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    元スレ女幽霊「大好きだから、呪ってもいいよね?」

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    タグ : - 巫女 ×2+ - 18禁 + - + - 幽霊 + - 未完 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    「うーん」

    「なに悩んでるの?」

    「いや、女の子と出かけるの、初めてだからさ。どんな服がいいのかなーって」

    「男くんはなんでも似合うよ」

    「それは言いすぎだよ、俺は顔は……普通よりちょっと上くらいだから」

    「わりとナルシストだね」

    「ほ、ほっといてくれ」

    「うふふ、でも、かっこいいよ、男くんは」ニコッ

    (……やっぱり可愛いなぁ)

    52 :

    ソレナンテエロゲ

    53 = 1 :

    (でも、巫女ちゃんに男くん取られたら嫌だなー)

    (ここはとにかく変な服を着させてイメージダウンさせよう!)

    「これなんてどうかな?」

    「それ? ええ……仮装大会みたいになっちゃうよ」

    「というかなんでこんな服が置いてあるの?」

    「いや、なんか押し売りで買っちゃった……」

    「神主セット……あはは、巫女ちゃんは喜ぶんじゃない?」

    「ああ、確かにそうかも……じゃあこれにしよう」

    (うふふ、さすがにデートに神主姿で来られたら巫女ちゃんも引くだろうな!)ニヤニヤ

    「ん?」

    「いや、なんでもないよー!」

    (本当に男くんって、女の子とのお出かけ経験ないんだ)

    54 = 1 :

    そして……

    「いやあ、おまたせ」

    「!」

    (驚いてる驚いてる……さすがに引いちゃったよねー?)

    「す、素敵です……その服!」

    「ほ、本当?」

    (あ、あれれー!?)

    56 :

    ラムに見えてくる

    57 = 1 :

    (うわー、女ちゃん凄いな、これ大正解だったみたい!)

    「本物神主さんみたい……」

    「いつも見てるから、やっぱり偽物ってわかっちゃうよね?」

    「でも、全然わからないですよ、かっこいいです」

    「よ、良かったね、男くん」ズーン

    「うん、ありがと女ちゃん」ボソッ

    「あ、あの! 男さん」

    「ん?」

    「わ、私の服、どうですか?」

    59 = 1 :

    「……」(そういえば巫女ちゃんの私服初めて見るなぁ)

    ジロジロ

    (うわああ、なんでそんなにまじまじ見るの! エッチ!)

    「……」

    「うん、なんか思ったより洋式で驚いたかな」

    「でも可愛いよ、巫女ちゃんちっちゃくてお人形さんみたい」

    (ほ、褒めた……うう)

    「あ、ありがとうございます……」

    (いいなあ、私も可愛いって言われたい!)

    60 = 1 :

    「……でも」

    「?」

    「洋式じゃなくて、洋風ですよね?」

    「あ!」

    「私はトイレじゃないですよ」プンプン

    「ご、ごめん!」

    (男くん可愛いミスしたー、可愛い~)

    「洋風、そうだよね……洋式じゃトイレだよね……」

    61 = 1 :

    (遠回しに便器扱いしようとしてたんでしょ、エッチ!)

    「それじゃあ、行こうか?」

    「はい」

    「何を買いに行くの?」

    「そ、それは男さんにおまかせします」

    「俺に?」

    「だって、あくまでも今日は男さんのことを知るための買い物」

    「私が主体ではないのです」

    「な、なるほど……それじゃあどこ行こうかな……」

    「便所、便所!」

    「便所!?」

    63 = 1 :

    「便所!?」

    「あ、いや、違う違う!」

    「ちょ、ちょっと変なこと言わないでよ!」

    「ふーん、男くんは女の子を便器扱いする変態なんでしょ!」

    「思ってないよそんなこと!」

    「ほんとに?」

    「ほんとに!」

    「……」

    「ご、ごめん、なんでもないんだ……」

    「やはり、霊に取り憑かれてるんですね!」

    64 = 1 :

    「ち、違うよ!」

    「でも、いきなり変な言葉を言ったり……ボソボソと何かと話してますし……」

    「……」(否定できない)

    「やはり、お祓いしないと……」

    「で、でも、俺のこともっと知らないとお祓いできないでしょ?」

    「できます」

    「できるの!?」

    「はい、できます!」

    66 = 1 :

    (で、できちゃうの!?)

    (うわあ、私邪魔ばっかりしてるから、男くんに絶対嫌われてるよ……)

    (このままお祓いして、バイバイかも……)グスッ

    「いや、それは困るよ!」

    (え……?)

    「最近俺調子いいし、もしかしたら良い霊かもだし!」

    「取り憑かれてる感覚はあるんですか!?」

    「え? いや、ないけどさ」

    67 = 1 :

    「なるほど……無自覚に取り憑かれていて、バレないように生力を奪われています!」

    「え!」

    「私が奪うのは精力だよ」

    「!」

    「か、顔が赤いですよ!?」

    「き、気にしないで! そ、それでそれで?」

    「そ、そして……知らぬ間にあなたはあの世行き……」

    68 = 1 :

    「そ、それは怖いなー」

    「私そんなことしないもん! 一緒にいれれば嬉しいんだからね?」ギュッ

    (触れられるとゾワーッとするからできればやめて欲しい……)

    「それで死んでしまった人を、私はたくさん見てきました……」

    (話長くなりそう。というかその話聞くの六回目だよ)

    「あれは……3月のこと」

    「ごめん、巫女ちゃん、俺急用思い出したから帰っていいかな?」

    70 = 1 :

    「え、まだ話は……」

    「ごめん、本当に急用!」

    「……わ、わかりました、仕方ないですね」

    ・ ・ ・

    「あー、なんとか逃げ切った」

    「よかったの、ドタキャンなんかしちゃって」

    「あの話何度も聞いてるからさ」

    「でも、おでかけも行かずに帰っちゃうの?」

    「なんか、結局お祓いとかになりそうだし、危ないかなと思ってね」

    71 = 1 :

    「それに、これはドタキャンじゃないよ、急用で抜けたんだよ」

    「抜けた……抜くの?」

    「ち、違う意味でとらないでね!」

    「男くんの抜いてるとこみたいなー」

    「そんな上目遣いしても無理だからね?」

    「じゃあ、男くんのあそこ咥えたいなー」

    「え……」

    72 = 1 :

    「期待しちゃった?」

    「そ、そりゃあ……ね」

    「いつでもできるんだったら、今しない?」

    「……そ、外で?」

    「うん」

    「……」

    「いや?」

    (寒気が凄いことになってるんだけど)

    74 :

    非常によろしい

    77 = 4 :

    おいどうしたんだよ

    80 = 1 :

    「あのね」

    「なに?」

    「私、男くんと繋がりたい」

    「!」

    「手を繋ぎたい、唇を繋ぎたい、そして……」

    「……ごくり」

    「さて、なんでしょー?」

    「そこは言わないの!?」

    84 = 1 :

    「今考えたんだけどね」

    「うん」

    「エッチもいいんだけど」

    「まだ、私達愛を築いてないというか……」

    「ああ、なるほど」

    「私もね、エッチは凄くしたいんだけど……」

    「わかってくれた?」

    86 = 1 :

    「うん、わかった!」

    「つまり、お出かけしたり、お話ししたり……とかかな?」

    「うん、そういうこと!」

    「うわー、嬉しいな! 男くんとたくさん過ごせるって!」

    「私はずっと男くんといれるから、なんでもできるし!」

    「……」(俺も嬉しいなぁ、こんなに可愛い子とお話とかできて……)

    「それじゃあ、家に帰ろ! それでそれで、たくさんお話しよ!」

    「うん」(すっごく喜んでるな、女ちゃん)

    88 :

    ・ ・ ・

    「そういえば、なんで俺に憑いてるの?」

    「え? 好きってだけじゃダメかな?」

    「いや、嬉しいけど……なんか具体的な理由とか、ないのかな?」

    「具体的な理由……うーん」

    (逆に無いなら悲しいな……)

    「あ、あったあった!」

    「おお、何?」

    「優しいから」

    (優しい……また具体的じゃないな……)

    90 = 88 :

    「些細なことなんだけど、花にお水あげたり、お年寄りに席を譲ったりとか」

    「そんなこと、誰でもできるよ」

    「でも、やれない人はずっとやらないじゃない?」

    「男くんは文句も言わずにちゃんとやるし、ゴミもちゃんと捨てるしさ」

    「……な、なんか照れくさいな」

    「うふふ、それが男くんを好きになった理由」

    「そういえば、それをなんで、女ちゃんは知ってるの?」

    93 = 88 :

    「ふふふ、私は生前あなたのストーカーだったのです!」

    「嘘っ!?」

    「ビックリした?」

    「じょ、冗談……だよね?」

    「もちろん♪」

    「冗談でも怖いよ……」

    「それに、男くんわりと霊感強いみたいだったからねー」

    95 = 88 :

    「ああ、それも良かったってわけ?」

    「そうだよ、ラッキーだったね!」

    「うん、ツいてたね」

    「うん、憑いてるね」

    「……お風呂、一緒に入ろっか?」

    「え、ホント?」

    「う、うん……いいかな?」

    「……も、もちろんっ」

    98 :

    なんでニコニコなんだよ

    99 :

    支援

    男 女 巫女
    では萌え足りないので
    自分の中だけで名前付けて読み代えたいのけどあんまりセンスがなくて

    誰かいい名前ください

    100 = 88 :

    「まさか男くんが誘ってくれるなんてねー」

    「あはは」

    「そういえば、私が触るとビクってするのって、やっぱり寒気とか感じてる?」

    「!」

    「やっぱり、そうなの?」

    「……う、うん。ちょっとゾクッとしちゃってさ」

    「やっぱりそうかー……こんなんでも私、幽霊だからなぁ」


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