元スレ京子「アルコールの魔力」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
ゆるゆりSS、はっじま~るよ~♪
2 :
はい
3 = 1 :
――ごらく部――
京子「誰も来ない」
京子(暇つぶしになりそうな物、何かないかな~)ゴソゴソ
京子「おっ、いつぞやのチョコレートボンボンが残ってやんの。ラッキー♪」モグモグ
京子「う~む、この苦みがたまらん。しっかしこれくらいで酔っぱらうなんて、千歳はまだまだお子様だな」
京子(……そういや他の皆は、酔うとどうなるんだろう?)
京子「むむっ!」ピキーン!
京子(思い付いたら即行動。そんな自分が結構好き)
京子「よっしゃ、いっちょ確かめて見ますか!」
4 :
はーい
5 = 1 :
京子「おし、ラムレーズンの準備完了。あんまり気にした事なかったけど、これにも実はお酒が入ってるんだよね」
京子「アイスなら絶対喜んで食べるに違いない。保冷袋に入れれば移動時にも安心。で、反応を確かめる為に必ず私の目の前で食べさせる」
京子「舞台は整った。さあ、私の疑問を解決しておくれ!」
ガラッ
京子(誰か来た!)
結衣「ごめん京子、先生に頼まれ事してたんだ」
京子「私もちょっと外に出てたから、気にしなくていいよん」
結衣「そう、良かった」
京子(まずは結衣からいってみよう)
8 = 1 :
京子「お利口な結衣さんにはご褒美が必要だよね」
結衣「お利口って……別に大した事はしてない」
京子「まあまあそういわずに。ほらこれ、ラムレーズンあげる」
結衣「珍しいな、京子からまともな物をくれるのは。しかもお前の好きなラムレーズンって、どういう風の吹き回しだ?」
京子「セールやってたから、まとめ買いして皆にもおすそ分け。私だってそんくらいの気は回るってもんさ」
結衣「……ふ~ん」
京子(やばい、怪しまれてる!?)
結衣「まあいいや。ちょうど甘いものが欲しかったし、貰うとするよ」
9 = 1 :
京子(キターー!!)
京子「どうぞどうぞ、遠慮なく食べちゃってくだせぇ」
結衣「ん。いただきます」パクッ
京子「美味しい?」
結衣「うん。美味しい」パクッ
京子(一口じゃ流石に酔わないか。食べ終わるまで我慢我慢)
10 = 1 :
京子「……」ジーッ
結衣「……」パクッ
京子「……」ジーッ
結衣「……」パクッ
京子「……」ジュルリ
結衣「京子」
京子「えっ、何?」
結衣「よだれ」
京子「うおっ!?」フキフキ
京子「よだれなんて出てません」
結衣「あんた千鶴さんっぽいよ」
12 = 4 :
しえん
13 = 1 :
結衣「全く、欲しいなら最初からそう言え。って言うかそれだけ沢山あるなら、京子も食べればいいのに」
京子「私は今、ラマダンの時期なのだ」
結衣「お前の家、仏教だろ」
京子「もーっ、そんな細かい事は言いっこなし」
結衣「変な奴」パクッ
結衣「ご馳走様でした」
京子「お粗末様でした」
京子「で、結衣。何かこう変わった事は?」
結衣「はぁ?」
京子「身体がどうにかなっちゃうー!みたいなの、感じない?」
結衣「訳が分からん」
京子「あっれー?」
京子(私の作戦に間違いは無い筈。…もしや千歳が特別だっただけなんてオチじゃ)ガビーン!
14 = 1 :
結衣「……なあ」ズイッ
京子「へ!?」
京子(結衣の顔が目の前に!)
京子「ど、どうしたの?」
結衣「ん」コツンッ
京子「!」ドキッ!
京子(二人のおでこがぴったんこ!)
結衣「熱はないみたいだな」
京子「あああ、当たり前じゃん///」
結衣「京子がおかしな事言うから、心配になっちゃっただろ」キラッ☆
京子「!!」ドキドキッ!
京子(普段では考えられない言動に、この結衣スマイル。間違いなく酔ってる!)
京子「わ、私はおかしくなんてないぞ。結衣は心配性だな~~」
16 = 1 :
結衣「お前だから、気になるんだ」ナデナデ
京子「ふぁっ!?」
京子(髪、撫でられちゃった。これ…やばい///)
結衣「気持ち良い?」ナデナデ
京子「う、うん……」
結衣「じゃあさ……」ピトッ
京子(結衣の手が、私の口に……)
結衣「もっと、気持ち良くしてあげる」ニコッ♪
京子「んなっ…!///」ボンッ!
17 = 2 :
いいねぇ
18 = 1 :
京子「あ……うぅ……あ……」
結衣「?」
京子「あーーーーっっ!!」
結衣「京子!?」
京子「あーーーーっっ!!」ガラッ!
ダッダッダッ……
結衣「……」
結衣「ふふっ、可愛い」
19 :
かわいい……
20 :
これはタラシ化ってことでいいの?
21 :
ふむ
22 = 1 :
京子「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
京子(なんだあれなんだあれなんだあれ)
京子「ゆ、結衣って酔うとああなるんだ。何かちょっと小さい頃を思い出すな」
京子(……あのまま流れに身を任せてたら……)
結衣『もっと、気持ち良くしてあげる』
京子「…!///」カァーッ!
京子「深く考えるの止め止め!きっとアレだよ、酔った故の過ちってやつだね、うん」
京子「深呼吸……深呼吸……」スーーハーー
京子「ふーっ。さて、気を取り直して次のターゲットは……ちなつちゃんかな」
23 = 2 :
かわいい
支援
24 = 1 :
――美術室――
ガラッ
京子「ちなっちゃん、見ーっけ」
ちなつ「誰かと思えば……京子先輩ですか」
京子「オゥ、イェース!イグザクトリィー!」
ちなつ「」イラッ
京子「んで、部室に来ないけど何やってんの?」
ちなつ「先生が美術の宿題を受け取ってくれなくて、別のを描こうかと」
京子「ああ……成る程」
ちなつ「ん~、何処が駄目なんだろう」
京子(全部だよ!)
ちなつ「そうだ、京子先輩も私が描いたの見て下さいよ」
京子「なん……だって?」
25 = 4 :
こういうドッキリ系、イタズラ系は好き
支援
26 = 1 :
ちなつ「悪い所があったら言って下さい。参考にしますから」ガサッ
京子「いっ…!?」
京子(うわぁお……もしこれが宇宙人のスケッチだと言われたら、きっと信じる)
ちなつ「どうですか?」
京子「え~~っと、その……ちなつちゃんはさ」
ちなつ「はい」
京子「画伯」
ちなつ「が、画伯!」パアッ!
京子「うん。レベルが高すぎて私どころか先生も評価の付けようが無かったんだよ、多分」
ちなつ「いや~ん、チーナ困っちゃいます~♪つまり、私への嫉妬で受け取り拒否とか?もう、マジで有り得えないですよ♪」
27 = 20 :
ちょろいチーナかわいいw
28 = 1 :
京子(あ、やべぇ。これ以上は取り返しがつかなくなる)ガサゴソ
京子「ではではこの私が、その才能をもっと引き出せる魔法のアイテムを授けてしんぜよう」
ちなつ「魔法のアイテムって……京子先輩の好きなラムレーズンじゃないですか」
京子「甘いもの取れば頭が働いて、もっと良いのが描けたりするかもよ?」
ちなつ「む、京子先輩のくせに一理ありますね。…分かりました、それじゃ遠慮なくいただきます」
京子(酔っぱらわせてこの件をうやむやにしつつ、同時に私の疑問も解決する。これが世界の選択なんだよ、ちなつちゃん)
29 :
これは支援するしかない
30 = 4 :
まだアルコール入ってないよね?
ちなっちゃんw
31 = 6 :
もふもふに酔いたいです
32 = 1 :
ちなつ「けぷぅ」カンショク
京子(どうなるどうなる)
ちなつ「ねぇ、京子先輩……」
京子「おっ、おう」
ちなつ「私の絵のモデルになって下さい」
京子「モデル?」
京子(…それはつまり、私があのよく分からない物の一部に!?)
京子「あ~ごめん。私、描くのは得意だけど描かれるのは苦手なんだ」
京子(命にかかわりそうだから)
ちなつ「後輩の頼みを断るんですか」
京子「また今度、別な形でお返しするって」
ちなつ「……」
京子(よし。諦めてくれたか?)
ちなつ「知ったこっちゃねえです」ガシッ
33 = 1 :
京子「ち、ちなつちゃん。どうして腕を掴むんだい」
ちなつ「うふふふふっ…」ニジリヨリ
京子「何故近寄って来るの…」アトズサリ
ちなつ「それっ♪」ドンッ!
京子「ひゃっ…!?」ガタガタッ!
京子(…あれ?床に倒れたと思ったけど、何かの上に乗っかった)
ちなつ「あはっ♪先輩、モデル台の上が良くお似合いです」
ちなつ「長く綺麗な金髪ストレート。私のイメージにピッタリ♪」
京子「いや、だからモデルはお断りを」
ちなつ「でも、もう一つリアルさが足りないなぁ……」
京子(聞いちゃいねえ!)
ちなつ「…良い事思い付きました」ニヤァ
34 = 21 :
続けて
35 = 4 :
いい!いいぞ!支援
36 = 6 :
ちな編で結構尺使いそうだね
37 = 29 :
キスしたらいいのに
38 :
まいてまいてー
39 = 1 :
ちなつ「ちょっと私の実験に付き合って貰います。…よいしょっ!」ガバチョ!
京子(馬乗りされた!)
ちなつ「では、先輩を観察させて下さい。この筆を使って♪」
京子「ふ、筆なんかで一体何を…?」
ちなつ「例えばここ」サワッ
京子「にゃっ!?」
京子(首をサワサワされてる!)
ちなつ「……」サワサワッ
京子「あははははっ!くすぐったいよちなつちゃ…あははははっ!」
ちなつ「……」サワッ…サワッ…
京子「ん」ピクッ
京子(何か、手つきが変わったような…)
ちなつ「……」サワッ
京子「あっ…!?」ビクッ
40 :
うむうむ
41 :
ちなつ「今、感じましたね?」
京子「な、なんの事かな~」
ちなつ「ごまかしても無駄ですよ。今度は脇」サワッ
京子「んんっ……///」
京子(え?え?今の声…私?)
ちなつ「へぇ~、脇で感じるんですか。チーナ、変態はっけ~ん♪」サワッサワッ
京子「ちがっ…ふっ…くぅっ…」
ちなつ「それじゃあ次は私が後ろ向きになりまして……スカートの下から内股を攻めちゃうと?」サワッサワッ
京子「んあああっ!!」ビクビクッ!
ちなつ「凄い凄い!とっても分かりやすい反応♪」サワサワサワッ
京子「ひいっ……そんなに、なでた…ら…いやあぁっ……///」
44 = 41 :
ちなつ「ふむふむ、大体分かりました」
京子「はぁっ……はぁっ……」グテーッ
ちなつ「それでは皆さんお待ちかねの、禁断ゾーンへ突入ー♪」
ちなつ「ほぉ~ら、スカートが段々とめくれ上がって…」スススッ…
京子「だ、駄目!」
ちなつ「京子先輩、私が好きなんでしょ。だったらいいじゃないですか」
京子「いや、その……もう少しお互いを知った上で、ね?」
ちなつ「昔の人は言いました。嫌よ嫌よも好きのうち~♪」スススッ…
京子「あ、ほら私達未成年じゃん!これ以上はゆるゆりじゃなくてガチゆりだよ、大事件だから!」
ちなつ「スキャンダルもどんとこいです」
46 = 42 :
ちなつがあずにゃんに見えてきた俺は重症だ
47 :
皆さんてw
いいぞもっとやれ
48 = 41 :
京子(このままだと本気で私の貞操が…ちなつちゃん、すまん!)
京子「えいっ!」ドンッ!
ちなつ「きゃっ!?」ゴロン
京子「退却ーー!!」ガラッ!
ダッダッダッ……
ちなつ「……」
ちなつ「これで終わりにするもんですか」
京子「……ちなつちゃんは酔わせると危険だね、法律とか簡単に突き破りそうだもん」
京子「はぁ、ドッと疲れたから一度休もう。誰もいなさそうな所で静かなのは…そうだ、あそこならピッタリかも」
50 = 47 :
くっ逃げ足の速い……!
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