私的良スレ書庫
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元スレ鈴「一夏のお嫁さん、かぁ・・・」
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皆と過ごしたあの日から10年
今、振り返ってみると本当に色々あった…
今、振り返ってみると本当に色々あった…
―――――
シャル「そろそろ僕たちも卒業だね」
箒「そうだな」
セシリア「なんだかんだあっという間でしたわね」
ラウラ「嫁に出会った日がすぐ昨日のように感じられる」
鈴「結局誰も一夏とは進展無し、か…」
箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ「・・・・・」
シャル「そろそろ僕たちも卒業だね」
箒「そうだな」
セシリア「なんだかんだあっという間でしたわね」
ラウラ「嫁に出会った日がすぐ昨日のように感じられる」
鈴「結局誰も一夏とは進展無し、か…」
箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ「・・・・・」
―――――
シャル「僕たちの間で結んでいた淑女協定の賜物かもね」
箒「全くだ 抜け駆けは禁止」
セシリア「ボーデヴィッヒさんは一夏さんの部屋に何度か忍び込んだりしていたらしいですけれど」
ラウラ「今となっては良い思い出だな」
鈴「まぁ、私含めて皆抜け駆けしようとはしていたけれどね」
シャル「僕たちの間で結んでいた淑女協定の賜物かもね」
箒「全くだ 抜け駆けは禁止」
セシリア「ボーデヴィッヒさんは一夏さんの部屋に何度か忍び込んだりしていたらしいですけれど」
ラウラ「今となっては良い思い出だな」
鈴「まぁ、私含めて皆抜け駆けしようとはしていたけれどね」
―――――
シャル「・・・でさ」
箒「何だ?」
シャル「そろそろ良いんじゃないかな」
セシリア「・・・」
ラウラ「何がだ?」
シャル「・・・誰が一夏と付き合うのか、決めようよ」
鈴「…!」
―――――
シャル「僕たち、本当にうまくやってきたよね」
シャル「一夏の事を、皆が本当に好きだったから淑女協定を守れてきたんだと思う」
シャル「勿論、多少のいがみ合いはあったけどね」
箒「誰が一夏と付き合うのか」
セシリア「勿論、一夏さんの気持ちも考えなければなりませんでしたね」
ラウラ「あぁ、そうだな 私たちはいつも自分たちのことしか考えていなかった…」
鈴「そうだったわね…」
シャル「僕たち、本当にうまくやってきたよね」
シャル「一夏の事を、皆が本当に好きだったから淑女協定を守れてきたんだと思う」
シャル「勿論、多少のいがみ合いはあったけどね」
箒「誰が一夏と付き合うのか」
セシリア「勿論、一夏さんの気持ちも考えなければなりませんでしたね」
ラウラ「あぁ、そうだな 私たちはいつも自分たちのことしか考えていなかった…」
鈴「そうだったわね…」
―――――
シャル「淑女協定は今日までだ」
シャル「・・・今日からはみんなライバルなんだ」
箒「・・・」
セシリア「・・・」
ラウラ「・・・」
鈴「・・・」
シャル「じゃあ、これで失礼するよ こうやって集まるのは今日が最後かもね」
箒「誰が一夏と付き合うことになっても恨みっこなしだからな」
セシリア「後は正々堂々戦うのみですわ」
ラウラ「うむ… その通りだな 異存はない」
鈴「・・・」
この日を境に私たちの関係は何かギスギスしたものに変わった。
シャル「淑女協定は今日までだ」
シャル「・・・今日からはみんなライバルなんだ」
箒「・・・」
セシリア「・・・」
ラウラ「・・・」
鈴「・・・」
シャル「じゃあ、これで失礼するよ こうやって集まるのは今日が最後かもね」
箒「誰が一夏と付き合うことになっても恨みっこなしだからな」
セシリア「後は正々堂々戦うのみですわ」
ラウラ「うむ… その通りだな 異存はない」
鈴「・・・」
この日を境に私たちの関係は何かギスギスしたものに変わった。
~
鈴「はぁ…」
一夏への想いは小学5年生の頃に始まったものだった
壊滅的に下手糞だった料理を、一夏は私に教えてくれた
そして、初めて一夏に「おいしい」と言われた酢豚を「将来、ずっと食わせてくれよな」と言ってくれた一夏
そんな一夏に、私は、今日も素直に想いを伝えられずにいたのだった
鈴「はぁ…」
一夏への想いは小学5年生の頃に始まったものだった
壊滅的に下手糞だった料理を、一夏は私に教えてくれた
そして、初めて一夏に「おいしい」と言われた酢豚を「将来、ずっと食わせてくれよな」と言ってくれた一夏
そんな一夏に、私は、今日も素直に想いを伝えられずにいたのだった
~
一夏「おーい、鈴 ちょっと良いか?」
鈴「な、何よ!私忙しいんだから早くしてよね!」
一夏「あぁ、実はな」
一夏「今度二人で遊園地にでも行かないか?」
鈴「!」
鈴(これってチャンスよね?)
鈴(あ… でも…)
鈴(鈍い一夏の事だから、皆で行こうとか言い出すんだろうなぁ…)
一夏「鈴?どうした?」
鈴「ふん、遠慮するわ…」
一夏「おーい、鈴 ちょっと良いか?」
鈴「な、何よ!私忙しいんだから早くしてよね!」
一夏「あぁ、実はな」
一夏「今度二人で遊園地にでも行かないか?」
鈴「!」
鈴(これってチャンスよね?)
鈴(あ… でも…)
鈴(鈍い一夏の事だから、皆で行こうとか言い出すんだろうなぁ…)
一夏「鈴?どうした?」
鈴「ふん、遠慮するわ…」
~
一夏「え?予定が合わないならずらそうか?」
鈴「・・・」
一夏「いつが良いか教えてくれよ、鈴」
鈴「ああああああもう!そうやって気安く鈴って呼ばないでくれる!」
一夏「え…」
鈴「あんたのそういう態度がねぇ!私たちを苦しめてきたのよ!」
鈴「いつも思わせぶりな態度取ってさ!一人で喜んでいた私が馬鹿みたい!」
一夏「鈴…」
鈴「あ…」
一夏「・・・」
鈴「…もういいわ じゃあね」スッ
一夏「・・・」クシャ
一夏「え?予定が合わないならずらそうか?」
鈴「・・・」
一夏「いつが良いか教えてくれよ、鈴」
鈴「ああああああもう!そうやって気安く鈴って呼ばないでくれる!」
一夏「え…」
鈴「あんたのそういう態度がねぇ!私たちを苦しめてきたのよ!」
鈴「いつも思わせぶりな態度取ってさ!一人で喜んでいた私が馬鹿みたい!」
一夏「鈴…」
鈴「あ…」
一夏「・・・」
鈴「…もういいわ じゃあね」スッ
一夏「・・・」クシャ
―――――
そう、その日もやってしまったのだ
いつも自分の想いとは真逆の行動を取ってしまうのだ
どうして
どうして私は・・・
そう、その日もやってしまったのだ
いつも自分の想いとは真逆の行動を取ってしまうのだ
どうして
どうして私は・・・
―――――
卒業式3日前、教室
ラウラ「一夏、今日の午後 予定を空けておいて貰えないか?」
一夏「んー? どうしたラウラ?」
ラウラ「少しな」
箒・セシリア・シャル「・・・」
一夏「わかった、空けておくよ」
卒業式3日前、教室
ラウラ「一夏、今日の午後 予定を空けておいて貰えないか?」
一夏「んー? どうしたラウラ?」
ラウラ「少しな」
箒・セシリア・シャル「・・・」
一夏「わかった、空けておくよ」
~
一夏「で、体育館の裏に呼び出してどうしたんだ?」
一夏「まるで告白でもするような感じだな」ニカッ
ラウラ「・・・そうなんだ」
一夏「え?」
ラウラ「一夏、私は一夏と付き合いたい 今、正式に願い出る」
一夏「えーっと…」
ラウラ「今まであやふやにしていた お前の事を嫁と呼んで、多少甘えていたのも事実だ」
一夏「で、体育館の裏に呼び出してどうしたんだ?」
一夏「まるで告白でもするような感じだな」ニカッ
ラウラ「・・・そうなんだ」
一夏「え?」
ラウラ「一夏、私は一夏と付き合いたい 今、正式に願い出る」
一夏「えーっと…」
ラウラ「今まであやふやにしていた お前の事を嫁と呼んで、多少甘えていたのも事実だ」
~
ラウラ「でもな、それが原因となって好きになったわけではない」
ラウラ「一夏は言ってくれた、私のISが暴走した時に『お前を守ってやる』と」
ラウラ「お前に取ってはただの言葉のあやかも知れない」
ラウラ「でも、その言葉は、私に取って生まれて初めて教官以外の人を愛するきっかけになったのだ」
ラウラ「いや、教官以上にお前の事を愛している」
ラウラ「だから… 私の事を一夏の嫁に…して貰えないだろうか?」
一夏「ラウラ…」
ラウラ「でもな、それが原因となって好きになったわけではない」
ラウラ「一夏は言ってくれた、私のISが暴走した時に『お前を守ってやる』と」
ラウラ「お前に取ってはただの言葉のあやかも知れない」
ラウラ「でも、その言葉は、私に取って生まれて初めて教官以外の人を愛するきっかけになったのだ」
ラウラ「いや、教官以上にお前の事を愛している」
ラウラ「だから… 私の事を一夏の嫁に…して貰えないだろうか?」
一夏「ラウラ…」
~
一夏「・・・少し考えさせてくれ」
ラウラ「・・・分かった では」ザッザッ
一夏「・・・ はぁ・・・」
―――――
俺が気がついていなかっただけかもしれないんだ
いや正確には、うすうす気がついてはいたんだ
でも、あいつらのうち誰か一人も傷つけたくなかったから
わざと気が付いていないふりをしていたんだ
・・・お前らを傷つけたくないんだよ
―――――
あの時の一夏の顔、忘れもしない
今までに私には見せた事のない困った顔
今思えば、表に出していなかっただけなのかもしれない
ふふっ、裸で締め技をかけてもあのような顔はしなかったのにな
あの時の一夏の顔、忘れもしない
今までに私には見せた事のない困った顔
今思えば、表に出していなかっただけなのかもしれない
ふふっ、裸で締め技をかけてもあのような顔はしなかったのにな
~
卒業2日前、教室
箒「い、一夏」
一夏「どうしたー?箒、お前の方から話しかけてくるなんて珍しいな」
箒「な、何だ? 私から話しかけてはいけないのか?」
一夏「いやいや、ほらさ 俺が入学してきた時ってお前、俺が声かけるのすげー嫌がってたじゃん」
一夏「それを考えると、随分箒も素直になったんだなーって、な?」
箒「ふ、ふん… そのような事も確かにあったな…」
一夏「で、何か用があるんだろ?」
箒「そ、それはここでは言えない… 放課後、道場で待っている…」スタスタスタ
一夏「あ… 行っちまった…」
卒業2日前、教室
箒「い、一夏」
一夏「どうしたー?箒、お前の方から話しかけてくるなんて珍しいな」
箒「な、何だ? 私から話しかけてはいけないのか?」
一夏「いやいや、ほらさ 俺が入学してきた時ってお前、俺が声かけるのすげー嫌がってたじゃん」
一夏「それを考えると、随分箒も素直になったんだなーって、な?」
箒「ふ、ふん… そのような事も確かにあったな…」
一夏「で、何か用があるんだろ?」
箒「そ、それはここでは言えない… 放課後、道場で待っている…」スタスタスタ
一夏「あ… 行っちまった…」
~
一夏「失礼するぜ」ガラッ
箒「一夏、待っていたぞ」
一夏「なんだ、箒 胴着なんか着て また特訓か?」
箒「…いや、違うんだ まぁ座ってくれ」
一夏「お、おう…」
箒「・・・」
一夏「・・・」
箒「一夏、私たちがまだ小さかった時の事 覚えているか?」
一夏「あぁ、勿論だ」
一夏「失礼するぜ」ガラッ
箒「一夏、待っていたぞ」
一夏「なんだ、箒 胴着なんか着て また特訓か?」
箒「…いや、違うんだ まぁ座ってくれ」
一夏「お、おう…」
箒「・・・」
一夏「・・・」
箒「一夏、私たちがまだ小さかった時の事 覚えているか?」
一夏「あぁ、勿論だ」
~
箒「出会ったばかりの頃、私たちは馬が合わずに幾度も喧嘩をした」
一夏「そうだな」
箒「しかし、一夏が私がいじめられているのを助けてくれた所から打ち解けて行けたな」
一夏「まぁな」
箒「そして6年ぶりに一夏に会えた時、私は嬉しかった」
一夏「・・・」
箒「すぐに気が付いてくれて… 本当に嬉しかった」
一夏「・・・」
箒「出会ったばかりの頃、私たちは馬が合わずに幾度も喧嘩をした」
一夏「そうだな」
箒「しかし、一夏が私がいじめられているのを助けてくれた所から打ち解けて行けたな」
一夏「まぁな」
箒「そして6年ぶりに一夏に会えた時、私は嬉しかった」
一夏「・・・」
箒「すぐに気が付いてくれて… 本当に嬉しかった」
一夏「・・・」
箒「私は」
箒「私の事を女として見てくれた一夏の事が好きだ」
箒「幼馴染としての好きだという感情ではない」
箒「お前に取って、私はただの幼馴染かもしれないが…」
箒「私は、一夏に対して幼馴染以上の感情を抱いている事に気がついたんだ…」
一夏「箒…」
箒「だから、私と… 付き合っては貰えないだろうか?」
一夏「…考えさせてくれ」
一夏「卒業式の日まで待ってくれ」
箒「・・・分かった」
一夏「じゃ、じゃあな…」ガラッ
箒「私の事を女として見てくれた一夏の事が好きだ」
箒「幼馴染としての好きだという感情ではない」
箒「お前に取って、私はただの幼馴染かもしれないが…」
箒「私は、一夏に対して幼馴染以上の感情を抱いている事に気がついたんだ…」
一夏「箒…」
箒「だから、私と… 付き合っては貰えないだろうか?」
一夏「…考えさせてくれ」
一夏「卒業式の日まで待ってくれ」
箒「・・・分かった」
一夏「じゃ、じゃあな…」ガラッ
>>29
ぺろぺろ
ぺろぺろ
―――――
そうだよな、箒5人の中じゃ箒と一緒にいるのが一番長いんだよな
てっきり俺がIS学園に入ってから惚れられたのかと思ったけど
そうじゃなかったみたいだ
~
一夏は本当に鈍い、唐変木にもほどがある。
でも私ははっきりと伝えた
そう。
伝えたのだ…
そうだよな、箒5人の中じゃ箒と一緒にいるのが一番長いんだよな
てっきり俺がIS学園に入ってから惚れられたのかと思ったけど
そうじゃなかったみたいだ
~
一夏は本当に鈍い、唐変木にもほどがある。
でも私ははっきりと伝えた
そう。
伝えたのだ…
―――――
卒業1日前
セシリア(今日こそ、私が一番に声をかけるのですわ)
セシリア(昨日一昨日と先は越されてしまいましたが…)
セシリア(二人とも浮かない表情という事はまだ…)
一夏「おはよー」ガラッ
オリムラクンオハヨウ オハヨー
セシリア「あああ、あの!」
一夏「?」
セシリア「一夏さん!今日の放課後少しよろしいでしょうか…?」
一夏「あぁ、わかった 空けておくぜ」
セシリア「ありがとうございます!では私の部屋まで来てくださいね!」
一夏「オーケー 放課後な」
卒業1日前
セシリア(今日こそ、私が一番に声をかけるのですわ)
セシリア(昨日一昨日と先は越されてしまいましたが…)
セシリア(二人とも浮かない表情という事はまだ…)
一夏「おはよー」ガラッ
オリムラクンオハヨウ オハヨー
セシリア「あああ、あの!」
一夏「?」
セシリア「一夏さん!今日の放課後少しよろしいでしょうか…?」
一夏「あぁ、わかった 空けておくぜ」
セシリア「ありがとうございます!では私の部屋まで来てくださいね!」
一夏「オーケー 放課後な」
~
一夏「おーい、セシリアいるかー?」
セシリア「待っていましたの…」ガチャ
一夏「お、制服じゃないんだな 似合ってるぜ」
セシリア「一夏さん…///」
一夏「じゃ、お邪魔するな」
一夏「おーい、セシリアいるかー?」
セシリア「待っていましたの…」ガチャ
一夏「お、制服じゃないんだな 似合ってるぜ」
セシリア「一夏さん…///」
一夏「じゃ、お邪魔するな」
~
一夏「で、話っていうのは何だ?」
セシリア「その…ですね…」
一夏「どうしたーセシリア はっきり言わないとわからないぞ?」
セシリア「いいいい、一夏さんとお付き合いをしたいんですの!」
一夏「…」
セシリア「初めてあった時の無礼は謝りますわ」
セシリア「男性なんて所詮は男性、一夏さんもその例に漏れませんでしたわ」
セシリア「でも、代表候補生を決めるための模擬訓練で自分の理想とする男性像が一夏さんだったってことに気付きましたの…」
一夏「で、話っていうのは何だ?」
セシリア「その…ですね…」
一夏「どうしたーセシリア はっきり言わないとわからないぞ?」
セシリア「いいいい、一夏さんとお付き合いをしたいんですの!」
一夏「…」
セシリア「初めてあった時の無礼は謝りますわ」
セシリア「男性なんて所詮は男性、一夏さんもその例に漏れませんでしたわ」
セシリア「でも、代表候補生を決めるための模擬訓練で自分の理想とする男性像が一夏さんだったってことに気付きましたの…」
セシリア「私は、今まで一夏さんの前では背伸びをしてましたの」
一夏「・・・」
セシリア「そうでないと馬鹿にされてしまうから」
セシリア「皆さんの前ではちゃんとした女性でいたかったのですわ」
セシリア「でも、もう卒業ですし背伸びをしなくても良くなりますわね」
一夏「セシリア…」
セシリア「織斑一夏さん、私と将来を共にして頂けませんか?」
セシリア「これからは背伸びをせず、一夏さんにありのままの自分を愛してもらいたいのです」
一夏「・・・」
一夏「・・・」
セシリア「そうでないと馬鹿にされてしまうから」
セシリア「皆さんの前ではちゃんとした女性でいたかったのですわ」
セシリア「でも、もう卒業ですし背伸びをしなくても良くなりますわね」
一夏「セシリア…」
セシリア「織斑一夏さん、私と将来を共にして頂けませんか?」
セシリア「これからは背伸びをせず、一夏さんにありのままの自分を愛してもらいたいのです」
一夏「・・・」
一夏「セシリアのそういう背伸びをする所、俺は全然嫌じゃ無かったぜ」
一夏「でも、今すぐには答えは出せない」
一夏「お前は知らないかもしれないが、他に俺の事を好きでいてくれる人がいる」
一夏「その人達も、俺の返事を待っている」
一夏「だから、卒業式の日まで待っていてくれ」
セシリア「・・・わかりましたわ」
一夏「ごめんな、すぐに答えが出せなくて」
セシリア「いえ、一夏さんは優しい方ですから…」
セシリア「…私、待っていますわ」
一夏「ありがとうな、セシリア」
一夏「それじゃ」ガチャ
セシリア「・・・」
一夏「でも、今すぐには答えは出せない」
一夏「お前は知らないかもしれないが、他に俺の事を好きでいてくれる人がいる」
一夏「その人達も、俺の返事を待っている」
一夏「だから、卒業式の日まで待っていてくれ」
セシリア「・・・わかりましたわ」
一夏「ごめんな、すぐに答えが出せなくて」
セシリア「いえ、一夏さんは優しい方ですから…」
セシリア「…私、待っていますわ」
一夏「ありがとうな、セシリア」
一夏「それじゃ」ガチャ
セシリア「・・・」
――――
俺、何となく解っていたんだ
セシリアも、俺に思いを伝える為に呼び出した…ってさ
だから敢えて何も言わなかった
セシリアの本当の気持ちを知りたかったから
俺が余計なこと言ったら多分セシリアはまた背伸びしちゃうと思ったんだよ
~
一夏さんは優しい方ですから…
きっと私たちが傷つかないような断り方を考えていらしたのですね
でも、私はそういう所も一夏さんの素晴らしい所だと思いますわ
俺、何となく解っていたんだ
セシリアも、俺に思いを伝える為に呼び出した…ってさ
だから敢えて何も言わなかった
セシリアの本当の気持ちを知りたかったから
俺が余計なこと言ったら多分セシリアはまた背伸びしちゃうと思ったんだよ
~
一夏さんは優しい方ですから…
きっと私たちが傷つかないような断り方を考えていらしたのですね
でも、私はそういう所も一夏さんの素晴らしい所だと思いますわ
―――――
鈴(もう、明日で一夏と一緒にいられるのも最後なのかもしれないのよね…)
鈴(想いを伝えるとは決心したけれど… やっぱりあんな事言っちゃったんじゃ…)
シャル「鳳さん… ちょっといいかな」
鈴「シャルロット… 何?」
シャル「鳳さんと話したい事があってさ」
鈴「・・・」
シャル「ついてきて貰っていいかな?」
鈴「わかったわ…」
スレタイがずっと引っ掛かるなぁ
まさか鈴なんて...まあないか
まさか鈴なんて...まあないか
>>47
屋上
屋上
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