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元スレQB「日記をつけるよ!」
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ザバッザバッ!
QB「この個体でも泳げるとは思わなかったね」チャプチャプ
QB「……さて、そろそろ上がろう」
ザパァ……
QB「きゅぷぷぷぷ!」ブルブル
QB「んしょ、んしょ」ゴシゴシ
QB「ふぅ、すっきりしたよ」
QB「おっと、日記を書かないと……」
QB「今日の日記はどうしようか」
〇月▼日
今日の朝ごはんはバナナが一本。
ほむらはこれで十分と言っていたが、人間の朝食には不十分に感じる。
学校にて鹿目まどか、美樹さやかと談話をする。
その際、ほむらの生活が話題に出たので情報を提供する。
それに対しほむらは嫌悪感を示しながら僕を攻撃した。
口止めされていないから話してもよかったはずなのに、わけがわからないよ。
ばれてマズイなら口止めをするべきなんだ。
その後僕は本屋にて地球の日本言語の本を立ち読みした。
小学生――日本における初等教育の本を読む。
その際、美樹さやかに笑われる。また、ほむらに読み方の忠告を受ける。
周りから見ても不自然さのない読み方だと思ったんだけどなぁ……。
夜、暁美ほむらが巴マミの家に泊まる旨の連絡をしてきた。
僕の滞在も試みたけど、ほむらの個人的な意向により却下される。
引き換え条件として本屋で読んでいた本の購入を受諾させた。
食事の場所などの場所を教えてもらった。だけどちょっとひもじい気がした。
そもそもインキュベーターは食事の必要がないから困りはしない。
それなのに、なぜだろうか?
勝手にほむらがいなくなったので、腹いせにお風呂に入った。
なかなか気持ちのいいものだった。
インキュベーターにはちょっと大きすぎたけど……。
QB「………」
QB「……いつもより、文章量が多い気がするよ」
QB「日記の書き方に慣れたのかな?」
~~~~~~~~~~
QB「………」キューキュー
コツ、コツ……
QB「……?」キュ…
ほむら「………」
QB「……ほむら?」
ほむら「ずいぶん遅くまで起きていたようね?」
QB「いや、いつもと同じ時間に寝たはずだよ」
ほむら「パソコンがつけっぱなし」
ほむら「寝落ちしたみたいよ?」
QB「……僕が?」
ほむら「……ずいぶん長い文章を書いたみたいね」スッ
QB「わわっ!見ないでくれ!」タタッ!
ほむら「……?」
ほむら「珍しいわね、あなたがそこまで慌てるなんて」
QB「……なんで僕は慌てたんだろう?」
ほむら「今さらキャラ崩壊を避けるためにとぼけるの?」
QB「いや、ほんとなんだ……」
QB「どうしてぼくは……」
ほむら「………」
ほむら「理由が無いなら、見てもいいわよね」
QB「だ、ダメだ暁美ほむら!」
QB「他人の日記を読むのは、日記の因果に対する反逆だ!」
ほむら「どうして読まれたくないのかしら?」
QB「それは、その……」
ほむら「………」
ほむら「……ふふっ」
QB「な……なんだい?」
ほむら「わかってるじゃない」
QB「……?」
ほむら「私に見られたらまずいものでも書いているのでしょう?」
QB「それは……」
QB(たしかに、ほむらに対する愚痴のようなものも書いているけど)
ほむら「仕事上重要でもない、個人的に見られたくないものを書いているのでしょう?」
QB「………」
ほむら「いつもなら言葉を濁すのに、珍しいわね」
ほむら「わかってるじゃない」
ほむら「それが、“恥ずかしい”という感情じゃないかしら?」
QB「これ……が?」
ほむら「自分の内面をさらけ出して、正直に書いた日記」
ほむら「よほどの人じゃない限り、それは見せたくないものでしょう?」
ほむら「人に反感を買うかもしれない、自分の意外な一面を知られたくない……」
ほむら「そういう理由で、他人には見せたがらない」
ほむら「初回に比べて量が増えたあなたの日記
ほむら「たぶん私への嫌味かなんかでも書いているのでしょう?」ガチャ
QB「……!」キュプゥ!
ほむら「ほら、慌てた」クス
ほむら「『ほむらに撃たれるかもしれない』という“恐怖”じゃない?」
QB「これが……感情?」
QB「いつの間に僕はこれを……」
ほむら「私だって、感情をいつ手に入れた?なんて聞かれても答えられないわ」
ほむら「しいて言えば、生まれ持ったものだし」
QB「僕が感情を持った……」
ほむら「………」
ほむら「そうそう、忘れてたわ」スッ
QB「これは……」
『小学生・ぶんしょうのかきかた』
QB「あの時の本」
QB「約束を守ってくれたんだね」
ほむら「私が約束を守らないとでも思ってたのかしら?」ガチャ
QB「やめてくれよ。今はなぜかその銃がとても怖いんだ」
ほむら「あなたも、面白くなったわね」クス
QB「きゅぷ……」
ほむら「まさか、私もここまで日記が効果あるとは思わなかったわよ」
ほむら「最初は暇つぶしに書かせていたつもりだったのだけど」
QB「なんだって!?」キュプーン!?
ほむら「本当はね、あなたの書く日記が見たくて提案したのよ」
ほむら「結局、一回分しか見れていないけど」
QB「……あのことを思い出したら、なんだか何とも言えないもどかしい気分になったよ」
QB(ほむらに内緒でお風呂に入ってやったときみたいだ)
ほむら「ふふ、ごめんなさい」
ほむら「お詫びと言ってはなんだけど、マミのケーキ、もらってきたわ」ス
QB「本当かい!?」ガバッ!
ゴン!
ほむら「ちょ……いきなり頭をあげないでちょうだい」ヒリヒリ
QB「ごめんよ、ほむら」
~~~~~~
QB「ほむら、はやくケーキの準備をしておくれよ!」キュプ!キュプ!
ほむら「さっきからそればっかね……」
ほむら「少しは静かにできないのかしらこの淫獣は」
QB「なぜだか手足が止まらないんだよ!」
QB「さぁほむら、僕のためにケーキの準備を!」
ほむら「やれやれ……余計なことをしたわ」
ほむら「これじゃ、さらに手がかかりそうね」
おわり
きゅっぷい!きゅっぷい!
キュゥベえ感情を持たせてみようという南蛮千治だよ、というネタ
それにちょっとした過程をつけて動かしてみようというSSを書きたかった
途中で用事が入ったりして、時間の関係上三日分の日記しか書けなかったのが心残り
とにかく言いたいのは
ほむQいいよね!
キュゥベえ感情を持たせてみようという南蛮千治だよ、というネタ
それにちょっとした過程をつけて動かしてみようというSSを書きたかった
途中で用事が入ったりして、時間の関係上三日分の日記しか書けなかったのが心残り
とにかく言いたいのは
ほむQいいよね!
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