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    元スレP「生涯765プロ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アイドルマスター + - 南スレが邪魔だ + - 生涯 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    P「……」

    P…アイドル事務所765プロのプロデューサーだ
    しかし、彼の理想していた様な事務所ではなく、あまり良い職場ではなかった
    所属しているアイドルがその原因だ。彼女達は全員が障害を持っていたのである

    美希「(^q^)あうあうあー」

    星井美希…彼女も障害を持った少女の一人だ
    と言っても現在、事務所に所属しているのは彼女ただ一人である

    P「美希…」

    こんな状況になったのは二週間前に起こった事件が原因だ
    事務所内の苛め…その解決に奮闘していたPであったが、一人の少女の嘘を信じ込み、無実を主張する少女を否定した
    しかし、否定した少女は本当に無実だった…だが真実を知った時にはもう手遅れ、少女は手の届かぬ存在になっていた
    事の原因がPだと知った彼女の親は事務所に押し寄せ、Pに平手打ちを食らわしたのだった…その瞬間Pは思った
    ――アイドル事務所に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

    2 = 1 :

    P「美希……俺はどうすればいいんだろう…」ギュウ

    美希「ハニー///」ギュウウ

    P「お前に聞くだけ無駄か…」

    以前は活気に満ちていた事務所も…今は俺と美希しか居ない

    P「…気晴らしに散歩でも行くか」スタ

    美希「(^q^)あうー」ダキッ

    P「お前も…無理して事務所に来なくてもいいんだぞ?」ナデナデ

    美希「んっ…」チュ

    P「んっ…ぐすっ……」グスッ

    知的障害者にキスで慰められる俺って…何やってんだろ

    3 = 1 :

    ―公園―

    雪歩「……」スタスタ

    萩原雪歩…音の無い世界を生きる少女
    彼女は耳が聞こえない障害を持っている…そして、その障害は友人によって齎された
    事務所を去った後、彼女は毎日、思い出の場所であるこの公園を訪れる…その理由はというと

    雪歩「……」キョロキョロ

    ……………………

    雪歩「……」シュン

    P「だ―――!!抱きつくなっ!涎が付くんだって」

    雪歩「!?」クルッ

    美希「(^q^)あうぅぅぅえぇぇぇぇ」ギュウウ

    P「まったく……」スタスタ

    雪歩「っ…!!」ダダッ

    4 :

    待ってた

    6 :

    来たか
    sageでオナシャス

    7 = 1 :

    美希「(^q^)あうー」

    P「ほら…涎で顔がベタベタだぞ」フキフキ

    チョンチョン

    P「ん…?」クルッ

    雪歩「っ……」ドキドキ

    P「えっ、雪歩!?」

    雪歩「……」カキカキ

    サッ

    『会いたかったです!プロデューサー!!』

    雪歩「……」ニコ

    P「ははは……俺も会いたかった…かな?」

    9 = 1 :

    『思ってたより元気そうで安心しました^^』

    P「……そうでもないさ、開き直ってるだけだよ」カキカキ

    雪歩「……?」

    P「雪歩は事務所を辞めた後は何してたんだ…っと」カキカキ

    雪歩「……」カキカキ

    『毎日この公園に来ていました…プロデューサーに会えるような気がして』

    P「そうか…でも、それなら事務所に来ればいいじゃないか」カキカキ

    雪歩「……」シュン

    P「ん、どうした?」

    『私はもう、事務所には行けませんから…』

    P「えっ…どうして……」カキカキ

    どうして…とは言ったが、なんとなく理由は察しがついた

    11 = 6 :

    あの糞コテが自分のスレ立ててやがるぜ
    今日もヤバいかもしれん

    12 = 1 :

    雪歩「……」カキカキ

    『お父さんが、もう行っちゃ駄目だって』

    P「だよな……」

    『以前に耳が聞こえなくなった時…事務所には二度と行かせないってお父さんに言われたんです、何回もお願いして何とか再び通えるようになったんですけど…』

    P「…あの事件で完全に行けなくなったって訳か」カキカキ

    雪歩「……」コクリ

    P「そりゃ身の安全が確かじゃない事務所なんかに可愛い娘を通わせる訳ないよな……はは」

    雪歩「……」カキカキ

    『突然ですけど…どうしてもプロデューサーに会いたかったのは、お頼みしたい事があったからです』

    P「頼みたい事…何だ?」

    雪歩「っ……」サッ

    『もう一度、皆で事務所を再開してほしいんです』

    P「雪歩…」

    13 = 1 :

    P「……悪いけど、それは無理だよ」フルフル

    雪歩「っ!?」

    『どうしてですか!?』

    P「あの時ようやく気付いたんだ…限界は存在するって」カキカキ

    雪歩「!」

    P「それに気付くのが遅すぎたんだ…もう少し早く気付いていれば……真美は…」グスッ

    雪歩「っ~!!」

    P「期待に応えられなくてごめんな」ポン

    雪歩「……」

    P「もう会う事も無いだろうから…元気でな」カキカキ

    雪歩「っ…ぐすっ…」ポロポロ

    正直言うと皆を変えることが出来る自信はあった…だが、俺は完全に怖気ついていた
    どうしても忘れる事ができないんだ、あの時の真美の表情を……俺が壊した少女の事を…
    そんな恐怖がPを躊躇わせていた

    15 = 1 :

    その後、外食で夜飯を済まして事務所に帰って来た

    ―765プロ事務所―

    P「ただいま…」

    もちろん応えてくれる人なんていない

    美希「(^q^)あえぅぅぅぅぅぅえぅぇぇぇぇぇぇっ」

    P「どうしたんだ、美希?」チラッ

    貴音「……」

    目線の先に、窓から月を見上げる白髪の女性が居た

    P「えっ…誰……君…」

    貴音「…私は、四条貴音と申します…」クル

    その容姿からすぐ障害者であると理解した…多分、この人が12人目のアイドルだ

    17 = 1 :

    貴音「しばらく訪れぬ内に…随分と殺風景になってしまいましたね…どういう事でしょうか?」

    P「皆、辞めちゃいましたよ…現在所属しているアイドルは美希だけです」

    美希「(^q^)あうあうあー」キャッキャ

    貴音「そうですか……久しぶりですね、美希…」ナデナデ

    P「それはそうと…何でこんな夜遅くに?」

    貴音「私は…日が暮れてからでないと出歩く事ができないからです」

    P「日に当たれないの…?もしかしてアルビノってヤツ?(白い肌、白髪、ワイン色の瞳)」

    貴音「さぁ、どうでしょう?私は自分がどんな病気かすら理解できていないのです」

    P「……」

    貴音「皆が辞めたということは、私も事務所を去るべきなのでしょうね…それでは」スタスタ

    P「……好きでしたか?」

    18 :

    あれか、アルビノってやつ?

    19 = 1 :

    貴音「…?」クル

    P「この事務所が……好きでしたか?」

    聞かずにはいられなかった、こうなった元凶が俺だからなのもあるけど…

    貴音「そうですね…好きでした、この事務所が」

    貴音「私はこんな身体ですから…人と接する機会も少なく、親しい友人などおりませんでした」

    貴音「そんな私を受け入れてくれる唯一の場所…それが765プロです」

    P「っ……」ポロポロ

    貴音「何故泣いているのですか…?」

    P「すみまぜんっ…すみません…っ」ポロポロ

    俺が壊したのは真美だけじゃない…この人の居場所も壊したんだ……

    貴音「……私に詳しい事情はわかりませんが」

    貴音「後悔や失敗に囚われ続けてはいけません……それは失敗すれば誰でも悩むものですが…それで終わって駄目です」

    20 :

    アルビノは日に弱いわけではないけどまぁいいや

    22 = 1 :

    コメから病気決めたから無知だwww
    ごめんなさい

    24 = 16 :

    構わん続けろ

    25 :

    さげ

    26 = 1 :

    貴音「あなた様は次に挽回を考えるのかもしれませんが…その前に反省をして、今回の失敗を次に活かしてください」サスサス

    P「貴音……」

    貴音「あなた様ならきっとできます、頑張ってください」ニコ

    彼女の言う通りだ…悩んでたって問題が解決する訳が無いんだ……頑張れば届く…頑張る、頑張るじゃないか…!

    貴音「では…さようなら」スタスタ

    P「…俺が貴音の居場所を元に戻してみせるから……待っててくれ、必ず迎えに行くから」

    貴音「!?……期待してもいいんですか?」

    P「まかせろ!」グッ

    貴音「……ふふっ、待ってます」ニコ

    P(理由が単純すぎるが、生まれ変わるんだ…ここから…!)

    27 :

    コメ…?

    28 = 1 :

    ~次の日~

    ―公園―

    P「もう一度っ…雪歩に会わなきゃ…!」ダダッ

    P「会って伝えたい…俺の決意を……」ハァハァ

    この公園に咲いてる沢山のコスモスの花…昨日、雪歩と出会った場所

    P「はぁ…はぁ…居ない…!」ゼェゼェ

    P「当然か…昨日さよならって言っちゃったもんな……」

    プロデューサー!!

    P「えっ…!?」クルッ

    『ちゃんと言えてましたか?』

    雪歩「……」ニコ

    P「…オーケー」グッ

    29 = 1 :

    『それじゃあ再開してくれるんですね!!』

    P「ああ、まず最初は辞めちゃった皆を連れ戻すよ」カキカキ

    雪歩「……」カキカキ

    『よかった…私も陰ながら応援してます!』

    P「何言ってるんだ、もちろん雪歩も戻ってきてもらうぞ?」カキカキ

    雪歩「っ!?」カキカキ

    『無理ですよ!!お父さんが絶対に許してくれません』

    P「なら、俺がお父さんを説得するさ」カキカキ

    雪歩「……っ」カキカキ

    『私はそう言ってくれるだけで十分ですから…お願いします、止めてください』

    P「大丈夫だって!さぁ、行くぞっ!!」グィ

    雪歩「あっ…」スタタ

    30 :

    後天性なら耳聞こえなくなっても喋ることはできるんじゃねーの?

    31 = 1 :

    ―雪歩の家―

    雪歩「ふざけるなぁぁぁっ!!!」バンッ

    P「ひぃぃぃっ!!」ビクゥ

    雪歩「テメェが事起こしといてよく面出せたなぁ…」シャキ

    P(ドスゥゥゥゥゥ!?雪歩の親って893なのかよ――――――!!)

    雪歩「っ!!」ガバッ

    雪歩「雪歩…俺はお前の身が心配だから……」

    雪歩「っ…」キッ!

    『プロデューサーを傷つけたら絶対に許さないから!!』

    雪歩「雪歩ぉ…」アセアセ

    P「助かった…ありがとう雪歩」ギュ

    雪歩「っ!?……///」カァァ

    雪歩「雪歩ぉぉぉぉぉぉっ!!(せ、赤面だとぉぉぉぉっ!?)」

    32 :

    いきなり貴音とかどんだけ馴れ馴れしいんだw

    33 :

    細かいことは気にするな

    35 = 1 :

    雪歩「最近、プロデューサー、プロデューサーって、うるせぇと思ったら…」ビキビキ

    雪歩「テメェ…雪歩を誑かしやがったな……」シャキ

    P「ち、違いますぅぅぅぅ!!誤解ですっ!!」ガクガク

    雪歩「違うだぁぁぁぁぁぁっ!?お前、雪歩を弄んでんのか!!」ガシッ

    P「それは絶対違いますっ!!俺はプロデューサーとして…本当に雪歩を大事に思ってます!!」キリッ

    雪歩「……それじゃあ誓えるか?雪歩を絶対泣かせねぇって」

    P「誓います…!だから、雪歩をプロデュースさせてくださいっ!!(誠意…誠意っ!!)」ビクビク

    雪歩「?」キョトン

    36 = 23 :

    レスするならsageてくれよ

    38 = 1 :

    雪歩「そうか…」ウルウル

    雪歩「雪歩っ…こっちに来い」クイクイ

    雪歩「……」スタスタ

    雪歩「この男なら任せられる…奴の元で幸せになるんだぞ」サッササ

    P(手話…?てか幸せって…一応、仕事なんだからさ…)

    雪歩「っ!?」カァァ

    雪歩「……」サッササ

    雪歩「きゅううっ…///」バタッ

    P「雪歩っ!!(何を話したんだ!?)」ダキッ

    雪歩「っ~///」ポー

    雪歩(完全に認めた訳じゃねぇが…雪歩を任せたぞ、息子よ…)グスッ

    39 = 33 :

    南に怯えてなきゃいけないとは・・

    40 :

    親父単純よのぉ

    41 = 18 :

    そういや雪歩の親が893ってよく見るけど公式なの?
    アニメしか見てないから分からん

    42 = 40 :

    土建屋

    43 = 1 :

    長いと面倒だから無茶展開が多いのは勘弁してね

    44 = 37 :

    書き溜め終わってるの?>>1

    45 = 1 :

    ~次の日~

    P「次は伊織だ」

    伊織とは例の事件以来会っていない…事務所を飛び出した伊織を追いかけて…(※前スレ>>223参照)

    P「あの時…もう少し、気が回っていれば……」

    P「…だから悩んでどうする!過去には戻れない…どうすることも出来ないんだから」ポチ

    ピンポーン

    執事『どちら様でしょうか…?』

    P「僕は765プロのプロデュー…」

    執事『お引き取りください』

    ブチッ

    P「…まぁ無理だよなぁ……どうしよ…」

    ガララララララ

    P「え…?門が開いた…」

    伊織『入ってきたまえ、プロデューサー君』

    P(……誰?)

    46 = 4 :

    さげ

    47 = 1 :

    たいして書いてない…だから、簡単に終わらせる
    ~次の日~

    P「次は伊織だ」

    伊織とは例の事件以来会っていない…事務所を飛び出した伊織を追いかけて…(※前スレ>>223参照)

    P「あの時…もう少し、気が回っていれば……」

    P「…だから悩んでどうする!過去には戻れない…どうすることも出来ないんだから」ポチ

    ピンポーン

    執事『どちら様でしょうか…?』

    P「僕は765プロのプロデュー…」

    執事『お引き取りください』

    ブチッ

    P「…まぁ無理だよなぁ……どうしよ…」

    ガララララララ

    P「え…?門が開いた…」

    伊織『入ってきたまえ、プロデューサー君』

    P(……誰?)

    48 :

    P(誰よあいつ...見たことない顔ね...)

    49 = 1 :

    P「へぇ~じゃあ伊織のお兄さんなんですか」スタスタ

    伊織「君の事はよく知っているよ、あの伊織が懐いたって…」

    P「そ、そうですか」

    伊織「伊織は家族である僕にすら心を開いてくれなくてね…まともに会話できるのは母だけだ」

    伊織「そんな母も勝手でね…子供の世話は使用人達に任せ切りさ…まったく、何考えてんだか……」

    P「……」

    伊織「だから君には期待している、君なら伊織を変えられるかもしれないから…さぁ、ここが伊織の部屋だ」

    P「この向こうに…伊織が……」ゴクリ

    伊織「兄である僕にできない事が君ならできる…悔しいけど、伊織を任せた」ポン

    P「…はい」

    ガチャ


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