元スレ男「天使ひろった。」友「マジかよ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
男「どうしよう?」
友「そもそも、どこで拾ったんだよ。」
男「なんかさぁ、学校から帰ったら俺のベッドで寝てた。」
友「マジかよ。つかそれってもう拾ったってレベルじゃねーな。」
男「でさあ、とりあえず帰ってもらおうとしたんだけど、なんかムリだって。」
友「へー、なんで?」
男「まあ、その辺も含めて彼女の話きいてやってくれよ。」
友「何でだよ、俺今日アポあるんだけどさ。」
男「たのむわ。」
友「しょうがない子だな、お前は。」
2 :
3 = 1 :
男「ただいま。」
天使「あ、男さん。お帰りなさい。」
男「友だちツレてきたんだけど。」
天使「あ、どうも。いつも男さんがお世話になってます。」
友「どうも。…これが天使?やべーな、かわいいじゃん。」
男「だしょ?まあ、それはいいんだよ、本題入ろうぜ。」
天使「本題?」
男「ほら、お前何しにきたの?」
天使「あ、私はその。人間界にいるらしい悪魔を探してるんです。」
友「……悪魔?」
天使「そうです。私と同じ高校なんですけど、ちょっとあの子バックれやがりまして。」
天使「それで先生に探し当てるまで帰ってくるなっていわれたんです。」
友「いや、なんで君がさがすの?」
天使「私、委員長なんですよ。」
4 :
5 = 1 :
友「まじか、大変だな。」
天使「そうなんです、私大変なんです!」
男「だからさあ、ちょっと手伝ってやろうかなって。」
友「あー、で男の家に居させてもらってるの?」
天使「はい!お母様もお父様もお姉さまもみんないい人です!」
男「まさかの一発OKだったわ、いやぁ、天使ってことすら信じないとおもってたけど。」
友「まあ、とにかく頑張れよ?」
天使「……友さんは手伝ってくれないんですか?」
男「おまえ、ここまで聞いて手伝わないとかまじないわ。」
友「お前ハナっからそのつもりだったな…。」
6 = 1 :
男「というワケで、頼んだぞ!」
友「はあ、やっかいなことになったな。」
友「まあ、どうせヒマだし可哀相だから付き合ってやるか。」
友「ただいまー」 ガチャ
友母「ああ、おかえり。遅かったわね。」
友「男んチ行ってた。」
友姉「あ、それだったら男姉に貸してたCD返してもらってくれればよかったのに。」
友「そんなコトしらねーよ。」
友母「もうすぐお風呂わくから。」
友「へいへい。」
7 :
天野ひろった。
に見えた
8 = 1 :
友(それまで部屋でマンガでも読むか…) ガチャ
友(……ん。)
悪魔「すー、すー…」
友「え、…誰この子…。」
悪魔「すー…すー…、むにゃむにゃ。」
友「え、ちょ!人の布団によだれ垂らすなよ!おい、起きろ!」
悪魔「……ほぇ?」
友「ほぇ?じゃねーよ、誰だよお前!?デリヘルとか頼んでねーぞ!」
悪魔「デリヘ……。」
悪魔「…ああ、私は出張系の風俗女ではないぞ。」
友「じゃあなんだよ、そんなコスプレして。」
悪魔「コスプレではない。この羽は本物だぞ。」
友「はあ?」
悪魔「わたしは悪魔だ。」
友「 」
9 = 1 :
友「えーと、お前。高校生?」
悪魔「そうだが?」
友「えーっと、学校から逃げてきた?」
悪魔「よくわかるな。その通りだ。」
友「えーっと……、クラスの学級委員長って天使?」
悪魔「うむ。」
友(明らかに件の悪魔じゃねーか…)
10 :
アンサートーカーのやつ落ちちゃったな
11 = 1 :
友「お前、天使ちゃんが探しにきてるぞ。」
悪魔「何、それは大変だな。」
友「他人事みたいにいうなよ、あの子お前見つけるまで帰れないんだぞ。」
悪魔「……ふむ。」
友「悪い事はいわねーから、帰れ。」
悪魔「イヤだ」
友「はあ!?」
悪魔「私は帰らんぞ。」
友「いや、でもだな……」
悪魔「あやつにも色々あるだろうし、気の毒だが、帰らんといったら帰らん。」
悪魔「私は人間界で生きることにしたからな。」
悪魔「というわけで、私はここで暮らさせてもらう。よろしくな。」
友「ふ、フザけんな!?」
12 = 1 :
友「…なあ、男。」
男「なんだよ。」
友「例の悪魔ひろった…。」
男「マジかよ。」
友「しかも家にいついてやがる。」
男「ウチと一緒じゃねーか。」
友「……どうしよう、天使ちゃんにあわせる?」
男「あー、そうだなあ。そしたら帰るだろうしなあ。」
友「だよなー、じゃあ今日お前の家につれていくわ。」
13 :
天魔ちゃんか。。。
14 = 1 :
友「つれてきたぞー。」
天使「あ!悪魔ちゃん!」
悪魔「な、天使…!」
天使「悪魔ちゃん、学校に戻ってきてください!」
悪魔「いやだ!私はここに残る!」
天使「わがまま言わないでください~!私が帰れないじゃないすかぁ!」
悪魔「私には関係ないだろう。退学届でもだせば帰れるようになるだろう。」
天使「いやです!学校はやめません!」
悪魔「ワガママな小娘だ。」
天使「悪魔ちゃんだって同い年じゃないですかぁ~!」
男「とりあえず、帰りそうにないな。」
友「ああ、ちょっと面倒なことになりそうだよな。」
15 :
面白い設定だな
17 = 1 :
悪魔「とにかく、私は帰らん!」
天使「どうしてですか?」
悪魔「そ、それは……」
悪魔「私は友と結婚するからだ!」
友「は?」
悪魔「私の身体はもう、友の虜でな…。」
友「はぁああ!?」
男「うわー、手ぇ出すのはやいだろ。俺ですらまだ何もしてないのに。」
友「俺もやってねーよ!」
悪魔「なに、私の身体を弄んだのは遊びだったのか!?」
友「てめぇふざけんなマジで!」
18 = 13 :
妖怪ちゃんと怪物くんも学校の生徒ですか?
19 :
続けて
21 = 1 :
天使「友さん、不潔です。破廉恥です、ふしだらです!」
男「うわー、ないわ…。
友「ちょっとマジやめて!?」
悪魔(よし、話題そらしに成功したぞ!)
男姉「ちょっと、アンタらうるさい。」
男「ちょ、ねーちゃん!友がこの子とちゅっちゅにゃんにゃんだってさ!」
男姉「まじで?ちょっと友姉に電話してくる!」
友「え、ちょ…、男てめえ!?」
男「お前も腹括れよ、中で出したんなら、責任とる。」
友「入れてすらねぇって。何もやってねーって言ってんだろ!」
22 = 1 :
男「いやあ、やるなあお前も。」
友「だからやってねーって。」
天使「悪魔ちゃん、怖くなかったんですか?」
悪魔「怖かったさ、しかしだんだんとクセになってきてな…。」
友「お前マジ黙れ。」
悪魔「…酷い、私はもうお前に全てを捧げてもいいのに!」
友「はいはい、わかったから話元に戻そうぜ、まじで帰れよお前ら。」
悪魔「いやだ。」
天使「とりあえず、式には出席したいので私も残ろうかと。」
男「はあ?」
男「おいこら、友。どうしてくれんだよ。」
友「えー。俺の所為?」
23 = 13 :
これを悪魔の証明というのか。。。
24 :
>>2
このひとの漫画読みたい
詳細はよ
25 :
>>13
て~んまでぇ とっどぉけ~よ~う
27 = 1 :
男「ふざけんなよ、おれコイツにベッド占領されて床でねてんだぞ!?」
友「ああ、おれもそうだなんだけど。」
男「それがずっと続くとかねーよ。」
友「おれもありえねーから。」
男「いや、お前はベッドに潜り込んで…」
友「お前まじぶっ飛ばすぞ!?」
男「おれもお前ほど手がはやければ!」
友「だから……いや、もういいわ。」
28 = 1 :
悪魔「…とにかく、私は帰れん。」
天使「わかりました、…なら私もお付き合いします。」
悪魔「すまないな、天使。」
天使「ううん、悪魔ちゃんの幸せのためです。」
友「なんか俺すっげー蔑ろじゃね?」
男「まあ、拾ったのが悪魔だからじゃね?」
友「うわー、それかあ。つか部屋にいたんだけどさ。」
友「…あ、そうだよ。なんで俺の部屋でねてたの?」
悪魔「む?いやあ、適当に飛び回ってたら眠くなってきてだな。」
悪魔「とりあえず、適当に目に入った家に飛び込んだ。」
天使「あ、私もです。」
友「すげえ運わりぃのな、俺ら。」
男「これからもずっとダチでいれる気がするほどに奇跡だよな。」
友「おれはちょっと友だち止めたくなったけどな。」
29 = 1 :
友「とりあえず、話進みそうにないし今日は帰るわ…」
悪魔「……」
友「…・…」
悪魔「……」
友「なんだよもう、はやく来いよ!」
悪魔「…えへへー。」
友「……はあ。」
男(あー、うらやましいなー)
友(あざとい演技しやがってこの悪魔が!おれの人生まじ真っ暗だよー!)
30 = 13 :
あくちゃんかわいい///
31 :
月野定規のおませななんとやら
32 = 1 :
友姉「ちょっとアンタ!きいたわよ、悪魔ちゃんとにゃんにゃんですって!?」
友母「あらあら、はやいわねえ。」
友父「はっはっは、お前ももうそんな年か。」
友(もうイヤだ…)
悪魔「不束者ですが……」
友(こんの悪魔めぇ……)
悪魔(しかし、コイツには悪いことをしてしまったな…、まあいいか。)
友姉「いやー、友もDT卒業したかー。」
友(してねえよ!したいけどしてねえよ!)
33 = 13 :
この友、いい友だな
34 = 1 :
悪魔「はっはっは、大変だな。」
友「お前のせいでな。」
悪魔「まあ、いいじゃないか。既成事実はできたぞ?」
友「はあ?」
悪魔「これで私とはヤりほうだい。ま、巻き込んでしまったお詫びだ。」
友「……はんっ。」
悪魔「は、は、鼻で笑うことないだろー!私が貧乳だからかー!」
友「それもあるけど。お前のせいでおれの評価めちゃくちゃだよ!」
友「さっきからクラスのやつらからメールきまくってんだぞ!」
友「ぜってー男がみんなに言いふらしたんだ…、なんなんだよ!」
35 :
天使はよ
36 :
男これ友のこと嫌いだろ
37 :
貧乳悪魔とか燃えるだろ
なにを言っている友よ。
38 = 1 :
悪魔「まあ、いい友人ではないか。」
友「…そりゃまあ、そうだけどよ。」
悪魔「ふむ。君という男には興味がつきないな。」
友「俺はお前への興味失せたよ。」
悪魔「それは残念。…なら、それを取り戻させてみせよう」
友「はぁ──」
チュッ
友「……!?」
悪魔「ふふ。先ほどの詫びだ。」
友「……。」
友「わ、わっけ、わかんねーし…!ば、バッカじゃねーの!?」
40 = 1 :
友「と、とに、かくっ!はやく寝ろ…!」
悪魔「……一緒に寝ないか?」
友「はあ!?」
悪魔「いや、その。アイツらに言ったようなことをするというわけではなく。」
悪魔「その、寒いだろう?それに、私たちは一応婚約者一歩手前なのだし。」
友「いや、ワケわかんねーから。」
悪魔「……だめか?」
友「!……しょ、しょーがねーな。そこまでいうなら添い寝してやるよ…!」
悪魔「ははっ、すまないな。」
友「けっ」
42 :
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ
43 = 1 :
翌日
友「お前のせいで、学校いくの憂鬱だわ。」
男「ははは、いいじゃねーか。うち男子校だし、ヒーローだぞ。」
友「HとEROじゃねーか。」
男「ま、そんなシャレいえる余裕あるならいけるって。」
友「誰の所為だとおもってんだお前。」
男「俺。」
友「お前マジでぶっ飛ばしていいか。」
44 :
あれ?主人公変わってる
45 = 42 :
いつから男が主人公だと錯覚していた?
46 = 1 :
男「まあ、大丈夫だって」 ガララ
クラスメイト「男と友、童貞卒業おめでとー!」
ワーワー
男「は?」
友「……(ニヤリ」
男「て、てめ!?」
友「お返しだ。」
男「ぐぬぬ、それでも男か貴様!」
友「ったりめーだ。ここ男子校だぞ。」
男「ぐぬぉ・・・」
クラスメイト「初体験はどうでしたか!」
男「やってねーよ!」
友「素直にみとめちゃいなさいよぉ。」
男「何キャラだてめえ」
48 = 1 :
男「どーすんだよ、まじでやべーぞこれ。」
友「腹くくれば?」
男「俺床で寝てるのに、お前もそうだろ?そうなんだろ?」
友「……」
男「何で目をそらす。」
友「いや、その……」
男「てめえまさか添い寝したのか!?ベッドのなかで異種間交配か!」
友「いや、交配はしてないけど。」
男「ちきしょー!お前死ね!まじしね!」
友「つっか、お前もベッドに潜り込めよ。」
男「あの巨乳とベッドを共にしたら、理性ぶっこわれそう…。」
49 = 15 :
悪魔ちゃんほしい
50 = 13 :
天使ちゃんに天使の羽のランドセルを買ってあげなよ男くん
みんなの評価 : ★
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