私的良スレ書庫
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元スレ森島「安易なラブコメは禁止よ!」橘「えぇ!?」
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森島「キミさ、最近自分の才能に慢心してるんじゃないかな?」
橘「さ、才能ですか?」
森島「そう才能よ!その誰もが羨む主人公体質!」
森島「それに甘えてるんじゃないかな?」
橘「しゅ、主人公体質!?」
橘(た、確かに……最近あんまりにも立て続けに女の子とのイベントが起こるから)
橘(も、もしかして僕は主人公だったのか!?とか浮かれてたりしたけど……)
森島「思いあたる節はあるわね?」
橘「は、はい……確かに浮かれてました」
森島「というわけで……明日一日は安易なラブコメ禁止ね!」
橘「あ、安易なラブコメ禁止だって!?」
橘「何てことだ……安易なラブコメを禁止されたら……ぼ、僕!」
橘「……ん?」
橘「安易なラブコメってなんですか?」
橘「さ、才能ですか?」
森島「そう才能よ!その誰もが羨む主人公体質!」
森島「それに甘えてるんじゃないかな?」
橘「しゅ、主人公体質!?」
橘(た、確かに……最近あんまりにも立て続けに女の子とのイベントが起こるから)
橘(も、もしかして僕は主人公だったのか!?とか浮かれてたりしたけど……)
森島「思いあたる節はあるわね?」
橘「は、はい……確かに浮かれてました」
森島「というわけで……明日一日は安易なラブコメ禁止ね!」
橘「あ、安易なラブコメ禁止だって!?」
橘「何てことだ……安易なラブコメを禁止されたら……ぼ、僕!」
橘「……ん?」
橘「安易なラブコメってなんですか?」
森島「Good!いい質問よ!」
森島「例えばね~」ゴソゴソ
森島「ここに缶ジュースがあるでしょ?」
橘「は、はい」
森島「これをね」プシュ
ゴキュゴキュ……
森島「ぷはーっ!」
森島「はい、橘くんも飲む?」
橘「あ、はい。ありがとうございます」
橘(も、森島先輩が口をつけた缶ジュース!こ、これは……!)ドキドキ
森島「はい、それ!」
橘「えっ?」
森島「それが安易なラブコメ的行動よ!」
橘「こ、これのことだったのか!?」
森島「例えばね~」ゴソゴソ
森島「ここに缶ジュースがあるでしょ?」
橘「は、はい」
森島「これをね」プシュ
ゴキュゴキュ……
森島「ぷはーっ!」
森島「はい、橘くんも飲む?」
橘「あ、はい。ありがとうございます」
橘(も、森島先輩が口をつけた缶ジュース!こ、これは……!)ドキドキ
森島「はい、それ!」
橘「えっ?」
森島「それが安易なラブコメ的行動よ!」
橘「こ、これのことだったのか!?」
森島「明日一日は、そういうの禁止!」
橘「は、はぁ……わかりました」
森島「もしも破ったときはね、みんな大好き罰ゲームがキミを待ってるわ!」
橘「ば、罰ゲーム!?どんなのですか!?」
森島「それはその時のお楽しみってことで、ね?」
橘(な、何だって!?……想像したら今晩眠れなくなっちゃうじゃないか!)
森島「んっふっふ~、ちなみにね?」
森島「橘くんのことは……何だっけ?キミと同じクラスの普通な女の子」
橘「田中……さんですか?」
森島「そうそう!田中さんと声がそっくりなあの子に見張って貰うから」
森島「ズルはできないわよ?……ふふふ」
橘(だ、誰!?誰が僕を見張ってるの!?)
橘「は、はぁ……わかりました」
森島「もしも破ったときはね、みんな大好き罰ゲームがキミを待ってるわ!」
橘「ば、罰ゲーム!?どんなのですか!?」
森島「それはその時のお楽しみってことで、ね?」
橘(な、何だって!?……想像したら今晩眠れなくなっちゃうじゃないか!)
森島「んっふっふ~、ちなみにね?」
森島「橘くんのことは……何だっけ?キミと同じクラスの普通な女の子」
橘「田中……さんですか?」
森島「そうそう!田中さんと声がそっくりなあの子に見張って貰うから」
森島「ズルはできないわよ?……ふふふ」
橘(だ、誰!?誰が僕を見張ってるの!?)
森島「そうそう、もう一点」
森島「いくら主人公体質だっていっても、ラブコメ展開なんてそうそう起きないわよね?」
橘「まさか!?」
森島「ええ、ある程度イベントを仕込んでおくわ!」
森島「みんな意外と協力的で助かっちゃった」
森島「勿論私も仕掛け人よ!」
橘(だ、誰も信用してはならないってことなのか!?)
森島「楽しみね、明日が!」
橘「……楽しみですね、ははっ」
森島「いくら主人公体質だっていっても、ラブコメ展開なんてそうそう起きないわよね?」
橘「まさか!?」
森島「ええ、ある程度イベントを仕込んでおくわ!」
森島「みんな意外と協力的で助かっちゃった」
森島「勿論私も仕掛け人よ!」
橘(だ、誰も信用してはならないってことなのか!?)
森島「楽しみね、明日が!」
橘「……楽しみですね、ははっ」
~そして次の日・通学路~
橘「今日は……安易なラブコメ禁止なんだったな」
橘「うぅ、曲がり角全てがトラップに見えてくるよ」
橘「……トーストを加えた女の子が走ってきたらと思うと」
橘「……って、まさかな!それこそ安易だよな!」
?「ち、遅刻しちゃう!」タタタタタ
橘「えっ?嘘!?」
?「きゃっ!」
橘「うわっ!」
ガツンッ!ドシーン……
?「いった~い!」
橘「だ、大丈夫ですか!?……って梨穂子か」
梨穂子「あ、ああ、純一!おはよう!」
橘「今日は……安易なラブコメ禁止なんだったな」
橘「うぅ、曲がり角全てがトラップに見えてくるよ」
橘「……トーストを加えた女の子が走ってきたらと思うと」
橘「……って、まさかな!それこそ安易だよな!」
?「ち、遅刻しちゃう!」タタタタタ
橘「えっ?嘘!?」
?「きゃっ!」
橘「うわっ!」
ガツンッ!ドシーン……
?「いった~い!」
橘「だ、大丈夫ですか!?……って梨穂子か」
梨穂子「あ、ああ、純一!おはよう!」
書ききって初めて評価されるし俺達も幸せになれるんだぜ?後はわかるな?
橘(ご丁寧にトーストまで咥えてるし!)
橘(これは罠だ!間違いなく罠だ!)
橘(ぜ、絶対にスカートに目をやるなよ!その時点でアウトだ!)
梨穂子「純一は大丈夫?」
橘「あ、ああ。僕は大丈夫だよ」スクッ
橘「梨穂子は?」
梨穂子「あ~、うん。大丈夫だよ」
橘「そ、そうか!それはよかったな!」
梨穂子「純一?手、貸してくれるかな?」
橘「あ、ごめんごめん」スッ
梨穂子「……私こそごめんね?」
橘「え?」
デデーン!タチバナアウトー!
橘「な!?」
橘(これは罠だ!間違いなく罠だ!)
橘(ぜ、絶対にスカートに目をやるなよ!その時点でアウトだ!)
梨穂子「純一は大丈夫?」
橘「あ、ああ。僕は大丈夫だよ」スクッ
橘「梨穂子は?」
梨穂子「あ~、うん。大丈夫だよ」
橘「そ、そうか!それはよかったな!」
梨穂子「純一?手、貸してくれるかな?」
橘「あ、ごめんごめん」スッ
梨穂子「……私こそごめんね?」
橘「え?」
デデーン!タチバナアウトー!
橘「な!?」
森島「ふふふっ……見てたわよ?」
橘「も、森島先輩!?」
梨穂子「あ、森島先輩!お疲れさまでーす!」
森島「早速ね!芸人魂に火がついちゃったのかな?」
橘「えぇ!?だ、だって……普通は手を貸すでしょう!?」
梨穂子「じゅ、純一は優しいから仕方ないですよ!」
森島「キミの普通っていうのは、トースト咥えて走ってくる女の子とぶつかるのまで許容してるのかな?」
橘「そ、それは……でも!」
森島「そもそもね?倒れた女の子に手を貸すなんて……『普通』はないわよ?」
橘「……そういわれてみれば、そうですね」
森島「というわけで、罰ゲームね!」
橘「も、森島先輩!?」
梨穂子「あ、森島先輩!お疲れさまでーす!」
森島「早速ね!芸人魂に火がついちゃったのかな?」
橘「えぇ!?だ、だって……普通は手を貸すでしょう!?」
梨穂子「じゅ、純一は優しいから仕方ないですよ!」
森島「キミの普通っていうのは、トースト咥えて走ってくる女の子とぶつかるのまで許容してるのかな?」
橘「そ、それは……でも!」
森島「そもそもね?倒れた女の子に手を貸すなんて……『普通』はないわよ?」
橘「……そういわれてみれば、そうですね」
森島「というわけで、罰ゲームね!」
>>1
目が目が目が
目が目が目が
橘(罰ゲームって……何なんだろう?)
森島「じゃあ、桜井さん?お願いね?」
梨穂子「は、はい!」
梨穂子「純一の……バカッ!」
パシーン
橘「うッ!?」
橘「な、何で僕……ビンタされてるんだ?」
梨穂子「もう知らない!」トテテテテ
橘「り、梨穂子!?」
森島「……どう?女の子にビンタされるのは始めて?」
橘「え、えぇ……まぁ」
森島「今のが罰ゲームよ!心にくるでしょ!?」
橘「……はい、辛いです」
橘(梨穂子でよかった、手加減してくれてたもんな)
橘(こ、これが……もし絢辻さんだったら……?)ゴクリ
森島「じゃあ、桜井さん?お願いね?」
梨穂子「は、はい!」
梨穂子「純一の……バカッ!」
パシーン
橘「うッ!?」
橘「な、何で僕……ビンタされてるんだ?」
梨穂子「もう知らない!」トテテテテ
橘「り、梨穂子!?」
森島「……どう?女の子にビンタされるのは始めて?」
橘「え、えぇ……まぁ」
森島「今のが罰ゲームよ!心にくるでしょ!?」
橘「……はい、辛いです」
橘(梨穂子でよかった、手加減してくれてたもんな)
橘(こ、これが……もし絢辻さんだったら……?)ゴクリ
∠-─、| / / i
/ \ / / i i i i i i i |
\ \ ヽ/ i i i | | | | | | i |
─\ \ | | | l ll |l./ ハ、,!! | | .| i |
/\ \ | | l |ル|゙ハ'||リレ"ゞ l,,_ルレl/ | |
\ / \| .| lレ| ` 二_ 、 ___ |/ l |
/\ \ .| /f | ´ ` '´ ` lリ/ |
\ \/ | l i `'! i /イ|. |
へ │ \/ | l l |. ヽ 、` , / | l i. |
\ \| .| l | | | ミr 、 ,イ | | | | |
/\ \ | ! ! !__.! イ `ヽミー'彡ノ`\| .| | | |
\ \亠''''´ ヽ ∧∧ 〉ミ―--=、,
\ \ ヽ、/´只`ヽ、/ 〃/`ト、
/ \ \ く /八ヽ / 〃/ / ヽ
/ \ \ ∨v レヘ/ 〃/ / |
│ \ \ ヽ / ノ / |
| 丶 l \ \ へ ミ彡l゙ ,/ |/ !
| ヽ } \/ へ | | /´ | ヽ
| 、ヽ | iく / /ヽ .|/ === { |
| ヽ | l、,、 ´ / )| } |
ヘ `| へ| ヽ ,//´⌒ヽ | / |
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\ \ ヽ、/´只`ヽ、/ 〃/`ト、
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>>21
死んじゃいます
死んじゃいます
~下駄箱~
橘「上履き、上履きっと」
ガチャ
橘「ん?手紙が入ってる?」
橘「……見なかったことにしよう、うん」
橘「露骨に罠だもんな」
橘「で、でも……ここに残していくわけにもいかないし」
橘「し、自然に鞄へ……」
橘「よし!バレてない!」
森島「バレてるわよ?」
橘「ひ、ひゃあ!」
森島「それは仕込みじゃないよ?だから今回は見逃すけど……」
森島「次からは気をつけてね?」
橘(仕込みじゃない?……あとで読んでみよう!)
橘「上履き、上履きっと」
ガチャ
橘「ん?手紙が入ってる?」
橘「……見なかったことにしよう、うん」
橘「露骨に罠だもんな」
橘「で、でも……ここに残していくわけにもいかないし」
橘「し、自然に鞄へ……」
橘「よし!バレてない!」
森島「バレてるわよ?」
橘「ひ、ひゃあ!」
森島「それは仕込みじゃないよ?だから今回は見逃すけど……」
森島「次からは気をつけてね?」
橘(仕込みじゃない?……あとで読んでみよう!)
_
'´/ニニヽ
i ソハハハ)j わお!
ノソ)j*^o^ノji
〈(ξ)介iξ〉
゙ ゙ 'く/_jl〉
. {_j_}
'´/ニニヽ
i ソハハハ)j わお!
ノソ)j*^o^ノji
〈(ξ)介iξ〉
゙ ゙ 'く/_jl〉
. {_j_}
橘「おはよう」
梅原「うーっす……って何でそんなに周りを警戒してるんだ?」
橘「きょ、教室には危険が一杯なんだ!」
橘「い、いつ襲われるか……」
梅原「おいおい、何だ?そういう漫画でも読んだのか?」
橘「ち、違うんだ!これには深い訳が」
棚町「ぐっも~に~ん」
梅原「おう、棚町!……って、大将?何で身構えてるんだよ?」
橘「薫!僕に近寄るなよ?絶対に耳をかみかみとかするんじゃない!わかったな!?」
棚町「な、何?……はは~ん?前フリってヤツね?あんたもそういうの好きねぇ」
橘「ち、違う!前フリなんかじゃなくて!」
棚町「別にそんなことされなくても、あたしは」
橘(こ、このまま会話を続けるだけでも危険なんじゃないか!?)
梅原「うーっす……って何でそんなに周りを警戒してるんだ?」
橘「きょ、教室には危険が一杯なんだ!」
橘「い、いつ襲われるか……」
梅原「おいおい、何だ?そういう漫画でも読んだのか?」
橘「ち、違うんだ!これには深い訳が」
棚町「ぐっも~に~ん」
梅原「おう、棚町!……って、大将?何で身構えてるんだよ?」
橘「薫!僕に近寄るなよ?絶対に耳をかみかみとかするんじゃない!わかったな!?」
棚町「な、何?……はは~ん?前フリってヤツね?あんたもそういうの好きねぇ」
橘「ち、違う!前フリなんかじゃなくて!」
棚町「別にそんなことされなくても、あたしは」
橘(こ、このまま会話を続けるだけでも危険なんじゃないか!?)
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
橘「か、薫だって仕掛け人なんだろ!?」
棚町「……ええ、仕掛け人だけど?」
橘「だ、だったら!僕が何でこんなに必死なのかわかるだろ!?」
棚町「いやねぇ、純一ったら。挨拶くらいしてもアウトになんかならないわよ?」
橘「そ、そうなのか?」
棚町「さすがに運営側もそんなに鬼じゃないわよ?」
橘「そ、そっか……ごめん、薫」
棚町「いいって、いいって!……それより、あんた?」
棚町「チャ、チャックが……ね?」
田中「おっはよ~……ってキャーッ!」
田中「橘君の変態ッ!」
デデーン!タチバナアウトー!
橘「な、何でチャックが!?」
棚町「……ええ、仕掛け人だけど?」
橘「だ、だったら!僕が何でこんなに必死なのかわかるだろ!?」
棚町「いやねぇ、純一ったら。挨拶くらいしてもアウトになんかならないわよ?」
橘「そ、そうなのか?」
棚町「さすがに運営側もそんなに鬼じゃないわよ?」
橘「そ、そっか……ごめん、薫」
棚町「いいって、いいって!……それより、あんた?」
棚町「チャ、チャックが……ね?」
田中「おっはよ~……ってキャーッ!」
田中「橘君の変態ッ!」
デデーン!タチバナアウトー!
橘「な、何でチャックが!?」
橘「……あ!チャックが壊れてて下がりやすくなってる!」
橘「こ、こんな所にまで仕込みが……!?」
田中「……やっていい?」
橘「か、かかってこいや!」
田中「橘君の、バカーッ!」バシーン
橘「……い、痛い!明らかに悪意を感じたぞ!」
田中「……えへへっ、気をつけてね?」
棚町「まぁ……そのね?」
棚町「あたしもチャックの件は知らされてなかったからさ?」
棚町「……ごめん」
橘「むしろ早めに指摘してくれて助かったよ、薫」
梅原「……また変なことに巻き込まれてんだな、大将」
橘「こ、こんな所にまで仕込みが……!?」
田中「……やっていい?」
橘「か、かかってこいや!」
田中「橘君の、バカーッ!」バシーン
橘「……い、痛い!明らかに悪意を感じたぞ!」
田中「……えへへっ、気をつけてね?」
棚町「まぁ……そのね?」
棚町「あたしもチャックの件は知らされてなかったからさ?」
棚町「……ごめん」
橘「むしろ早めに指摘してくれて助かったよ、薫」
梅原「……また変なことに巻き込まれてんだな、大将」
絢辻「盛り上がってるところ悪いんだけど?」
絢辻「橘君?あなただけプリント提出されてないわよ?」
橘「あ……ごめん、忘れてたよ」
絢辻「はぁ……だと思ったわ。先生の所に持って行きたいから、今すぐ書いてくれるかな?」
橘「うん、今書くよ」
サラサラ~
橘「はい、書きあがったよ」
絢辻「そんなに早く書けるなら、もっと早めに出してよね!」
橘「ごめんね、絢辻さん」
絢辻「……じゃあ、手伝って?」
橘「えっ?」
絢辻「他にも持っていくプリントとかあって重いから、手伝ってって欲しいな?」
橘(き、きた!間違いなく僕の命を狙ってきてる!)
絢辻「橘君?あなただけプリント提出されてないわよ?」
橘「あ……ごめん、忘れてたよ」
絢辻「はぁ……だと思ったわ。先生の所に持って行きたいから、今すぐ書いてくれるかな?」
橘「うん、今書くよ」
サラサラ~
橘「はい、書きあがったよ」
絢辻「そんなに早く書けるなら、もっと早めに出してよね!」
橘「ごめんね、絢辻さん」
絢辻「……じゃあ、手伝って?」
橘「えっ?」
絢辻「他にも持っていくプリントとかあって重いから、手伝ってって欲しいな?」
橘(き、きた!間違いなく僕の命を狙ってきてる!)
絢辻「ほら!HRまであまり時間ないからちゃっちゃとする!」
橘(わかってた。拒否権がないことくらいは)
橘「じゃ、じゃあ!僕は重そうな方持つからさ!絢辻さんは軽い方持ちなよ!」
絢辻「あらそう?悪いわね?」
橘「いやいや、当たり前のことだよ!はははっ」
橘(さて、どんな罠が僕を待っているんだ!?)
橘(わかってた。拒否権がないことくらいは)
橘「じゃ、じゃあ!僕は重そうな方持つからさ!絢辻さんは軽い方持ちなよ!」
絢辻「あらそう?悪いわね?」
橘「いやいや、当たり前のことだよ!はははっ」
橘(さて、どんな罠が僕を待っているんだ!?)
~廊下~
絢辻「いつも悪いわね~、仕事手伝ってもらっちゃって」
橘「拒否権なんてない癖によくいうよ」
絢辻「ふふふっ、よくわかってるじゃないの」
橘「全く、絢辻さんは人遣いが荒くて……ん?」
橘(何故!?何故廊下の真ん中にバナナの皮が!?)
橘(し、しかも絢辻は気付いてない……いや、気付いてないフリをしているぞ!)
橘(こ、このままでは……ぼ、僕の身が危ない!)
橘「あ、絢辻さん?バナナの皮が」
絢辻「バナナの皮?それがどうし……きゃっ!」
ツルーン!ドテッ!バサバサ……
絢辻「痛たたたっ……何で廊下にバナナ皮が落ちてるの!?」
絢辻「プリントまで散らばっちゃったじゃない!」
絢辻「いつも悪いわね~、仕事手伝ってもらっちゃって」
橘「拒否権なんてない癖によくいうよ」
絢辻「ふふふっ、よくわかってるじゃないの」
橘「全く、絢辻さんは人遣いが荒くて……ん?」
橘(何故!?何故廊下の真ん中にバナナの皮が!?)
橘(し、しかも絢辻は気付いてない……いや、気付いてないフリをしているぞ!)
橘(こ、このままでは……ぼ、僕の身が危ない!)
橘「あ、絢辻さん?バナナの皮が」
絢辻「バナナの皮?それがどうし……きゃっ!」
ツルーン!ドテッ!バサバサ……
絢辻「痛たたたっ……何で廊下にバナナ皮が落ちてるの!?」
絢辻「プリントまで散らばっちゃったじゃない!」
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