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    元スレ橘「絢辻さんの好きな動物って?」

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    52 = 18 :


    【あまくない彼女】


    「なぁ、薫」

    「なによー」

    「ちょっと手を見せてみろよ」

    「!!」

    「やっぱりなあ」

    「いつから気付いてたの?」

    「なんか様子がおかしかったからね。それにあんなに立て続けにバット握ってたらね……ほら、手」

    「……うん」

    「あー、やっぱり赤くなってる。でもよかったよこんな程度で」

    「その、痛くはないのよ? でもやっぱり手が赤くなってるなんてみっともないじゃない」

    「まったく、なんでここまでなるまではしゃぐんだよ……」

    「………のよ」

    53 = 18 :


    「え?」

    「嬉しかったって言ってんでしょ! あんたがアタシとのあんな何気ない会話のことまで覚えていてくれて」

    「だから、今回はあたしからなにかしてあげたかったの」

    「あー、だからさっきの命令か」

    「いい? でも純一、今度はアンタの番よ? 今日はあたしからだったんだから、今度はアンタからできるように努力しなさいよね」

    「今度こういうことがあったらアタシに勝って純一から私にしなさい」

    「……参ったな、そういわれるとやるしかないじゃないか」

    「ふふ、それが狙いよ」

    「あはは、本当に僕の彼女は手厳しいな」

    54 = 29 :

    薫ペロペロ

    55 = 18 :

    【観察】


    「……」タッタッタ

    「(参ったな……紗江ちゃんと図書室で待ち合わせして帰る約束をしてたのに、高橋先生に捕まっちゃったよ……」

    「(随分待たせちゃってるなぁ……)」

    ………

    ……



    ガラガラ

    「えっと、紗江ちゃんはっと……あそこか」

    「……紗江ちゃん?」

    紗江「……」スゥスゥ

    「寝ちゃってる……」

    56 = 18 :

    紗江「………」スゥスゥ

    「……これは……」ゴクリ

    「(横からみると凄いなあ……突っ伏した机と胸がこう……なんとも……)」

    「(寝息に合わせて動くのも……まず美也じゃこうはならないからなぁ……)」

    「……もうちょっとこのまま」

    57 = 18 :


    【指ちゅぱ】


    「……」

    紗江「……」スゥ

    「(…………ほっぺたとか柔らかそうだなぁ)」

    紗江「……」

    「(……ちょっとだけなら)」キョロキョロ

    紗江「……」

    「……」ツンツン

    「(柔らかい……クセになりそうだぞ……!!)」

    58 = 18 :


    紗江「……んふふ……しぇんぱーい……」スゥスゥ

    「!!」

    紗江「……」スゥスゥ

    「(ふぅ……寝言か……」

    「(……もう少しだけ)」

    「……」ツンツン

    紗江「…ふふ……だめぇですよ~せんぱい……」

    「(……あれ、なんか変な気分になってきたぞ。とてもいけないことをしているような……)」ツンツン

    紗江「……もぅしぇんぱい……ダメですぅ……やめてくれないとこうですよ……」カプッ

    「!!」

    「(さ、紗江ちゃん!! これが噂に聞く……指チュパ……!)」

    「……離れられない」

    「(……これは紗江ちゃんが起きたときとんでもないことになるんじゃないだろうか……)」

    59 = 44 :

    ふかふか!ふかふか!!

    60 = 18 :

    【役得】


    帰路

    紗江「す、すいません先輩。待っている間に寝てしまったみたいで」

    「え、ううんいいよ。というより僕のほうこそごめんね。待たせたみたいで」

    紗江「いえ……でも橘先輩はなにをしていたんですか?」

    「あはは、高橋先生につかまっちゃて」

    紗江「あ、それでなんですか」

    「うん」

    紗江「ふふ、でもよかったです。もしかしたら先輩が来てくれないのかと……」

    「それはないよ!!」

    紗江「先輩?」

    「約束したのに行かないなんてこと僕はしないよ?」

    61 = 18 :


    紗江「先輩……」

    「あはは、遅れたからあんまり説得力ないけどね」

    紗江「いいえ、そんなことないです。これから先輩は絶対に来てくれるって信頼できますから」

    「そうあれるといいな」

    紗江「でも、私はそんな先輩をやっぱり起きていてお出迎えしたいです」

    「……」

    紗江「?」

    「いや、なんだか新婚さんみたいだなって」

    紗江「ふぇ、し、新婚……」

    「(紗江ちゃん顔真っ赤にしちゃってかわいいなぁ)」

    「それに紗江ちゃんが寝ていてくれた事で役得もあったしね」

    紗江「?」

    62 :

    アニメSS+の先行きが気になるのう

    63 = 18 :

    【雷様】


    橘家

    「雨やみそうにありませんね」

    森島「そうね……いやぁ、また雷……」

    「あはは、先輩本当に雷苦手だったんですね」

    森島「どうにもあのゴロゴローって感じがね~」

    「……」

    森島「どうしたの橘君?」

    64 = 18 :


    「いやぁ、そうやってる先輩もかわいいなぁって」

    森島「……も、もう、そんなこと言っちゃて」

    ゴロゴロ

    森島「や、またっ――」ダキッ

    「せ、先輩!?」

    「(お、おちつけ。先輩は怖がってるんだぞ……抱きつかれたからってやましいことを考えている場合じゃ……場合じゃ……」

    「(………)」ブンブン

    森島「むむ、いやらしいこと考えてる顔してる~」

    65 = 18 :

    【雷神】


    森島「そんな子はおへそを取っちゃうわよ~」

    「雷だからですか?」

    森島「そうよ~、悪い子のおへそはとっちゃうんだから」

    「あはは……」

    森島「雷様は怖いのよ~、きっとひびきみたいに怒るんだわ」

    「塚原先輩が聞いたらそれこそ怒ると思いますよ?」

    森島「むむ、橘君言っちゃ駄目よ?」

    66 :

    むむ、続けなさい

    67 = 29 :

    アフロ響ちゃん

    68 = 18 :

    【おへそちゅー】


    森島「ふふ、橘君は良い子かしら~?」

    「ちょ、え、先輩、なにを……!」

    森島「ふふふ、橘君のおへそチェックよ」

    「えええ、って先輩駄目ですって、ちょ、そこくすぐったい……」

    森島「ええい、15の娘じゃあるまいし~♪ えいっ」

    「……!!」

    森島「ふふっ、へぇ、橘君綺麗なおへそしてるのねー」

    「(……せ、先輩の息が当たって……なんだか変な気分に……)」

    森島「……!!」ピコーン

    「ど、どうしたんですか先輩?」

    69 = 18 :


    森島「ちょっと橘君動かないでね?」

    「……」

    森島「じぃ………」チュ

    「えっ、ももも、森島先輩!? な、なにを?」

    森島「ふふ、あまりにかわいいおへそだったからキスしちゃったわ♪」

    森島「……嫌だったかな?」

    「いえ、是非っ!!」

    森島「わおっ、いいお返事。でももう今日は駄目」

    「……」シュン

    森島「ああん、かわいい目をしたって駄目なんだから……だからまた今度。ね?」

    70 :

    そこは
    「」ピコーン
    だろ

    71 = 44 :

    わおちきはいいから、響先輩はまだか

    72 = 18 :


    【妹】


    「裡沙ちゃんは妹がいるんだっけ?」

    裡沙「うん」

    「ということは、裡沙ちゃんはいいお姉さんしてるわけかな」

    裡沙「ふふ、どうだろう?」

    裡沙「でも結婚したらあなたもにぃにだよ?」

    「!!」

    裡沙「で、私も美也ちゃんのねぇねになるから、妹が二人になっちゃうね♪」

    73 = 18 :


    【妹とねぇね】


    裡沙「美也ちゃんは私のことねぇねってそろそろ呼ぶべきだと思うの」

    美也「えー、でも裡沙ちゃんをそう呼ぶのは違和感があるよー」

    裡沙「ふふふ、でも時間の問題だよ。私と橘君が結婚したら嫌でもそう呼ぶことになるよ」エッヘン

    美也「うー、じゃあみゃーはその時まで呼ばないよー」タッタッタ

    裡沙「あー、行っちゃった」

    「あー、ごめんねうちの美也が」

    裡沙「ううん、いいの。きっと美也ちゃんはお兄ちゃんが取られたと思ってるんじゃないかな」

    「美也が?……うーんそれはないような……」

    裡沙「そんなことないよ。 美也ちゃんは橘君のこと大好きだから?」

    「そうかな?」

    裡沙「あ、でも美也ちゃんと浮気とかは駄目だよ?」

    「な、さすがにそれはないよ、裡沙ちゃん。美也は妹だよ?」

    裡沙「ふふ、でもあなたは魅力的だから美也ちゃんの気持ちもわかるよ」

    74 = 18 :


    【克服】


    美也「裡沙ちゃんには苦手を克服してもらいます」

    裡沙「え?」

    美也「ここに牛乳があります」

    裡沙「え?……む、無理だよ?美也ちゃん」

    美也「そういうと思って実は特別製なのだー!」

    裡沙「?……普通の牛乳だよ?」

    美也「よく見るといいよ裡沙ちゃん。この牛乳のおかしなところに」

    裡沙「……コップに半分しか入っていない?」

    美也「あったりー」

    75 = 18 :


    裡沙「絶対飲まないよ?」

    美也「……じゃあ美也が飲んで良い?」

    裡沙「良いんじゃない?」

    美也「そっかそっか。じゃあいっただきまーす」ゴクリッ

    裡沙「?」

    美也「ぷはっ」

    裡沙「……ねぇねぇ、美也ちゃん。どこが特別製だったの?」

    美也「えっ? ただのにぃにの飲みかけだよ?」

    裡沙「!!」

    裡沙「……して」

    美也「?」

    裡沙「出して!!」

    美也「む、無茶だよ裡沙ちゃん!!」

    76 = 62 :

    理沙ちゃんかわかわ

    77 = 18 :


    【拒否】


    美也「裡沙ちゃんに苦手を克服してもらおうと思います」

    裡沙「どんとこいだよ、美也ちゃん!」

    美也「……張り切っているところ悪いけど、次は普通のゴーヤだよ、裡沙ちゃん?」

    裡沙「……」

    美也「……」

    裡沙「ばいばい、美也ちゃん」タッタッタ

    79 = 18 :


    【ツーショット】

    絢辻「ちょっと、どうしたの橘君。急に写真なんて?」

    「うん、そういえば絢辻さんと写真をとったことないなって」

    絢辻「ちょっと……だからって急に……え」

    「梅原ー、じゃあ頼む」

    絢辻「え、嘘、えっ?え?」

    「大丈夫、絢辻さんいつもどおりだよ」ぎゅ

    絢辻「(も、もう……こういうところは強引なんだから……)」



    梅原「じゃぁ、大将撮るぞー」

    梅原「(こころなしか絢辻さん嬉しそうだなあ……くぅー大将、うらやましいぜ!!)」

    80 = 18 :


    【枕に顔をうずめて】


    絢辻さんの部屋

    絢辻「……」ゴロゴロ

    絢辻「……ふふ、写真では頼もしそうな顔しちゃって……」

    絢辻「ちょっと……ちょっとだけかっこいいじゃない……」

    絢辻「……」ゴロゴロ

    絢辻「……」ギュ

    絢辻「……!」

    絢辻「……///」

    絢辻「……」ジタバタ

    81 :

    にやにやが止まんねえ

    82 = 29 :

    サンテレビ放送始めるの1週間遅ぇーよふざけんな

    83 = 18 :

    >>82
    まじでこれだよ
    1話すらまだとかふざけてんのか

    84 :

    >>82
    これに尽きる

    85 = 18 :


    【七不思議】


    「ねぇ純一知ってる?」

    「ん?なんの話だ?」

    「この学校でね、最近お化けが出るんだって」

    「お化け? なんでまたこんな時期に……そういうのは暑くなってからが相場だろ?」

    「まぁ、聞きなさい。でね、そのお化けってどんなやつだと思う」

    「お化けに種類があるのか? うーん、トイレにでるとか?」

    「ぶー、違うわよ」

    「うーん……降参、わかんない」

    86 = 18 :


    「それがね、どうやら体育準備室に出る幽霊らしいの?」

    「また変わったところに出るんだな」

    「うん、しかも跳び箱の中に潜んでるらしいのよ」

    「(……あれ?)」

    「……」

    「……」

    「でね、ここから真面目な話なんだけど」

    「……」タラタラ

    「お化け退治しないといけないかしら?」

    「い、いややっぱりそっとしておいたほうがいいんじゃないかな!?」

    87 = 18 :


    「……」

    「ほら、そのお化けも悪気があったわけじゃないんだし……」

    「モップ砲とかよく聞きそうじゃない?」

    「……」

    「……」

    「ごめんなさい」

    88 :

    >>82
    東海地方始まるのが19日だって知ってて言ってるの(´・ω・`)?
    最速の所で梨穂子編一話終わった頃にようやく絢辻さん編が始まるんだぞ

    89 = 29 :

    サンテレビは速い遅い差が激しいから困る
    去年は年明け深夜からアニメ放送してたってのに

    90 = 18 :


    【独占権】


    「で、純一は何回くらいあの中に潜んでいたわけ?」

    「……」

    「そもそも、なんであんな中に入ってるのよ」

    「それは、マサが……」

    「?」

    「あ、いやなんでもない」

    「(しまった……危うくお宝本のことまで話さなければならなくなるところだった)」

    「……はぁ、もういいわ」

    「え?」

    「まったく……でもこれだけは覚えておきなさい」

    「?」

    「あんたの目の独占権はあたしにあるってこと。いい?」

    91 = 18 :

    【あめあめふれふれ】

    「雨か……」

    塚原「あら、橘君?」

    「塚原先輩? あれ、どうしたんですか。こんなところで」

    塚原「恥ずかしい話なんだけど、傘を忘れちゃって……それではるかが入れてくれるっていうから傘を取りにいってるはるかを待ってるの」

    「あー、そうなんですか。でも今日は急に降ってきたから仕方ないですよ」

    塚原「ふふ、でもキミは傘をもってるのね」

    「はい、僕は置き傘だったので」

    ???「あー、橘君!」

    「森島先輩?」

    森島「ごめんねー、ひびきちゃん遅くなっちゃって」

    塚原「いいわよ。あら、でもはるか傘は?」

    森島「それが……」

    92 = 18 :

    ……



    塚原「置き傘がなくなってた?」

    森島「そうなのよ~、お気に入りだったのにー……」

    「急な雨だったから取られちゃったんでしょうか?」

    森島「だからごめんね、ひびきちゃん」

    塚原「はるかは悪くないんだから、謝る必要はないでしょ? 元々私が忘れたのが悪いんだし」

    「……えっと、先輩!!」

    森島「?」

    「僕の傘使ってください!」

    93 = 18 :


    塚原「……でも、それじゃあキミの傘が無くなっちゃうでしょ」

    森島「そうよー、橘君。それじゃあ意味がないの」

    「でも……」

    塚原「ふふ、駄目よ。それは受け取れないわ。でもありがとうね」

    「いや、でも先輩達は受験生ですし風邪なんか引いたら……」

    塚原「それなら、はるかだけ入れて送っていってあげてくれないかな? 私はもう決まってるしね」

    森島「駄目よ~、ひびきちゃん。いつもひびきちゃんはそうやって……」

    「やっぱりここは先輩達が……」

    94 = 18 :


    ………

    ……



    森島「……じゃぁ、こうしましょう? 3人で帰ればいいのよ♪」

    塚原「え?」

    「え?」

    95 :

    やはり紳士

    96 = 18 :


    【3人傘】


    「なにも僕が真ん中じゃなくても……」

    森島「ふふ、こうやって帰るのもなんだかいいわねー」

    「先輩、やっぱり3人で帰るなんて無茶があったんじゃ……ほら、塚原先輩も森島先輩も肩から濡れてますって……」

    塚原「ふふ、キミは気にしなくていいのよ」

    「気になりますってば」

    森島「じゃあ、もっと橘君にくっついちゃえ♪」ピト

    塚原「ふふっ、そうね」ピト

    「!!」

    「(なんだかとても大変なことになっている気がするぞ……!)」

    森島「あー、ひびきちゃん顔あかいわよ~?」

    塚原「は、はるかこそ……」

    「(……ここは夢か!!)」

    98 = 18 :


    【お見舞い】


    塚原「橘君。案の定はるかが風邪を引いたわ……」

    「え?……あの後森島先輩もう傘なんて関係なしにはしゃいでましたからねえ……」

    塚原「あの子ったら……受験生だっていうのに……」

    「あはは……」

    塚原「それで今日はるかの様子をみてこようと思うんだけど、きみもどうかな?」

    「え、僕もですか?」

    塚原「ええ、そのほうがはるかも喜ぶと思うから。だからどうかな?」

    「是非、喜んで!」

    99 = 18 :

    【照れお困りー】


    帰路

    塚原「まったくそれにしてもはるかにも困ったもんだわ」

    「あはは、森島先輩らしくていいんじゃないですかね」

    塚原「ふふ、キミはよくはるかのことを見ているね」

    「え? そうですか」

    塚原「見ていて妬けちゃうぐらいには、ね」

    「え?」

    塚原「……あ」

    塚原「な、なんでもないのよ?」

    100 = 30 :

    ひびきちゃん照れ照れ


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