元スレ橘「ついにトリシューラを手に入れたぞ!」美也「やったね!にぃに」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
2月某日・・・
橘「とうとう僕もトリシュを手に入れた・・・」
橘「これで僕もガチデッカーの仲間入りだ!」
橘「いや~梅原っていいやつだなぁ。 グスタフ・マックスなんかと交換してくれるなんて」
橘「持つべきものはやっぱり親友だなぁ」
2 = 1 :
次の日・・・
梅原「ドローしてメイン、キラー・ラブカ出してシャーク・サッカー出すぜ」
橘「うん」
梅原「エクシーズしてブラック・レイ・ランサー。何かある?」
橘「無い」
梅原「ブラック・レイ・ランサーでシューティング・スター・ドラゴンの効果無効にする」
橘「お・・・」
梅原「浮上でシャーク・サッカー蘇生させてコイツをコストにフィッシャーチャージ発動!流星を破壊するぜ」
橘「出た!梅原のトラップコンボだ!」
梅原「はい攻撃」
橘「残り1300」
梅原「エンド」
3 :
七咲はいつ失禁しますか?
4 = 1 :
橘「ドロー。お、そろった。サイドラ特殊召喚」
橘「さらにジャンク・シンクロン召喚してチューニング・サポーター復活」
梅原「あーこりゃぁ・・・」
橘「トリシュ。ブラック・レイ・ランサーとあと何か適当に除外して攻撃」
梅原「負けたー」
ケン「トリシュつえーなー」
マサ「おいおい、そこはミストさんにしとけよ。まあ手に入れたばかりで使いたくなる気持ちもわかるけどよー」
橘「ゴメンゴメン。しかし、本当にいいのか梅原?この間、ようやくゲットしたぜ~、なんて喜んでたのにトレードに出しちゃって・・・」
梅原「な~にいいって事よ!そもそも俺のシャークさんデッキじゃ出しようがないしな。チューナー入ってないし」
梅原「トリシュもデュエルで使ってもらったほうが喜ぶってもんよ。大将のデッキなら活躍できる。これはお前が持つべきだ」
橘「梅原・・・。ありがとう、大切にするよ」
5 :
俺って橘さんだったのか
6 = 1 :
ケン「そういや知ってるか?隣町の大会でまた例の女の子が優勝したらしいぜ」
マサ「あ~あの・・・俺たちと同じぐらいの歳で、すっげーカワイイって噂の子だろ?」
梅原「聞くところによるとノリノリでデュエルして相手がビビっちまうらしいな」
橘「へえ~・・・」
ケン「一目見てみたいもんだぜ」
橘(そんな子がいるんだ・・・僕もいつか対戦してみたいな)
7 :
橘さん情弱だったのか
8 = 1 :
桜井「あの~・・・純一?そろそろいいかな?もう帰るから鍵閉めたいんだけど・・・」
橘「あっ!ゴメン梨穂子!もう行くよ」
桜井「ねえ純一・・・いつも言ってるけど、茶道部の部室はデュエルスペースじゃないよ・・・」
桜井「そりゃ、3年の先輩が卒業して今は部員私一人しかいないけどさ・・・。4月に新入部員が入ってきたらもうだめだからね?」
橘「わ、悪い。近所のショップが閉店しちゃってさ・・・」
桜井「それなら誰かの家でやるとか・・・」
梅原「す、すまねえ桜井さん!ほら、帰るぞお前ら!」
桜井「も~」
9 = 1 :
帰り道・・・
橘(梨穂子、怒ってたなあ・・・。でも学校ほど都合のいい場所もなかなか無いよなあ・・・)
橘(最寄のショップまで30分はかかるし、みんな帰る方向バラバラだから家だと誰かが遠くなるし・・・)
橘(この時期は空き教室だと寒いから、コタツのある茶道部の部室借りてるけど、いいかげん梨穂子にも悪いしなあ・・・)
橘(けど昼休みに教室や食堂でやると周りの視線が痛いんだよなあ・・・)
橘(今度デュエル部でも申請してみようかな・・・生徒会長の絢辻さんは同じクラスだから融通きかせてくれるかもしれない・・・)
橘「ただいまー」
美也「にぃにお帰り~。Vジャン届いてるよ~」
10 :
あかーーーーーーん
11 = 7 :
制限改訂を知ったら阿鼻叫喚ですね
12 = 1 :
橘「お、来たか。ありがとう」
美也「・・・にぃに。いいかげん遊戯王は卒業したら~?」
橘「な、何だよいきなり・・・」
美也「高校生にもなってカードゲームなんてちょっと恥ずかしいよ?デッキ調整につきあわされるみゃーの身にもなってよね」
橘「う・・・スマン。今度まんま肉まん奢ってやるから」
美也「ホント?やった~!」
橘「はぁ・・・」
13 = 1 :
自室
橘「やれやれ。美也も口うるさくなったもんだ」
橘「気晴らしにさっそくVジャンでも読むか・・・」
橘「ふ~ん、ギミック・パペット・ジャイアント・キラーか。強そうだな。早速デッキに入れておこう」
橘「ん・・・?制限改定?そうか、そんな時期だったっけ。ここ最近大会に出てないからすっかり忘れてたな・・・」
橘「ガチ厨にボコられて以来、嫌になってご無沙汰だけど、トリシュも手に入ったし久しぶりに出てみようかな・・・あれ・・・?」
新禁止
氷結界の龍 トリシューラ グローアップ・バルブ スポーア ダストシュート
14 :
おいやめろ
15 :
初手ダストは糞ゲになるから妥当
16 :
俺はトリシュ禁止になるって分かってたから買わなかったよ
お金がなかった訳じゃないんだから!
17 = 1 :
翌日・・・
オハヨー オハヨーキョウモサムイネー
梅原「よっ、大将」
橘「てめぇ!」ガタッ
梅原「暴力はいけません」
橘「……!」
梅原「フッ……フハハハハハハハハ!ですが笑えますねぇ。
今回の改訂でトリシュはデュエルの表舞台から追放、一方グスタフ・マックスは新テーマでの需要で高騰確実。
随分と差がつきましたぁ。悔しいでしょうねぇ!」
橘「てめえ……!」
薫「ちょっとどうしたのよアンタ達」
18 :
9月に笑えればいいさ
…………シンクロ召喚復権がくるはず……うぅ
19 = 7 :
>>18
悔しいでしょうねぇ
20 = 1 :
橘「薫か。コイツが僕に鮫トレを・・・」
薫「はぁ~。くっだらない。アンタ達まだそんなことやってんの?」
橘「え?」
薫「そういうのは中学までにしときなさいよ。来年は受験でしょ?遊んでばっかりいるとゲームどころか人生で負けちゃうわよ」
橘「う・・・薫に勉強のことで説教されるとは・・・」
絢辻「おはようみんな。どうしたの?」
21 :
ライトロード使ってる俺にはトリシュなど・・・・・・
え、バルブ?
22 = 18 :
>>19
てめぇ!
この橘さんは間違いなく混黒に踊らされるタイプの情弱
23 = 1 :
橘「あ、絢辻さん。聞いてよ梅原のやつがさ、禁止になるとわかっててトリシュを僕によこしたんだよ。
せっかくグスタフ・マックスでトリシュが釣れたと思ったのにさ。ひどいと思わない?」
薫「って、絢辻さんにそんな事言っても伝わらないって・・・」
絢辻「そうね、私は遊戯王の事はよくわからないけど、これは橘君の自業自得なんじゃないかな?」
橘「え?」
絢辻「だって、橘君も、超弩級砲塔列車グスタフ・マックスのほうが氷結界の龍 トリシューラより価値が低いと見て、
トレードしたんでしょう?」
薫「絢辻・・・さん・・・?」
24 = 16 :
よく分かってる
25 :
スポーアは完璧に巻き添えだよね
26 = 1 :
絢辻「シャークトレードをしようとしたのはお互い様でしょ?」
橘「う・・・それを言われると・・・」
梅原「そうだよ」
橘「梅原・・・僕も悪かったよ」
梅原「わかってくれればいいさ」
橘「だからグスタフ・マックス返して」
梅原「だが断る」
橘「イラッとくるぜ!!」
27 = 7 :
絢辻さんはインゼクター使い
28 :
トリシュは見た目かっこいいから禁止でも欲しい
29 = 1 :
絢辻「それと橘君?茶道部から苦情がきてるわよ。部室を占領してデュエルしてるそうじゃない」
薫「うわ~何それ?アンタ最低」
橘(梨穂子のやつ・・・チクりやがった・・・!)
薫「聞いてよ。コイツったらあたしのバイト先のファミレスでもそんな事してんのよ」
絢辻「そうなの?」
薫「ドリンクバーだけで何時間も粘ってカード遊びしちゃってさ、バイト仲間に恥ずかしくって学校の友達、だなんて言えなかったわよ!」
橘「うう・・・(まったくどうして僕の幼馴染や女友達はデュエルに理解が無いんだ。小鳥ちゃんや杏子とは大違いだよ全く・・・)」
30 = 16 :
うるせぇ奴等だ
黙って精子飲んでろ
31 = 1 :
絢辻「勉学に関係ない物の持ち込みは禁止って校則にもあるでしょ?今度やったらしかるべき処置をとりますからね」
橘(これじゃデュエル部なんて夢のまた夢だな・・・)
絢辻「わかった?」
橘「か、かしこまり!」
薫「何よそれ・・・」
??「・・・・・・」ササッ
橘(あれ?今誰か・・・気のせいかな)
キーンコーンカーンコーン
高橋「はーい、みんな席についてー」
32 :
そういやGXのヒロインって誰だ?
33 = 32 :
裡沙ちゃんクルー?
34 = 1 :
放課後・・・
梅原「大将今日も部室いこうぜ」
橘「え?あそこはダメになったんじゃあ・・・」
梅原「へっへっへ。桜井さんと交渉したのよ。うちの寿司1貫で1日使わせてくれるってよ」
橘「やったな梅原!お前が寿司屋の息子で良かったよ」
梅原「おいおいそんなに褒めるなよ。何も出ないぜ?」
橘「褒めてないって・・・。しかし梨穂子は相変わらず食べ物に弱いなあ・・・」
梅原「じゃあ行こうぜ」
橘「あ、悪い。僕ちょっと購買で飲み物買っていくよ」
梅原「じゃあ先いってるぜー。ケンとマサにも言ってあるからよ」
橘「わかった。すぐ行く」
35 :
グスタフ一枚今4~5kだからヤバイ
多分現状エクストラデッキに入るカードの中で1、2を争う高額カード
36 = 1 :
テクテク
橘「しかし・・・どうしたものかなこれ」ゴソゴソ
橘「今更誰も欲しがらないだろうし・・・」
橘「どこかに情弱の小学生でもいないかな~」
七咲「あれ?先輩、それって遊戯王のカードじゃないですか?」
橘「やあ七咲。遊戯王知ってるの?意外だね」
七咲「弟が集めてるんですよ」
橘「郁夫君だっけ?」
七咲「はい。小学校で流行ってるらしくて。私もたまに相手してあげてます」
橘「へ~仲いいなあ」
七咲「ふふっ。郁夫ったらこの前も何とかターミナルから、ウロ・・・何とかが出た!って、小躍りしちゃって」
橘「!!」
37 = 10 :
グスタフ錬金術成功したったwwwwwww
1ダース買っといてよかったぜ
38 = 1 :
橘「な・・・七咲」
七咲「はい?」
橘「弟君は今どちらに?」
七咲「今日は部活が休みなんで一緒に帰ろうって約束したんですよ。今頃は校門じゃないかな・・・」
橘「是非会わせてくれ!!」
七咲「い、いいですけど・・・先輩、怖いです」
一方その頃・・・
ガラガラ
梅原「おいーす。よう、二人とも。そんなツラしてどうした?」
ケン「う・・・梅原・・・」
梅原「って、その子は・・・?」
マサ「そ・・・その子が・・・」
??「ねえ・・・デュエル・・・しよ・・・?」
39 = 1 :
校門
七咲「郁夫~」
郁夫「!・・・・・・」
橘「やあ、郁夫君」
七咲「このお兄さんがね、郁夫とお話したいんだって」
郁夫「・・・・・・」
橘(確か、人見知りする子だったっけ・・・)
橘「ねえ、郁夫君。お姉ちゃんから聞いたんだけどさ、ウロボロス、持ってるんでしょ?」
郁夫「・・・・・・」ゴソゴソ
橘(スリーブにも入れてないなんて・・・カードの価値をわかってないな・・・いける!)
橘「実は僕も持ってるんだ。と言ってもヴェルズ化する前のものだけどね。ほら」
郁夫「・・・・・・」
橘「これ、昨日友達と交換したんだけど、僕のデッキにはチューナーが入ってなくて出せないんだ。そこで・・・」
郁夫「ブッw」
40 = 18 :
ウロボロス()さんちーっすwww
41 = 1 :
橘「もしよかったら交換して・・・えっ?」
郁夫「ハハハハハハハハwダッセーw情弱ーw」
七咲「ちょ、ちょっと郁夫!」
郁夫「騙されねーよバーカw」タッタッタッ
七咲「こら!待ちなさい!すみません先輩。郁夫には後でキツく言っておきますから許してやってください」
橘「あ・・・うん・・・」
七咲「じゃあ私はこれで失礼します」
七咲「待ってよ郁夫ー」タッタッタッ
橘「・・・・・・」
橘「部室に行くか・・・」
42 = 1 :
ガヤガヤ
橘「ん?なんかみんな盛り上がってるなあ。声が外まで聞こえるよ」
梅原「ぐあああああああああ!」LP0
??「アンティルール・・・グスタフ・マックスはもらいます」
梅原「く・・・畜生!」
ガラガラ
橘「ようみんな。盛り上がってるなぁ」
??「あ!橘君!」
梅原「大将・・・その子が・・・」
橘「き、君は・・・」
43 = 1 :
??「あたし2-Bの、上崎裡沙です」
橘「上崎さん・・・?」
上崎「はい!」
橘「その・・・どうして梅原とデュエルを?」
上崎「あ、はい・・・その・・・あたし、橘君の事、前から気になってて・・・」
橘「う、うん・・・」
上崎「あなたの事ずっと見てたんです。そしたら・・・」
橘(え・・・?)
上崎「今朝、友達に大切なカードを獲られたって偶然聞いちゃって・・・それで・・・居ても立っても居られなくなって・・・」
上崎「あたしが取り返してあげようって思ってそれで・・・」
橘「梅原とアンティデュエルをしたんだ・・・」
上崎「はい!」
44 = 28 :
可愛いじゃないか
45 = 32 :
裡沙ちゃんは相変わらず間違った方向に突っ走ってるな
可愛いけど
46 = 1 :
橘「上崎さん」
上崎「『上崎さん』だなんて・・・『裡沙』って呼んでください」
橘「じゃあ・・・裡沙ちゃん」
上崎「はい!」
橘「えっと・・・デュエルできるんだ・・・」
上崎「はい!だって橘君と話が合わないと困るから、極めました」
橘「そ、そうなんだ・・・」
上崎「これ、橘君のカード。受け取ってください」 つグスタフ・マックス
橘「裡沙ちゃん。気持ちはすっごくうれしいんだけど、受け取れないよ」
上崎「ええっ?ど、どうしてですか?」
橘「これはデュエリストのプライドの問題なんだ・・・」
橘「獲られたカードを女の子に取り返してもらうなんて、カッコ悪すぎるから・・・」
上崎「じゃあ・・・どうするんですか・・・?」
47 = 18 :
郁夫を鮫ろうとしてたのに……プライドあったのか……
48 = 32 :
橘さんになりたい
49 = 1 :
橘「ならば、デュエリストらしく・・・アンティデュエルで頂いていく!」
上崎「ふふっ、それでこそ、あたしが好きになった橘君だよ!」
橘&上崎「デュエル!!」
・
・
・
・
・
・
橘「う、うわあ~~~」LP0
ケン「あ~やっぱ負けた」
マサ「俺らの中で一番強い橘でもダメか」
上崎「あたしの勝ちですね。じゃあ、罰ゲームを受けてもらいます」
橘「!?(そんな話したっけ?)」
50 = 1 :
上崎「罰ゲーム!あなたには・・・あたしの唇を奪ってもらいます!///」
橘「ええっ!?」
橘(・・・・・・)
橘(唇を奪えって・・・・・・)
橘(・・・いいのかな・・・?)
みんなの評価 : ☆
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