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    元スレキョン「メリークリスマス」

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    201 = 196 :

    >>200
    同意

    鶴屋さんの後日談キボンヌ

    202 = 104 :

    お付き合いありがとう!
    驚愕の佐々木が異常に可愛かったから佐々木でいってみました
    でもやっぱ鶴屋さんが一番好きかな

    203 = 196 :

    >>202
    俺も鶴屋さんすきなんだよ
    だから後日談を!!
    未来人のババァとかいらんのでせめて鶴屋さんを……

    204 = 104 :

    >>203
    暇だし書こうかな…
    待ってて下ちい

    205 = 196 :

    >>204
    あざああああああああああああああああああっす!!!!!!!!

    206 :

    追いついた乙
    とおもったらなにかはじまるんですね
    期待

    207 = 99 :

    今日はもうオールでいけんな

    期待

    208 = 104 :

    「ほら、起きなさい。ご飯出来てるわよ」

    聞き慣れた声が、あたしの耳を擽る。
    そこに途轍もない違和感を感じたあたしは、跳ねる様に飛び起きた。

    「お、お母様?!」

    「何よ……悪い夢でも見たの?顔洗って、早くご飯食べなさい」

    「は……はい……」
    感じた大きな違和感は2つ。
    一つ目。いつもお母様は丁寧語でしか話さない。

    二つ目。起こしに来るのはお手伝いさん以外にあり得ない。お母様は絶対に起こしになんて来る筈が無い。

    209 = 196 :

    うひょおおおお
    きたぁ~

    しえんぴ

    210 = 185 :

    芋けんぴ

    211 = 104 :

    「……寝惚けてたんかな」

    顔を洗いながら、一人呟く。
    少し疲れているんだろう。
    昨日の稽古で熱中し過ぎて、長引いたのが祟ったのかな。

    顔を拭いて食卓まで行くと、あたしは目の前で何が起きて居るのか、認識する事に手間取って居た。

    お母様が料理を運んで、お父様に小言を言いながら珈琲を淹れている。

    212 = 104 :

    「ほら、あんたも突っ立ってないで早くご飯食べな!遅刻するよ!」

    「……は、はい!」
    動揺しながらも正座して直ぐに料理に手をつける。
    とにかく早く食べて、学校に行こう。
    ちょっとこの状況は処理しきれそうにない。

    「こらこら、遅刻しそうだって言うのに、そんなちまちま食べる奴が居るか。今日はお父さん送ってやれないからな?」

    「え、は、はい……お父様」
    あたしの言葉を聞いた途端、お父様は珈琲を噴き出し、腹を抱えて笑っている。

    「おいっ……聞いたか母さん!お父様だってよ!」
    「あんたどうしちゃったの本当に?まだ寝惚けてんの?」

    ああ、これは壮大なドッキリなんだろうか。

    214 = 196 :

    うっひょおおお

    きょとんとしてる鶴屋さん超脳内再生しました

    紫煙

    215 = 104 :

    「……行って来ます」
    行儀なんて気にせず料理を掻き込んで、着替えて鞄を持つ。

    「おう!気をつけるんだぞ」
    「お弁当入れてるからね」
    行儀の悪さを怒られ無かった。
    お母様がお弁当なんて作ってくれている。
    やはりおかしい。
    頭の中を疑問符で一杯にしながら、あたしは学校へと向かった。

    216 = 185 :

    ながもんやりすぎたな
    これ影響出まくってね?

    そしてクリスマス明けに学校あるとこなんてそうそうなくね進学校ならまだしも

    まぁ、細けえことはいいんだよか

    217 = 196 :

    部活とかあるんじゃね?

    219 = 104 :

    暫く坂を登ると、見慣れた顔を見つけた。
    走って駆け寄って、背中を叩く。
    「いよっす!キョン君!」

    「あ、鶴屋さん。おはよっす」
    会って早速、あたしは今朝の出来事を話始めた。

    「なんかさあ、うちの両親がおかしいんだよね。
    いや別に頭がとかじゃないよ?そこは勘違いしちゃダメっさ!
    ああでも強ち間違いでも……?うーん、まっとりあえず性格からなんから変わり過ぎてわけわかんないんだよ!」

    「どんな風に変わったんですか?」

    220 :

    キョンの高校は一応進学校だったはずだし、
    俺の学生時代の記憶が確かなら終業式は25日か26日だったきがするけどな
    あと一日早く終わればいいのにって思ってた気がする

    221 = 104 :

    「うーん……とにかく色々変わってんの!
    口調とかさあ、普段しないはずの事したりさ!」

    「今日のクリパの事は言ってるんですか?」

    「いや……言ってないよ。言ったら絶対怒られるからさ。適当に言い訳してるっさ」
    言ってたら家を出して貰えない。
    そんな暇があるならなんたらかんたら~ってね。

    「ははっ……多分怒られなかったと思いますよ。寧ろ明るく送り出してくれたりして」

    「そんなのあり得ないよ!カンッカンに怒ってさー顔真っ赤にしながら……怒鳴られ……るかな?」

    222 = 104 :

    「いやあ……俺に聞かれても」
    キョン君は困った様に笑う。
    でも実際に、よくわかんなくなったからしょうがない。

    「でもでも、なんかちょい……優しかったんだよね……」

    「優しい?と言うと」

    「なんかさあ、あったかかったんさ!普通の家族みたいな……」
    そこまで言ってはっとする。
    これじゃまるであたしの家族が普通じゃないみたいじゃんか。

    223 = 104 :

    「もう良くわかんないやっ!やめやめ!そんな事よりとりあえずあたしはクリパを楽しむっさ!」

    「鶴屋さん」
    キョン君があたしをじっと見つめる。
    ちょっとドキっとしたけど、顔には出さない。

    「何かなっ?」

    「この際思いっきり甘えてみるのはどうです?」

    甘える……か……。
    どうやって?
    どういう風に?

    224 = 196 :

    しぇーーーん

    225 = 104 :

    「まあ甘えるっていうか……例えば今日帰ったら、クリパの事言ってみるとか。
    うちもクリパしたいよーって言ってみるとか」

    「……うん……そっかあ……そういうのか……」
    そうえばおねだりとか、した事がない。
    学校での話もあんましした事無いなあ。

    「なんか勝手な事言っちゃって、すんません」

    「……なーに、構わんよ!」

    バシっとキョン君の背中を叩くと、またキョン君は困った様に笑う。

    227 :

    ほう

    228 = 104 :

    「もう皆着いてますかね?」
    話をして居たらあっという間に文芸部室部室の前。
    なんだか良い匂いがするから、ハルにゃんが居る事は確定だね。

    「ちょっと遅れちゃったからね。皆いるんじゃないかなっ?」

    「ハルヒは居るみたいですね……また罰金云々言われそうだ」

    「にゃはは!キョン君は絶対言われるね!お気の毒っさ!」

    「助けて下さいよ……ほんと」

    「んじゃ、行きますか」
    がちゃり。と扉を開けると、出汁の良い匂いが鼻腔を撫でる。
    あたし達以外は勢ぞろいだった。

    229 = 104 :

    「遅い!!キョンは罰金!!」

    「俺だけかよ!!」

    「鶴ちゃんは何か事情があったんでしょうけど、あんたは寝坊でしょ?」

    「な、何だと?!その通りだ!!」

    二人が何時もの夫婦漫才を始める。
    いつ見ても飽きない。

    「やあ、どうも」

    「お早うございます!」

    「……」

    「皆おはよっ!みくる~何だかご機嫌だね?良い事あったん?」

    「えっ……いや~なにもないですよぉ」
    うーん、明らかにいつもよりご機嫌なんだけどなあ。
    ま、いっか。

    230 = 104 :

    その後はハルにゃんが昨日サンタを捕獲しようと徹夜してたとか、キョン君の妹ちゃんが将来美容師を目指してるだとか。
    そんな話を聞きながら皆で鍋を突っついた。

    「はぁ~お腹いっぱい!お粗末さま!さあちゃちゃっと片付けて街に繰り出すわよ!」

    「おい、街に繰り出して何するんだよ」

    「何ってサンタを捕獲しに行くのよ」

    「オーケイ。気をつけて行ってらっしゃい」

    232 = 104 :

    「あっと……そういえばお弁当……」
    お母様から渡されたお弁当。
    悪くなる前に食べなきゃ。

    「ハルにゃん、ちょい待って!」

    「ん?どしたの?」

    「今日お母さんからお弁当貰っててさ、それ食べてからでもいいかなっ?」

    「もちいいわよ!存分に味わってね!」

    「何でさもお前が作ったような言い方してんだよ」

    「あんがとっ!すぐ食べるからさっ」
    ピンク色のお弁当箱。
    初めて見る、お母様が作ったお弁当。
    蓋を開けると、あたしが好きな食べ物ばっかりだった。


    233 = 104 :

    「なんか……変な感じっさ」
    見ただけで、ちょっと鼻がつんとする。
    ずっと、隠してただけで。
    ずっと、言わなかっただけで。
    「お弁当作って」の一言が言えなかった。
    冷たい目で「お手伝いさんに頼みなさい」って言われるのがわかってたから。

    なんで急に作ってくれたんだろう。
    それだけじゃない。
    起こしに来てくれたし、丁寧語は使わなかったし、ご飯を食べながらお話して。

    お父様も見送ってくれたし……あんなに笑った顔なんて初めて見たね。

    一つ一つ、味わって食べる。
    今日は帰ったら今日の事、話してみよっかな。

    ついでにパーティーもおねだりしてみよう。
    もしこれが、ドッキリだったら怖いけど。

    234 = 196 :

    ねれねぇ

    しえん

    235 = 104 :

    食べ終わると、皆で街に出かける。
    結局サンタは見つからなかったけど、ハルにゃんは満足気だった。

    「疲れたわね……そろそろ帰る?皆うちでなんかあるでしょうし」

    「まあそうだな。これ以上制服でうろつくのも難だし」

    「それでは、決定で」

    「あたしもそろそろ門限だったし丁度いいっさ!」
    ハルにゃんは何度か頷くと

    「じゃ、今日は解散!各自サンタを見つけたらあたしにすぐに連絡すること!良いわね?」
    と言って帰って行った。

    236 = 104 :

    帰り道、おねだりのセリフを考える。
    「クリスマスだし、パーティとかしないの?」
    うーん、やっぱし敬語使った方が良いかな……。
    でも「クリスマスですし」とか言うのもなあ。
    ああ、もう家の前だ。
    まあいっか。やめやめ、らしくないっさ。

    237 :

    なんでおれのスレはのびないん?

    239 = 104 :

    「ただいま」
    でもとりあえず、敬語は無しで行こう。

    「おう!お帰り、珍しく遅いな。彼氏か?」

    「そ、そんなんじゃないよっ!」
    少しづつ

    「お父さんもそんなこと言ってたら嫌われるわよ」

    「それは……困るな。嫌いになるなよ?」
    甘えて行けばいい。

    「ならないっさ!ぜ、絶対」
    折角サンタさんが、あったかさをくれたんだから。


    おわり

    240 = 237 :

    いまきたばっかりだけど終わりよった
    よむわおつ

    241 = 196 :

    おつううううううううううううううううううう
    よかったよおおおおおおおおおおおお



    やっと寝れる……

    242 :

    乙した
    ながえもんいい仕事したな

    243 = 104 :

    付き合ってくれてありがとう!
    皆も鶴屋さんも愛してる

    244 = 227 :

    暖かくなったよ、乙

    246 = 206 :


    鶴屋さんが一番好きな人か

    247 = 104 :

    >>246
    ちょいちょいかいてます…

    キョン「鶴屋さん…可愛いと思わんか?」

    古泉「あの……前から気になってたのですが」

    キョン「巨乳と貧乳どっちが好みだ?」
    どれか記憶に残ってたりしたら嬉しいです

    248 :

    よんだるわ

    250 :

    ところでハルヒルートはまだですか?
    この手のタイプのssはどっちも書いてくれるものだと思ってパンツを脱いで待ってるんだけど…


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