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    元スレ幼馴染「チョコ?あるわけないでしょ」 男「え…」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 幼馴染 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    幼馴染が焦らしてから渡そうとしたら先に別の女から貰っちゃうやつお願いします

    2 :

    君のアホ面には心底うんざりさせられる

    3 :

    ダメダメダメいかんぜぇ他力本願は

    4 :

    期待して開いたら立て逃げ系だった

    5 :

    ----放課後

    「さーて幼馴染からチョコの回収でもいくかなー」テクテク

    「あれっあいつどうして上級生のクラスなんかに」

    幼馴染「あのーA先輩いませんか~」

    上級生「いるけどwおーいA~」

    「」

    --------男帰宅

    J( 'ー`)し「たかしwかーちゃんチョコテーブルの上においといたからねww」

    「(#^ω^)」

    6 :

    たかしやめろってんだろ!

    7 :

    「あ、あーそう、そうか……ないのか……」ショボーン

    「なにあからさまにしょんぼりしてるのよ!」

    「いくら幼馴染だってこの年になっても律儀に渡してあげるほど私はおおらかじゃないの!」

    「悔しかったらかわいい彼女でも作ったら?」

    「はぁ……そう……」トボトボ

    「もう! そんなんじゃますます女の子にもてなくなっちゃうわよ?」

    「……ああ、ごめん、ちょっと先行ってるわ」タタッ

    (うわあああああああああああん!!!)ダダダダッ

    「ちょ、ちょっと……」

    「……」

    (うまくいったわね)

    (昔の偉い人が言ってたわ)

    (落としてから上げる! コレ最強!)

    (待っててね、男ちゃん。とびきりおいしいチョコレイトを渡してあげるんだから!)ジュルリ

    8 :

    「ま、マジか」

    幼馴染「はぁー?」

    幼馴染「何で貰えるのが当たり前みたいな反応なの?」

    「いや、でも……」

    幼馴染「何よ?」

    10 = 4 :

    一遍に二つ始まった

    11 :

    >>7
    これでお願いします

    12 = 5 :

    因みに俺の作品はどうでした?

    13 = 7 :

    「はぁ……」トボトボ

    「フラれちまった……のか……」

    (直接、断られたわけじゃないけど、俺に全然気がないって言われたも同然だよな……)

    「ちくしょおおおおおおおおお!!!!」

    猫 ビクッ

    「あ、ごめんよ……」

    「ハァ……」

    「こ、こうなったら幼の言うとおりかわいい彼女でもつくっちゃうか! はは!」

    「はは……は……はぁ」

    一方、電柱の影から男をみつめる何者か

    幼友 ジーッ

    幼友(男くんふられたんだ……)

    幼友(じゃ、じゃあ、私も気持ちを伝えていいのかな……)

    14 :

    「今年も義理チョコよろ」
    幼馴染「あるわけないでしょ」

    でもチョコはくれるって感じで一つ

    16 = 3 :

    幼友が幼女に見えた

    17 :

    お……幼虫

    18 = 11 :

    もしかしたら幼女なのかもしれない

    20 = 7 :

    「……傷も癒えないまま、昇降口まで辿り着いてしまった」トボトボ

    「はぁ……今日一日頑張れる気がしねぇなぁ……」キィ

    「お?」

    「…………チョコ、か」

    「珍しいこともあるもんだな……差出人は――知らない人だ」

    「気持ちは嬉しいけど……よりにもよってこんな時にな……」ハァ

    ――先回りして下駄箱の隅から様子をうかがう幼

    (! あ、あれは……チョコ……?)

    (ふ、ふふ……でも、まだ許容範囲よ……ライバルがいることなど想像の範囲内……)

    (あいつ、それなりに面はいいからね……)

    (でも、靴箱の置いとくなんて甘いわ! 本気で渡すなら直接!)

    (この辺りがわかってないあたり、無視出来るレベルの敵ね……)メモメモ

    22 = 7 :

    「おーっす、男! チョコは貰えたか?」

    「! 友か……あ、ああ、一個だけな」

    「ふん!」ヒュッ

    「おごぅあっ!」ドゴオッ

    「冗談で聞いたのに貰っただと!? そればかりか一個”だけ”だと!!?」

    「お前……少しは俺の……俺たちの気持ちを考えろよ……!」ウルウル

    「あ、ああ、悪い……でも、肝心な幼からはもらってなくて……」

    「そんなの言い訳になるかぁ!」ヒュンッ

    「おっぱぁっ!」バキィッ

    (魔法使い予備軍の僻みは醜いわね……)

    (でも、傷ついた心も体も放課後には私が癒してあげるんだから……フフフ……)ジュルッ

    幼友(だ、だいじょうぶかなぁ、男くん)アワアワ

    23 = 17 :

    ほとばしるヤンデレのかほり

    24 = 7 :

    「いてて……あいつ割りと本気だったぞ……」

    「もう! 情けないわね! 男ならがーんとやってやればいいのに!」

    「幼か……いや、あれは俺らの仲間内でのチョコ貰った奴に対する儀式みたいなもので……」

    「……ふーん、そうなの……で、チョコもらったって? 誰から?」

    (一応、敵の名前くらいは抑えておいて損はないわ)

    (名簿からクラスを突き止めて場合よっては……シめる……!)

    「……お、お前には関係無いだろ」

    「! ちょっとどういうことよ! 私たちって幼馴染じゃないの!?」

    「……いくら幼馴染でもチョコくれた人をバラすのは無礼じゃないか……お前はそういうことされて嫌じゃないのか?」

    「……っ! それもそうね……」

    (脳内では完全に隠し事なしの一心同体なだけあって、とちったわね……)

    (普通に考えて言うわけないか……焦りすぎたわね……)

    「……変なこときいて悪かったわ。もしさっきので具合が悪くなったらちゃんと保健室いくのよ?」

    「そんな大したものじゃないから大丈夫だって」

    幼友(……)

    25 = 21 :

    ふむふむ

    26 :

    27 :

    >>14
    「今年も義理チョコよろ」

    幼馴染「あるわけないでしょ」

    幼馴染「これは…ほ、本命だし///」

    「!?」

    28 = 7 :

    幼友(てっきり、フラれたのは幼ちゃんにだと思ってたのに……)

    幼友(あんなふうにチョコを貰った相手を気にするなんて二人は付き合ってるってこと?)

    幼友(でもチョコは一個だけしかもらってないって言ってた)

    幼友(でもそれは幼ちゃんじゃない誰かから……)

    幼友(うー、わけわかんなくなってきたぁ)

    「よー幼友ー」

    幼友「! な、ななななに、男くん!?」

    「なにって今日俺たちが日直だろ?」

    「一時間目地理だから準備室にあのおっきな地図取りに行かないと」

    幼友「あ、そ、そうだったね! 行こうか!」

    幼友(そ、そうだったぁ! 今日をずっと楽しみにしてたんだったぁー!)

    幼友(あーどうしよう! ちょっと混乱してたから心の準備ができてないよ……)ドキドキ

    「? なにしてるんだ? さっさと行こうぜ」

    29 = 4 :

    ふむ

    31 :

    ほむ

    32 = 7 :

    幼友(こ、こんなに近くに男くんがいるなんて……)ドキドキ

    幼友(朝のことがなかったら、ただのいっしょの日直だったのに……)

    幼友(もしかしたらチョコを渡せるかもと思うと、な、なんだか、いつもよりどきどきして……)ドキドキドキ

    「幼友? ちょっと顔が赤くないか? 具合でも悪いの?」

    幼友「ふぇ!? ぜ、ぜんぜんだいじょうぶだよー? わ、私、寒いとほっぺたとか赤くなりやすいし!」

    「そうなのかー? まあ、この学校ボロっちいから廊下とか結構寒いもんなー」

    「具合悪そうならすぐ保健室いけよ?」

    幼友「う、うん、ありがと」

    幼友(男くんは優しいなぁ……)キューン

    幼友(あーもうどうしよう! どきどきしすぎて顔がまともに見れないよー///)ドキドキドキ

    コソーリ

    「……」

    33 = 7 :

    (幼友……私の親友……)

    (今日の日直が男と幼友でよかったわ)

    (幼友がいっしょにいれば余計な虫が男につくリスクが低くなるもんね)

    (幼友は今好きな人いないって言ってたし……)

    (このまま放課後まで何もなければいいけど……)


    ――昼休み

    「男ー! 学食行こうぜー!!」

    「おう、ちょっと待ってくれ、今行く」

    「おいおい、さっさと行かないと席なくなるぜー? 鞄で席取りするとおばちゃんに怒られるし」

    「わかってるって! よし、行こう! 行くぞ! 行ってきます!」ダダダッ

    「あ、おい、待てよ!」ダダッ


    *離れた所で積をくっつけてお弁当をたべる幼と幼友

    「男どもは小学生から行動が変わってないわねぇ」モグモグ

    幼友「はは……幼ちゃんは大人びてるからそう見えるんだよ」

    35 = 7 :

    「当たり前でしょ! 私、お嬢様だもん!」ドヤァ

    幼友「でも、普段は家柄がーって偉ぶらないところが幼ちゃんのいいところだよね」モグモグ

    「ふん! 当たり前よ! そういうことするのは二流よ、二流!」

    「私は私の力でビッグになるんだから!」

    (そして、ゆくゆくは男のところに……むふ……むふふ……)ジュルジュル

    幼友「お、幼ちゃん! なんかよだれでてるよ!」

    「あら、私としたことが、おほほ」フキフキ

    (つい妄想しちゃったわ……)

    幼友「……」

    幼友「……あ、あの、さ、幼ちゃん?」

    「ん? なにー?」パクパク

    幼友「……今日は男くんにはチョコ渡さないの?」

    「」ピタッ

    37 = 7 :

    「な、なによ、突然……ど、どうしてそこで男の名前がでてくるのよ……」ドキドキ

    幼友「え? だって、二人は幼馴染だし、去年までは毎年あげてたんじゃないの……?」

    「あ、ああ、確かにそうだけど、さすがに高校になってまであげるのもどうかと思って今年はなしにしようかなーって……」

    幼友「……そ、そうなんだ……じゃ、じゃあ幼ちゃんは男くんのこと別に好きじゃ、ないの……?」

    「!? な、何言ってるの! べ、べべ、別に、あんなやつのことなんてなんとも思ってないわよ!」

    「ただの幼馴染だし! 腐れ縁だし! き、近所に住んでる野良猫ぐらいの価値しか無いわ!」

    幼友(そこまで言わなくても……)

    幼友「そ、そうなんだ……良かったぁ……いきなり変なこと聞いてごめんね……」

    「別に変なことじゃないし、いいわよ……こんな日だしね……でも、なんで突然男の話? 良かったって?」

    幼友「……」

    幼友「て、てっきり男くんと幼ちゃんは付き合ってるものだと思ってたから……」

    「まま、まさかそんなこと……ないないない……」ブンブンブン

    幼友「だから、私自分の気持ちに正直じゃなかってっていうか……あの……恥ずかしぃなぁ///」

    「……」

    (あれ……? 私の索敵レーダーが反応を示しつつあるわ……)

    38 = 30 :

    いいねいいね

    39 = 7 :

    幼友「……だから、その……男くんにあったのは去年の入学の時だけど……」

    幼友「その時はただちょっとかっこいい人だな、くらいにしか思ってなかったんだけど……」

    「……」(▼▼▼EMERGENCY!!▼▼▼EMERGENCY!!▼▼▼)

    幼友「……そ、その幼ちゃんと男くんといっしょに遊んだりしてるしてるうちに……だんだん……」

    幼友「……その、好き、になっちゃった……かも……///」

    (パターン青! 恋敵です! LOVER初号機、発s――

    (ちょっと黙れ! 悟飯だまれ! 三石そこ動くな! 待て、まてまてマテマテ)

    (……ない、それはない、だっていままでそんなそぶりなかったじゃん!)

    (そ、そりゃあ、この子はちょっと奥手で自分の感情をあまり表に出さない所があるけど……)

    「……へ、へぇ! そうだったんだ! でも、この前は好きな人はいないって言ってたわよね?」

    幼友「そ、その時はそこまで……幼ちゃんに遠慮してたトコもあるし……」

    幼友「でも、最近はすっごく……いっしょにいると、ど、どきどきして……って、な、なに言ってるんだろうね、私///」

    「」

    40 :

    思惑通り事が運ばずぐぬぬしてる幼馴染みはどうしてこうもかわいいのか

    42 = 7 :

    (と、とにかく、作戦を練り直さないと……! ここは平静を保って……)

    「そ、そうだったの! 私ぜんぜん気づかなかったわ! じゃ、じゃあ今日は絶好の機会じゃない!」

    「同じ日直だし! バレンタインだし! も、もちろんチョコも持ってきてるんでしょ?」

    (ど、どうしよう……! 改めて状況を確認してみれば今日は幼友にとってまたとないチャンスじゃない……!)

    幼友「……う、うん……ほんとは渡すつもりなかったんだけど……」

    幼友「幼ちゃんが付き合ってないんなら、わ、わたし、渡そう……かな……で、でも、緊張しちゃうなぁ……」

    「お、幼友ちゃんがその気なら私なんでも協力するわよ? 何かあったら遠慮なくいってね?」

    幼友「あ、ありがとう、幼ちゃん……わたし、がんばるね……!」

    (……)

    (ど、どーしよぉおおー!!)

    43 = 11 :

    ヤンデレにならなくて良かった

    44 = 7 :

    ――5時間目を終えて休み時間

    (……とにかく放課後まで時間がないわ)

    (とりあえず男の監視は続けるとして、幼友にも気を配らないと……)

    (ひとまず予定変更の連絡は必要ね……)ピッ

    「……」プルルルプルルル ガチャッ

    「……爺かしら? ええ、そうよ。うん、ああ、それは大丈夫。ごめん、それでちょっと緊急の用事があるんだけど」

    「……いえ、そこまで重要な要件じゃないわ、もっとも恋に身をやつす乙女にはこれ以上ないくらい重要なんだけど……ふふ……」ジュル

    「え? よだれ? まさか、だしてないわ、失礼ね。それで用意してもらってた『全身まるごとチョコレートファウンテン風呂』なんだけど……うん……」

    「ちょっと計画に問題が発生したわ。もしかしたら、予定外の行動が必要になるかも知れないから……うん……使用人を数人待機させておいて。それじゃ」プッ

    「バックアップの下準備はこんなところね……」

    「あとは、とにかく男から目を離さないように……。!!」

    「しまった!! やられた! 男がいないわ!」

    幼友(ぽーっ)

    「幼友はああしてぽーっとしてるから呼ばれたとしたら別の誰かね……」

    「いや、単にトイレか散歩ってことも……とにかく、探さないと……!」ダダッ

    47 = 7 :

    (どこの誰だろうが抜け駆けは許されないわ……!)タッタッタッ

    (女の子が男の子を呼び出すところなんて大体察しがつくわ……あまり広い校舎じゃないし……)タッタッタッ

    (! ほら、見つけた……!)コソーリ


    *体育館裏

    「こ、これを俺に……?」

    別のクラスの女の子「……はい///」

    (ま、まさか靴箱のチョコだけじゃなく、直接渡す人まで現れるとは……)

    (中学の頃も義理チョコはわりともらったけど、こうして渡されるのは緊張するなぁ……)ドキドキ

    「……あ、あの! 一目見た時から、好きでしたっ! 受け取ってください!!」

    「……」

    (受け取らなきゃ傷つくかな……でも、俺が好きなのは幼だし……)

    (でも、きっと幼は俺のこと好きじゃないしな……いっそ、この子と付き合って……)

    (いや……ダメだ!)

    「ごめん……それは受け取れないよ……」

    49 :

    .html


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