元スレ男「別にお前なんか好きでもなんでもないから」ツンデレ「…え…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 44 :
ツンデレ「………」
男「小学校ではそれ以来その人と話さなかった」
男「中学に上がり、俺は驚いた」
男「その人と同じクラスだったんだよ」
男「あの頃はもう頭もすっかり冷え、俺は謝ろうと思っていた」
男「それに、あの頃からすでにもう、その人のことを特別に思っていたのかもしれない」
男「俺はとにかく、また小学生の頃のように一緒に遊べる仲に戻りたかった」
104 = 44 :
男「それで謝った」
男「あのときはごめん、と」
男「その人はあっさり許してくれた」
男「それからまた、前のような関係に戻れたんだ」
男「だが、異変が起きはじめたのはこの頃でな」
105 :
寝れない死ね生きろ
106 = 44 :
男「中3になり、高校受験を考える時期」
男「その人は急に俺にそっけなくなった」
男「どこの高校に行くのと聞いても教えてくれなくてさ」
男「俺が話しかけると時間がないから早くしてだの」
男「あぁ、嫌われちゃったかと思って泣いたのは内緒な」
男「それで、俺とその人の関係は終わりになると思った」
107 :
なんか胸がキュンキュンする
108 :
なんか玉がフィンフィンする
109 = 96 :
早くして寝れん
110 = 44 :
ツンデレ「……泣いたって…言っちゃってるじゃない…」
男「そこにツッコむかね。まぁいいや、続けるよ」
男「終わりになるかと思ったけど、その人から話しかけてくれることもたくさんあってな」
男「俺は困惑した。なんだコイツとも思った」
男「だが、嫌われてはいないと思えて嬉しかった」
男「思春期の男子はな、好きな人からされたことなら些細なことでも喜んじゃうアホな生き物だから」
111 :
いいよいいよ
112 = 44 :
男「ある日、俺はその人に進学先を聞かれた」
男「俺が行こうとしていた学校は、いわゆる普通校」
男「底辺でもなければ進学校でもない。ふっつうの高校」
男「対してその人は成績がすごく良くて、この辺じゃトップの高校にも楽々合格できるとも言われていた程だ」
男「進学先を聞いたその人は、アンタにはお似合いね。なんて失礼なことをぬかしやがった」
113 = 105 :
男がドヤ顔
なんでドヤ顔なんだよ
114 = 44 :
男「だから俺はてっきり、その人は進学校に通うもんだと思っていた」
男「そして俺は無事受験を終え、合格した」
男「今思えばなんで気付かなかったんだろうな」
男「その人も俺と同じところを受けていたんだよ」
男「入学式では驚きのあまり椅子から転げ落ちるかと思った」
115 = 105 :
ツンデレ幼なじみって言うとぶんのしかでてこない
116 = 44 :
ツンデレ「………」
男「驚きもしたけど、それ以上に嬉しかった」
男「中学じゃ結局告白できなかったけど、高校も同じならまだチャンスはあることに」
男「好きな人とまた同じ学校に通えることに」
男「それからもその人はちょいちょい俺につっかかってくる」
117 = 81 :
寝れない
118 = 44 :
男「今までと変わらずに、相変わらず憎まれ口をたたきつつも俺に構ってくる」
男「なんか最近はお弁当まで作ってくれるし」
男「もうなんなんだって感じだ」
男「好きになっちまうじゃねぇか。元々好きだったのに、さらに好きになっちまうじゃねぇか」
男「いい加減、素直になってくれよ」
男「……なぁ、お前もそう思わないか?」
ツンデレ「………」
ツンデレ「……うん」ポロポロ
120 :
かわいいwww
121 = 44 :
男「俺はずっと昔からお前のことが好きだったんだ」
ツンデレ「…うん」ポロポロ
男「でもお前はなかなか素直になってくれねぇ」
ツンデレ「…うん」ポロポロ
男「……俺は言ったぞ。お前は正直に言ってくれないのか?」
122 = 44 :
ツンデレ「……グスッ…ごめん」
ツンデレ「ごめん…なさい……」
ツンデレ「わ、私も……」
男「………」
ツンデレ「私も……男のことが……好きでした」
ツンデレ「ずっとずっと……昔から…好きでした」
123 :
はぁ・・・
124 :
ふぅ…
ふぅ…
ふぅ…
ふぅーーーーい♪
125 = 98 :
ニヤニヤが止まらない
126 = 44 :
男「……ありがとう」
ツンデレ「……グスッ…ごめんなさい」
男「なんで謝るのさ」
ツンデレ「今まで…素直に……なれなくて」
男「別にいいよ……そういうところも好きだし」
ツンデレ「……ありがと」
127 :
可愛い
128 = 44 :
男「これからはどうするんだ」
ツンデレ「これから?」
男「これからも恥ずかしいときは本心を隠しちゃうのか?」
ツンデレ「な、なるべく素直になれるように頑張ります…」
男「そうか。頑張れよ」ナデナデ
ツンデレ「ひぇっ!?」
129 :
じゃあ膝枕の状態からエロに入ってもらお
130 :
壁が壊れそうなんだが
131 = 44 :
男「なんだよ。撫でただけだぞ」
ツンデレ「わ、分かってるけど……」
男「やーい顔真っ赤になってやんのー」
ツンデレ「う、うるさい!」
男「可愛い」ナデナデ
ツンデレ「か!?かかかかかかわかわ……」
男「耳まで真っ赤なのにすごいニヤけてる」
ツンデレ「だ、だって…嬉しい…」
132 = 44 :
男「そうか。じゃあそろそろ立ち上がりたいんだけど」
ツンデレ「へっ!?あっ!そ、そうだった、ごめん…」
男「よっこいしょういちっと」
ツンデレ「…オヤジくさい」
男「オヤジくさい俺は嫌いか?」
ツンデレ「……いじわる」
男「ごめんごめん」
133 :
134 = 44 :
ツンデレ「男、ありがとね」
男「なんだい薮から棒に」
ツンデレ「素直になれない私のこと、好きでいてくれて…」
男「……あ、あぁ」
ツンデレ「あー照れてる」
男「う、うるさい!」
ツンデレ「今までの私ってこんな感じだったのね」
男「なんだよもう…」
135 = 129 :
136 = 44 :
ツンデレ「ねぇ男?」
男「うん?」
ツンデレ「これからも、多分素直になれないときがあると思うけど」
ツンデレ「それでも頑張って正直になるから、よろしくね?」
男「……当たり前」
男「俺のほうこそ、多分素直になれないときがあるだろうけど…」
男「そのときは笑って許してくれよ?」
ツンデレ「当たり前!」
137 :
セクロス編は…?
138 :
てかそろそろ終わりに近いんじゃないの
139 = 44 :
男「じゃあ行くか。大遅刻だけれども」
ツンデレ「うん!早くいこー!ほらほら!」
男「…なんかキャラ変わってる?」
ツンデレ「男のせいだよー!えへへー」
男「……これも悪くないな」
ツンデレ「んー?なにー?」
男「なんでもなーい」
140 = 44 :
おしまい
145 :
良かったよ
お疲れ
147 = 130 :
乙
やっと寝れる…
148 = 91 :
実によかった
さて次は素直になったツンデレもといデレデレの後日談でも書いてもらおうか
150 :
おつ
みんなの評価 : ★
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