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    元スレ幼馴染「チョコ?あるわけないでしょ」 男「え…」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 幼馴染 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    ケツも削れないなら画像なんて貼るな

    53 = 7 :

    「どうして、ですか……?」ウルウル

    「好きな人がいるんだ……ごめん……」

    「……そ、そうなんですか! あは、そ、それじゃあ仕方ないですねっ……!」グスッ

    「……でも、無駄になっちゃうのもあれなんでとりあえず食べてください! 義理チョコだと思って!」メソメソ

    「そ、そんな悪いよ……」

    「全然悪くないですっ! はい、私の義理チョコ受け取ってください! はい!」ズズイッ

    「……う、うん……」オズオズ

    「……ご、ごめんなさい、こんなところに呼び出して……無理やり……でも好きだから……」グスグスグスッ

    「別さん……」オロオロ

    「で、でもちゃんと気持ちを伝えられたので悔いはないです! それじゃあ!」タッタッタッ

    「行っちゃった……」

    「……」

    「泣いてた……よな……?」

    「でも、気持ちに嘘ついて付き合うのが一番悪いもんな……別さんにも……」


    (じーっ)

    54 :

    別さん…

    55 = 31 :

    いい子だった

    56 :

    べっさん…

    57 :

    別所さん…

    58 = 4 :

    別さんええ子や
    ちゃんと断れる男もSS主人公では割とまとも

    59 = 2 :

    くそゴリアテ何をしている
    制服さんの悪い癖だ事を急ぐと元も子も無くしますよ閣下

    60 :

    なにべっさんなかしてんだよ

    61 = 7 :

    (受け……とった……?)

    (でも、女の子のほうは泣いてたわね……)

    (ふったけどチョコだけは受け取ったのかしら……?)

    (くぅ、目を話してたのが悔やまれるわね……もっといい位置をキープできてれば声も聞こえたのに……)

    (でも良性の返事だったのはないっぽいわね……一応作戦メモに書き加えときましょう……)メモメモ

    (さて、もう休み時間も終わるし、男に感づかれないよう男より先に教室に戻らないと……!)タッタッタッ

    ――次の休み時間

    「なあ、男? なんで高校は7時間目まであるんだろうなー?」ダラーッ

    「うちが自称進学校()だからじゃねーのぉ?」ペラペラ

    「どうせ馬鹿ばっかりなのになー。いいから今日くらい早く帰らせて欲しいよ……」

    「……」ペラッ

    「……今、どうせお前は放課後になっても何もねーよ、って思っただろ!」ギロッ

    「な、何も言ってないだろう?」アセアセ

    「くっそお、こんな日にのんきに漫画なんて読みやがって……! それがリア充の特権ですか、そうですかぁ」ブツブツ

    「なんだよ、もう……」ペラペラ

    62 = 7 :

    (とりあえず今のところ両者に動きなしのようね……)

    (それとなく探りを入れてみようかしら……)

    「ねぇ、男?」

    「なんだ、幼?」

    「あんたさっきの休み時間どこ行ってたの?」

    「! な、なんだよいきなり……! そんなことどうだっていいだろ」

    「たしかにどうだっていいけど、なんでそんなに慌ててるの?」

    「べ、別に慌ててねぇよ……ち、ちょっと今日のお前、俺の行動を詮索しすぎじゃないか?」

    「そうかしら? 私はたださっきの休み時間にチョコでも貰ったんじゃないかと思って」

    「」ビクウッ

    「」ギロウッ

    「ま、まさか、そんなほいほい貰えるわけないだろ?」アセアセ

    「そ、それに、そんなに俺のチョコ獲得数を気にするなんてやっぱりお前、俺にチョコ上げたかったんじゃないか?」

    「!! な!! そ、そんなわけないでしょ!! か、勘違いしないでよ! 幼馴染としてもてないやつは嫌だと思っただけなんだからっ!!」プイッ

    64 = 7 :

    (チョコを貰ったとは言わなかったわね……)

    (友に気を使って……?)

    (もしくは私に気を使って、とか……?……ふふ……)ジュルウーッ

    (……いけない、いけない)

    (幼友にも話しかけてみようかしら)

    「ね、幼友」

    幼友「なーに? 幼ちゃん?」

    「今日は男、まだ一個しかチョコ貰ってないみたい。朝、友と騒いでたやつ」コソコソ

    (私は本来男がチョコを貰ったことを知りえないんだから、嘘は言ってない嘘は言ってない……)

    幼友「!! そ、そうなんだ! さっきはそれを聞きに言ってくれてたんだね……?」コソコソ

    「うん。それで幼友はいつチョコ渡すの……?」コソコソ

    幼友「うん……日直は最期に日誌を先生に出さなきゃけないから教室に残ることになるでしょ……?」コソコソ

    幼友「それが終わった時かなぁって……えへへ……///」

    (タイムリミットはそこか……16:30ってとこね……)

    65 :

    期待してるたい

    66 = 7 :

    「そう……困ったことがあったらなんでも言うのよ?」コソコソ

    幼友「うん! ありがと、幼ちゃん!」コソコソ

    (笑顔が胸に痛いわね……でも、恋とは非情なもの……食うか食われるかのサバイバルレースなのよ……!)

    (ちなみに、私は男にならいつでも食われ(ry

    ――授業中

    先生「――だから、共有結合はイオン結合に比べ――」

    (……)

    (……整理しようかしら)

    (私の本来の計画は、放課後になってもチョコを貰えない傷心の男をさりげなく屋敷に誘って、くんずほぐれつチョコファウンテン(はぁと)だったけれど……)

    (しかし、ここにきて大きな障害が発生)

    (幼友が男にチョコを渡そうとしている……!)

    (どこぞの馬の骨なら心配はいらないけど、幼友はかわいいのよね、すごく……男とも仲がいいし……)

    68 = 7 :

    (理想としては幼友が男にふられることね)

    (でも、親友としてそれは嫌かも……リスクが大きいし)

    (でも、幼友が渡す前に男を拉致っていうのは協力するといった手前、気後れするというか……)

    (ううん、本質を見失ってるわ……)

    (問題は私と幼友どちらが選ばれても、どちらかが不幸になり、同時に選ばれたほうも気まずい思いをするということ……)

    (! いいえ、どちらも同じ条件で全てが丸くおさまる答えがあるわ!)

    (どっちもふられることよ!!)

    (……)

    「そ、それはだめええええええ!!!!!!」

    男&友&幼友&先生&その他 ビクウッ

    先生「……ど、どうした? 幼、気でも触れたのか……?」

    「はっ! い、いえ! 昨日遅くまで勉強してたもので、ついうたた寝を……そ、それで怖い夢を見て……」シドロモドロ

    69 :

    じゃあ逆だな同時に渡して同時に恋人にするのが大正解だな

    70 :

    「そ、そこはらめええええええ!!!!!!」ブシャァァァ

    71 :

    >>70
    なんで血しぶきあがってんの?

    72 :

    >>71
    チョコだろ

    73 = 71 :

    >>72
    チョコか
    すまん

    74 :

    納得すんなよ

    75 = 7 :

    先生「……家での勉強を優先して授業中寝てたら本末転倒だぞ……?」

    先生「先生は点数が取れれば後は何も言わんが、他の先生の授業では寝るなよ?」

    「は、はい、すみません……」ションボリ

    (……)

    (今日は幼、ちょっと様子がおかしいな……気でも触れたのかな……)

    幼友(幼ちゃんどうしちゃったんだろう……気でも触れたのかな……)

    ――放課後

    「そうこうしているうちに放課後になってしまったわ……」

    「クラスメイトにも奇異の目で見られちゃったし……」

    (でも、しょげてる時間なんてないわ! あと、30分しかないもの!)

    (……とりあえず、不測の事態に対応できるよう手渡しできるチョコがあったほうがいいわね……)ピピピッ

    「……あ、爺? 大至急、家で一番高級なチョコレートを持ってきなさい……そう、手渡しできるやつ……」

    「……目立たないように校舎裏にほうに来て……うん……早くしてね……10分以内よ? じゃ」ピッ

    77 = 7 :

    「幼ー、そこにいるのかー?」

    「!!」ビビクゥッ

    「あ、いたいた。誰かと話してたんじゃないのか?」

    「で、電話よ……で、なんの用?」

    「いや、今日俺日直だからさ、今日はいっしょに帰れないわ。先帰るだろ?」

    「!……そ、そうね……先に帰らせてもらうわ」

    (そっか……一応帰ったそぶりをみせないと怪しまれるわね……さみしいけど……)

    「いっしょは幼友だったわね? ちゃんと送って帰るのよ? 家だってそこまで遠くないんだから」

    「わかってるよ。じゃ、また明日な」ヒラヒラ

    「ん。じゃあね」

    ガラガラピシャッ

    (……なによ、もうちょっと引き止めたっていいじゃない……)ションボリ

    (……やっぱりチョコくれないのかよおおおおおおおお!!!うおおおおおおおおおん!!!)ショボーン

    79 :

    遅くなってもいいんで最後までおなしゃす

    80 :

    最後まで書いてくれようおおおおおおおおおおおおん!!!

    82 = 7 :

    (ひとまず、手渡し用のチョコ確保っ!)タッタッタッ

    (ふぅ……今日の私はやたら走るわね……)タッタッタッ

    (! ……アレはうちの車ね……ずいぶん早いじゃない……)

    「爺、お疲れ様。例のものは持ってきた?」

    「もちろんでございます。こんなこともあろうかとパティシエに最高級品を予め作らせておきましたので、それを持って参りました」スッ

    「このチョコレートを賜る方はさぞかし幸せものでしょうなぁ……」ニコニコ

    「……気が利くわね……ありがとう、車は念のために近くの目立たないところに止めておいて!」

    「何かあったらすぐにでも屋敷に向かえるように! じゃ!」ピュンッ


    (思ったより時間がかからなくてよかったわ)

    (これで二人を一刻も早く監視できる!)

    「はぁっ……はぁっ……」タッタッタッ

    (恋は……疲れるわね……)ハァハァ

    (よーし、教室についたわ! まだ時間は16時10分……)

    (まだまだ時間はあるわ……とりあえず、覗きましょう……)コソーリ

    (!!)

    83 = 7 :

    疲れたからちょっと休憩

    84 = 69 :

    はい

    85 = 79 :

    待ってる

    86 = 80 :

    >>83
    いいか!絶対に無理はするなよ!!

    87 :

    ふむ…続けろください

    90 = 21 :

    91 = 14 :

    期待している

    95 = 7 :

    (ど、どういうこと!?)

    (な、なんで二人があんなに接近してるの!?)

    (幼友……顔をあんなに真っ赤にして……)

    (ま、まるで……い、今にもキスでもしそうな……ていうか、事後??)

    (なんで!? なんで、なんでぇー!!???)ガラガラガラァッ(←何かが崩れる音)


    ――時を遡ること、10分前……16:00

    (……やっぱりチョコくれないのかよおおおおおおおお!!!うおおおおおおおおおん!!!)ショボーン

    (終わった……縋るべき淡い一縷の望みも今、断たれた……)

    (う、うううおおおお、うおおおおおおおおおん!!!)メソメソ

    幼友「……男くん……? 泣いてるの……?」オソルオソル

    「!」ピクッ

    「い、いや……泣いてないよ……」ゴシゴシ

    (女の前では涙は見せない。それが俺の流儀だ)

    96 :

    まってました

    97 :

    面白支援

    99 = 7 :

    「さ、さっさと日直の仕事なんて終わらせて帰ろうぜ!」

    (そして、今日という日をさっさと終わらせようぜ……ふふ……)

    幼友「そ、そうだね……でも……」モジモジ

    「うん?」

    幼友「ホントはもう日直の仕事なんて残ってないんだ……今日は予定があるからって先生に頼んでおいたの……」

    幼友「全部、休み時間に仕事は終わらせて……後は帰るだけなの……」モジモジ

    「え……? な、なーんだ、俺全然知らなかったよ。言ってくれれば俺手伝ったのに」

    幼友「ううん、私が勝手にお願いしたことだから……男くんの休み時間潰す訳にはいかないし……」

    「……それは悪かったな……じゃあ、はやく帰ろっか。予定あるんだろ?」

    幼友「うん……で、でも……」

    「? あ、今から走れば幼に追いつけるかもなー。行くならさっさと行こうぜ?」

    「あいつ、ああ見えてけっこうな寂しがり屋だから、案外そこらへんでまだ待ってるかも―― ガラッ

    幼友「待ってっ!!」

    「!?」

    100 = 60 :

    男友「待たねぇよバカヤロウ 男は俺と一緒に帰るんだ」


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