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元スレアルト「クリスマス俺と…」シェリル「ランカちゃんと過ごすわ」
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アルト「えっ?」
シェリル「この前、ランカちゃんからクリスマスにお誘いがあったのよ」
シェリル「心を動かされたと言うか…。今年のクリスマスはランカちゃんと過ごしてもいいかな、って思ったのよ」
アルト「……」
シェリル「そういうわけだから、ごめん!諦めて」
アルト「お、おう…」
シェリル「おっと、もうこんな時間!じゃあね、アルト」タッタッタ
アルト「じゃ……」
アルト「……」
アルト「(マジかよ…。クリスマス楽しみにしてたのに……)」
アルト「はぁ………ん?」
アルト「(待てよ?本当は単純にクリスマスも仕事なんじゃないか?)」
アルト「(確かに仕事が名目だと断り辛いし、ランカと仕事するってんなら強ち嘘でもない)」
アルト「なぁ~んだ、クリスマスも仕事か。なら仕方ないな」
アルト「ま、俺も年末忙しいし、クリスマスのことは忘れるか」
シェリル「この前、ランカちゃんからクリスマスにお誘いがあったのよ」
シェリル「心を動かされたと言うか…。今年のクリスマスはランカちゃんと過ごしてもいいかな、って思ったのよ」
アルト「……」
シェリル「そういうわけだから、ごめん!諦めて」
アルト「お、おう…」
シェリル「おっと、もうこんな時間!じゃあね、アルト」タッタッタ
アルト「じゃ……」
アルト「……」
アルト「(マジかよ…。クリスマス楽しみにしてたのに……)」
アルト「はぁ………ん?」
アルト「(待てよ?本当は単純にクリスマスも仕事なんじゃないか?)」
アルト「(確かに仕事が名目だと断り辛いし、ランカと仕事するってんなら強ち嘘でもない)」
アルト「なぁ~んだ、クリスマスも仕事か。なら仕方ないな」
アルト「ま、俺も年末忙しいし、クリスマスのことは忘れるか」
~12月23日 SMS~
アルト「……」カチャカチャ
オズマ「おう、アルト。ちょっといいか?」
アルト「……ん?」
オズマ「お前……クリスマスにランカと過ごしたりしないよな?」
アルト「えっ!?な、なんでランカと……」
オズマ「……」ジーッ
アルト「……?」
オズマ「フッ、そうだよな!お前は今はシェリルと付き合ってるんだもんな!」
アルト「そ、そうですよ…(なんだよ、急に……)」
オズマ「いやな、ランカの奴が『クリスマスは大事な人と過ごすの!』とか言い出して…」
アルト「えっ!?」
アルト「そ、そうなんですか~。まぁ、きっと友達ですよ!男じゃなくて女の!」
オズマ「そ、そうだよな!男なんか許さん!……で、お前はシェリルと過ごすのか?」
アルト「うっ!!……いやぁ、ちょっと仕事が終わりそうにないんで……ハハハ」
アルト「……」カチャカチャ
オズマ「おう、アルト。ちょっといいか?」
アルト「……ん?」
オズマ「お前……クリスマスにランカと過ごしたりしないよな?」
アルト「えっ!?な、なんでランカと……」
オズマ「……」ジーッ
アルト「……?」
オズマ「フッ、そうだよな!お前は今はシェリルと付き合ってるんだもんな!」
アルト「そ、そうですよ…(なんだよ、急に……)」
オズマ「いやな、ランカの奴が『クリスマスは大事な人と過ごすの!』とか言い出して…」
アルト「えっ!?」
アルト「そ、そうなんですか~。まぁ、きっと友達ですよ!男じゃなくて女の!」
オズマ「そ、そうだよな!男なんか許さん!……で、お前はシェリルと過ごすのか?」
アルト「うっ!!……いやぁ、ちょっと仕事が終わりそうにないんで……ハハハ」
オズマ「そっか……。そうだよな…」
アルト「いや、年末は忙しいのが当然だし……ハハハ」カチャカチャ
オズマ「……」
オズマ「……スカル小隊、集合!!」
ミシェル・ルカ「……?」タッタッタ
オズマ「お前たち、仕事の方は捗ってるか?」
アルト「(なんだぁ?急に……)」
ルカ「え、え~っと……」
ミシェル「…申し上げにくいのですが、まだ半分も……」
オズマ「そんな調子じゃ、クリスマスも仕事だな」
ミシェル「うっ……」
ルカ「……」
アルト「(別に俺はいいけどな)」
オズマ「……仕方がない。お前たち、残った仕事は俺に任せてもうあがれ」
アルト・ミシェル・ルカ「えっ!?」
アルト「いや、年末は忙しいのが当然だし……ハハハ」カチャカチャ
オズマ「……」
オズマ「……スカル小隊、集合!!」
ミシェル・ルカ「……?」タッタッタ
オズマ「お前たち、仕事の方は捗ってるか?」
アルト「(なんだぁ?急に……)」
ルカ「え、え~っと……」
ミシェル「…申し上げにくいのですが、まだ半分も……」
オズマ「そんな調子じゃ、クリスマスも仕事だな」
ミシェル「うっ……」
ルカ「……」
アルト「(別に俺はいいけどな)」
オズマ「……仕方がない。お前たち、残った仕事は俺に任せてもうあがれ」
アルト・ミシェル・ルカ「えっ!?」
オズマ「チンタラ仕事しているのを見ると腹が立つんでな……。あとは俺がやる」スッ
ルカ「た、隊長……」ウルウル
ミシェル「俺たちの為に……」ジーン
アルト「(ちょっ、何カッコつけてんだよ!)」
ミシェル・ルカ「隊長……」ジーン
オズマ「何をしている!仕事の邪魔だ!!さっさと帰れ!!!」
ルカ「じゃあ、お言葉に甘えて…」スッ アルト「ちょっ、ちょっと待ってください!!」バッ
オズマ「あぁ?」
アルト「俺も残って隊長の手伝いを……」
ミシェル「アルト……」ガシッ
アルト「な、何すんだよ!ミシェル!!」
ミシェル「(隊長の御好意に甘えようぜ。お前もシェリルが待ってるんだろ?)」ヒソヒソ
アルト「ちょ、おま…… ミシェル「隊長!我々3人は足手纏いゆえ帰ります!」
オズマ「おう!しっかりやれよ!!」
ルカ「た、隊長……」ウルウル
ミシェル「俺たちの為に……」ジーン
アルト「(ちょっ、何カッコつけてんだよ!)」
ミシェル・ルカ「隊長……」ジーン
オズマ「何をしている!仕事の邪魔だ!!さっさと帰れ!!!」
ルカ「じゃあ、お言葉に甘えて…」スッ アルト「ちょっ、ちょっと待ってください!!」バッ
オズマ「あぁ?」
アルト「俺も残って隊長の手伝いを……」
ミシェル「アルト……」ガシッ
アルト「な、何すんだよ!ミシェル!!」
ミシェル「(隊長の御好意に甘えようぜ。お前もシェリルが待ってるんだろ?)」ヒソヒソ
アルト「ちょ、おま…… ミシェル「隊長!我々3人は足手纏いゆえ帰ります!」
オズマ「おう!しっかりやれよ!!」
~更衣室~
ミシェル「いや~、まさか隊長が仕事を引き受けてくれるなんてなぁ」
ルカ「本当ですね。おかげでナナセさんと……うひひ」
ミシェル「俺もクランに『スカル小隊はクリスマスないのか?』なんて馬鹿にされずに済みそうだ」
アルト「……」ヌギヌギ
ミシェル「おいっ、アルトぉ……。何カッコつけてんだよぉ…?」ニヤニヤ
アルト「うぇっ?なんの話だよ…?」
ミシェル「とぼけるなよ。お前だってシェリルがいるくせに『俺も残って…!』なんて言っちゃってよ」
ルカ「そうですよ!せっかく隊長が気を使ってくれたのに……」
アルト「そ、それは……」
ミシェル「まさか、クリスマスは独りなのか……?」ニヤニヤ
アルト「ば、馬鹿っ!!独りなわけ……」
ルカ「ですよね~。シェリルさんは自分でスケジュール調整出来るらしいし」
ミシェル「そんなレベルのアイドルとデートだなんて羨ましいね~」
アルト「(ど、どうする……クリスマス……)」
ミシェル「いや~、まさか隊長が仕事を引き受けてくれるなんてなぁ」
ルカ「本当ですね。おかげでナナセさんと……うひひ」
ミシェル「俺もクランに『スカル小隊はクリスマスないのか?』なんて馬鹿にされずに済みそうだ」
アルト「……」ヌギヌギ
ミシェル「おいっ、アルトぉ……。何カッコつけてんだよぉ…?」ニヤニヤ
アルト「うぇっ?なんの話だよ…?」
ミシェル「とぼけるなよ。お前だってシェリルがいるくせに『俺も残って…!』なんて言っちゃってよ」
ルカ「そうですよ!せっかく隊長が気を使ってくれたのに……」
アルト「そ、それは……」
ミシェル「まさか、クリスマスは独りなのか……?」ニヤニヤ
アルト「ば、馬鹿っ!!独りなわけ……」
ルカ「ですよね~。シェリルさんは自分でスケジュール調整出来るらしいし」
ミシェル「そんなレベルのアイドルとデートだなんて羨ましいね~」
アルト「(ど、どうする……クリスマス……)」
~12月24日 朝~
アルト「……」トコトコ
アルト「(そうだよ。クリスマスにやることはあるじゃないか)」
~シェリルの部屋の前~
アルト「……」コソーリ
ガチャ
シェリル「じゃあ行ってくるわね!」
グレイス「いってらっしゃ~い」
シェリル「~♪」トコトコ
アルト「(出てきた!)」
アルト「(今日一日ちゃんとシェリルが仕事出来るように、隠れて護衛しないとな!)」
アルト「(ストーキングに間違われないようにしないと……)」
シェリル「~♪」トコトコ アルト「………」ススス
アルト「……」トコトコ
アルト「(そうだよ。クリスマスにやることはあるじゃないか)」
~シェリルの部屋の前~
アルト「……」コソーリ
ガチャ
シェリル「じゃあ行ってくるわね!」
グレイス「いってらっしゃ~い」
シェリル「~♪」トコトコ
アルト「(出てきた!)」
アルト「(今日一日ちゃんとシェリルが仕事出来るように、隠れて護衛しないとな!)」
アルト「(ストーキングに間違われないようにしないと……)」
シェリル「~♪」トコトコ アルト「………」ススス
シェリル「~♪」トコトコ
アルト「(駅前の方に向かってるのか…?やっぱ仕事か)」ススス
シェリル「え~っと……」キョロキョロ
アルト「(ん?何やってんだよ、駅はこっち……)」
シェリル「あっ!いたいたぁっ!」タッタッタ
アルト「!?」
ランカ「………」ソワソワ
シェリル「………」コソーリ ススス…
ランカ「……」ドキドキ
シェリル「だ~れだっ?」バッ
ランカ「うわぁっ!?えっっと…シェリルさん!」
シェリル「ぴんぽ~ん!正解っ」ニコッ
ランカ「も、もぉ~!ビックリしたじゃないですかぁ!///」
シェリル「ふふふっ」
アルト「(あ、あれ…?)」
アルト「(駅前の方に向かってるのか…?やっぱ仕事か)」ススス
シェリル「え~っと……」キョロキョロ
アルト「(ん?何やってんだよ、駅はこっち……)」
シェリル「あっ!いたいたぁっ!」タッタッタ
アルト「!?」
ランカ「………」ソワソワ
シェリル「………」コソーリ ススス…
ランカ「……」ドキドキ
シェリル「だ~れだっ?」バッ
ランカ「うわぁっ!?えっっと…シェリルさん!」
シェリル「ぴんぽ~ん!正解っ」ニコッ
ランカ「も、もぉ~!ビックリしたじゃないですかぁ!///」
シェリル「ふふふっ」
アルト「(あ、あれ…?)」
シェリル「今日は一日、大丈夫なんでしょ?」
ランカ「はいっ!私も仕事入れずに済みました」
シェリル「よしよし」
アルト「(ど、どういうことだ…?やっぱ仕事じゃないのか…?)」
アルト「(いや、えーっと……あー、なんだこれ……わけが……)」
シェリル「私を誘ったからには、今日のデートプラン、しっかり組んできたんでしょうね?」
ランカ「い、一応……。も、もしかしたらつまんないかもしれないけど…」モジモジ
シェリル「……ほらっ」スッ
ランカ「……えっ?手……?」
シェリル「私の腕、取ってくれないの?エスコートして欲しいんだけど」
ランカ「あっ!はい、喜んで!」スッ
シェリル「ふふっ、楽しい一日になるといいわね」トコトコ
ランカ「はい……///」トコトコ
アルト「(……あっ、やばい。付いて行かないと……。はぁ……)」ススス
ランカ「はいっ!私も仕事入れずに済みました」
シェリル「よしよし」
アルト「(ど、どういうことだ…?やっぱ仕事じゃないのか…?)」
アルト「(いや、えーっと……あー、なんだこれ……わけが……)」
シェリル「私を誘ったからには、今日のデートプラン、しっかり組んできたんでしょうね?」
ランカ「い、一応……。も、もしかしたらつまんないかもしれないけど…」モジモジ
シェリル「……ほらっ」スッ
ランカ「……えっ?手……?」
シェリル「私の腕、取ってくれないの?エスコートして欲しいんだけど」
ランカ「あっ!はい、喜んで!」スッ
シェリル「ふふっ、楽しい一日になるといいわね」トコトコ
ランカ「はい……///」トコトコ
アルト「(……あっ、やばい。付いて行かないと……。はぁ……)」ススス
ランカ「え~っと、始めはですねぇ……」キョロキョロ
シェリル「んん~?何処行くの?」
ランカ「えと……あっ!ここです!」
アルト「(!?!?)」
~映画館~
ランカ「夜は混むから、朝映画観た方がいいかと思って……」
シェリル「なるほど。デートと言ったら映画ね」
ランカ「あっ、すみません…。単純で……。」
シェリル「何言ってるの、単純と王道は違うわ。…で、何観るの?」
ランカ「えと、これです!凄い面白そうで……」スッ
シェリル「どれどれ……?」
[[ 超時空恋物語 ]] バァーン
シェリル「超時空恋物語ねぇ……。面白そうじゃない♪」
アルト「(うーわ、つまんなさそう)」
シェリル「んん~?何処行くの?」
ランカ「えと……あっ!ここです!」
アルト「(!?!?)」
~映画館~
ランカ「夜は混むから、朝映画観た方がいいかと思って……」
シェリル「なるほど。デートと言ったら映画ね」
ランカ「あっ、すみません…。単純で……。」
シェリル「何言ってるの、単純と王道は違うわ。…で、何観るの?」
ランカ「えと、これです!凄い面白そうで……」スッ
シェリル「どれどれ……?」
[[ 超時空恋物語 ]] バァーン
シェリル「超時空恋物語ねぇ……。面白そうじゃない♪」
アルト「(うーわ、つまんなさそう)」
シェリル「じゃあ早速チケットを……って」
ざわ ざわ ざわわ
シェリル「既に結構人が並んでるじゃない。座れるの?コレ」
ランカ「安心してください!ちゃんと良い席予約してありますから!」
シェリル「あら、クリスマスの時期の席を取っておくなんてやるじゃない」ナデナデ
ランカ「ふふん!それくらい私だって出来ますよ!///」デレデレ
アルト「(や、やべぇ……。俺の席は何処になるんだろうか……)」
~受付~
ランカ「予約してた者なんですけど…」
係員「番号は?」
ランカ「えっと、この番号です…」スッ [メモ]
係員「少々お待ちください……」カタカタ
シェリル「へぇ~。予約した席ってそうやって番号でわかるのね」
アルト「(やば…。周り皆カップルだ…。俺だけ浮いてる……)」
ざわ ざわ ざわわ
シェリル「既に結構人が並んでるじゃない。座れるの?コレ」
ランカ「安心してください!ちゃんと良い席予約してありますから!」
シェリル「あら、クリスマスの時期の席を取っておくなんてやるじゃない」ナデナデ
ランカ「ふふん!それくらい私だって出来ますよ!///」デレデレ
アルト「(や、やべぇ……。俺の席は何処になるんだろうか……)」
~受付~
ランカ「予約してた者なんですけど…」
係員「番号は?」
ランカ「えっと、この番号です…」スッ [メモ]
係員「少々お待ちください……」カタカタ
シェリル「へぇ~。予約した席ってそうやって番号でわかるのね」
アルト「(やば…。周り皆カップルだ…。俺だけ浮いてる……)」
係員「え~っと、この席ですね」
ランカ「はいっ!お願いします!」
係員「はい、じゃあ大人2枚で2000円になります」 ※面倒だから\
ランカ「えっ?大人1800円だから、3600円じゃないんですか?」
係員「今日はクリスマスキャンペーンなので、カップルの方は一律2000円になります」
ランカ「おぉっ!デカルチャ~!!」ピョン
シェリル「ふふっ、ラッキーじゃない」
ランカ「はいっ!ちょっとだけどお得になりましたね!」
シェリル「(私たち、カップルなのね)」ヒソッ
ランカ「えっ?……あっ///」
シェリル「(いや~、今日服カッコ良く決め過ぎちゃったかしら、私)」
係員「次の方、どうぞ~」
アルト「大人1枚」
係員「大人1枚……えっ?」
アルト「1枚でいいです……」ズーン
ランカ「はいっ!お願いします!」
係員「はい、じゃあ大人2枚で2000円になります」 ※面倒だから\
ランカ「えっ?大人1800円だから、3600円じゃないんですか?」
係員「今日はクリスマスキャンペーンなので、カップルの方は一律2000円になります」
ランカ「おぉっ!デカルチャ~!!」ピョン
シェリル「ふふっ、ラッキーじゃない」
ランカ「はいっ!ちょっとだけどお得になりましたね!」
シェリル「(私たち、カップルなのね)」ヒソッ
ランカ「えっ?……あっ///」
シェリル「(いや~、今日服カッコ良く決め過ぎちゃったかしら、私)」
係員「次の方、どうぞ~」
アルト「大人1枚」
係員「大人1枚……えっ?」
アルト「1枚でいいです……」ズーン
シェリル「じゃあ行きましょ!」グイッ
ランカ「あっ、ちょ、ちょっとぉ……」
シェリル「ん?どうかした?」
ランカ「い、いえっ!なんでもありません……」
ランカ「(今日誘ったの私なのに、全然リード出来てないなぁ…)」シュン
シェリル「あ、ポップコーン食べる?売店あるけど」
ランカ「あっ!食べます食べます!」
シェリル「わかったわ。今買ってくるから待ってて」スッ
ランカ「はぁ~い……」
ランカ「(ま、いっかぁ…。この方が……)」
アルト「(ちっくしょぉ!!何がカップルだ!)」
アルト「(何がクスマスキャンペーンだ!!)」
周りにいるカップル「いちゃいちゃ」
カップル「キャッキャウフフ」
アルト「(た、耐えろ……。2人を探すんだ…!!)」
ランカ「あっ、ちょ、ちょっとぉ……」
シェリル「ん?どうかした?」
ランカ「い、いえっ!なんでもありません……」
ランカ「(今日誘ったの私なのに、全然リード出来てないなぁ…)」シュン
シェリル「あ、ポップコーン食べる?売店あるけど」
ランカ「あっ!食べます食べます!」
シェリル「わかったわ。今買ってくるから待ってて」スッ
ランカ「はぁ~い……」
ランカ「(ま、いっかぁ…。この方が……)」
アルト「(ちっくしょぉ!!何がカップルだ!)」
アルト「(何がクスマスキャンペーンだ!!)」
周りにいるカップル「いちゃいちゃ」
カップル「キャッキャウフフ」
アルト「(た、耐えろ……。2人を探すんだ…!!)」
シェリル「買ってきたわよ~♪」 [ポ ッ プ コ ー ン]
ランカ「おかえりなさ……って、でかっ!」
シェリル「ふふん、これもクリスマス限定なんだって」
シェリル「2人で食べましょ?」
ランカ「な、なるほど…。2人でひとつのを…」
ランカ「(クリスマス最高!!)」
~売店~
アルト「ポップコーンとお茶!」バン!!
係員「!? か、かしこまりました……。サイズの方は?」
アルト「さいずぅ?」
アルト「あー、じゃあこのクリスマスサイズで」
係員「……お客様、このサイズは2人用ですが宜しいでしょうか?」
アルト「あぁん?俺1人で喰えないように見えるか!?」
アルト「畜生!ミシェルもルカも死ねや!!」
係員「(誰…?)」
ランカ「おかえりなさ……って、でかっ!」
シェリル「ふふん、これもクリスマス限定なんだって」
シェリル「2人で食べましょ?」
ランカ「な、なるほど…。2人でひとつのを…」
ランカ「(クリスマス最高!!)」
~売店~
アルト「ポップコーンとお茶!」バン!!
係員「!? か、かしこまりました……。サイズの方は?」
アルト「さいずぅ?」
アルト「あー、じゃあこのクリスマスサイズで」
係員「……お客様、このサイズは2人用ですが宜しいでしょうか?」
アルト「あぁん?俺1人で喰えないように見えるか!?」
アルト「畜生!ミシェルもルカも死ねや!!」
係員「(誰…?)」
アナウンス「まもなく上映いたします~」 ピンポンパンポーン
シェリル「あっ、大変!始まるわ」
ランカ「じゃあそろそろ行きましょ~。……きゃっ!」 ドン!
シェリル「危ない!」ガシッ グッ
ランカ「あっ……///」 ギュッ
カップル「……」ジーッ ランカ「す、すみません。前見てなくて…」
シェリル「まったく、ちゃんと前見て歩かないとダメでしょ?」
ランカ「すみません……。あと、ありがとうございます」ペコリ
シェリル「ん?何が?」
ランカ「そのぉ…///転びそうになった時、抱きかかえてくれて…」モジモジ
シェリル「何言ってんの。大したことじゃないわよ」シレッ
ランカ「でも、嬉しかったです…///」
シェリル「そ、そう…?そんな、そこまで言う程じゃ…///」テレッ
アルト「………」コソーリ ジーッ ポリポリ
シェリル「あっ、大変!始まるわ」
ランカ「じゃあそろそろ行きましょ~。……きゃっ!」 ドン!
シェリル「危ない!」ガシッ グッ
ランカ「あっ……///」 ギュッ
カップル「……」ジーッ ランカ「す、すみません。前見てなくて…」
シェリル「まったく、ちゃんと前見て歩かないとダメでしょ?」
ランカ「すみません……。あと、ありがとうございます」ペコリ
シェリル「ん?何が?」
ランカ「そのぉ…///転びそうになった時、抱きかかえてくれて…」モジモジ
シェリル「何言ってんの。大したことじゃないわよ」シレッ
ランカ「でも、嬉しかったです…///」
シェリル「そ、そう…?そんな、そこまで言う程じゃ…///」テレッ
アルト「………」コソーリ ジーッ ポリポリ
シェリル「ほらっ、ランカちゃん」ギュッ
ランカ「あっ…///シェリルさん…///」
シェリル「ま、また人にぶつかるといけないから…。し、しっかりくっついてなさい!」ツン
ランカ「………///」ぴとっ
シェリル「わ、わかったの!?」
ランカ「はい……///」
シェリル「もぉ……///」
アルト「……」 ジーッ ポリポリ
アルト「……」 グイッ ゴクゴク
アルト「ぷはっ」
アルト「不味い……」
ランカ「あっ…///シェリルさん…///」
シェリル「ま、また人にぶつかるといけないから…。し、しっかりくっついてなさい!」ツン
ランカ「………///」ぴとっ
シェリル「わ、わかったの!?」
ランカ「はい……///」
シェリル「もぉ……///」
アルト「……」 ジーッ ポリポリ
アルト「……」 グイッ ゴクゴク
アルト「ぷはっ」
アルト「不味い……」
~上映場~
シェリル「え~っと、私たちの席は……」キョロキョロ
ランカ「あっ、ここですよ!シェリルさん!」
シェリル「あらぁ~。真ん中で見やすくて、良い席じゃない」
ランカ「えへへ~。頑張りました♪」
シェリル「よしよし、頑張ったわね~」ナデナデ
ランカ「(えへっ、もっと褒めて~///)」デレデレ
アルト「(えっと……俺の席はっと……。あそこか)」キョロキョロ
カップル「キャッキャ」 [アルトの席] カップル「ウフフ」
アルト「(カップルに挟まれてる……)」
アルト「あっ、すみませ~ん。ちょっと通ります…すみませ~ん」
アルト「……」チャクセキッ
アルト「(うーわ……。きまずい……)」
アルト「(しかも最前列だから、シェリルの様子が見れない…)」ズーン
シェリル「え~っと、私たちの席は……」キョロキョロ
ランカ「あっ、ここですよ!シェリルさん!」
シェリル「あらぁ~。真ん中で見やすくて、良い席じゃない」
ランカ「えへへ~。頑張りました♪」
シェリル「よしよし、頑張ったわね~」ナデナデ
ランカ「(えへっ、もっと褒めて~///)」デレデレ
アルト「(えっと……俺の席はっと……。あそこか)」キョロキョロ
カップル「キャッキャ」 [アルトの席] カップル「ウフフ」
アルト「(カップルに挟まれてる……)」
アルト「あっ、すみませ~ん。ちょっと通ります…すみませ~ん」
アルト「……」チャクセキッ
アルト「(うーわ……。きまずい……)」
アルト「(しかも最前列だから、シェリルの様子が見れない…)」ズーン
~超時空恋物語 上映中~
女「男…!あなたへの私の想いはフォールド波を帯びてしまったわ!」
男「駄目だ……。俺とお前の間には分厚いフォールド断層が……」
女「そんな……」ウルウル
シェリル「……」
シェリル「(もし、私もこんな目に合ったら……)」
ランカ「……」ウルウル
ランカ「(可哀想……。この2人……)」ウルウル
アルト「……」
アルト「(面白れぇ!!!)」
男「けど……。必ず帰ってくるから」
女「えっ?」
男「女……ずっと、愛してる……!!」ひしっ
アルト「(はぁ?)」
女「男…!あなたへの私の想いはフォールド波を帯びてしまったわ!」
男「駄目だ……。俺とお前の間には分厚いフォールド断層が……」
女「そんな……」ウルウル
シェリル「……」
シェリル「(もし、私もこんな目に合ったら……)」
ランカ「……」ウルウル
ランカ「(可哀想……。この2人……)」ウルウル
アルト「……」
アルト「(面白れぇ!!!)」
男「けど……。必ず帰ってくるから」
女「えっ?」
男「女……ずっと、愛してる……!!」ひしっ
アルト「(はぁ?)」
~終盤~
女「男……」
女「約束したよね?必ず帰ってくるって……。死んだなんて嘘だよね……?」
シェリル・ランカ「……」ドキドキ
アルト「(いや、男は死んだろ。あの大爆発の中生きていられるはずがない)」
女「……」
トントン(ドアをノックした音)
女「あら?受信料の件かしら? はぁ~い!」タッタッタ
ガチャ
男「よぅ……女……」ヨロヨロ
女「お、男!!」
シェリル「(か、帰ってきたわ!!)」
ランカ「(愛の力だ……///)」ポロポロ
アルト「(はぁ?)」
女「男……」
女「約束したよね?必ず帰ってくるって……。死んだなんて嘘だよね……?」
シェリル・ランカ「……」ドキドキ
アルト「(いや、男は死んだろ。あの大爆発の中生きていられるはずがない)」
女「……」
トントン(ドアをノックした音)
女「あら?受信料の件かしら? はぁ~い!」タッタッタ
ガチャ
男「よぅ……女……」ヨロヨロ
女「お、男!!」
シェリル「(か、帰ってきたわ!!)」
ランカ「(愛の力だ……///)」ポロポロ
アルト「(はぁ?)」
恋のライバルでありながら最大の理解者でもある
みたいな関係好きだな
テレビ版の後どっちかと付き合うことになっても
結局流れで3人デートとかしてそう
みたいな関係好きだな
テレビ版の後どっちかと付き合うことになっても
結局流れで3人デートとかしてそう
女「お、男……?本当に男なの…?」ポロポロ
女「男ぉっ!!」ひしっ
男「……心配かけたな」
女「でも、どうやって…?」
男「あの大爆発で死んだかと思った時、お前の声が聞こえた気がしたんだ。『男に会いたい』って」
女「私の声が…?」
男「だから俺も思ったんだ。『女に会いたい』ってな」
男「そうしたら奇跡が起きた」
女「男ぉ……」ポロポロ
男「これからは、ずっと一緒だ…」ぎゅっ
ランカ「(良かった……。本当に……)」ポロポロ
ぎゅっ
ランカ「あっ……///シェリルさん……」ぴとっ
シェリル「凄いわね……。愛の奇跡って……」
アルト「(ちょっと意味がわかりませんね)」
女「男ぉっ!!」ひしっ
男「……心配かけたな」
女「でも、どうやって…?」
男「あの大爆発で死んだかと思った時、お前の声が聞こえた気がしたんだ。『男に会いたい』って」
女「私の声が…?」
男「だから俺も思ったんだ。『女に会いたい』ってな」
男「そうしたら奇跡が起きた」
女「男ぉ……」ポロポロ
男「これからは、ずっと一緒だ…」ぎゅっ
ランカ「(良かった……。本当に……)」ポロポロ
ぎゅっ
ランカ「あっ……///シェリルさん……」ぴとっ
シェリル「凄いわね……。愛の奇跡って……」
アルト「(ちょっと意味がわかりませんね)」
~映画終わり~
わいわい がやがや
ランカ「いや~、面白かったですね~!」
シェリル「ふふっ。ランカちゃんたら、横でボロボロ泣いちゃって~」クスッ
ランカ「だ、だって!だってぇ…」
シェリル「え~ん、奇跡が起きて感動したよぅ~。って感じかしら?」ニヤニヤ
ランカ「もう!からかわないでくださいよ!!」プンプン
シェリル「あははっ!」
ランカ「も、もう…。………。」
シェリル「ん?どうかした?」
ランカ「あの……。もしシェリルさんが映画みたいな目にあったら、私のところに帰ってきてくれますか?」
シェリル「えっ?」
ランカ「………」ジーッ
シェリル「……フッ。あったりまえでしょ?私を誰だと思ってんの?」
ランカ「!!」ピョン
わいわい がやがや
ランカ「いや~、面白かったですね~!」
シェリル「ふふっ。ランカちゃんたら、横でボロボロ泣いちゃって~」クスッ
ランカ「だ、だって!だってぇ…」
シェリル「え~ん、奇跡が起きて感動したよぅ~。って感じかしら?」ニヤニヤ
ランカ「もう!からかわないでくださいよ!!」プンプン
シェリル「あははっ!」
ランカ「も、もう…。………。」
シェリル「ん?どうかした?」
ランカ「あの……。もしシェリルさんが映画みたいな目にあったら、私のところに帰ってきてくれますか?」
シェリル「えっ?」
ランカ「………」ジーッ
シェリル「……フッ。あったりまえでしょ?私を誰だと思ってんの?」
ランカ「!!」ピョン
アルト「(あー。首痛いし、腰痛いし、映画は意味わからんし)」
アルト「(最悪なクリスマスだな……)」
アルト「(いや!気合を入れろ、俺!シェリルを護るんだろうが!)」
アルト「(そうそう、見護るためにここにいるんだからな)」コソーリ
シェリル「さてと……。次は何処に行くの?」
ランカ「え~っと、次はお昼なんですけどぉ……」
シェリル「えっ?もうそんな時間?」
ランカ「ポップコーン食べたから、あんまりお腹減ってませんね…。すみません……」
シェリル「う~ん……。いいわ、お昼行きましょ?」
ランカ「いいんですか?」
シェリル「えぇ。のんびりお話でもしながら食べればいいのよ。ね?」
ランカ「そ、そうですね!じゃあ行きましょう!」
アルト「(ん……?そろそろ昼飯か……?)」ススス
アルト「(最悪なクリスマスだな……)」
アルト「(いや!気合を入れろ、俺!シェリルを護るんだろうが!)」
アルト「(そうそう、見護るためにここにいるんだからな)」コソーリ
シェリル「さてと……。次は何処に行くの?」
ランカ「え~っと、次はお昼なんですけどぉ……」
シェリル「えっ?もうそんな時間?」
ランカ「ポップコーン食べたから、あんまりお腹減ってませんね…。すみません……」
シェリル「う~ん……。いいわ、お昼行きましょ?」
ランカ「いいんですか?」
シェリル「えぇ。のんびりお話でもしながら食べればいいのよ。ね?」
ランカ「そ、そうですね!じゃあ行きましょう!」
アルト「(ん……?そろそろ昼飯か……?)」ススス
ランカ「えへへ……///」ぴとっ
シェリル「ん?どうかしたの?」
ランカ「なんでもないですよ~♪」
シェリル「……?」
ランカ「(シェリルさん、2人でいる時はいつも優しいんですね……///)」トコトコ
シェリル「(ったく、子供みたいに懐いちゃって……。悪い気はしないけど)」トコトコ
アルト「……」ススス
アルト「(ちっくしょう……あいつら……)」ギリッ
ランカ「あっ、ここです!」
~レストラン~
シェリル「あら、随分小さいお店ね」
ランカ「小さくても、凄く美味しいんですよ!早く入りましょう!」
アルト「(うーわ、あの店ちっさ……)」コソーリ
アルト「(流石にあの店に俺が付いて行ったらバレるだろ……。どうするかな……)」
シェリル「ん?どうかしたの?」
ランカ「なんでもないですよ~♪」
シェリル「……?」
ランカ「(シェリルさん、2人でいる時はいつも優しいんですね……///)」トコトコ
シェリル「(ったく、子供みたいに懐いちゃって……。悪い気はしないけど)」トコトコ
アルト「……」ススス
アルト「(ちっくしょう……あいつら……)」ギリッ
ランカ「あっ、ここです!」
~レストラン~
シェリル「あら、随分小さいお店ね」
ランカ「小さくても、凄く美味しいんですよ!早く入りましょう!」
アルト「(うーわ、あの店ちっさ……)」コソーリ
アルト「(流石にあの店に俺が付いて行ったらバレるだろ……。どうするかな……)」
シェリル・ランカ「……」スッ
アルト「(くっそ~。昼は外で待機してるしかないか……?)」
アルト「……ん?」
ブレラ「……」ススス
アルト「おい!そこの怪しい男!」
ブレラ「何っ!?バレた……って、なんだお前か」
アルト「お前、何やってんだよ?」
ブレラ「………」
アルト「どう見てもストーキン……ハッ!?まさか!?」
ブレラ「………?」
アルト「お前、ランカをクリスマスに誘ってフラれたんだろ?」ニヤリ
ブレラ「………」
アルト「まったく、悲しい奴だな。ま、気にすんなよ」
ブレラ「……勘違いしているところ悪いが、俺は『仕事』でランカの護衛をしている最中だ」
アルト「え……?仕事……?護衛の……?」
アルト「(くっそ~。昼は外で待機してるしかないか……?)」
アルト「……ん?」
ブレラ「……」ススス
アルト「おい!そこの怪しい男!」
ブレラ「何っ!?バレた……って、なんだお前か」
アルト「お前、何やってんだよ?」
ブレラ「………」
アルト「どう見てもストーキン……ハッ!?まさか!?」
ブレラ「………?」
アルト「お前、ランカをクリスマスに誘ってフラれたんだろ?」ニヤリ
ブレラ「………」
アルト「まったく、悲しい奴だな。ま、気にすんなよ」
ブレラ「……勘違いしているところ悪いが、俺は『仕事』でランカの護衛をしている最中だ」
アルト「え……?仕事……?護衛の……?」
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