私的良スレ書庫
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元スレマミ「私が上条君の腕を治せないかって?」
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マミ「一緒に帰ろうと思ったのだけれど、ヴァイオリンの練習に行くんじゃ仕方ないわね」
マミ「それよりも、明日お昼ご飯の約束をしたんですもの」
マミ「やっぱりお弁当作ってきた方がいいわよね」
マミ「そうと決まれば材料を買いに行かなきゃ」
ほむら「………」
ほむら(何か独り言をいっているようだけど)
ほむら(あの時のように落ち込んでいる様子はなさそうね)
ほむら(事情は分からないけれど、巴マミが立ち直れたのならそれでいいわ)
翌日、朝―――――
さやか「あーあ、宿題やりきれなかったから授業始まるまでに終わらせないとなあ」
まどか「ねえさやかちゃん、あれってマミさんじゃない?」
さやか「あ、ほんとだ」
仁美「お知り合いの方ですか?」
まどか「巴マミさんっていって、私たちの一個上の3年生」
さやか「前にちょっと助けてもらってね、あたしたちお世話になったんだよ」
まどか「でも、ちょっと今は話しかけづらいかな……」
さやか「あたしもあの時の事、いい返事できそうもないなあ」
仁美「……?二人とも助けていただいたのに今は疎遠なんですか」
さやか「あたしたち、その助けてくれたことに協力するの断る形になっちゃってね」
まどか「普通の先輩としては接したいな、とは思ってるんだけど……」
仁美「つまり、あの方と仲直りしたいわけですね」
さやか「まあ、そんな感じ」
仁美「では私、少しあの方と話してきますね」タタッ
さやか「ちょ、ちょっと!」
まどか「仁美ちゃん!?」
仁美「おはようございます、巴先輩」ペコリ
マミ「え?……お、おはよう」
さやか「あたしたち、その助けてくれたことに協力するの断る形になっちゃってね」
まどか「普通の先輩としては接したいな、とは思ってるんだけど……」
仁美「つまり、あの方と仲直りしたいわけですね」
さやか「まあ、そんな感じ」
仁美「では私、少しあの方と話してきますね」タタッ
さやか「ちょ、ちょっと!」
まどか「仁美ちゃん!?」
仁美「おはようございます、巴先輩」ペコリ
マミ「え?……お、おはよう」
仁美「初めまして。私、さやかさんとまどかさんの友達で志筑仁美と申します」
マミ「鹿目さんたちの……」
仁美「詳しい事情は存じませんが、お二人が巴さんとの間柄を直したがっていたのでお伝えに来たんです」
マミ「私と?」
仁美「はい、助けにはなれませんが先輩として慕っていると」
マミ「ふふ。ならあの事は気にしてないから、いつも通り接してくれると嬉しいって二人に伝えてくれる?」
仁美「はい、わかりました。それと」
マミ「うん?」
仁美「その両手に下げてる大きな包み、何か聞いてもよろしいですか?」
マミ「ああ、これ?お弁当なんだけどカバンに入りきらなくなってしまったの」
仁美「その量だと、大人数で召し上がられるんですか」
マミ「うーん、そうでもないのだけれど」
昼休み―――――
上条「先輩」
マミ「あ、上条君」
上条「待ち遠しくてこっちから来てしまいました」
マミ「実はね、今日は二人分のお弁当を作ってきたの」
上条「本当ですか」
マミ「ええ、じゃあ屋上に行きましょうか…よいしょ」ズシッ
上条「あ、僕が持ちますよ」
マミ「ありがとう」
上条(ずいぶん大きいし重いけど、入れ物のせいかな)
2年教室―――――
上条「先輩」
マミ「あ、上条君」
上条「待ち遠しくてこっちから来てしまいました」
マミ「実はね、今日は二人分のお弁当を作ってきたの」
上条「本当ですか」
マミ「ええ、じゃあ屋上に行きましょうか…よいしょ」ズシッ
上条「あ、僕が持ちますよ」
マミ「ありがとう」
上条(ずいぶん大きいし重いけど、入れ物のせいかな)
2年教室―――――
さやか「先輩と上条の関係を引き裂いて欲しい」
仁美「上条と付き合いたい」
二人魔法少女ゲットかよ
仁美「上条と付き合いたい」
二人魔法少女ゲットかよ
まどか「さやかちゃん何も買ってないけど今日はお弁当なの?」
さやか「ん、さっき仁美がマミさんと話したこと言ってたでしょ」
仁美「ええ、巴さんも仲を戻したいとのことでした」
さやか「それと、マミさん大きな弁当箱持ってたって」
仁美「はい」
さやか「だからさ、もしかしたらマミさんがそのために私たち用にお昼作ってきてくれたのかなと思ったんだけど」
まどか「でも、それだと私お昼ご飯持ってきてるから……」
まどまぎ見てると視点って大事なんだなって思う
ほむら視点ではさやカスだしまどかやさやか視点ではほむらは電波女
ほむら視点ではさやカスだしまどかやさやか視点ではほむらは電波女
さやか「まあ、事前に言わないでたくさん作るっていうのも変だけどね」
さやか「やっぱ違ったかあ」
まどか「さやかちゃんお昼どうするの?」
仁美「今から売店に行ってもあまりいいものは残っていませんよ」
さやか「うー、どうしよ……」
まどか「私のお弁当少し分けてあげようか」
仁美「私のもいいよければどうぞ」
さやか「おー、持つべきものは友達だよぉ」
さやか(そういえば恭介、今日もいないな……)
―――――
上条「これは……すごいですね」
マミ「男の子だからたくさん食べるかなと思ったのだけど、少し多かったかしら」
上条「そんなこと……ない、ですよ」
上条(おせちが似合いそうな重箱2段か)
上条(中身も肉料理が多いような……)
マミ「やっぱり男の子はお肉好きよね」
上条「そうですね、でもずいぶん豪華ですね。このステーキとかも」
マミ「彼氏に作るなんて初めてだから、奮発しちゃった」
上条(……頑張って全部食べないと)
マミ「それじゃあ、いただきましょうか」
上条「はい、いただきます」
マミ「味は合うかしら?」
上条「はい、どれもすごくおいしいですよ」
マミ「誰かに食事を作ることってあまりないから、私が食べる時と同じ味付けなのだけど…」
上条「なら、先輩の料理の腕と味覚がいいからですね」
マミ「も、もうっ」
マミ「……ちょっと、いい?」ヒョイ
上条「先輩も味見してみます?」
さやかにはあんこいるしまどかはほむらだしマミさんの幸せってどこにあるんだろうね?
マミ「ううん、そうじゃなくて」
マミ「えっと……あーん」
上条「っ!?」
マミ「ダメ……?」
上条「い、いえ」
上条「………」キョロキョロ
上条「……あ…む…」パク
マミ「ぁ……」
マミ「……一度やってみたかったのだけど、やっぱり恥ずかしいわね」
上条「……そうですね」
上条「御馳走様でした」
マミ「お粗末様。すごいわ、全部食べてくれたのね」
上条「先輩の料理おいしかったから箸が進んじゃって」
上条(本当は少しお腹がきついけれど)
マミ「じゃあ、今度もこれくらいの量で…」
上条「い、いえ!それなんですが」
マミ「もっと多い方がよかった?」
上条「そうじゃないんです、折角なら先輩と同じものが食べたいなと思って」
マミ「私と?」
上条「先輩と僕の弁当、中身も大きさも全然違いますよね」
マミ「ええ、私と同じじゃ物足りないかと思ったのだけど」
上条「大丈夫ですよ、先輩となら僕もうれしいです」
上条「一緒に同じもの食べて喋りあうっていいじゃないですか」
マミ「……そうね、じゃあ今度からそうするわね」
上条「この弁当箱、僕の家で洗ってきますよ」
マミ「え、いいわよそんなの」
上条「今日の昼ご飯のせめてものお礼ってことで、やらせてください」
―――――
仁美「……」
まどか「仁美ちゃんどうしたの?」
仁美「上条君の持っているあの重箱、朝巴さんが持っていたものに大きさが似ていますわ」
さやか「え!?それって…」
仁美「細かい形状や模様は見えませんでしたけど、あれくらいの形だったと思います」
まどか「ぐ、偶然だよきっと!ね、さやかちゃん?」
さやか「う、うん……」
―――――
マミ(恋愛向けの本を買ってはみたけれど)
マミ(これで上条君との仲が進展するのかしら)
マミ(本屋の目立つ場所にあったから大して選ばなかったものの)
マミ(書いてあることが少し……)
マミ(でも、恋人同士なら普通なのかな)
―――――
マミ「今度の日曜?」
上条「ちょうどヴァイオリンの稽古がない日なので、どこか行きませんか」
マミ「そ、それって……デート?」
上条「まあ……そうとも言いますね」
マミ「えっと、行きたい場所はあるかしら」
上条「そうですね、映画はどうですか。少し観たいのがあるんです」
マミ「いいわね、じゃあそうしましょう」
上条「では当日9時に駅前で」
マミ「ええ、楽しみにしているわ」
マミ家―――――
マミ(思えば私服で上条君と会うのは初めてよね)
マミ(どんな服を着て行こうかしら)
マミ(……そういえば)
ゴソゴソ…
マミ(去年夏に涼しそうだと思って買ったこの服)
マミ(結局外ではまだ一回も着ていないのよね)
マミ(……この胸元が見える部分が恥ずかしくて)
マミ(あの時は暑さにやられて試着もせずに選んで無駄使いになってしまったけれど)
マミ(本にも色々書いてあったし)
マミ(今回は勇気を出して……)
マミ(どんな服を着て行こうかしら)
マミ(……そういえば)
ゴソゴソ…
マミ(去年夏に涼しそうだと思って買ったこの服)
マミ(結局外ではまだ一回も着ていないのよね)
マミ(……この胸元が見える部分が恥ずかしくて)
マミ(あの時は暑さにやられて試着もせずに選んで無駄使いになってしまったけれど)
マミ(本にも色々書いてあったし)
マミ(今回は勇気を出して……)
日曜、駅前―――――
マミ「おまたせっ」
上条「おはようございます。早かったですね、まだ待ち合わせまで20分くらいありますよ」
マミ「遅れないようにと考えていたら、ね。それに上条君の方こそ」
上条「楽しみにしてましたからね。先輩の私服、綺麗ですね」
マミ「そ、そう?ありがとう///」
上条「でも、寒くないですか?」
マミ「だ……大丈夫よ。私、寒いのは平気だから」ブルッ
―――――
>>4
また出たよw
また出たよw
上条「ピアニストの伝記映画がありまして、今日はそれを観たいと思ってたんです」
上条「先輩は他に何か観たい映画はあります?」
マミ「……」ガクガク
上条「巴先輩?」
マミ「……え?ど、どうかしたかしら」ガタガタ
上条「えっと、よかったら僕の上着どうぞ」
マミ「あ……」ファサ
上条「今日のために気を使ってくれたんですよね」
上条「もうすぐ映画館ですから、着いたら温かい飲み物でも買ってきますよ」
マミ「……うん」
―――――
マミ(うーん、この映画)
マミ(恋人同士で見るものなのかしら)
マミ(恋愛要素は全くないし)
マミ(でも上条君はかなり見入っているわね)
マミ(私も観たいのなかったし、いいかな)
マミ(けれど、もしホラー映画だったら)
マミ(抱きついたり、とか……)
マミ(これはそんな映画じゃないけれど)
マミ(……手を重ねるくらいなら)ソー
マミ(あ…あら、暗くて上条君の手が)
コトッ
マミ「!?」
バシャァ
上条「!」
マミ(ポップコーンが床に!)
マミ「わわ……」ワセワセ
―――――
上条とくっ付けた以上、幸せにはしてね>>1
これでさやかと仁美にマミさんフルボッコとかにしたら、マジで許さん
これでさやかと仁美にマミさんフルボッコとかにしたら、マジで許さん
上条「僕の好みで決めてしまいましたが、先輩はどうでした?」
マミ「結構面白かったわよ。ああいうのはあまり観たことなかったけれど、音楽に縁がない人でも楽しめるのね」
上条「それならよかったです」
マミ「それとさっきはごめんなさい、折角映画を観ていたのに」
上条「いいですよ。それよりもまだお昼には早いので店を見て回りませんか」
マミ「ええ、いいわよ」
―――――
マミ「こうやって特に目的もなく歩くのもいいわね」
上条「そうですね、それに先輩といると楽しいですよ」
マミ「ほ、ほんと?」
上条「はい。今までヴァイオリンの事ばかりでしたから、先輩の話もっと聞きたいです」
マミ「あ……あのね、私も上条君と一緒で嬉しい」
マミ「デートとか、したことなかったし……」
上条「僕と同じですね」
マミ「今でもね、上条君といてドキドキしているの」
上条「先輩……」
マミ「その……」サッ
上条「?僕の手がどうか」
マミ「さ……さわって…みる?」
上条「あ……」
ムニッ
マミ「っ冷たっ!」
上条「!……」
マミ「ぅ……」
上条「……えっと、ごめんなさい僕今ちょっと指先冷えてて」
上条「先輩……」
マミ「その……」サッ
上条「?僕の手がどうか」
マミ「さ……さわって…みる?」
上条「あ……」
ムニッ
マミ「っ冷たっ!」
上条「!……」
マミ「ぅ……」
上条「……えっと、ごめんなさい僕今ちょっと指先冷えてて」
マミ「う、ううん……私が変なことしたから」
マミ「……私、今日失敗してばかりね」
上条「先輩の普段通りにしてくれて構いませんよ」
マミ「……もっと、上条君と仲良くなりたくて」
上条「うーん……」
上条「なら、お互い名字じゃなくて下の名前で呼びません?」
マミ「下の……」
マミ「………きょ、恭介…君?」
上条「はい、マミさん」
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