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元スレ魔王「…私に世界征服は不可能なようだ」
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魔王「…諦めよう。」
魔王「私には無理だったのだ。」
魔王「静に余生を過ごすとしよう。」
魔王「私には無理だったのだ。」
魔王「静に余生を過ごすとしよう。」
魔王「かと言って人間の街に住む訳にはいかないし…」
魔王「とりあえず山にでもこもるとするかな。」
ー濃霧の森 洞窟ー
魔王「なかなかいいところだな。ここに住むとしよう。」
魔王「とりあえず山にでもこもるとするかな。」
ー濃霧の森 洞窟ー
魔王「なかなかいいところだな。ここに住むとしよう。」
魔王「こんなところまで来る物好きの人間はいないだろうしな。」
魔王「それに万が一見つかっても魔王だと言わなければいいだけの話だ。」
魔王「誰からも命を狙われる危険が無いって幸せだな!」
魔王「それに万が一見つかっても魔王だと言わなければいいだけの話だ。」
魔王「誰からも命を狙われる危険が無いって幸せだな!」
魔王「…少しこの洞窟を探索してみるか。」
魔王「結構広いな。魔王の城とは比較にならん程だが、ひと一人すむには
十分すぎる広さだ。」
魔王「…ん?…水?なんでこんなところに水があるんだ?」
魔王「結構広いな。魔王の城とは比較にならん程だが、ひと一人すむには
十分すぎる広さだ。」
魔王「…ん?…水?なんでこんなところに水があるんだ?」
魔王「…それに温かい。温泉のようだな。」
魔王「この近くに火山でもあるのか?」
魔王「まぁいいだろう。…飲み水と風呂を一気に手に入れられるとは…」
魔王「なかなか運がいいな。今まで巡って来なかったつきがやっと来たか。」
魔王「この近くに火山でもあるのか?」
魔王「まぁいいだろう。…飲み水と風呂を一気に手に入れられるとは…」
魔王「なかなか運がいいな。今まで巡って来なかったつきがやっと来たか。」
魔王「出来ればもう少し早く来てほしかったものだが…」
魔王「まぁそんな事を言っても仕方ないな。」
魔王「どうやらこの洞窟はこの地下温泉で行き止まりのようだな。」
魔王「結構いいところじゃないか。よし!ここに住むぞ!」
魔王「まぁそんな事を言っても仕方ないな。」
魔王「どうやらこの洞窟はこの地下温泉で行き止まりのようだな。」
魔王「結構いいところじゃないか。よし!ここに住むぞ!」
ー数日後ー
魔王「この生活にも結構なれてきたな。」
魔王「一人だから少し寂しいが、わがままを言うつもりはない。」
魔王「このまま一生ここで暮らすかな。」
魔王「…って言っても私は不老不死だったな。まぁいいさ。」
魔王「この生活にも結構なれてきたな。」
魔王「一人だから少し寂しいが、わがままを言うつもりはない。」
魔王「このまま一生ここで暮らすかな。」
魔王「…って言っても私は不老不死だったな。まぁいいさ。」
ドサッ…その時、洞窟の入り口でなにか音がした。
魔王「ん?なんの音だ…?まさか、人間か!?」
魔王「…どうする?人間だったら戦う事も考えておかねばならんな。」
魔王「…なにもこんな雷雨の日に来なくてもよいものを。」
魔王「ん?なんの音だ…?まさか、人間か!?」
魔王「…どうする?人間だったら戦う事も考えておかねばならんな。」
魔王「…なにもこんな雷雨の日に来なくてもよいものを。」
魔王「とりあえず様子を見にいくとしよう。」
洞窟の入り口には、ボロボロになった服を着た、一人の少女が倒れていた。
魔王「…なんだこの痛々しい傷は…生きているのか?」
魔王が少女の首に手を当てると、まだ微かに脈があった。
洞窟の入り口には、ボロボロになった服を着た、一人の少女が倒れていた。
魔王「…なんだこの痛々しい傷は…生きているのか?」
魔王が少女の首に手を当てると、まだ微かに脈があった。
魔王「…どうやらまだ生きているようだな。」
魔王「仕方ない…助けてやるとしよう。」
魔王「早めに手当てしないと死んでしまいそうだな。」
魔王「とりあえず洞窟の中に運び入れるとしよう。」
魔王「仕方ない…助けてやるとしよう。」
魔王「早めに手当てしないと死んでしまいそうだな。」
魔王「とりあえず洞窟の中に運び入れるとしよう。」
SS読み過ぎて魔王が男な事に違和感を覚えるレベルになってしまった
魔王は回復魔法Ⅸを唱えた。少女の全身の傷が消えた。
魔王「…どうやら結構衰弱もしているようだな。肋骨が浮き出ているな。」
魔王「随分と栄養状態が悪いな。目を覚ましたら林檎でも食ってもらうか。」
魔王「…昔の話とはいえ、魔王である私が人間の娘を助ける事になるとはな。」
魔王「世の中、何が起こるかわからないものだな。」
魔王「…どうやら結構衰弱もしているようだな。肋骨が浮き出ているな。」
魔王「随分と栄養状態が悪いな。目を覚ましたら林檎でも食ってもらうか。」
魔王「…昔の話とはいえ、魔王である私が人間の娘を助ける事になるとはな。」
魔王「世の中、何が起こるかわからないものだな。」
ゴロゴロゴロ…ドシャァー
魔王「…雨がますます激しく降ってきたな。」
魔王「まぁz、雨は嫌いじゃないからいいのだが。」
魔王「それにしても、この娘は一体どこから来たんだ?」
魔王「…雨がますます激しく降ってきたな。」
魔王「まぁz、雨は嫌いじゃないからいいのだが。」
魔王「それにしても、この娘は一体どこから来たんだ?」
魔王「まぁ…そのうち目を覚ますだろう。回復魔法もかけといたしな。」
少女「…ん…?ここ…は?」
魔王「やっと目が覚めたか。ここはただの洞窟だ。」
少女「…どう…くつ…?」
少女「…ん…?ここ…は?」
魔王「やっと目が覚めたか。ここはただの洞窟だ。」
少女「…どう…くつ…?」
魔王「ああ、そうだ。洞窟だ。」
魔王「お前さんが倒れていたから、なかに運んだだけだ。」
魔王「…それで、何があったんだ?随分と大変な目にあっていたようだが。」
少女「…あ!え、えっと…その…あの。」
魔王「お前さんが倒れていたから、なかに運んだだけだ。」
魔王「…それで、何があったんだ?随分と大変な目にあっていたようだが。」
少女「…あ!え、えっと…その…あの。」
魔王「言いたくなければ言わなくていいぞ。」
魔王「とりあえず、これでも食え。」
魔王は少女に林檎を渡した。
少女「え…?食べて…いいんですか…?」
魔王「とりあえず、これでも食え。」
魔王は少女に林檎を渡した。
少女「え…?食べて…いいんですか…?」
魔王「ああ。」
少女「あ、ありがとうございます!いただきます!」
魔王「そんなに急いで食わなくても、別に林檎はなくならんよ。」
少女「…ふぅ、すごく美味しかったです!」
少女「あ、ありがとうございます!いただきます!」
魔王「そんなに急いで食わなくても、別に林檎はなくならんよ。」
少女「…ふぅ、すごく美味しかったです!」
魔王「そうか。よかったな。」
魔王「他にも色々あるが何か食べるか?」
少女「…食べていいんですか?」
魔王「どうせ私一人では食べきれないからな。」
魔王「好きなだけ食っていいぞ。」
魔王「他にも色々あるが何か食べるか?」
少女「…食べていいんですか?」
魔王「どうせ私一人では食べきれないからな。」
魔王「好きなだけ食っていいぞ。」
少女「ありがとうございます!本当にありがとう!」
魔王(果物を食べていいって言っただけでここまで喜ぶか…)
魔王(やはり、そうとう苦労していたようだな)
少女「お、おいしかったです。ご馳走様でした。」
魔王(果物を食べていいって言っただけでここまで喜ぶか…)
魔王(やはり、そうとう苦労していたようだな)
少女「お、おいしかったです。ご馳走様でした。」
魔王「よかったな。後、この洞窟をもう少し奥に行くと温水が出ているところ
がある。よかったらそこで体を洗ってきてはどうだ?」
少女「…本当にいいんですか?」
魔王「ああ、ゆっくりしてこい。」
少女「わかりました。じゃ…少しいいってきますね。」
がある。よかったらそこで体を洗ってきてはどうだ?」
少女「…本当にいいんですか?」
魔王「ああ、ゆっくりしてこい。」
少女「わかりました。じゃ…少しいいってきますね。」
魔王「…人間も大変だな。」
魔王「それにしても、今後はどうしたらいいものか。」
魔王「あのまま街に帰しても、結果は見えているしな。」
魔王「まぁ、何とかなるだろう。」
魔王「それにしても、今後はどうしたらいいものか。」
魔王「あのまま街に帰しても、結果は見えているしな。」
魔王「まぁ、何とかなるだろう。」
少女「…お風呂までお貸しして頂き、本当にありがとうございます。」
魔王「別に感謝されるような事をした覚えは無いな。」
魔王「元々、あの温泉だって、私が来たときには既にあった物だからな。」
少女「色々してくれて本当にありがとう。」
魔王「別に感謝されるような事をした覚えは無いな。」
魔王「元々、あの温泉だって、私が来たときには既にあった物だからな。」
少女「色々してくれて本当にありがとう。」
魔王「…それにしても、着るものがないんだな。」
少女「いえ、結構です。別に寒くは無いので。」
魔王「そうは言っても怪我とかしないためにも着た方がいいと思うんだがな。」
少女「食事やお風呂を借りた上、服までなんて…」
少女「いえ、結構です。別に寒くは無いので。」
魔王「そうは言っても怪我とかしないためにも着た方がいいと思うんだがな。」
少女「食事やお風呂を借りた上、服までなんて…」
魔王「別に遠慮しなくていい。私がやりたくて勝手にやっている事だからな。」
魔王「サイズが合わないとは思うが、とりあえず私の服で我慢してくれ。」
少女「…本当にありがとうございます・・・グスッ」
魔王「おいおい。泣くなよ…」
魔王「サイズが合わないとは思うが、とりあえず私の服で我慢してくれ。」
少女「…本当にありがとうございます・・・グスッ」
魔王「おいおい。泣くなよ…」
魔王(…普通、家の前に人が倒れてたら、これくらいはすると思うんだが。)
魔王(愛やら、絆やらあれだけ言っていた癖に、結構冷たいんだな。)
魔王(人間界…予想以上に厳しい世界のようだな。)
魔王「まだ疲れているだろう。ゆっくり休んでいいぞ。」
魔王(愛やら、絆やらあれだけ言っていた癖に、結構冷たいんだな。)
魔王(人間界…予想以上に厳しい世界のようだな。)
魔王「まだ疲れているだろう。ゆっくり休んでいいぞ。」
少女「ありがとう…本当にありがとう…」
魔王「それじゃおやすみ。」
少女「おやすみなさい…」
魔王(…まぁ、これでもう大丈夫だろう。)
魔王「それじゃおやすみ。」
少女「おやすみなさい…」
魔王(…まぁ、これでもう大丈夫だろう。)
少女「すー…すー…」
魔王「よく眠っているようだな。」
魔王「とりあえず、こいつの服が必要だな。」
魔王「明日にでも買いに行くとするか。」
魔王「それにしても、よくみるとなかなか整った顔だな。」
魔王「将来は美人になりそうだな。なかなか楽しみだ。」
魔王「よく眠っているようだな。」
魔王「とりあえず、こいつの服が必要だな。」
魔王「明日にでも買いに行くとするか。」
魔王「それにしても、よくみるとなかなか整った顔だな。」
魔王「将来は美人になりそうだな。なかなか楽しみだ。」
ー翌朝ー
少女「おはようございます。」
魔王「ん?もう起きたのか。随分と早起きだな。」
魔王「夜も開けきってないし、まだ寝てていいぞ。」
少女「いえ、大丈夫です。」
少女「おはようございます。」
魔王「ん?もう起きたのか。随分と早起きだな。」
魔王「夜も開けきってないし、まだ寝てていいぞ。」
少女「いえ、大丈夫です。」
少女「それで、なにかすることはありますか?」
魔王「いや、別にないぞ。」
少女「なんでもします。」
魔王「まぁゆっくり休んでくれ。そんなんじゃ体が持たんぞ。」
魔王「いや、別にないぞ。」
少女「なんでもします。」
魔王「まぁゆっくり休んでくれ。そんなんじゃ体が持たんぞ。」
少女「でも…。」
魔王「いいじゃないか。少しくらい休んだって。」
魔王「必要な事は私がやるから、外の景色でも眺めていればいいさ。」
少女「…わかりました。本当にありがとう…」
魔王「いいじゃないか。少しくらい休んだって。」
魔王「必要な事は私がやるから、外の景色でも眺めていればいいさ。」
少女「…わかりました。本当にありがとう…」
魔王「とりあえず、朝飯でもつくるか。」
魔王「なににするかな?」
少女「あの…なにか作りましょうか…?」
魔王「…少しは休んだらどうだ?」
少女「いいんです!こんなにしてもらったのに、何もしない方が耐えられないんです!」
魔王「なににするかな?」
少女「あの…なにか作りましょうか…?」
魔王「…少しは休んだらどうだ?」
少女「いいんです!こんなにしてもらったのに、何もしない方が耐えられないんです!」
魔王(これは、一度決めたら絶対に意見を変えないタイプだな…)
魔王「…わかった。でも無理はするなよ。」
少女「は、はい!頑張ります!」
魔王(頑張るな、と言っているのだがな…まぁいいだろう)
魔王「…わかった。でも無理はするなよ。」
少女「は、はい!頑張ります!」
魔王(頑張るな、と言っているのだがな…まぁいいだろう)
ー数十分後ー
魔王「なんかいい匂いがしているな…。」
少女「出来ました!はいっ。」
魔王「…おいしそうだな。それじゃ頂くとしよう。」
少女「お口に合わないかもしれませんが…」
魔王「…いや、とてもおいしいぞ。よくここまで腕を上げたな。」
魔王「なんかいい匂いがしているな…。」
少女「出来ました!はいっ。」
魔王「…おいしそうだな。それじゃ頂くとしよう。」
少女「お口に合わないかもしれませんが…」
魔王「…いや、とてもおいしいぞ。よくここまで腕を上げたな。」
>>44さん 画像ありがとう。とても嬉しいです。
少女「本当ですか…そういってもらえてとても嬉しいです!」
魔王「ご馳走様。後片付けは私がやるから、少しは休んでくれ。」
少女「はい。ありがとう。」
魔王「ご馳走様。後片付けは私がやるから、少しは休んでくれ。」
少女「はい。ありがとう。」
何でコテハンつけてんの?
詰まらないうえに自己主張とかキモ過ぎw
詰まらないうえに自己主張とかキモ過ぎw
魔王「今日、火の国まで買い物にいこうと思うのだが、どうする?」
少女「ついていっていいんですか?」
魔王「ああ、もちろんだ。なんせお前の服を買いにいくんだからな。」
少女「本当に買ってもらっていいんですか?」
魔王「そう遠慮するな。人の好意は素直に受け取っておくもんだぞ。」
少女「本当に…ありがとう。この恩は必ず返します!」
少女「ついていっていいんですか?」
魔王「ああ、もちろんだ。なんせお前の服を買いにいくんだからな。」
少女「本当に買ってもらっていいんですか?」
魔王「そう遠慮するな。人の好意は素直に受け取っておくもんだぞ。」
少女「本当に…ありがとう。この恩は必ず返します!」
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