私的良スレ書庫
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元スレほむら「バホムフィールド」
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エセックス甲板
さやか「ほらほら担架はやく!医務室に!」
さやか「左手が動かないみたい。一応レントゲンから検査を」
さやか「それから……」
ほむら「美樹さやか、このヘリはいつ飛ぶのかしら?」
さやか「燃料補給終えてからですから、二十分後くらいじゃない?」
ほむら「そう」
さやか「ってちょっとあんた!また出るつもり!?」
ほむら「当たり前でしょ」
ほむら「少しでも前線に加勢しないと……」
さやか「何言ってんの!あんた十分怪我してるじゃん!」
ほむら「かすり傷と打撲じゃない。こんなの唾つけてたら治るわ」
さやか「打撲が唾で治るかあ!」
さやか「とにかく、ドクターストップだよ!前の傷開いたらどうすんの!」
ほむら「………」ホムゥ…
さやか「子犬のように見てもダメ!」
ほむら「……チッ」
さやか「あんたって意外に黒いんだね」
ほむら「仕方ないわね。おとなしくしてるわ」
エセックス艦橋
まどか「あ、ほむらちゃんお疲れ様……」
まどか「服、ボロボロになっちゃったね。どうしたの?」
ほむら「ちょっと戦車と殺りあってきたわ」
まどか「ほ…ほむらちゃん……」
ほむら「ところで、戦況はどうなっているのかしら?」
まどか「うん、もうほとんど私たちの勝ちだよ」
まどか「陣地はすべて制圧。後は残党狩りだよ」
ほむら(まどかが“残党狩り”だなんて言葉を吐くとは思わなかったわ)
マミ『こちらマミ。この地域での戦闘の終了を宣言するわ』
マミ『念のためUAVによる敵の確認もお願いね』
まどか「UAV進路変更!作戦地域全域を探索!」
「アイアイマム!」
「……敵影は確認できず!周囲クリア!」
まどか「……ほっ」
まどか「本作戦を終了します。本国の制圧部隊到着まで、このまま状況を維持」
まどか「待機人員は前線部隊と交代。陣地の防衛をしてね」
まどか「やったよ、おわったよぉ……」
ほむら「よかったわね、まどか」
バギーの下にC4敷き詰めて爆風で敵陣へ飛んで行く展開はまだですか?
>>209
元ネタなんて無いようなもんだと思うよ
元ネタなんて無いようなもんだと思うよ
>>209
Battlefield2 もしくは BF2
この話では脚色している部分が多々あることに注意
まどか「本国の部隊が来るまで、この艦はここに留まるから、戦闘はしばらくないよ」
まどか「だからほむらちゃんも、ゆっくり休んで行ってね」
ほむら「ありがとう、そうさせてもらうわ」
ほむら「またあとでね、まどか」
パタン
ほむら「……素晴らしい包容力を持った上司ね、まどかは」
ほむら「正直なところ、司令官としては頼りなかったりするけど」
ほむら「私なら一生仕えていいくらいね」
Battlefield2 もしくは BF2
この話では脚色している部分が多々あることに注意
まどか「本国の部隊が来るまで、この艦はここに留まるから、戦闘はしばらくないよ」
まどか「だからほむらちゃんも、ゆっくり休んで行ってね」
ほむら「ありがとう、そうさせてもらうわ」
ほむら「またあとでね、まどか」
パタン
ほむら「……素晴らしい包容力を持った上司ね、まどかは」
ほむら「正直なところ、司令官としては頼りなかったりするけど」
ほむら「私なら一生仕えていいくらいね」
ほむら「ふぅ、にしても疲れたわ……」
ほむら「ちょっと気を抜いたら疲れですぐに倒れこみそう……」
ほむら「そうだわ。美樹さやかのところから栄養剤を貰いましょう」
ほむら「医務室は……こっちね」
ガチャ
ほむら「美樹さやか、栄養剤を貰いたいのだけど―――」
上条「さやか……その、君に言いたいことが……」
さやか「きょ…恭介……」
ほむら「」パタン
ほむら「……なんだったのかしらあの桃色空間は」
ほむら「私が訪ねたことにすら気づいてないみたいだし」
ほむら「ま、他の時間軸でのことを考えればこれで彼女も報われたのかしら……」
マミ「ティロティロッ~♪」
ほむら「あら、巴マミ」
マミ「あら暁美さん。あなたも暇だったのかしら」
ほむら「ええ、忙しい方がいいのか暇な方がいいのかわからなくなってきたくらいに」
ほむら「しかし、今回も貴方の部隊は大活躍ね」
マミ「陸戦の主力部隊だもの」ティロロッ!
マミ「そうだ」ティロン!
マミ「暁美さん、暇なら一緒にお茶しない?」
ほむら「……それもいいわね」
マミ「喫茶店に行きましょ」
マミ「いいお店知ってるのよ」
ほむら「お店って……艦の中に?」
マミ「ああ、まだ来て日が浅いのよね」
マミ「この艦にはね、お店がいろいろあるのよ」
マミ「長期間航行もあるから、暇つぶしのお店がね」
艦内喫茶店 しゃる☆ろって
マミ「暁美さんは、この間にもう慣れた?」
ほむら「まぁまぁね。現にこうやって、あまり知らない部分もあったし」
ほむら「……ところで、あなた的に次はどうなると思う?」
マミ「戦争の行く先かしら?」
マミ「このままこの艦を運用するとすれば、やっぱり沿岸……」
マミ「もしくは後方輸送の航空支援になるかしらね」
マミ「そうなったら私の出番がなくなっちゃうわね……」
ほむら「海と空は人じゃ戦えないものね」
~~~~~~~~~
ほむるーむ
ほむら「……ここに来るまでホント戦争ってのを体験するとは思わなかったわ」
ほむら「でもそれを当たり前のように受け入れている私……」
ほむら「体が慣れてしまったのかしら?」
ほむら「……いえ、違うわね。ちゃんと目的があるからよ」
ほむら「私はいつでもマドカを助けることを目的に繰り返してきた」
ほむら「たぶん今回も。まどかのいるこの艦を守りたいんだと思う」
ほむら「そしてそれはたぶん変わらない。ずっと……」
ほむら「………すぅ」ホムホム…
司令官はまどかの母親の方がイメージ的には合うな
まどかは捕虜のイメージしかわかない
まどかは捕虜のイメージしかわかない
数日後
まどか「つぎの攻撃場所が決まったよ」
まどか「今度はペルシャ湾海域にいく」
ほむら「ペルシャ湾、ね」
ほむら「……となると、次は中東?」
まどか「うん。結構遠くまで行くみたいだよ」
さやか「中国が敵じゃなかったの?」
まどか「よくわかってないけど、どうもおっきな軍の中に中国系組織があったみたい」
ほむら「具体的な位置は決まってるの?」
まどか「ううん。それはおって連絡が来るって」
「本国より入電です」
まどか「そう言っている間に連絡が来たよ」パサッ
まどか「えっと、次の攻撃場所は……オーマン湾岸」
ほむら「……ホムッ!?」
まどか「ほ…ほむらちゃん?」
さやか「どったのほむら?」
ほむら「……いえ、何でもないわ」
ほむら(これであんな想像をしてしまうなんて、小学生ね)
まどか「錨あげー!推進開始!、前進びそーく!」
「錨あげろー」
「前進びそーく!」
ザアアアアア……
ほむら「次は中東……」
ほむら「また、長い航海になりそうね」
ほむら「ん?あれは……」
さやか「~~~」
上条「~~~」
ほむら「……うまく行ってるみたいね。おめでとう」
そしてまた数日後
まどか「ここから制空権もなくなるよ。各員注意してね」
ほむら「細心の注意を払って航行するのね」
さやか「目標地点まではどれくらいなのさ」
まどか「あと一日くらいで、作戦地域に突入するよ」
まどか「今度は前みたいに小さい飛行場じゃない」
まどか「れっきとしたヘリ・飛行機用の滑走路があるから、この艦も油断できないよ」
まどか「みんなのためにも、ここは守らなきゃ……」
そして作戦海域に到着
ほむら「これだけ静かな洋上の向こうに、敵の基地があるのね」
杏子「なんだぁ?不安なのか?」
ほむら「いえ、そういうのじゃなくって」
ほむら「この静かな海がこれから戦場になるとは思えなくてね」
杏子「……今までもそうだったろ?ここも同じだよ」
杏子「戦場は、何でも蝕んじまうのさ」
杏子「そして蝕まれないように、なにかを蝕ませないようにアタシたちは戦っている」
杏子「あんただって、そうだろ?」
ほむら「……そうね」
ほむら「だから、これからも戦い続ける」
杏子「そうだそうだ、その意気だ」
『作戦要員はブリーフィングルームに集合してください』
杏子「ほれ、呼ばれてるぜ」
ほむら「そうね、行きましょうか」
ほむら「私たちの戦場に」
ブリーフィングルーム
http://www.hanamoku.jp/bf2/theater.html#map-gulf_of_oman
※忘れてましたが、今までのもすべて64人マップでやってます(陣地の配置等)
まどか「UAVによる偵察で、海岸にも土嚢による塹壕・機銃が確認されているの」
まどか「今回は手前の陣地を一気に制圧して足場を確保。そこを前線基地とする作戦で行くよ」
まどか「航空勢力が未確認な以上、この艦はあまり近づけないから……ごめんね?」
ほむら「いいえ、賢明な判断よまどか」
ほむら「ここが沈めば、成功したとしても何もかもが終わりだもの」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん」
まどか「そして、今回は陸上戦が主になると思うの」
まどか「マミさんの部隊がいつも以上に必要になると思うんだけど……」
マミ「私は構わないわ?」
マミ「ね、みんな?」
「オッス!マミさんの行くところどこでも行くっス!」
「いつでもどこでも!」
「守り抜くッス!」
マミ「ふふ、頼もしいわね」
ほむら「いつも以上に暑苦しい部隊ね」
さやか「あれがおっぱいのなせる技なのかぁ!?」
まどか「なにがあそこまでやる気にさせるんだろう……」
オマエラ責任もってマミさん守るんだぞ
マミさんになんかあったら全員結界送りな
マミさんになんかあったら全員結界送りな
まどか「今回不安なのは、こちらの航空戦力が少ないこと」
まどか「上条君の左腕が使えなくて出撃不可能な以上、戦闘機に対する手段はほとんどない」
中沢「爆撃するときが怖いな……」
杏子「あたしもうかつに行動できねえってか……」
まどか「だから、先に飛行場を占領しちゃうっていうのはどうかな?」
まどか「そうすれば戦闘機におびえなくても済むし……」
さやか「でもどうやってやるのさ?」
さやか「飛行場は奥の奥。歩いても、ヘリで行っても絶対見つかるよ」
中沢「航空機なら一気に行けるけど、爆撃だけですべての敵機は破壊できないだろうなぁ……」
まどか「そ…そっか……」
ほむら「………」
ほむら「……いえ、できるかもしれない」
まどか「ええっ!?」
ほむら「この艦載機の爆撃機は複座……」
ほむら「つまり一人が操縦、一人が目標上空で脱出、降下して制圧すれば……」
さやか「そ…そんなこと……。確かに言うだけなら簡単だけど……」
杏子「それにさ、誰が行くんだよ」
ほむら「私が行くわ」
さやまみあんまど「!?」
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