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元スレ魔王「お前の泣き顔が見てみたい」
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>>758
おまえがしね
おまえがしね
>>774
普通に見れるだろ
普通に見れるだろ
>>776
BB2C使ってるなら外部板登録しろよ
BB2C使ってるなら外部板登録しろよ
あーインスピレーション湧いてきたわ
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
>>782
いいよ
いいよ
>>785
死ね
死ね
皆さんおはようございます。
皆さんのお陰で完結できるかもしれません
スレ残り200ぐらいですがぎりぎり全部投下できるかもです
これから投下させていただきます
皆さんのお陰で完結できるかもしれません
スレ残り200ぐらいですがぎりぎり全部投下できるかもです
これから投下させていただきます
ーーーーーーーー11時間後
王「・・・さて、お前はどこまで人間の事を知っている?」
勇者「・・・・今の人々に自由はない」
王「・・・・そこまで知っていたとはな。流石は《王国の英雄》といった
ところか」
流暢に言葉を続ける。
王「・・・当然だろう?下僕が力を得れば、その分反乱を起こす危険性は
増す。それを抑える手段が無ければこの国は成り立たない」
勇者「刃向かう者は皆殺しか」
王「・・・さて、お前はどこまで人間の事を知っている?」
勇者「・・・・今の人々に自由はない」
王「・・・・そこまで知っていたとはな。流石は《王国の英雄》といった
ところか」
流暢に言葉を続ける。
王「・・・当然だろう?下僕が力を得れば、その分反乱を起こす危険性は
増す。それを抑える手段が無ければこの国は成り立たない」
勇者「刃向かう者は皆殺しか」
王「・・・王に対してその口の聞き方、気に食わんなぁ」ドガッ
勇者「ぐっ・・・・そんな事を護衛の前で話していいのか」
王「かまわんよ。なぜならこいつ等もお前同様に全てを知っている。
・・・この期に及んで他人の心配とは呆れた奴だ」ガスッ
戦士長「・・・・」
護衛達「「・・・・」」
王「くはは、こいつ等は私に逆らう事はできない。何故かはもう
わかるな?」
勇者「・・・・人質」
王「そうだ。私はこの王国周辺に存在する全てのオーブを操る事ができる。
それはそのオーブを宿す者の命を掌握している事と同義なのだよ」
勇者「ぐっ・・・・そんな事を護衛の前で話していいのか」
王「かまわんよ。なぜならこいつ等もお前同様に全てを知っている。
・・・この期に及んで他人の心配とは呆れた奴だ」ガスッ
戦士長「・・・・」
護衛達「「・・・・」」
王「くはは、こいつ等は私に逆らう事はできない。何故かはもう
わかるな?」
勇者「・・・・人質」
王「そうだ。私はこの王国周辺に存在する全てのオーブを操る事ができる。
それはそのオーブを宿す者の命を掌握している事と同義なのだよ」
王「この私に刃を向ける程の猛者だ。良い働きをしてくれる」
勇者「・・・なぜそんな事が」
王は嘲笑めいた笑みを勇者に向けた。
王「おや?流石の勇者殿もこの私の秘密についてはわからなかったか」
王「お前は生まれながらの化け物だが、私もまた化け物となったのだ。
・・・・何百もの《魂のオーブ》を体内に取り入れる事でな。私には
神から与えられた適正があった。だからこそ私は王国周辺全ての
オーブを従えることができる」
勇者は静かに王を見据える。
勇者「・・・・・なぜ貴方はそこまでして力を望む」
ぎしり、と王の表情が歪む。
王「・・・・貴様がそれを言うか。お前にはわかるまい、生まれながらに力を
持たぬ者の思いなどな」
勇者「・・・なぜそんな事が」
王は嘲笑めいた笑みを勇者に向けた。
王「おや?流石の勇者殿もこの私の秘密についてはわからなかったか」
王「お前は生まれながらの化け物だが、私もまた化け物となったのだ。
・・・・何百もの《魂のオーブ》を体内に取り入れる事でな。私には
神から与えられた適正があった。だからこそ私は王国周辺全ての
オーブを従えることができる」
勇者は静かに王を見据える。
勇者「・・・・・なぜ貴方はそこまでして力を望む」
ぎしり、と王の表情が歪む。
王「・・・・貴様がそれを言うか。お前にはわかるまい、生まれながらに力を
持たぬ者の思いなどな」
王「お前ら《神の子》の伝承を初めて知った時、私は何を想ったと思う?
この世界の真実を我ら人間は何も知らずに生きてきたのだ!!!」ガンッ
王「力のある者だけが世界の運命を決めるというのか!?我らのような矮小
な存在では自分の運命を決める権利さえないと!?・・・・そうではない!我らこそが至高の存在よ」
王はまるでこの世の全てを憎んでいるかのように吼える。
王「その時私は誓ったのだ!!!魔王が!勇者がこの世界を変えるというのなら
我らがそれを創れば良いとな!!我らは《勇者》を創った!!!《魔法》を
魔族から奪った!!この世界を変えるのは我ら人間こそふさわしい!!」
その表情は狂喜に変わる。
王「・・・そして我らは力を得た。魔族などというゴミ虫共よりもな」
勇者「・・・でもそれで民が苦しめば意味なんかない」
王「くははッ!!王の為に身を捧げられず何が民!?誰が力をくれてやったと
思っている!?無能な下僕共をここまで昇華させてやってのはこの私だぞ!!!」
王は我を謳う。
王「私こそが・・・・・神なのだ」
この世界の真実を我ら人間は何も知らずに生きてきたのだ!!!」ガンッ
王「力のある者だけが世界の運命を決めるというのか!?我らのような矮小
な存在では自分の運命を決める権利さえないと!?・・・・そうではない!我らこそが至高の存在よ」
王はまるでこの世の全てを憎んでいるかのように吼える。
王「その時私は誓ったのだ!!!魔王が!勇者がこの世界を変えるというのなら
我らがそれを創れば良いとな!!我らは《勇者》を創った!!!《魔法》を
魔族から奪った!!この世界を変えるのは我ら人間こそふさわしい!!」
その表情は狂喜に変わる。
王「・・・そして我らは力を得た。魔族などというゴミ虫共よりもな」
勇者「・・・でもそれで民が苦しめば意味なんかない」
王「くははッ!!王の為に身を捧げられず何が民!?誰が力をくれてやったと
思っている!?無能な下僕共をここまで昇華させてやってのはこの私だぞ!!!」
王は我を謳う。
王「私こそが・・・・・神なのだ」
王「全てを手に入れた私にとってただ一つ懸念が存在した」
勇者「・・・それが僕か」
王「・・・これまでの歴史でも世界が変わる直前に《神の子》は誕生した。
それが私の最大の障害だった」
王「村からお前の事を聞いた時には全身が震えたよ。ああ、ついにこの時が
来た、となぁ。・・・まさか《王国の英雄》が育てていたとは思わなかったがな」
王「あいつは厄介な奴だったよ。下手に殺せばお前は心の枷を失い暴走
する危険性があったからな。生かしておくべきではなかった」
勇者「・・・でも貴方は父を殺した」
勇者「・・・それが僕か」
王「・・・これまでの歴史でも世界が変わる直前に《神の子》は誕生した。
それが私の最大の障害だった」
王「村からお前の事を聞いた時には全身が震えたよ。ああ、ついにこの時が
来た、となぁ。・・・まさか《王国の英雄》が育てていたとは思わなかったがな」
王「あいつは厄介な奴だったよ。下手に殺せばお前は心の枷を失い暴走
する危険性があったからな。生かしておくべきではなかった」
勇者「・・・でも貴方は父を殺した」
王「くはは、まさかお前の方からのこのこと王国に来てくれるとは思って
いなかったぞ?できる事ならお前にオーブを埋め込んで手駒にしたか
ったのだがな、欲をかきすぎたせいか貴重な配下達を失ってしまった」
王「お前さえこっちに来てしまえば《王国の英雄》の死など幾らでも
ごまかせる。あとはお前に父の死を乗り越えるだけの勇者の意義
を与えてやればいいだけだ」
勇者は力なく笑う。
勇者「あはは、・・・僕は最初から貴方の掌で踊っていただけだったんだな」
王「今更気づいても遅い、そしてそれら全ては今報われる。20年前に
お前に打ち込んだ楔はここまで大きく、貴様を蝕んだ!!!・・・・本当は
この部屋には数々の仕掛けが施されていたのだがな、使う必要性はないようだ」
お見せできなくて本当に残念だよ、と狂ったように王は笑い続ける。
王「安心しろ、私は寛大だ。・・・・もうこれ以上苦しませずに逝かせてやる」
いなかったぞ?できる事ならお前にオーブを埋め込んで手駒にしたか
ったのだがな、欲をかきすぎたせいか貴重な配下達を失ってしまった」
王「お前さえこっちに来てしまえば《王国の英雄》の死など幾らでも
ごまかせる。あとはお前に父の死を乗り越えるだけの勇者の意義
を与えてやればいいだけだ」
勇者は力なく笑う。
勇者「あはは、・・・僕は最初から貴方の掌で踊っていただけだったんだな」
王「今更気づいても遅い、そしてそれら全ては今報われる。20年前に
お前に打ち込んだ楔はここまで大きく、貴様を蝕んだ!!!・・・・本当は
この部屋には数々の仕掛けが施されていたのだがな、使う必要性はないようだ」
お見せできなくて本当に残念だよ、と狂ったように王は笑い続ける。
王「安心しろ、私は寛大だ。・・・・もうこれ以上苦しませずに逝かせてやる」
勇者は静かに口を開けた。
勇者「・・・・貴方は嘘をついている。僕が貴方にとって最大の障害なら、
殺すという手段よりもっと危険の少ない手段で僕を遠ざければ良か
った。違うか?」
勇者「・・・・貴方は僕の力が欲しいんだろ?《神の子》の力を貴方は求めて
いる。オーブを僕に埋め込もうとしたのも手駒にする為じゃない、
・・・従順な研究材料にする為だ」
王「・・・・よくそこまで気づいたものだ」
勇者「・・・・貴方は嘘をついている。僕が貴方にとって最大の障害なら、
殺すという手段よりもっと危険の少ない手段で僕を遠ざければ良か
った。違うか?」
勇者「・・・・貴方は僕の力が欲しいんだろ?《神の子》の力を貴方は求めて
いる。オーブを僕に埋め込もうとしたのも手駒にする為じゃない、
・・・従順な研究材料にする為だ」
王「・・・・よくそこまで気づいたものだ」
笑みを絶やさずに王は言葉を続ける。
王「そうだ、当たり前だろう?使いようによっては世界を思い通りに
改変できる程の力だ。・・・欲しない方がおかしかろう」
王「・・・お前の血肉は人間と変わらん。となればお前の力の根源は」
勇者「《魂》の力か」
王「くはは!正解だよ!私はお前を殺し、その神から授けられた《魂》
を我が物にする!!私にこそその神たる力は相応しい!!!」
勇者「・・・その強欲が世界を滅ぼすのがわからないのか」
王「お前の意見など聞いていない!これからは私が《神の子》となり、
世界を導くのだからなぁ!!お前はもはや世界に不要な存在となるのだ!!!」
王「そうだ、当たり前だろう?使いようによっては世界を思い通りに
改変できる程の力だ。・・・欲しない方がおかしかろう」
王「・・・お前の血肉は人間と変わらん。となればお前の力の根源は」
勇者「《魂》の力か」
王「くはは!正解だよ!私はお前を殺し、その神から授けられた《魂》
を我が物にする!!私にこそその神たる力は相応しい!!!」
勇者「・・・その強欲が世界を滅ぼすのがわからないのか」
王「お前の意見など聞いていない!これからは私が《神の子》となり、
世界を導くのだからなぁ!!お前はもはや世界に不要な存在となるのだ!!!」
>>798
ここまでコピペ?
ここまでコピペ?
>>798 コピペだから落ち着いて・・・
勇者「寛大な王様なら、これから僕がいう事も許してくれるだろう?」
王「・・・・お前は何が言いたい?」
勇者「僕は何も、ただ20年かけて魔王城に向かったわけじゃない。
僕は貴方が知らない魔法をいくつか使える。・・・分身魔法はその一つだ」
王「・・・・馬鹿、な。分身魔法だと!?」
勇者「できればこの魔法は使いたくなかった・・・、魔脈の事は知ってい
るな?・・・・魔力は世界を巡っている、その溜り場の事を」
王「・・・・まさ、か」
王の顔が苦渋に満ちる。
勇者「20年かけて僕は何百もの分身を魔脈に配置したんだ。・・・確かに
《神の子》としての魔力が半減以下にまで弱体化した僕では
世界を改変する事はできないかもしれない」
勇者「でも世界の巡る魔力を借りれば話は別だ」
勇者「寛大な王様なら、これから僕がいう事も許してくれるだろう?」
王「・・・・お前は何が言いたい?」
勇者「僕は何も、ただ20年かけて魔王城に向かったわけじゃない。
僕は貴方が知らない魔法をいくつか使える。・・・分身魔法はその一つだ」
王「・・・・馬鹿、な。分身魔法だと!?」
勇者「できればこの魔法は使いたくなかった・・・、魔脈の事は知ってい
るな?・・・・魔力は世界を巡っている、その溜り場の事を」
王「・・・・まさ、か」
王の顔が苦渋に満ちる。
勇者「20年かけて僕は何百もの分身を魔脈に配置したんだ。・・・確かに
《神の子》としての魔力が半減以下にまで弱体化した僕では
世界を改変する事はできないかもしれない」
勇者「でも世界の巡る魔力を借りれば話は別だ」
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