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    元スレP「生涯765プロ」

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    タグ : - かまってちゃん + - はびこるにわか軍団 + - アイドルマスター + - + - 南迷惑だよ + - 臭い + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    痛恨のミス

    2 = 1 :

    ―765プロ事務所―

    P「ただいま…」

    真美の見舞いを済ませたプロデューサーは、顔を曇らせて帰って来た

    律子「おかえりなさい…真美、どうだった?」

    どうだったか…そんなものはPの顔を見ればわかる、多分、いい結果ではないだろう
    真美との付き合いはPより長い律子だが、実際は真美について知っている事は少ない…この事務所では人付き合いというものが殆ど無いからである

    美希「(^q^)あうー」ギュウ

    P「……喜べる様な事は無かったけど、ちょっと聞いてくれ」ナデナデ

    亜美の事を上手く除いて、真美がどんな状態かだけを律子達に話した…

    律子「そんな…記憶を……」

    P「失ったのは俺に関する記憶だけだ…お前達の事は憶えてるから安心しろ」

    一同「……」

    P(まぁ、安心しろとか…そういう問題じゃないよな)

    4 = 1 :

    P(すっかり暗い雰囲気になってしまった…)

    伊織「……」スト

    ソファに座っていた俺の隣に伊織が腰を下ろした

    伊織「…さ…寂しかったんだから……ナデナデして…」ギュウ

    P「はぁ……(何が団結だよ…)」ナデナデ

    我が765プロのスローガンは『団結』だが……実際はアイドル達の関係なんて非常にドライだ
    今、本当に真美の記憶喪失を悲しんでいるのは雪歩と春香と律子と千早…かな?伊織は全然気にもしてないし…頭撫でろって……
    でも、彼女達は普通の女の子じゃないんだ…多少常識が通用しない事もある、それを理解した上でプロデューサーやってんだ…しっかりしなきゃ

    「あぅ…」クイクイ

    P(響…毛も無いのに毛繕い?してやがる……)

    千早「……」ジー

    P「ん…?」

    5 = 1 :

    P「おい、千早…こっちに来い、俺の隣、座れ」

    千早「!」スタスタ

    P「…何で、俺のこと見てたん?」

    千早「それは…別に…その」モジモジ

    訂正しよう、千早も伊織と大して変わらない

    P「言ってごらんよ…」ボソ

    千早「いひゃ///」ビクッ

    P「千早は本当に構ってちゃんだな」グイ

    千早の腕を引っ張って強引に抱き寄せる、俺と千早の身体が密着する

    千早「っ~///」カァァ

    何やってんだ…と思うかもしれないけど、これは治療なんです……

    春香「……」ゴゴゴ

    7 = 1 :

    P「は、春香…?」

    春香「は、はいっ!」ドキ

    P「…ちょっと」クイクイ

    春香「な、なんですか?プロデューひゃあっ!?」グイ

    P「病院行ったりで言いそびれたけどさ…会いたかったよ」ナデナデ

    春香「わ、私も…その…会いたかったです…///」カァァ

    P(アカン!これはアカン!!こういう機嫌の取り方は駄目だ…たらし…ってだけじゃなくて、真美の二の舞になる)

    わかっていながらも手立てが思い付かない…早めに対策を考えとかないと……

    P「プロデューサーって、大変だなぁ…」

    8 :

    つづけたまえ

    9 = 1 :

    ~次の日~

    ガララララ

    P「よっ!」

    真美「あっ、兄ちゃん!今日も来てくれたんだね」ニコ

    P「当然だろ?俺は真美のプロデューサーなんだから」

    真美「でもさ…真美、もうアイドル辞めちゃったんでしょ?」

    P「えっ…(亜美が嘘を教えたのか…)」ビキ

    真美「兄ちゃんは真美のプロデューサーじゃないんだからさ…別に来なくても…」

    P「違う!!」

    真美「うえっ!!」ビクゥ

    思わず我を忘れて怒鳴ってしまった…けど、これが本当に中学生の女の子がする事なのか?こんな…姑息なやり方

    P「す…すまん、ただ…真美はアイドルを辞めたわけじゃないよ」

    真美「そ、そうなんだ…亜美が勘違いしちゃってるのかな…あはは…」

    俺が怒っているのを察してか、真美が作り笑いをする…真美はやっぱり優しい子だ……

    P(だから…辛い……)グスッ

    10 = 1 :

    ―公園―

    真美「到着~!」ニコニコ

    P「ああ…(選りに選って何でこの公園に…)」カララ

    俺は真美の車椅子を押して散歩に出かけたのだが…真美は、俺が皆をアイドルにすると約束したこの公園に行きたいと言い出した

    真美「真美さ…記憶喪失になって色々忘れちゃったんだけど…この公園の事は凄い印象強く頭に残ってるんだ」

    P「……」

    真美「多分、そんなに来た事もないと思うんだけど…なんでだろ?」

    P「…真美にとって…ここが大切な場所だからじゃないかな……」

    真美「うあうあ~兄ちゃんがそんな事言うから余計に気になっちゃうじゃん!!」

    P「ははは、ごめんごめん…」

    個人的に真美には俺との事を思い出してほしくはない、忘れてくれていた方が互いに傷つかなくて済むから

    P「知らない方が幸せな事もあるさ…」ボソ

    真美「?」

    P「いや、何でもない…ん?」ピク

    話しているうちに悲しくなって、思わず顔を俯いた俺は、真美の足に目が留まった

    11 :

    待ってた

    12 = 1 :

    P「真美…この足……」サス

    以前、亜美に切られた時の傷が凝視しないと気付かないレベルにまで回復していた

    真美「前に真美が足を怪我しちゃったんだって…殆ど治っちゃったけどね」

    P(切り傷が鋭かったから痕ができなかったのか……)サス

    真美「に、兄ちゃん…くすぐったいよ」

    P「…真美の足……綺麗だな」グスッ

    真美「えっ…」ズキ

    Pが突然漏らした一言に、真美は何か引っ掛かるものを感じた、忘れている自分の記憶が訴えてくる何かを

    P「…よいしょっ!」ダキッ

    真美「わっ!?お、降ろしてよ兄ちゃん!!」ジタバタ

    P「降ろさないっ!お姫様だっこで帰るぞー!」ニコ

    真美「…じゃあ、兄ちゃんに真美を運んでもらおうかな…///」

    希望はある…真美には不幸な事が続いたけれど……これからは俺の力で真美に幸せにしてみせる…

    P「あっ、車椅子どうしよ…」

    13 :

    毎日スレタイ検索で探してたぜ

    14 = 1 :

    それから毎日俺は病院に通った…少しでも長く真美の傍にいてやりたかったから
    俺達の関係は振り出しに戻ってしまったけれど、関係の復旧に時間はかからなかった

    P「それじゃあ、また明日も来るよ」

    真美「うん、絶対来てね、兄ちゃん!」

    P(何か後ろめたい気持ちはあるけど…このまま……)

    真美「毎日来てくださって…ありがとうございます」ペコ

    P「…俺は真美に会いたくて来てますから」ペコ

    ガララララ

    真美「兄ちゃん…///」ポー

    Pに好意を寄せていた記憶を忘れている真美だったが、記憶を失って尚、再びPの事を好きになっていた

    真美「お母さん…真美、欲しい物があるんだけどさ…」

    真美「何が欲しいの?」ニコ

    駄目とは言わなかった…普段、物をねだるのは妹の亜美で、真美は言い出せずにいる事が多いのだが、そんな真美が物をねだった事を真美母は意味深に感じたのだ

    15 = 1 :

    ~次の日~

    ガラララ

    P「よっ!」

    真美「兄ちゃんっ!」

    P「今週のジャンプ買ってきたぞ、真美の好きなナルトが先頭カラーだ」ニコ

    真美「ありがとね、兄ちゃん…あっ!ネタバレしちゃ駄目だかんね!!」

    P「はははっ、俺はまだ読んでないから大丈夫だよ」

    真美「そうなの?じゃあ、兄ちゃんが先に読まなきゃ…」サッ

    P「ほら、また遠慮する…真美が先に読みな」

    真美「ごめんね…ありがと、兄ちゃん」

    P「俺は真美にしてやれる事なら何でもするから…ん?」

    P「いい香りがする…真美、香水つけてる?」

    真美「う、うん…どうかな…?」ドキドキ

    16 :

    来たか…!

    17 = 1 :

    P「うん、優しい感じで…中学生がつけてても違和感が無いし、良いと思うぞ」

    真美「あ…ありがと…///」

    真美「……」ニコ

    真美が欲しかったのは香水や下着…亜美とPの関係を知っている真美は、せめて、見えない程度のオシャレをしたかったのだ

    P「俺の中で真美はこの香りだ…優しくて、いい香り」

    真美「っ~///」カァァ

    真美(兄ちゃんには亜美がいるけど…でも…女の子って意識してもらうくらいなら…いいよね)

    真美「真美ったら…顔真っ赤にしちゃって」クスッ

    P「そんなに嬉しかったのか?」アハハ

    真美「べ、別にそんなんじゃないよぉ!」アセアセ

    キャッキャアハハ

    亜美「……っ」ギリッ

    18 = 1 :

    亜美「ねぇ兄ちゃん!亜美とも遊ぼうよ~」ギュウ

    P「お、おう(これはアウトってか)」

    真美「……」シュン

    ――――――――――――――――――――――――――――――――

    亜美「これが真美の買ってもらった香水か~」ヒョイ

    真美「あっ…」

    亜美「これさ、亜美にも貸してよ~いいでしょ?」

    真美「そ、それは…真美の……」

    亜美「Eーじゃん別に、今までだって二人で貸し合いっこしたっしょ?」

    真美「……うん」

    19 = 1 :

    ―765プロ事務所―

    伊織「~♪」

    P「何で俺が髪を梳かさなアカンねん…」シュッシュ

    春香「伊織はプロデューサーさんにしか懐きませんからね」ニコ

    伊織「っ!」ビク

    P「あっ、痛かったか?ごめんごめん…」ナデナデ

    伊織「…///」ポー

    美希「あーうぅぅぅえぅぅ!」グイグイ

    P「わーってるよ!伊織のが終わったら梳いてやるから!」

    千早「ふふっ、人気者ですね、プロデューサー」

    P「冗談じゃないっての!小鳥さんはいつもこんな大変な事を一人でやっちゃうもんな…凄ぇよ」

    P「小鳥さ――――――――ん!!早く戻ってきてくれ――――――!!」

    ガチャ

    20 = 1 :

    小鳥「音無小鳥!只今帰還しましたよーっ!」ピヨ

    P「こりゃまた粋な展開だなぁ…(本当に来るとは…)」

    春香「小鳥さん、今まで何処に行ってたんですか?」

    小鳥「あれ?社長から聞いてませんか…?用事で実家の方に帰郷してたんですよ」

    P「聞いてねぇ……用事で実家に帰るって、何の用事ですか?」

    小鳥「その……お見合いを…///」

    P「お見合いですかっ!?…それで結果は?」

    小鳥「そうズバズバ聞かないでくださいよぉ……断りました…」

    P「何で?」

    小鳥「わ…私には事務所の子供達がいますからね!結婚なんてまだまだ…」

    「わんっ!」ガバッ

    小鳥「響ちゃん、ただいまっ!」ナデナデ

    21 = 1 :

    小鳥「そんな…真美ちゃん……」グスッ

    P「来週には退院らしいから…みんな、今まで通りに接してやってくれ」

    一同「はいっ!」

    美希「ぎゃうぅぅうぅぅえぇっ!」ダキッ

    P「悪かった悪かった、今から梳いてやるから…」クタクタ

    小鳥「プロデューサーさん、かなり疲れてるんじゃないですか…?私が代りますよ」

    P「いや…美希は俺じゃないと拗ねて泣いちゃいますから……ははっ」ニコォ

    美希「ハニー♪」ギュウウ

    春香「プロデューサーさん…大丈夫かな…?」

    小鳥「少し前の律子ちゃんみたい…ぴよ」

    この仕事に慣れてきたPであったが、毎日のように続くオーバーワークは着実にPの心身を蝕んでいた

    22 = 1 :

    P「……zzz」スピー

    千早「…(プロデューサー、座ったまま寝てる…相当疲れてるのね)」ジー

    ジリッ

    千早「っ…///(プロデューサーの顔がこんなに近くに…)」カァァ

    春香「千早ちゃん、何やってるの?」

    千早「っ!?」ビクッ

    春香「……」ニコ

    千早「……」スタスタ

    春香「…私、見てたよ」ボソッ

    千早「!」

    春香「千早ちゃんって行動力あるんだね…尊敬しちゃう」ニコ

    千早「…っ」バチン!

    春香「きゃあっ!」ドテッ

    P「……千早?」

    千早「っ!?」

    23 = 1 :

    P「春香、大丈夫か?頬が赤くなってる…」サス

    春香「は、ひゃい///」ドキドキ

    P「…千早、何で春香をぶったんだ?」

    千早「それは…」モジモジ

    春香「千早ちゃんを怒らないであげてください!千早ちゃんはプロデューサーさんが寝てる間に、その…キスを…///」ポッ

    P「そ…そうなのか?」チラッ

    千早「うっ…ぐすっ…」ポロポロ

    P「ち、千早っ!?」

    千早(何で言うのよ…春香の馬鹿っ…確実にプロデューサーに嫌われてしまった……)グスッ

    春香に悪気があって言ったんじゃないのは知っている、だが、千早は恥ずかしくて仕方が無かった

    24 :

    なんかの続編?

    25 = 1 :

    律子「それじゃあ、お先に失礼しまーす」

    ガチャ

    千早「っ…」グスッ

    P「……皆、帰っちまったぞ?いつまでも泣いてないで、早く帰れ」

    重い雰囲気に気付いた律子達は、早々に退散していった…やはりこの事務所には「友情」や「助け合い」というものが欠落している

    千早「うっ…ぐすっ…」チラッ

    P「はぁ…泣くなよ、別に嫌いになってないから…」ナデナデ

    千早「っ…///」

    P「…ちーちゃん」ボソッ

    千早「ゃあっ///」カァァ

    P「寝てる間にキスしようとするなんて…ちーちゃんは悪い子だな…」ボソッ

    千早「ぇぅ///」ゾクゾク

    「…だぞ?」ジー

    P(響が見ている中、こんな甘ったるい茶番をしなきゃいけないとは…末代までの恥だ…!)

    27 = 1 :

    Pは負け続けた…
    今まで溜め続けたポイントが徐々に減っていくのに焦りを感じ始めていた
    何故だ…?何故負ける…
    コイツ、先落ちしやがって……苛立ちからか、罪の無い他人の所為にする俺
    気が付けば…俺は中尉ではなく少尉に降格していた
    苛々してスレ立てたものの、書き溜めは全然無く、終わりを迎えた

    反省はしている、後悔もしている

    28 = 26 :

    終わんな糞が待ってるぞ

    29 :

    EXVSなんかやってる場合じゃねぇぞ‼

    30 :

    やっと来たか
    ついに完結してくれよ

    32 :

    こんなSS書きやがって不謹慎以前にどういう神経してるんだ

    34 = 13 :

    >>27
    ん?

    35 :

    前のも変なの湧いてダメになっちゃったのかな

    とりあえず支援

    36 :

    千早喋れるようになったっけ?

    37 = 1 :

    千早はPに対してだけ喋られるようになったんだ

    39 :

    頼むから黙って書いてくれ

    43 :

    待ってた

    44 :

    待ってた

    45 :

    真美いいいいいぃぃぃ

    46 = 1 :

    駄目だ、苛々して何も思い付かない

    強くなりたい、愛無き時代に

    47 = 43 :

    待ってる

    48 :

    >>37
    反吐が出る一人語りはいらないからはよ

    50 = 45 :

    >>46
    やさしくなれよ


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