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    元スレ恒一「携帯の電話帳が見崎とお父さんだけになってる・・・」

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    101 = 22 :

    >>94
    綾辻の某作か

    102 = 9 :


    赤沢「ねえ、何読んでるの?」ピタッ

    恒一「え、あ、あのっ…」

    赤沢「んー?」ズイ

    恒一「だ、『ダーク・ハーフ』っていう…(ああ、背中に当たるこれは)」

    赤沢「スティーヴン・キング?」ムギュッ

    恒一「し、知ってるんだ…(間違いない、おっぱ――)」

    「赤沢さん」

    風見「!」

    勅使河原「!」

    望月「…」

    104 = 9 :


    「榊原くんが迷惑そうにしてるから、離れたほうがいいよ」

    赤沢「ん? そうなの恒一くん?」

    恒一「えっ、いや別に――」

    「どう見ても迷惑そうだよ?」

    赤沢「ふうん? そうは見えないけど」ギュウゥ

    恒一(なんて柔らかいんだ――。これはすごいぞっ)

    106 :

    いいですね

    107 :


    「ううん、目で私に助けを求めてきてる」

    恒一「いや見崎、ぼくは大丈夫だよ」キリッ

    「ほら、迷惑だ、って」

    恒一「え? いや、だからぼくは大丈――」

    「いいから」

    恒一「何がっ?!」

    「……」

    ――――――

    109 :

    これ作品名なんだ?

    112 = 107 :


    ~放課後~


    「榊原くん」

    恒一「っな、なに…?」

    「一緒に帰って」

    恒一「う、うん。わかった」

    「…」

    ――――――

    114 :

    落とすわけにはいかない

    115 = 107 :


    トコトコ

    恒一「…」

    「…」

    恒一(――見崎が怒っている)

    恒一(何となくだけどそう思う…)

    恒一(原因は、はっきりとは分からないけど赤沢さんのおっぱいにあるだろう。
        そしてぼくが悪いんだろうということも分かる。けど…)

    「…」

    恒一(どうすればいいのか分からないっ)

    117 = 111 :

    めいちゃんうざいな

    118 :

    いないもの設定なしならアナザーでなくてもいいのにね
    キャラがかわいいだけでこんなにSS多くなるのか

    119 = 106 :

    中尾も怒ってそうだな

    120 = 107 :


    「…」チラッ

    恒一「はぁ…」

    「…」ススス…

    恒一「…ん? 見崎?」

    「…」スルリ

    恒一「え、あっ…」

    「…」

    恒一「ど、どうして――ぼくと腕組んでるの?」

    「…ん」グイッ

    恒一「み、見崎?」

    「…んっ」ギュウゥ

    恒一「…」

    恒一(やっぱりどうすればいいのか分からないっ)ドキドキ

    ――――――

    121 = 107 :


    恒一(結局、別れ道まで腕を組んだままだった。一言も口はきいてもらえなかったけど…)

    恒一(いい…体験だった…)グッ

    恒一「まあでも、あれは赤沢さんの勝ちだな」フッ

    ヴーヴー

    恒一「ん?」ゴソゴソ


    [着信 オヤジ]


    恒一「お父さん?」スタスタ

    ピッ
    恒一「もしもし」

    122 :

    必死な鳴ちゃんかわいい

    123 :

    この恒一はいつか地獄を見る

    124 = 107 :


    陽介「おう恒一か、暑いぞインドはー」

    恒一「それはもうわかったよ」

    陽介「昨日電話したんだけどな、電源切ってたみたいだな」

    恒一「えっ…あー、きっと電波状況がよくなかったんだね。昨日は電源切ってなかったよ」

    陽介「そうだったのか」

    恒一「たぶんそうだよ。家の中だって縁側まで移動しないと聞こえにくくなっちゃうんだから」

    陽介「そうか。――ああそうそう、それでな……」


    …………。

    125 = 107 :



    恒一「うん、じゃあね」ピッ

    恒一(お土産なんて何でもいいのに…)

    恒一「…あ、そうだ」ピッピッ…

    恒一「……」

    ――――――

    128 :

    鳴ちゃんマジめいめい

    129 :

    ヤンデレ風な鳴ちゃんもかわいい

    130 = 107 :


    ~翌火曜日~


    望月「また消えたんだ…」

    恒一「うん…。あっ、望月のはもう登録したから大丈夫だよ」

    望月「ふふっ、ぼくの番号なら何度だって教えるよ」ニコニコ

    恒一「そうかい、ありがとう少年」

    望月「ううん、気にしないで。ところで、消えたのは電話帳だけなの?」

    恒一「いや、履歴なんかも全部」

    望月「じゃあ本当に全部なんだ」

    恒一「う、うん。どしてかなあ…」

    132 = 107 :


    望月「さあ…? でもこれはもう故障だね」

    恒一「あぁ、たぶん」

    望月「たぶん――って、だってもう三回目なんだよ?」

    恒一「それはそうなんだけどさ」チラッ

    「…」ジー

    恒一「っ!」
    バッ

    望月「えっ、どうしたの?」

    恒一「い、いや、なんでもっ」

    恒一(――やっぱり…そうなのか?)

    望月「それで、買い換えるならさ、ぼくと同じのにしない?」

    恒一「望月のそれはPHSだろ?」

    望月「でも安いよ?」

    「…」

    ――――――

    134 :

    >>28
    これマジ?

    135 = 116 :

    「………」

    136 = 107 :


    恒一「赤沢さーん」

    赤沢「ん? どうしたの恒一くん」

    恒一「実はまた――」

    赤沢「番号が消えちゃった?」

    恒一「そうなんだよ。困ったもんだね」

    赤沢「へえぇ? 私と話す口実が欲しいためにわざと消してたりして」

    恒一「あははっ、どうだろうね?」

    赤沢「ふふっ、私はそれでも全然構わないけど」

    恒一(ふぅ、『そんなことじゃ怒らない』っていうのは本当みたいだ)

    137 = 107 :


    赤沢「――はい、完了」

    恒一「ん、ありがとう。本当に何度もごめんね」

    赤沢「だから、いいって言ってるでしょ」ニコッ

    恒一(あぁ、赤沢さん優しいなあ…)

    榊原(うん。なんだか少し…赤沢さんと仲良くなれた気がする)

    「…」ジー…

    ――――――

    139 :

    >>134
    すくなくともキミキスよりは前
    携帯は普及してない

    140 :

    私怨

    141 = 107 :


    ~昼休み~


    恒一「やっぱり入れ替わってたんだ」

    風見「うん、これはもう王道になってるね」

    望月「でも車いす生活は苦労したんだろうなあ」

    風見「ははっ、そうだね。そういうことを想像するのも面白いかも」

    勅使河原「そうまでして結婚したのにな…。なんてビッチだ!」

    風見「お前は少し落ち着け」

    「私なら、絶対裏切らないけど…」チラッ

    恒一「…」モグモグ

    …………。

    142 = 107 :


    恒一「ふう、ごちそうさま。――見崎、ちょっといい?」

    「なに?」

    恒一「ちょっと、一緒に来てもらえるかなあって」

    「うん、いいよ」

    勅使河原「なんだ告白かあ?」ニヤニヤ

    「えっ」

    恒一「ちがうよ」スタスタ

    勅使河原「はあ、もうこのネタには慣れたか…」

    「…」

    ――――――

    143 = 123 :

    鳴ちゃん頑張って

    145 = 116 :

    私怨

    146 :

    大支援

    147 = 111 :

    ssスレでドヤ顔で自分で書いた訳でもない画像貼ってく男の人って…

    148 = 140 :

    >>147
    お前は赤沢さんのもってこいよ

    149 = 107 :


    ~屋上~


    恒一「来てくれないかと思ったよ」

    「どうして?」

    恒一「なんか昨日、怒ってたみたいだからさ」

    「怒ってないよ?」

    恒一「え…だって――」

    「怒ってない」

    恒一「…」

    「怒ってない」

    恒一「…わかった。ぼくの勘違いだったよ」

    「うん」コクッ

    150 = 107 :


    恒一「じゃあ本題に入るけど――」

    恒一「何日か前に見崎はぼくに訊きたいことがないか、って言ってたね? それなんだけど…」

    「そっか…。やっとか」

    恒一「え?」

    「やっと、訊いてくれるんだ?」

    恒一「『やっと』って…」

    「でも、わざわざ場所を移さなくったって…」

    恒一(ぼくの質問を待っていたのか。じゃあ、やっぱりそうなのか…)

    恒一「それじゃあ、見崎…」

    「…」ウズウズ

    恒一「――やっぱり、きみがぼくの携帯のデータを消してたんだね?」

    「…………」


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