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    元スレP「真美が、俺にキスをねだってくる……」

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    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + - ロリコン + - 真美 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 2 :


    真美はまた、言葉という概念を失った森の妖精のように黙ってしまった。
    しかし俺の体にしがみついて離れないので、少しだけ心を開いてくれているのだと思う。


    「なあ、真美……」

    「……」

    「……音無さんの話、聞きたいか?」

    「……うん」


    そうだな、あれはいつのことだったか……。
    そう言って、俺はかつての恋人、音無さんのことを話し始めた。

    252 = 2 :


    「音無さんは、いつだって笑顔だった」


    真美も知ってるだろう?
    彼女の笑顔は、とても素敵で、いつも俺はその笑顔に救われていたんだ。

    俺がずっと前――もう随分前になってしまった気がする――大きなミスをやらかしてしまったときも、
    彼女は変わらず笑顔で俺のそばにいてくれた。


    「――でさ、そのとき音無さんはこんなこと言ったんだよ」


    音無さんとの馴れ初めやデートの様子、彼女がどんな風にアイドルたちのことを思っていたのかなど、
    俺は本当にいろんなことを真美に話して聞かせた。
    もちろん特殊な性癖の話は除いてな。


    真美はうん、うんと相槌を打ちながらそれを聞いていた。
    その顔はとても安らいでいて、リラックスしている様子であった。

    253 = 2 :


    「……それでな、音無さんは……」


    あれ? なんだろう……話しているうちに、ちょっと顔が熱くなってきた。
    いい年して照れてるのかな、はは。


    「! ……に、にいちゃん」


    音無さんのこと。今までこんな風に思い出したことあったっけ?
    は、はは……忙しすぎて、そんな暇なかったかもな……。


    「そ、それで……な。音無さんは、な、名前で……よばないで……なんて」

    「もう、いいよ……兄ちゃん、我慢、しないで」


    いや、ちがう……忙しいとか、そういうことじゃない。そんなことを、言い訳にしてはいけない。
    俺は……ずっと、ずっと……逃げていたんだ。

    254 = 3 :

    XX才独身のまま死んでしまったピヨの魂

    255 = 2 :


       ――おかえりなさい、プロデューサーさん。


    「あ……あ、あぁ」


       ――今日も大変でしたね。お疲れでしょう、いまあったかいコーヒーを淹れますね。


    「大丈夫、真美が……真美がここにいるから……だから」

    「負けないで……! 大丈夫だから、兄ちゃんは自分を、真美を、信じて……!」


       ――もう。ダメですよ、プロデューサーさん?


    「今度は……“ごまかし”なんかじゃなくて! ……ちゃんと」

    「ちゃんと! ピヨちゃんのことと、向き合って……!!」


    257 = 163 :

    さるよけ

    258 :

    これは…支援

    259 = 2 :


    「う、うぅ……こ、……こ」

    「小鳥……!!」



     なんで……。どうして、死んでしまった……なんで俺を、ひとりにしてしまったんだ……!
     だいすきだって、ずっと一緒だって……言ってくれたのに……!!


      ――あなたが笑顔じゃないと、私も悲しくなっちゃいます。


     わからない、わからない、どうしたらよかったんだ? どうすれば! 君を失わずに……!
     小鳥、小鳥……! 俺は、君のことをほんとうに、ほんとうに愛していたのに……!


      ――私もだいすきです……ずっと、ずーっと一緒ですよ。


     君が……君がいなくなってしまってから、俺は……!
     まるで、光を失ってしまったように――




    「こ、ことりぃ……ことりぃいいい゛いいいい!!!!」

    260 = 163 :

    さるよけ

    261 = 2 :



    ――夜が闇で、空を消しても……雲が、銀河を隠しても……――


    小鳥が死んでしまってから、俺は暗闇の中でひたすらがむしゃらに働いた。
    そうしていないと、とても自分を保っていられなかったからだ。

    ときどきこうやって小鳥の歌のことを思い出しながら、彼女の愛したアイドルたちのために生きていく。
    それが、俺なりの小鳥への追悼だったのだ。

    そうしていれば、俺は大丈夫。
    彼女のことを忘れず、その思いを胸に今日も生きていく。


    小鳥の死から目を背け、ちゃんと向き合おうとも、悲しもうともせずに。

    262 = 2 :


    「兄ちゃんっ!!」


    そう叫んで、真美は俺のことを強く抱きしめてくれた。
    涙の雨などどこか遠い空の向こうへ置いてきたかのように、その瞳には、闇を照らす暖かくやさしい光が宿っていた。

    真美の、すべてを包んでくれるようなそのやさしさの中で、俺はようやく理解する。
    なぜ先ほど――真美が自分のことを話す前に、俺が涙を流してしまったのかを。

    そうだ。俺は……真美まで、いなくなってしまうんじゃないかと思ったんだ。
    真美が俺を置いて、どこかへ行ってしまう。
    それを想像するだけで、俺の心は引き裂かれるように痛くなったんだ


    ――小さくたって、あの花の様に……――


    真美の存在はいつしか、俺の心の大半を占めるほど大きくなってしまっていた。
    真美はそれを、間違った形だったと言った。しかし決して、そんなことはなかったんだよ。


    ――星は、光を咲かせてく……――


    最初は小さな、小さな種だったけど……気付いたときには、俺の心にすっかり根を歩ませてしまっていた。
    葉を広げ、茎を伸ばして、大きな花を咲かせていたんだ。

    263 = 163 :

    さるよけ

    264 :

    えろまだ?

    265 = 2 :



    「真美。俺は……小鳥のことを本当に愛していた」

    「うん」

    「小鳥を失ってしまったとき、俺は自分の心の一部もまた、どこかに失ってしまったんだと思う」

    「……うん」

    「それを埋めてくれたのが、真美。お前なんだよ」


    お前はそれを、ずっと後悔していたと言った。
    しかしそれこそ間違いだ。
    俺が救われたという事実は、真美を想う気持ちは、たしかに今ここにあるのだから。


    「俺はこんなに、弱いんだ。もう愛する人を、二度と失いたくない。だから真美……」

    「俺のそばに、いてくれないか」




    「……うん!」

    266 :

    支援砲撃

    267 = 163 :

    さるよけ

    268 = 2 :



    「兄ちゃん!」


    少し鼻にかかる、甘えた高い声でそう言って、真美は俺にキスをねだってきた。
    いつものこと……ではない。

    いつものような、お互いにお互いを慰めるだけのような、“ごまかし”のキスではない。
    俺は真美のことを本当に愛していたし、真美もまた俺のことを愛してくれていた。

    それだけで、世界はこんなにも色彩を変えるのだ。




    おわり

    269 = 164 :

    ぴよぴよ





    272 = 165 :

    できる>>1だ・・・
    満足させてもらったぜ

    273 = 3 :



    やよいスレからぶっとおしじゃないか…たまげたなあ

    274 :

    事務所つぶれるほどのミスってなんだったん?話関係なかったのかな

    275 = 3 :

    撮影現場で全裸になってオナニーしちゃったとかそんなんだろう

    276 = 2 :

    >>274
    あのころPは働きすぎてまた倒れちゃって、誰にも連絡できないまま
    『あみまみ』結成に関するとっても大事な打ち合わせというか会議をすっぽかしちゃった……というところまで妄想した。

    一応終わらせることできたんで、こっからは俺のやりたように後日談オナニーするね! ちはやよ!

    277 = 2 :

    ――――――――――――
    ――――――
    ―――

    星も眠るような深い夜の時間になったとき、俺たちは汗だくでベッドの上にいた。
    失われた体力を取り戻すために、少しばかり真美と運動をしていたのだ。


    「はぁ、はぁ……ん、ねえ、兄ちゃん……」

    「なんだ?」

    「さっきの……告白のさ。もう、ぅ、ふう……もう半分、聞かせてよ」

    「お前さっきはキモいって……」

    「い、いいから! どうせ、さっきみたいに、いっ! 言って、ピヨちゃんのことも骨抜きチキンにしたんでしょ!
     真美にも言ってくれないと、ふ、ふこぉへーじゃん……んっ」

    「はは、まったく真美はまだまだ子供だなあ」

    「その子供相手に、こんな! ……ん、んあー!」


    それから俺は、心からの気持ちを誠心誠意、真美に伝えた。
    彼女は顔を真っ赤にしながら、体中に珠の汗をいっぱいに浮かべながら、俺の告白を聞いていた。
    いやあ、そんなに恥ずかしかったのかな?

    278 = 195 :

    んあー

    279 = 3 :

    んあー

    280 = 2 :

    ――――――――――――
    ――――――
    ―――

    俺と真美がお互いの心情を吐露したあの夜のあと、俺は残り2日間の休暇をすべて真美と一緒に過ごした。
    真美は真美でもちろん仕事や学校があったので、会うのは主に夜になってからであったが。


    「そういえば、真美。だいぶいまさらの話なんだがな……」

    「なあに、ハニ→?」

    「ひぃ、そそれだけはやめてくれ! ……ゴホン、えー。俺の家に泊まること、家の人にはなんて言ってるんだ?」

    「……ん、んっふっふ~……」


    冷や汗をかきながら、真美はちらりと目を逸らした。まさかこいつ……。


    「だ、だまってるわけじゃないよ? ただちょっと、千早お姉ちゃんに口裏合わせてもらってるってゆーか」


    はいはい出たよ! まーたちーちゃんだよ! おれもうどんな顔してあいつの前にいけばいいかわかんない!

    281 = 239 :

    骨抜きチキンwwwwwwww

    282 = 239 :

    もう春香にまで伝わっているなこれは

    283 = 2 :

    ――――――――――――
    ――――――
    ―――

    「はっはっは、よく戻ってきてくれたな! いい顔をしてるじゃないか」


    3日間ゆっくりと休み、真美によって体力気力ともに充電させてもらった俺は、久しぶりに事務所へ出勤した。
    迷惑をかけてすまなかった、ということを伝えると、みんなは思い思いの言葉で俺の復帰を喜んでくれた。
    いかん、また涙が……。特に美希は、なんだか鬼気迫るといった勢いで血走った眼を俺に向けていた。


    「ハニー、ハニー……コヒュー」


    そんなに心配してくれてたのか、はは、こいつめ。
    嬉しいけど、社長も話しかけてくれてるし俺そっちいくね。ごめんね。

    284 :

    マキバオーは(ry

    285 = 2 :


    「私も若くないな、この三日間ふたりには翻弄されっぱなしだったよ!
     いやあ、あのじゃじゃ馬たちを乗りこなせるのはやはり君しかいない!」


    ところでそのじゃじゃ馬のひとりである真美はというと、なにも知らない顔をしながら
    みんなに合わせて「兄ちゃん真美に会えなくてさみしかったっしょ→?」などと言ってのけた。
    大した役者だ。舞台もいけるか?

    そうして、さて何から手をつけようかなと自分のデスクに座ったところで、
    恐れ多くも如月千早様が俺のようなゴミめにお声をかけてくださった。

    287 = 2 :



    「あの……プロデューサー。ちょっとお話が」

    「ひっ!! い、一体私めになんの御用でしょうか千早様!」

    「ち、千早様?」

    「お、お金でしょうか? 少々お待ちください、いまダッシュでATMに行ってきます故」

    「……プロデューサーは私のことをなんだと……!」

    「お、怒らないで! いやむしろ怒ってくださいそれで気が済むのなら!」

    288 = 2 :


    心の準備ができていなかったために少しばかり取り乱してしまった俺は、
    深呼吸をして、ようやく千早の言葉を聞き始めた。

    思えば、こうして千早と話すのはずいぶん久しぶりな気がするな。
    何か得体の知れない恐怖を感じ取って避けていたのかもしれない……。

    近頃真美とやたら強い結びつきを持っている千早は、どうやらすべてを知っているようだった。


    「真美と、その……ちゃんと話し合ったんですね」

    「……ああ。すまなかったな、千早。お前にも迷惑かけた」

    「迷惑だなんて思っていません。真美も……私にとって、大切な家族ですから」


    当然、音無さんもです。そう加えてから、千早はまるで歌うように喋る。随分と機嫌が良いみたいだ。

    289 = 2 :


    「恋愛観、倫理観は人それぞれです。世間的には許されないかもしれませんが……。
     私は、あなたのしていることを責めたりしません。真美はあんなに幸せそうですし」


    「ただ、プロデューサーはみんなのプロデューサーなんです。寂しがってる人たちのこと、ちゃんと考えてあげてくださいね?
     ……もちろん、」


    そう言うと、千早は長くてさらさらの髪をくるりと翻しながらこう続けた。


    「私のことも」


    ぽかんとしている俺の顔を見て、千早はふふ、と透き通る声を上げて笑った。
    もともと綺麗であったが、最近はさらに磨きがかかっている。

    知らないうちに、ここのアイドルたちはみんなそれぞれの成長をしているようだ。

    290 = 2 :


    「俺が骨折して入院しているときもそうだったが……本当に、お前には助けられてばかりのようだな」

    「これを……」


    そう言うと俺は、スーツの内ポケットからすっと一枚の写真を取り出し、千早の手の中にそれを納めた。
    俺の秘蔵のうち一枚。これまでのプロデューサー人生の中でも、会心の出来だ。
    いつもお守りにしている大切な写真だが……俺の感謝の気持ちを表すのに、これ以上のものはないだろう。


    「こ、これは……!」


    そこには、蒼天色のスクール水着を身にまとい、カメラに向けてウィンクを浴びせている少女――
    高槻やよいという名の天使の姿が写っていた。

    292 = 3 :

    まさかこのスレでも同士なのか

    293 = 2 :



    やよいは悪戯っぽい笑顔を浮かべながら――その笑顔はやはり、深く淀んだ心さえも洗われてしまうくらいに可愛らしい――
    こちらに水をかけてきている。その水を全身で思いっきり浴びたら、どんな幸せな気分になれるのだろう。

    そして彼女の象徴でもあるそのふわふわのツイン・テールの髪は、太陽よりも真っ赤なシュシュでまとめられている。
    とても爽やかな、夏らしさを感じさせる一枚だ。

    一緒に学校のプールにこっそりと忍び込み、彼女の浴びた水を腹いっぱいにすすりたいとさえ思わせる。


    「た……高槻さん……!」

    295 = 2 :


    千早……どこを見ている?

    そうだな、たしかに露出が多い衣装であることから、ついついその健康的なすべすべ肌や、
    張りと柔らかさを想像させるふともも、小さいがしかししっかりとその存在を主張している胸の谷間などに目がいってしまうだろう。
    わかるぞ、お前の気持ちはとてもよくわかる。

    しかしながら、真に注目すべきは――鎖骨、だと思わないか。


    「――!!」

    296 = 3 :

    モバマスのアレか
    正直たまらん

    297 = 2 :


    彼女はまだそのプロポーションが未熟であるが故に、いやその未熟さもまた大きな魅力であるのだが、
    あまりきわどい衣装でグラビアに出ることは多くない。だからこそだ。

    やよいの鎖骨――このフレーズ以上に、こんなにも胸を締め付けるものがあるか? 俺にはすぐ答えが出てこない。
    こんな風に心を開ききり、警戒心をなくしたやよいの、鎖骨を……

    ……指で、そっと……なぞってみたいと思わないか?

    そのとき彼女はどんな表情をするのか……想像してみてくれ、千早。


    「やめて! わ、私は……決してそんな目で高槻さんのこと――」

    298 :

    参考画像

    299 = 239 :

    300 = 2 :


    ところで、先ほども少し触れた水についてもう少し考えてみようじゃないか。

    これは彼女の玉のような肢体にまとわりついている、一般に“ほぉす”と呼ばれる面妖な長い筒状のモノから放出されているな。
    そのながくて、やよいの手にあまるモノの先っちょは今、彼女のちいさなお手てによってぎゅっ……と押さえ込まれている。

    やよいが押さえ込むことによって、さらに勢いを増して大量の液体が溢れ出てしまっているのだ。
    そしてその、彼女の体を艶かしく濡らす液体は、虹という形へと昇華されて、いる……っ……つ、繋ぐレインボー……! これが!!
    これが連想させるもの! そ、それはもうひとつしかないだろう! ふざけんな、俺の心をこんなに弄びやがって!
    お、俺もう、なんくるなくなっちゃう―――


    「はぁ、はあ、だ、だめぇええ――……」


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