    バターン

    側近「今だ!」

    「はっ!」

    ザザザッ

    魔将軍「なっ!?やはり増援がいたのか!?」

    側近「甘いな。マニュアル通りの戦い方しか出来ていない」

    側近「敵の陣形が伸びきったぞ!薄いところから叩いていけ!」

    「はっ!」

    ドガガガガッ

    魔将軍「なっ……なんだ、この戦い方は……人間にこんな戦い方ができるわけが……」

    ズバッ

    魔兵「ぐはっ!」

    魔将軍「なぜだ……なぜだあああああああ!」

    75 = 40 :

    側近…

    76 = 1 :

    ―――前線

    将軍「か、勝った!?」

    側近「……」

    将軍「おい、何をそんなにフードを目深にかぶっている」

    側近「余り敵に顔を見られたくないもので」

    将軍「ふっ、すごいのか臆病なのか分からないやつだな」

    側近「これで私は魔族の敵か……」

    将軍「何か言ったか?」

    側近「いえ、何も。クビにならない限り任務は遂行する」

    将軍「?」

    軍曹「すっげー。私は信じてましたよ!王国が私達を見捨ててないってね!」

    将軍「どうにでもなれとか言ってなかったか?」

    軍曹「え?なに?聞こえませんー」

    77 = 1 :

    ―――魔王城作戦室

    「やばいっすよー。何か前線がどんどん後退してるっす」

    「ああ、分かっている」

    「くそー。側近殿がいないと俺達じゃこうなのかよ!くそっ!くそっ!」

    ドガッ

    「イラついても仕方ありません。これからどうするかです」

    「そうだな。側近殿のマニュアルを変えるか……」

    「何言ってんだよ!その通りだからこの程度で済んでんだぞ!わかってんのか?」

    「だが……」

    魔王「ねぇ、何やってるんだ?」

    「側近殿のマニュアルだけでは全てに対応できないのも事実です」

    「そっすよねー」

    「運用は柔軟に対応していかなくてはな。前線の後退の報告から、人間は知恵をつけてきたと見るべきだ」

    魔王「ねぇ、暇なんだけど」

    「やっぱ側近殿を探そうぜ!俺達でさ!」

    79 = 1 :

    魔王「ねぇねぇ」

    「捜索はさせてみよう。だが、期待するなよ。側近殿は一度言ったことを違えたことはない」

    「わぁってるよ」

    「我々は試されてるのかもしれませんね。側近殿なしでやっていけるのか」

    「腕力ない分、頭はよかったっすからねー」

    「てめぇ……側近殿ディスってんのか!?あぁ!」

    「ち、違うっすよ」

    魔王「暇だって言ってるでしょ!!」

    ドガンッ

    パラパラッ……

    土ああ……会議机が……」

    80 :

    魔王はいらない子

    81 = 61 :

    魔王キレそうだな

    82 :

    もう魔王を一番槍として使えば

    83 = 1 :

    「会議邪魔すんじゃねーよ!」

    魔王「むっ……」

    メラ……

    「ちょっ!魔王様!暇ならすごいもの差し上げますから!今日のところはお帰りください!」

    魔王「すごいもの?」

    「ええ、すっごいいいものです」

    魔王「分かった。待ってる……」

    スタスタッ

    84 = 1 :

    「ふぅ……風が私より熱くなってどうするんだ」

    「わりぃ……」

    「あんな約束しちゃっていいんですか?」

    「魔王様が我々の邪魔をしにくることなど側近殿はお見通しだった」

    「なんと」

    「ちゃんと対策は書いてあった。任せておけ」

    「さすが側近殿……」

    「じゃ、会議再開するっす」

    85 = 71 :

    暇なら前線出てください → 側近とあいまみえる

    くるな

    86 = 82 :

    >>85
    それ以上いけない

    88 = 1 :

    ―――王国

    王様「側近は期待通りの活躍をしているようだな」

    大臣「え、ええ」

    王様「どうした?顔色が悪いぞ」

    大臣「いえ、何でもありません」

    王様「ふふふっ、お前が側近の態度の腹いせに最前線に送り込んだことなど分かったおる」

    大臣「なっ……」

    王様「側近の鍛えた軍は強い。認めてもいいのではないか?」

    大臣「くっ……そ、そうですね」

    王様「しばらくしたら王国に戻ってくるらしい。その時に謝っておけ」

    大臣「は?」

    王様「仲良くしておけ。今度はお前の首が飛ばされるかもしれんぞ?」

    大臣「わ、分かりました」

    ギリッ

    89 :

    >>85
    そういうの…やめようぜ…

    90 = 1 :

    大臣「くそー!これでは私の立場がないではないか」

    ドンドンッ

    兵士長「大臣、壁ドンやめてください」

    大臣「うるさい!」

    ドンッ

    ガチャ

    「うるさい!」

    大臣「ごめんなさい」

    「ふんっ」

    バタンッ

    大臣「はぁ……どうしよ」

    兵士長「誤って仲良くすればいいんじゃないですか?」

    93 = 13 :

    「申し訳ありませんだろーがよ」ゲシゲシ

    94 = 1 :

    大臣「だが……ん?そうだ!」

    兵士長「?」

    大臣「勇者が国についたらしい。あの魔王を討伐に向かうということだ」

    兵士長「それが何か?」

    大臣「参謀としてあいつをそこにくっつけてやろう」

    兵士「なっ……ですが軍事関係は……」

    大臣「それはあいつから兵錬を受けた士官達がしっかりやっている。問題ない」

    兵士「なるほど」

    大臣「魔王は神を超える強さと聞く。生きては帰れまい」

    95 = 1 :

    ―――魔王城

    魔王「まだかなー。暇だなー」

    ブラブラッ

    ガチャッ

    「お待たせしました」

    魔王「待っていたぞ!何を持ってきたのだ!」

    ガタッ

    「こちらでございます」

    スライム「ピー」

    プルプルッ

    魔王「お……おお……」

    96 = 1 :

    「暇つぶしに……」

    魔王「よし!お前の名前はスラリンだ!」

    スライム「ピキー!」

    ピョンピョンッ

    魔王「よし!ご飯を食べに行くぞー!」

    スライム「ピーピー!」

    ダダダッ

    「さすが側近殿の作戦……」

    97 :

    魔王のキャラが切ない

    98 = 1 :

    ―――王国

    側近「勇者と一緒に魔王を倒す?」

    王様「ああ、頼めるか?」」

    側近「アレを倒しても魔界に何の影響もないと思いますが……」

    王様「何か言ったか?」

    側近「いえ、何も……」

    王様「お前のおかげで我が軍も精鋭揃いとなった」

    王様「お前の教えた士官達もよくやってくれている」

    側近「それは何より」

    王様「だが、長引く戦いを終らせるには敵の大将をたたくしかない」

    側近「それは命令ですか?」

    王様「ああ、そうだ」

    側近「御意」

    ザッ

    99 = 1 :

    ―――酒場

    勇者「ここか」

    ガシャ

    主人「いらっしゃーい」

    勇者「あ、あの、勇者だけど」

    主人「へ?あんたが?ガキじゃん」

    勇者「ガキじゃねーよ!」

    主人「あーはいはい」

    勇者「ここに仲間が集まるって聞いてきたんだけど」

    主人「んー、あそこの子だけ」

    勇者「え?」

    主人「ま、頑張って」

    100 = 13 :

    明らかに魔王の精神年齢低くね
    側近と同じくらいの見てくれだろ?

    もしかして池沼


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