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    元スレ榊原「今日はホワイトデーか」

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    151 = 43 :

    「…そろそろいいよ」

    恒一「うん…」

    「…………まだ、してたかった?」

    恒一「しょ、正直言うとね……」

    「わ、私もね……でも、今日はこの辺にしとこっか」

    「ちょっと私の胸に手をあててみて?」

    恒一「!?」

    「ま、真ん中の部分ね」

    ピタッ

    恒一(す、すごい……こんなに早く……鼓動が)

    「ね?ドキドキしてるでしょう。だから、あんまりやり過ぎてもね」

    恒一「そ、そうだね」

    152 = 43 :

    「恒一くんのも触っていい?」

    恒一「え?胸を?」

    「そう」

    恒一「う、うん」

    「……じゃあ触るね?」

    恒一「!……手をあてるんじゃないの?」

    「耳で胸を触ってるの。手で触るとは言ってないでしょ?」

    恒一(め、鳴の顔が僕の胸に……)

    「恒一くんもドキドキしてる」

    恒一「…そりゃそうだよ…」

    …ドクンドクンドクン…

    (心臓の音を聴くっていうのも悪くないかも……)

    「……」

    恒一「……」

    153 = 47 :

    学校が楽しみだな

    154 = 43 :

    「ねえ」

    恒一「は、はい」

    「ちょっと手を握ってもらってもいい?」

    恒一「?うん……あれ?」ジトッ

    「……私がこうなってるの……珍しいでしょ?」

    恒一「そうだね。鳴ってあんまり汗かかなそうなイメージあるから」

    恒一「……こうやって手を握ればお互いのドキドキが分かるね」

    「そうね」

    恒一「……」

    「……」

    …………

    156 = 43 :

    恒一「……そろそろいいかな?」

    「うん…私の家族も帰ってきちゃうしね」

    恒一「別に隠すような事しなくてもいいのに」

    「そうだけど……今日は二人きりでいたかったから……」

    恒一「…そっか」

    恒一「じゃあ、お義父様にご挨拶とかはまた今度って事で」

    「ご挨拶って………うん。また今度、ね」

    158 = 43 :

    【玄関】

    恒一「もう遅いし、真っ暗だから送らなくていいよ」

    「そう?」

    恒一「…今日は……なんというか……色々あり過ぎて一言では表せないけど……今までで一番幸せな日だったと思う」

    「ありがとう。私も……そう…だと思う」

    恒一「明日になったら誤解を解いておかないとね。勅使河原や望月にはいらぬ心配をかけてしまったし」

    「うん……あ……赤沢さんには帰るときに私が説明したから改めて話す必要はないと思う」

    恒一「……なんか赤沢さんにも悪い事したような気がするなあ。やっぱり明日謝ったほうが」

    「それはやめてあげて(それじゃかえってキズを……)」

    恒一「わ、わかった」

    159 = 43 :

    恒一「じゃあ、また明日。学校で」

    「……あともう一つあげるものがあるんだった」

    恒一「え?そうなの」

    「だからちょっと目をつぶってて」

    恒一(なんだろう……)

    スルッ




    チュッ

    恒一「」

    161 = 43 :

    「……あ、あんまりジロジロ見ないで……こっちも恥ずかしい」

    恒一(顔が真っ赤だ……あ)

    恒一「でも、顔を手で隠されると鳴の左目も見えないよ」

    「……今日は眼帯取るのも忘れてたから」

    恒一「うん、キレイだ…………………鳴、大好きだよ」

    「私も……恒一くんの事が大好き」

    恒一「……その……さっきも言ったけど……」

    「……つながりたくなったら呼ぶ、でしょ?」

    恒一「そうそう」

    「恒一君も、ね?」

    恒一「うん」

    …………

    162 = 43 :

    【翌日】

    恒一「鳴」

    「恒一」

    恒一「鳴」

    「恒一」

    望月「……これはいったいどういう状況なの?」

    勅使河原「さっきサカキに聞いたところによると――――ということらしい」

    望月「へぇ~見崎さんもなかなかやるね。そりゃ榊原君もメロメロになるわけだ」

    望月「しかし意外なのは、赤沢さんがそれほど落ち込んでいないところだね」

    勅使河原「……赤沢は昨日の段階で見崎に事情を問いただして先に知ってたからなあ」

    163 = 43 :

    勅使河原「まあ……あと昨日のサカキの落ち込みっぷりを見てやっぱり彼には彼女がいないとダメだと思ったらしい」

    勅使河原「ちなみに失恋の涙は昨日で涸れたと、さ」

    望月「そうだったんだ……ん、噂をすれば」

    赤沢「恒一君、見崎さん」

    恒一&鳴「はい?」

    赤沢「ふ…不幸になったら許さないからね!」

    恒一&鳴「「はい!」」

    勅使河原「泉美、俺で良かったらお前のことを幸せに……」

    赤沢「黙れ!」ゲシッ ドカッ バキッ

    望月(これはこれでアリだと思うんだけどな)

    165 = 96 :

    てっしーってアカザーさんのこと好きなん?

    166 = 43 :

    恒一「鳴」

    「恒一」




    ……「「大好き」」




    Another White Day  ―おわり―





     最後まで見てくれてありがとう。二人のイチャイチャを書きたいだけの割には長くなり過ぎた。
    原作未読で時系列とか適当でスマン

    167 = 58 :

    乙 楽しめた

    168 = 96 :


    ニヤニヤした

    169 = 47 :

    鳴ちゃんは良い嫁になるよ
    料理覚えたらね……

    171 :

    乙!
    最近のアナザーSSは変態ネタばかりだから、久しぶりに普通のが見れて嬉しかったぞ

    174 :

    乙ではない、GJである

    175 = 77 :

    起きたら完結していた上に幸せなことになってた
    GJ

    176 = 69 :

    萌えまくった

    最高だった

    177 = 101 :

    素晴らしかった 鳴ちゃん榊原くんのいちゃいちゃもっと読みたいね

    178 = 172 :

    Anotherは最近のアニメにしては珍しく、記号化されてない
    萌えを感じる事が出来る

    179 :

    中尾の役が勅使河原に吸収されてた

    180 :

    鳴ちゃんかわゆす

    おつ

    182 = 55 :

    乙でした


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