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    元スレ森島「安易なラブコメは禁止よ!」橘「えぇ!?」

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    みんなの評価 : ★★★
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    101 = 7 :

    森島「……で?私から距離をとってるのは警戒してるからなのね?」

    「えぇ、無防備で近付くとかダメ絶対ですよ」

    森島「う~ん、ここで会ったのはイレギュラーだから何も仕込んでなくてねぇ」

    (う、嘘だ!?仕込む時間はいくらでもあったはず!)

    森島「……マウスピース渡したいから、こっちにきてくれない?」

    「な、何もしませんよね!?」

    森島「何もしないってば!お姉さんを信じて?」

    (い、言い出しっぺが何を言うんだ!?)

    (で、でも……マウスピース貰っとかないと身が持たないかも!)

    102 :

    しえん

    103 = 28 :

    罰ゲームを防ぐんじゃなくて受けるのが前提なんですね

    104 = 7 :

    「わ、わかりました!ゆっくりそっちに行きますからね?」

    森島「うん、気を付けてね?」

    (気を付けてね?何も仕込んでないんだよね?)

    森島「だって、キミの場合気を付けないと」

    ズルッ

    (な、何で!?シーツと布団が僕に上手いこと絡まってきて、態勢が……)

    「うわぁ!」

    森島「きゃっ!」

    森島「……こうなっちゃうからね?」

    (せ、先輩をベッドに押し倒してしまったぞ!そんな馬鹿な!)

    森島「これが才能ってヤツね!」

    デデーン!タチバナアウトー!

    「そ、そんな……自分の才能が憎い!」

    106 = 102 :

    わお!

    107 = 83 :

    その才能分けてくれ

    108 = 50 :

    >>107
    おまえわけてもらっても使う機会無いだろ

    109 = 7 :

    森島「はい、マウスピース」

    「ありがとうございます」

    森島「……ルールはルールだからね?」

    「はい……どうぞ」

    パーン!

    森島「…………ばかっ」

    (あれ?意外と優しめ?)

    森島「……もう気絶なんてしちゃダメだからね?」

    「は、はい。気を付けます」

    森島「そう……じゃあ、私はそろそろ戻るから」

    森島「じゃあね、橘くん?」

    スタスタスタ……

    「……僕も教室に戻らなきゃな」

    110 :

    七咲はまだかな

    111 = 28 :

    森島先輩は

    112 = 7 :

    ~昼休み~

    「ひ、昼休みだって!?」

    梅原「あぁ、危険が一杯だな」

    田中「橘君?一緒にお昼ご飯」

    「断るッ!」

    棚町「パン買いに」

    「一人で行けよ!」

    絢辻「お、お弁当作ってきたんだけど」

    「ふざけるな!その時点でアウトになったらどうしてくれるんだ!?」

    「と、とにかく!僕はこんなところにいられないよ!」

    「一人で……こう……静かで報われてる食事をするんだ!」

    「うぉぉぉぉぉぉん!」

    ダダダダダダダダダ……

    113 = 50 :

    絢辻さん・・・・・・

    114 = 50 :

    うわ下げてた

    115 = 29 :

    絢辻さんの弁当食えるならみんなにテキタイされてもいい!

    116 :

    お弁当と引き換えに殴られるとかご褒美しかない

    117 = 7 :

    「安息の地を求めて僕は走ったさ、曲がり角に気を付けながら」

    「そして、辿り着いたのは体育館の裏あたり」

    「勿論そこにいるのは」

    七咲「何を一人でぶつぶつ呟いてるんです?」

    「やぁ!七咲!奇遇だね!」

    七咲「先輩もお昼食べにここへ?」

    「うん!でも僕は七咲の邪魔をしたくないから、失礼するよ!」

    「じゃあね!ヒャッホゥ!」

    七咲「ま、待ってくださいよ!少しお話しませんか?」

    「……変なことしない?」

    七咲「……しませんから!」

    118 = 102 :

    テンションおかしくなってるww

    119 = 110 :

    さあ七咲選手、どう攻めるか

    120 :

    後輩にまでボコボコにされて人間不信になった紳士が
    唯一仕掛け人じゃない塚原先輩に優しくされて泣いちゃう展開はよ

    121 :

    >>120
    だがそれは森島ブロリーはるかの巧妙な罠だった!

    122 = 7 :

    七咲「今日はもう何回叩かれたんです?」

    「七回くらい……かな」

    七咲「ハイペースですね、随分と」

    「うち一回は天に見離されてるからね、仕込みとかじゃなくて」

    「……七咲が八回目になるのかな?ははっ」

    七咲「……叩いて欲しいんですか?」

    七咲「先輩が私に叩かれたいのなら、何度でも……」

    「ま、待って!早まるのはいけないよ!」

    「どこで判定されるかわからないんだ!不用意な発言はお互いによそう!」

    七咲「ふふっ、先輩の為にですか?」

    「そうそう!僕の為にね!」

    123 = 7 :

    七咲「しかし、安易なラブコメってなんですかねぇ?」

    七咲「例えば、今私が食べてるお弁当を」

    七咲「はい、先輩♪あーん!」

    七咲「……とかやると」

    デデーン!タチバナアウトー!

    「な、七咲!?」

    七咲「す、すみません!本当にアウトになるとは思わなくて!」

    七咲「……どうせアウトになってますし、食べます?」

    「うん……いただいとくよ」

    デデーン!タチバナアウトー!

    「わかったよ!食べ終わったらね!」

    124 = 100 :

    > デデーン!タチバナアウトー!
    これ誰が言ってるんだろう…

    125 = 102 :

    デデーン!タチバナアウトー!

    毎回ここで吹くww

    126 = 83 :

    百回たたかれてもいい

    127 = 50 :

    >>124
    田中さんに声が似てる人だろ

    128 = 7 :

    「ご馳走さまでした」

    七咲「いえ、お粗末さまでした」

    「じゃあ……早速だけどね」

    七咲「食休み、とかいらないんですか?」

    「横にでもなりたい気分だけどね、実際」

    七咲「横になります?罰ゲームはそのあとでもいいんじゃないですか?」

    「こんな地面が硬いところで横になりたくはないなぁ」

    七咲「あ。では、私の膝枕とかで」

    デデーン!タチバナアウトー!

    「……七咲?わざとやってるな?」

    七咲「はわわわわわっ!ち、違うんです!」

    七咲「そんなつもりは……」

    「えぇい!もう膝枕してもらうからな!」

    七咲「はい……すみませんでした」

    129 :

    大将のイチャイチャを田中Bさんに見張らせるとか拷問よね
    いつも通りだけど

    130 = 28 :

    仕方ないよね

    131 = 102 :

    >>129
    田中Bさんって?

    132 = 116 :

    あぁ!

    133 :

    >>131
    どっかのスレでの裡沙ちゃんの名称

    134 = 7 :

    「さて、七咲の膝枕も十分に堪能した所で」

    七咲「やっちゃいますか?」

    「うん。テンポよく行こう!」

    「さぁ、七咲!僕を叩け!」

    七咲「先輩……変態なんじゃないですか!?」

    パーン!パーン!パシーン!

    「き、効いたよ……七咲のビンタ」

    七咲「だ、大丈夫ですか!?脚にきてますけど」

    「ぼ、僕に触らないで?また判定取られちゃうから」

    七咲「あ……はい」

    七咲「でも、まさかフラフラしてる先輩を支えようとしたくらいでは」スッ

    デデーン!タチバナアウトー!

    「七咲ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

    七咲「す、すみません!今のはわざとです!」テヘペロ

    「……覚えてろよ」

    135 = 12 :

    裡沙ちゃんぺろぺろ

    136 = 20 :

    大将マウスピース使ってんのかな

    137 = 120 :

    調子に乗って強烈なビンタした絢辻さんがついに泣き出した大将相手にオロオロする展開はよ

    138 = 83 :

    七咲てへぺろかわいい

    139 = 7 :

    梅原「で、四回も叩かれたのか」

    「あの小娘……僕が怒りきれない範囲で色々とやりおったわ!」

    絢辻「馬鹿ねぇ。私とお弁当を食べてれば一回で済んだのに」

    「絢辻さんのは一回が重いんだよ!しかも、絶対に一回では終わらない!」

    絢辻「それもそうね……ごめん、私しれっと嘘ついちゃった」

    田中「あ、そろそろ次の授業始まるよ?」

    「次の授業は……高橋先生のか」

    梅原「た、大将?まさか麻耶ちゃんは仕掛け人じゃないだろ?」

    「いや……油断はできないよ」

    140 :

    田中さんprpr

    141 = 28 :

    麻耶ちゃんキター

    142 = 7 :

    高橋「~で~だから。ここ、テストに出すからよく覚えること!」

    (あれ?普通に授業が進んでるぞ?)

    高橋「あ、橘君?128ページの5行目から読んでくれる?」

    「は、はい」

    「私、橘純一は高橋麻耶教諭を生涯のパートナーとしたい所存であります」

    「このような場でプロポーズをするのは間違えていることは重々承知しておりますが、もう自分の気持ちに嘘をつけません」

    「麻耶、俺の女になれよ」

    「……って何これ!?」

    (きょ、教科書に細工が!?どれだけ手間暇かけてるんだ!?)

    高橋「た、橘君?あのね?」

    高橋「その話は……あとでね?今度両親に紹介したいからさ/////」

    「わかったよ!!約束だぞ!!!」

    デデーン!タチバナアウトー!

    「……こんなことが許されるのか」

    「どこが安易なんだよ……」

    143 = 7 :

    高橋「橘君?」

    高橋「大人を……からかうんじゃありません!」

    パシーンッ!

    「……はい、ごもっともな話です」

    高橋「それでねー、~の~はとても歴史的に面白くて~」

    (へぇ、何事もなく授業は進むんだ)

    (……次に教科書を読まされる前に、ちゃんと教科書に目を通しておこう)

    (……う~ん、この教科書は田中さんへの愛の告白やら何やら面白い文書が目白押しだぞ!)

    (授業中に告白するのはラブコメ界ではよくあることなのか!?)

    (僕は俄然そっちに興味が湧いてきたぞ!)

    145 :

    わろた

    146 :

    橘くん!

    149 :

    しゅ

    150 = 91 :

    いいね~


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