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    元スレほむら「まどか、れずせっくすって知ってるかしら」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 鹿目まどか + - QB + - まどほむ + - 上条恭介 + - 告白 + - 完結 + - 巴マミ + - 恭さや + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 36 :

    ほむほむ

    52 = 11 :

    ~巴家~

    マミ「──それで私の所へ来たの?」

    まどか「はい」

    マミ「わざわざ会って話がしたいって言うから何事かと思ったけれど…」

    まどか「ごめんなさい。でもこんな事相談出来るの、マミさんしかいなくって…」

    マミ「ううん、いいのよ。むしろ相談してくれて嬉しいわ」

    まどか「それでほむらちゃんとさやかちゃんの事なんですけど、私はどうすれば…」

    QB「女性同士の恋愛なんて非生産的だね。わけが分からないよ」

    マミ「キュゥべえはちょっと黙ってて。それで、鹿目さん自身はどうしたのかしら?」

    まどか「私、ですか?」

    マミ「ええ」

    まどか「私は…もしほむらちゃんがさやかちゃんの事を本気で好きだっていうなら応援してあげたい、かな」

    まどか「けど、さやかちゃんはそんな事考えてないかもしれないし、よく分からないです…」

    まどか「いっつも『私の嫁になるのだー』って言ってるけど、そんなの冗談だって分かってるし…」

    まどか「やっぱり何もしない方がいいんでしょうか?」

    53 = 6 :

    マミさん来た!

    54 = 30 :

    ほむ!

    55 = 11 :

    マミ「そうねぇ…」

    マミ「とりあえず状況をきちんと把握してみたらどうかしら」

    まどか「状況、ですか?」

    マミ「だって暁美さんが美樹さんのことを…というのは、あくまで『かもしれない』という話でしょう?」

    まどか「はい…」

    マミ「はっきりしない事で悩んだり考えたりしていても、結局答えは出ないんじゃないかしら」

    まどか「でも、そういうことって直接訊いてもいいのかどうか…」

    マミ「そうね、ちょっと訊き難いかもしれないわね」

    マミ「じゃあ、その上条君の所へ行ってみるのはどう?」

    まどか「上条君に?」

    マミ「ええ、ひょっとしたら美樹さんのことで何か知っているかもしれないわ」

    マミ「幼馴染でいつもお見舞いに行っているのなら、美樹さんから何か聞いている可能性もあるわね」

    まどか「それもちょっと訊き難いですね」

    マミ「でも暁美さんに直接訊くのが無理なら、近しい誰かに訊ねてみるしかないわよ?」

    56 = 30 :

    ほむほむ!

    57 = 11 :

    まどか「うーん…」

    マミ「上条君の所に行って様子を窺って、何も分からないようなら暁美さんに直接訊く、というのでどう?」

    まどか「そう…ですね、そうしてみます」


    まどか「それじゃマミさん、今日はありがとうございました!」

    マミ「大してアドバイス出来なくてごめんなさいね」

    まどか「そんなことないです。すごく助かりました。それじゃ失礼します」

    マミ「ええ、気を付けて帰るのよ」

    まどか「はい!」バタン


    マミ「~♪」

    QB「随分と嬉しそうだね、マミ」

    マミ「そう見える?」

    QB「見えるよ」

    マミ「後輩から相談事をされるなんて、先輩として信頼されてる証拠じゃない」

    マミ「他愛ない事かもしれないけど、そういうのってやっぱり嬉しいわ」

    58 = 11 :

    ~病院~

    コンコン

    まどか「こんにちはー」ガチャ

    恭介「あれ? えと、鹿目さん?」

    まどか「うん、久し振り…だね」

    恭介「来てくれたんだ、ありがとう」

    まどか「さやかちゃんみたいに毎日ってわけにはいかないけどね」

    恭介「あ…うん///」

    まどか(さやかちゃんの名前を出した途端、顔が赤くなった…)

    まどか(何か知ってるのかな?)

    まどか「そういえば今日はさやかちゃん来てないんだね」

    恭介「そう…だね、今日は来ないね、やっぱり///」

    まどか(やっぱり、ってどういうことだろ)

    60 = 11 :

    まどか「実はね、今朝からさやかちゃんの様子がおかしいんだ」

    まどか「ほむらちゃんと二人で内緒話してるし、いつもより顔付きが険しいっていうか…」

    まどか「あ、ほむらちゃんっていうのは最近転入してきた子なんだけどね」

    恭介「転校生?」

    まどか「うん」

    恭介「ひょっとして、長い黒髪の、綺麗な顔をした…」

    まどか「うん。なんだ、もう知ってたんだ」

    恭介「あ、うん。実は昨日、ここで会ったんだ」

    まどか「ほむらちゃん、ここに来たの?」

    恭介「来たよ。それでさやかと…その、少し話をしたけど///」

    まどか(やっぱり何か知ってるんだ…)

    61 = 11 :

    まどか「何があったの?」

    恭介「え?」

    まどか「昨日、ここで」

    まどか「何があったの?」

    恭介「それは…///」

    恭介(まさか、さやかの裸を見たなんて言えないや…)

    恭介(さやかもそんなこと言い触らされたくないだろうしね)

    恭介「別に…何も無かったよ」

    まどか「本当?」

    恭介「うん、何も無かった」

    まどか(そこで目を逸らすなんて怪し過ぎるよ…)

    まどか「さやかちゃんとほむらちゃんがお話してたって言ったよね?」

    恭介「うん、言ったけど…?」

    まどか「じゃあどんな話をしてたのか教えてくれないかな?」

    62 = 40 :

    誤解が深まる予感

    63 = 11 :

    恭介「あ…え、と…」

    恭介(話していいのかな…)

    まどか「ちょっとだけでもいいから、ね?」

    恭介「確か鹿目さんと別れろとか…」

    まどか「…へ?」

    恭介(ここで脱げ、とか言ってたような気もするけど、それは言わない方がいいよね)

    恭介「だからその、暁美さん、だっけ? あの子がそう言ってたんだよ」

    まどか「ほむらちゃんが?」

    恭介「うん」

    まどか「そっか…」

    まどか(ほむらちゃん、さやかちゃんの嫁発言、本気にしてたんだ…)

    まどか(それで私と別れて自分と付き合ってくれってさやかちゃんに言ったんだ…)

    64 = 10 :

    まどまど

    65 = 11 :

    恭介「とにかく、そんな話を二言三言して、すぐに帰ってしまったんだよ」

    恭介「さやかも…うん、その後すぐに帰ったけど///」

    まどか「そうなんだ」

    まどか(何で顔が赤くなるんだろう)

    まどか「教えてくれてありがと。私そろそろ行くね」

    恭介「うん」

    まどか「ごめんね、お見舞いっていうより話を訊きに来ただけになっちゃって…」

    恭介「別にいいよ、気にしないで」

    まどか「じゃ、私はこれで…」

    恭介「あ、そうだ、鹿目さん。ちょっとお願いしてもいいかな?」

    まどか「なに?」

    恭介「その…さやかにさ、僕は気にしてないからって伝えておいてくれないかな」

    まどか「さやかちゃんに?」

    恭介「うん、ちょっとね。お願い出来るかな?」

    まどか「分かった、伝えておくね。それじゃ、また」ガチャ バタン

    66 = 11 :

    ~美樹家~

    さやか「はぁ…」

    さやか(結局、転校生からは何も聞き出せなかったし)

    さやか(今日は恭介の所にも行けなかったなぁ…)

    さやか「あぁ~もう///」ゴロゴロ

    さやか(どうすりゃいいのよ…)

    69 = 11 :

    ~暁美家~

    ほむら(まったく、美樹さやかのしつこさには呆れるわ)

    ほむら(とりあえずは諦めたようだけど、関係の悪化は必至ね)

    ほむら(けど、今はそれよりまどかとの事を考えなくっちゃ)

    ほむら(言うなら早い方がいいわよね…)

    ほむら「愛してるわ、まどか…」

    70 :

    >>67
    おい

    71 = 11 :

    乗っ取っておいて言えた台詞じゃないが、ごめん眠い

    72 = 59 :

    >>71
    おい

    73 = 16 :

    時間が悪かったな乙

    74 = 40 :


    余裕ができたら続きを頼む

    75 = 70 :


    残念だがしかたがない

    76 = 59 :

    いつか続きをたのむ乙

    77 :

    あれ?終わってた……

    78 = 11 :

    ~翌日・放課後~

    ほむら「まどか、ちょっといいかしら。話があるのだけど」

    まどか「うん、私もほむらちゃんに話があったんだ」

    ほむら「私に?」

    まどか「うん、大事な話なの」

    ほむら(こ、これは…)ゴクリ

    ほむら(まさか、まどかの方から告白してもらえるのかしら!?)

    まどか(さやかちゃんのこと、ちゃんと確かめなきゃダメだよね)

    まどか(二人とも私の大切な友達だもん)

    79 = 70 :

    おはよう

    80 = 59 :

    お、続くのか?

    81 = 11 :

    ~屋上~

    ほむら「それで大事な話って何かしら」

    まどか「ほむらちゃんからでいいよ」

    ほむら「まどかからでいいわ」

    ほむら(まどかに告白されるなんてシチュエーション、逃すわけにはいかない!)

    まどか「うん。じゃあ言うけど…」

    ほむら(来い来い来い来い!)

    まどか「ほむらちゃん…さやかちゃんのこと、好きなの?」

    ほむら「……」

    ほむら「……」

    ほむら「……え?」

    まどか「……え?」

    82 = 11 :

    ほむら「私が美樹さやか…のことを好きかどうか、訊いてるのよね?」

    まどか「うん」

    ほむら(…何でそんなことを訊くのかしら。まぁ、いいけど)

    ほむら「別に嫌いじゃないわ」

    まどか「それだけ?」

    ほむら「そうね、馬鹿で騒がしくて時に厄介だけど」

    まどか「その…恋愛感情は…」

    ほむら「あるわけないじゃない!」

    まどか「…!」ビクッ

    まどか「そ、そうなんだ…。変な事訊いてごめんね?」

    まどか(あれ、おかしいな…)

    ほむら「いえ、私こそ大声出してごめんなさい」

    ほむら(どういうことなの…)

    83 :

    まどっちはビクつきかわいい

    84 = 11 :

    ほむら「まどかは私が美樹さやかのことを恋愛の対象として見ていると思ったの?」

    まどか「違ったんだね…」

    ほむら「もちろん違うわ」

    まどか(という事は…)

    ほむら「私が好きなのはまどか、あなただもの」

    まどか「……へ?」ポカーン

    ほむら(予想だにしてなかった、という顔ね…)

    まどか(ほむらちゃんが私の事を…?)

    ほむら「やっぱり、おかしいと思う? その…気持ち悪い、かしら…」

    まどか「そんな…」

    ほむら「いいのよ、普通じゃない事くらい承知してるもの」

    ほむら「でも気持ちは本当」

    まどか「……」

    ほむら「…好きよ、まどか」

    まどか「ほむらちゃん…」

    85 = 40 :

    再開ほむ

    88 = 11 :

    ほむら「私の話は、これでおしまい」

    まどか「……」

    ほむら(何も言ってくれないのね…)

    ほむら(仕方ない…というより、当然か…)

    ほむら(…何で浮かれてたのかしら。馬鹿みたい)

    ほむら「…それじゃ」

    まどか「待って、ほむらちゃん!」

    ほむら「……」

    まどか「私、嫌じゃないよ? 気持ち悪いなんて全然思ってない!」

    まどか「ただ、いきなりでびっくりして…」

    ほむら「…優しいのね、まどか。でも無理しなくていいのよ」

    まどか「違う! 無理なんかしてない!」

    ほむら「じゃあ私とセックス出来る?」

    まどか「それは…」

    ほむら「私はあなたの事を、そういう対象として見ているの」

    89 :

    ほむほむ直球だな

    90 = 11 :

    ほむら「もちろん、普通に友達として過ごすのも好きよ?」

    ほむら「でもそれだけじゃ満足出来ないというのが私の本音」

    まどか「……」

    ほむら「…ごめんなさい」

    ほむら「明日の…明日からの私は、また、まどかの『友達』だから…」

    ほむら「それじゃ…」スタスタ



    まどか「ほむらちゃん…」

    91 = 70 :

    第一部完・・・?

    92 :

    IDがQBの俺登場

    93 = 11 :

    ~巴家~

    マミ「──それでまた私の所に来たのね」

    まどか「…はい」

    マミ「それにしても暁美さんが鹿目さんの事を、ねぇ…」

    まどか「私、本当に嫌じゃなかったんです! びっくりはしたけれど」

    まどか「むしろ嬉しいって、そう思ったのに…」

    マミ「思ったのに?」

    まどか「何故か言えなくて…」

    まどか「ほむらちゃん、そのまま帰っちゃって、私…」

    まどか「これって、もう嫌われちゃったの、かな…」

    マミ「…怖かったのよ」

    まどか「…え?」

    マミ「暁美さんは鹿目さんの事が好き。そうはっきりと言ったのよね?」

    まどか「はい」

    95 :

    ティロティロ

    96 = 11 :

    マミ「でも鹿目さんは、ちゃんと返事をしていないでしょう?」

    まどか「…はい」

    マミ「暁美さんは鹿目さんの口から拒絶の言葉を聞くのが怖かったの」

    マミ「それを言われてしまったら、もう友達としてやり直す事も出来なくなると思ったのね」

    マミ「だから、その前に逃げちゃったんだと思うわ」

    QB「性交がしたいからイエスかノーで答えてくれ、と言えばいいだけじゃないか」

    QB「そしてその通り、イエスかノーで答えればいい。簡単だよ。同性では性交にならないけどね」

    マミ「キュゥべえは黙っててって言ったでしょ!」

    マミ「いい? 鹿目さん。気持ちっていうのは想ってるだけじゃ駄目なの」

    マミ「それがどんなものであっても、言葉にして態度で示さなければ相手に伝わらないわ」

    マミ「そして伝わらなければ、それは何も無かったのと同じ結果になってしまう」

    まどか「…はい」

    マミ「何も無かった事にしたくないのなら、次はあなたの番ね」

    98 = 11 :

    マミ「そして誤解やすれ違いをしたくないのなら、自分の気持ちをそのまま素直に伝える事」

    まどか「…難しいです」

    マミ「そうね。単純だけど難しい」

    マミ「でもそれが大事なの」

    まどか「頑張ります」

    マミ「ええ、上手くいくように祈ってるわ」

    まどか「マミさん、ありがとうございました!」





    QB「時に非効率的な行動や現象に価値を見出す。本当に人間は面倒な生き物だね」

    マミ「人間ってそういうものよ」

    QB「やっぱり僕には理解出来ないよ」

    マミ「キュゥべえも何時か理解出来るようになるといいわね」

    QB「そうかな」

    マミ「そうよ」

    99 = 95 :

    きゅっぷいきゅっぷい

    100 = 11 :

    ~翌朝~

    まどか「おはよう、ほむらちゃん!」

    ほむら「…おはよう」

    まどか(元気無いね、ほむらちゃん…。私のせいだけど…)

    まどか「ほむらちゃん、話したい事があるから、また放課後時間もらえるかな?」

    ほむら「…分かったわ。それじゃ、また後で」スタスタ

    まどか「行っちゃった…」

    まどか「やっぱり気まずいよね…」

    さやか「まどか、おはよ」

    まどか「あ、おはよう、さやかちゃん」

    さやか「転校生はー? いないじゃん」キョロキョロ

    まどか「ほむらちゃんなら、もう行っちゃったよ」

    さやか「ふーん。ま、それならそれでもいーや」

    まどか「…? さやかちゃん、昨日となんか違うね。何か良い事でもあったの?」

    さやか「そう? そう見える?」


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