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元スレディオ「学園都市・・・?」
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案内された部屋、というのはマンションの入り口からして上条当麻の常識を逸脱しており、
泥ひとつ無いエントランスを抜けるとマンションの警備員らしき人物に会釈され、当然のようにオートロックの自動ドアが静かに開いた。
学生の身で格差社会の洗礼を受けた彼が、ディオの言う『部屋』までたどり着いた時、彼のMPは底を突いていた。
泥ひとつ無いエントランスを抜けるとマンションの警備員らしき人物に会釈され、当然のようにオートロックの自動ドアが静かに開いた。
学生の身で格差社会の洗礼を受けた彼が、ディオの言う『部屋』までたどり着いた時、彼のMPは底を突いていた。
「なんですかこれは!なんなんですかこれは!もしやディオさんはどこぞの王族というオチですか!うがああああああああああああ」
「フン、だったらよかったんだがな。適当に座っていろ、このディオが紅茶を淹れてやる」
どこぞの承りが冷や汗を流すような台詞を聞きながら上条は絨毯の上で悶えていた。
「ああなんということでしょう!床ですらやわらかい!」
「フン、だったらよかったんだがな。適当に座っていろ、このディオが紅茶を淹れてやる」
どこぞの承りが冷や汗を流すような台詞を聞きながら上条は絨毯の上で悶えていた。
「ああなんということでしょう!床ですらやわらかい!」
これ一杯でコンビニのおにぎりが4つは買えるんだろうな、などとディオの淹れた紅茶をすすりながら、
遠い目をしていると、トマトソースの心地よい香りが上条の鼻をくすぐった。
「あぁこれはイタ飯屋の匂いだ、行ったこと無いけど。」
そう呟くと、ディオがトレイを曇り一つ無いガラスのテーブルに載せた。
大皿には娼婦風パスタ、ご丁寧にサラダとスープ付きだ。
遠い目をしていると、トマトソースの心地よい香りが上条の鼻をくすぐった。
「あぁこれはイタ飯屋の匂いだ、行ったこと無いけど。」
そう呟くと、ディオがトレイを曇り一つ無いガラスのテーブルに載せた。
大皿には娼婦風パスタ、ご丁寧にサラダとスープ付きだ。
明らかに黒歴史になる感じ
詠矢ほどではないが似たようなもんだな
詠矢ほどではないが似たようなもんだな
「お前はアレですか、王族な上に料理もパーフェクトな完璧超人ですか?」
「フン、大げさな奴だ」
そう言って鼻で笑いながらも、ディオにとって当麻の軽口は心地よかった。
「フン、大げさな奴だ」
そう言って鼻で笑いながらも、ディオにとって当麻の軽口は心地よかった。
相変わらず上条キモイな
そしてディオが中途半端なディオになってきて違和感が出てきた
そしてディオが中途半端なディオになってきて違和感が出てきた
金魚のフンの様に自分にしがみつくお友達を家に呼んだ事は無かったし、誰かのタメに料理など、考えたこともなかった。
一夜にしてディオの中に生まれた感情は、まるで最初からそこにあった歯車が、ガッチリと噛み合ったかの様な奇妙な感覚をもたらした。
一夜にしてディオの中に生まれた感情は、まるで最初からそこにあった歯車が、ガッチリと噛み合ったかの様な奇妙な感覚をもたらした。
上条当麻がコーヒーの香りに誘われて目を覚ますと、優雅に足を組みながらカップに口をつけているディオの姿があった。
「あーあー、もしかしてもしかしたらー……俺寝てた?」
いつまでたっても目覚める気のない脳みそに、血液を送りながら尋ねる。
「ベットを使わない、というのはいい心がけだな」
「あーあー、もしかしてもしかしたらー……俺寝てた?」
いつまでたっても目覚める気のない脳みそに、血液を送りながら尋ねる。
「ベットを使わない、というのはいい心がけだな」
未だに目覚める気配のない脳みそにハンドパワーで血液を送りながら、
「一宿一飯ついでに、洗面所とか貸してくださいませんかねえ……?」と、面の皮の厚さをアピールしていく。
「よかろう、ついでにシャワーも浴びてくるがいい」
「あなたが神か」
上条が部屋に戻るとコーヒーとトーストが用意してあった。
「一宿一飯ついでに、洗面所とか貸してくださいませんかねえ……?」と、面の皮の厚さをアピールしていく。
「よかろう、ついでにシャワーも浴びてくるがいい」
「あなたが神か」
上条が部屋に戻るとコーヒーとトーストが用意してあった。
軽くめまいを覚えながら、海より深い祈りをささげようとしたその時、ブワサッと布団を勢い良く干したような音がベランダから聞こえた。
ディオが眉をひそめつつ、カップをテーブルに置き、ベランダへ向かう。
上条もトーストに口をつける前にそれに続き、ディオがカーテンを開く。
「最近の布団はシスターさんみたいなんだな、こういうのもあるのか」
ディオが眉をひそめつつ、カップをテーブルに置き、ベランダへ向かう。
上条もトーストに口をつける前にそれに続き、ディオがカーテンを開く。
「最近の布団はシスターさんみたいなんだな、こういうのもあるのか」
ベランダに干してあったのは、紛れも無く白い服を着た女の子だった。
「なにいッ!?」上条のMPは既に0であり、ディオが正しい反応を示した。
ディオは女の子の首根っこを猫にするようにつまみながら、上条へ視線を送る。
言葉にこそしないが、その顔には『このまま手を離してもよかろうなのだァー!』と書いてあり、上条は首を横に振るしかなかった。
「なにいッ!?」上条のMPは既に0であり、ディオが正しい反応を示した。
ディオは女の子の首根っこを猫にするようにつまみながら、上条へ視線を送る。
言葉にこそしないが、その顔には『このまま手を離してもよかろうなのだァー!』と書いてあり、上条は首を横に振るしかなかった。
そうしている内に、ディオに捕まえられている女の子が目を覚ました。
「ぉ……」
「おなかへった」
「……………………………………………………」
「ぉ……」
「おなかへった」
「……………………………………………………」
上条のせっかく目覚めかけた脳みそは、意識を手放そうとその準備を始めていたが、
「おなかへった」
ディオの瞳に『漆黒の殺意』が宿りつつあるのを見て、もう少しだけ心臓に血液を送り出すようお願いした。
「おなかへった、って言ってるんだよ?」
「ディ、ディオ!とりあえず中に入れよう。話はそれからだ」
「おなかへった」
ディオの瞳に『漆黒の殺意』が宿りつつあるのを見て、もう少しだけ心臓に血液を送り出すようお願いした。
「おなかへった、って言ってるんだよ?」
「ディ、ディオ!とりあえず中に入れよう。話はそれからだ」
少女を回収した二人は、テーブルを挟んで少女と対峙した。
「え、えーと……」
上条が何故あんなところに干されてたのか聞こうとするが、少女の瞳はテーブルに置かれたトーストに釘付けであり、
その口からはヨダレがこぼれ落ちそうになっている。
その顔がふとこちらを向いた。
「おなかいっぱい食べさせてくれると嬉しいな」
「え、えーと……」
上条が何故あんなところに干されてたのか聞こうとするが、少女の瞳はテーブルに置かれたトーストに釘付けであり、
その口からはヨダレがこぼれ落ちそうになっている。
その顔がふとこちらを向いた。
「おなかいっぱい食べさせてくれると嬉しいな」
ふぅ、とディオは諦めたように息を吐き、キッチンへ向かった。
上条はついに許されたか!と感謝しつつ、
「とりあえず……それを食べてから事情を説明してくれるか?」
と言うと、少女の顔はみるみる幸福に満ちあふれた。
「ありがとう、そしていただきます」
上条はついに許されたか!と感謝しつつ、
「とりあえず……それを食べてから事情を説明してくれるか?」
と言うと、少女の顔はみるみる幸福に満ちあふれた。
「ありがとう、そしていただきます」
瞬く間にトーストを平らげた少女は、おいしかったーと満足しながら、上条の飲みかけのコーヒーを一口舐め、
「ちょっと苦いかも」と呟いた。
漆黒の霧がキッチンを包み込んだ。
「ちょっと苦いかも」と呟いた。
漆黒の霧がキッチンを包み込んだ。
「まずは自己紹介をしなくちゃいけないね」
そう言いながらも、その瞳はディオが新たに用意したトーストに釘付けであり、口からは先程と同じようにヨダレが溢れそうになっている。
最早あきらめたのか、スライスされていない長い食パンを少女に手渡した。
「私の名前はね、インデックスっていうんだよ」
そう言いながらも、その瞳はディオが新たに用意したトーストに釘付けであり、口からは先程と同じようにヨダレが溢れそうになっている。
最早あきらめたのか、スライスされていない長い食パンを少女に手渡した。
「私の名前はね、インデックスっていうんだよ」
殺しあって憎しみあってそれだけやってようやくジョナサンを友、義兄弟と認めたディオが…
まあ、まだ始まったばかりだから別に良いけど
まあ、まだ始まったばかりだから別に良いけど
口の周りをパンカスだらけにした少女、インデックスは満足そうに二人に微笑んだ。
「たらふく食ってそれか!どう考えても偽名じゃねーか!ふざけてんのか!」
「偽名じゃないし、見ての通り教会の者です。ちなみにバチカンじゃなくてイギリス清教の方だよ」
「……で、そこまではその通りだとしてよ」
「嘘じゃないもん!」
「たらふく食ってそれか!どう考えても偽名じゃねーか!ふざけてんのか!」
「偽名じゃないし、見ての通り教会の者です。ちなみにバチカンじゃなくてイギリス清教の方だよ」
「……で、そこまではその通りだとしてよ」
「嘘じゃないもん!」
「わかったから、それで本題だ。何でベランダで布団よろしく干されてたんだ?」
考えられるだろうか、朝食を摂っていると、ベランダにシスター姿の女の子がひっかかっているのだ。
「えっと、ビルの上を走りまわってたら、落ちちゃったんだよ」
また目眩がした、昨日からどうしてこう、自分の常識と現実は離れ離れに成りたがるのかと、天井を仰ぎ見る。
考えられるだろうか、朝食を摂っていると、ベランダにシスター姿の女の子がひっかかっているのだ。
「えっと、ビルの上を走りまわってたら、落ちちゃったんだよ」
また目眩がした、昨日からどうしてこう、自分の常識と現実は離れ離れに成りたがるのかと、天井を仰ぎ見る。
「いったいどうしてそんな危ない真似をしてたんだ?高いとこから落っこちたらどうなるかくらい分かるだろ。
ディオの部屋がたまたま上階だったから良かったけどな、ここで引っかからなかったら次は地面だぞ」
「うん、でも仕方なかったんだよ。追われてたから……」
「ほんとはあんな風に落っこちたりしないんだけど、背中を撃たれて転んじゃった」
ディオの部屋がたまたま上階だったから良かったけどな、ここで引っかからなかったら次は地面だぞ」
「うん、でも仕方なかったんだよ。追われてたから……」
「ほんとはあんな風に落っこちたりしないんだけど、背中を撃たれて転んじゃった」
上条は腹の底に、何か重たいものが沈んでいくように感じた。
こんな小さな女の子が、背中を撃たれるってのはどんな状況なんだ?
「撃たれたって、怪我はない……よな」
どうみたって怪我を隠している様子は無い。
「この服が『防御結界』になったんだよ、だから平気」
こんな小さな女の子が、背中を撃たれるってのはどんな状況なんだ?
「撃たれたって、怪我はない……よな」
どうみたって怪我を隠している様子は無い。
「この服が『防御結界』になったんだよ、だから平気」
怪しい単語が出てきた、教会うんぬんの時も思ったが、この子はどこかの修道院にずっと入ってて、そこから抜けだしてきたんじゃないだろうか。
そんなことを考えていると、ここにきて初めてディオが口を開いた。
「……『追われてた』と言う事は、君には襲ってくる『敵』がいて、君には襲われるだけの『何か』があるわけだ」
そんなことを考えていると、ここにきて初めてディオが口を開いた。
「……『追われてた』と言う事は、君には襲ってくる『敵』がいて、君には襲われるだけの『何か』があるわけだ」
「そうだ!そいつらは一体何なんだよ!君みたいな、女の子を……」
言い淀みながら、ふと考える。
俺は、上条当麻はそれを聞いてどうしようと言うのか。
『悪い奴ら』が、こんな『女の子』の背中を撃ったと聞いた時の、あの感覚は何だ。
言い淀みながら、ふと考える。
俺は、上条当麻はそれを聞いてどうしようと言うのか。
『悪い奴ら』が、こんな『女の子』の背中を撃ったと聞いた時の、あの感覚は何だ。
なんだか話が現実離れしすぎて、思考が追いつかない。
昨日、ディオと出会った時に、俺は何を思ってたんだ?
「とうまは優しいんだね」
その声でふと我に返る。
「ディオもね、いっぱいごはんくれた、おいしかったから、ありがと」
昨日、ディオと出会った時に、俺は何を思ってたんだ?
「とうまは優しいんだね」
その声でふと我に返る。
「ディオもね、いっぱいごはんくれた、おいしかったから、ありがと」
そう言って微笑みながら席を立つインデックス。
「 」
声が出ない。
インデックスの顔が、どこか寂しそうに見える。
俺は―――――
「 」
声が出ない。
インデックスの顔が、どこか寂しそうに見える。
俺は―――――
「インデックス、座れ。まだ話は終わっていない」
ディオが口を開いた。
「当麻、彼女は『敵』に『襲われてる』そうだ、『お前はどうしたい?』」
「私はへいきだよ、教会に行けば助けてもらえるから!」
インデックスが強がっている。
ディオが口を開いた。
「当麻、彼女は『敵』に『襲われてる』そうだ、『お前はどうしたい?』」
「私はへいきだよ、教会に行けば助けてもらえるから!」
インデックスが強がっている。
強がってるのがよくわかる。
どうやら上条当麻の脳みそはやっと目覚めたらしい。
「追われてたってインデックスは言ってたよな、これは俺の勝手な予想なんだけどさ……、
いままでずっと追われてたんじゃねーかと思うんだよ」
どうやら上条当麻の脳みそはやっと目覚めたらしい。
「追われてたってインデックスは言ってたよな、これは俺の勝手な予想なんだけどさ……、
いままでずっと追われてたんじゃねーかと思うんだよ」
「いままで追われてたってことはさ、これからも追われるってことだろ?」
「それを見捨てたら、『二度と前へ歩けなくなる』気がするんだ、だから……」
「インデックス、お前が誰も助けてくれないなんて、自分は独りきりだなんて思ってるんなら」
「まずはその幻想をぶち殺す」
「それを見捨てたら、『二度と前へ歩けなくなる』気がするんだ、だから……」
「インデックス、お前が誰も助けてくれないなんて、自分は独りきりだなんて思ってるんなら」
「まずはその幻想をぶち殺す」
「ほんと……」
「ほんとに、私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?」
昨日までの、幻想殺しを持ってるだけの、ただの学生だった俺は、彼女の問に何て答えたんだろうか。
『ディオ』
不思議な男だと思う。
出会ってから半日も経って無い筈なのに、あいつが隣にいると世界が敵に回っても平気な気がしてくる。
「ほんとに、私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?」
昨日までの、幻想殺しを持ってるだけの、ただの学生だった俺は、彼女の問に何て答えたんだろうか。
『ディオ』
不思議な男だと思う。
出会ってから半日も経って無い筈なのに、あいつが隣にいると世界が敵に回っても平気な気がしてくる。
>>89
プッチ神父にはすぐ心開いてた
プッチ神父にはすぐ心開いてた
何故かは分からないが、ディオとの出会いが俺の歯車を大きく変えたという確信がある。
「お前が地獄の底に引きずり込まれるってんなら、そんなもんは俺の幻想殺しで、全部まとめてぶち殺してやる!」
「お前が地獄の底に引きずり込まれるってんなら、そんなもんは俺の幻想殺しで、全部まとめてぶち殺してやる!」
第2話 お茶と世界
「さて」と、もうすっかり冷め切ったカフェラテを飲み終えたディオが、インデックスと上条の二人を見やる。
「インデックスが『敵』に襲われていて、当麻が『守る』と言うのは分かった、では最後に、
君が『何故襲われているのか』『敵は何者なのか』これを教えてくれないか?」
「さて」と、もうすっかり冷め切ったカフェラテを飲み終えたディオが、インデックスと上条の二人を見やる。
「インデックスが『敵』に襲われていて、当麻が『守る』と言うのは分かった、では最後に、
君が『何故襲われているのか』『敵は何者なのか』これを教えてくれないか?」
インデックスがソファーの上に立ち、まってましたと無い胸を張る。
「ふふーん、何を隠そうこの私は禁書目録なのです。1万3千冊の魔導書を保管する、歩く図書館なんだよ」
そう言って二人を片目でチラリと覗く。
「なるほど、つまり君はお伽話の魔法使い共が喉から手が出るほど欲しがってる宝の山ってわけだ」
「ふふーん、何を隠そうこの私は禁書目録なのです。1万3千冊の魔導書を保管する、歩く図書館なんだよ」
そう言って二人を片目でチラリと覗く。
「なるほど、つまり君はお伽話の魔法使い共が喉から手が出るほど欲しがってる宝の山ってわけだ」
「正確には魔術師だけど、イメージとしては近いかも。でもお伽話に出てくるマーリンみたいに、杖の一振りでなんでも出来る、というわけじゃないんだよ」
「あのー、すいません。マーリンてどちら様でしょうか?」
上条が恐る恐る手を上げつつ発言した。
「たぶん、きっとゼッタイ世界一有名な魔術師のはずなんだよ……」
「あのー、すいません。マーリンてどちら様でしょうか?」
上条が恐る恐る手を上げつつ発言した。
「たぶん、きっとゼッタイ世界一有名な魔術師のはずなんだよ……」
「そう言われてみると、名前に聞き覚えがあるような、無いような……」
予想外の反応にインデックスは少し落ち込むが、気を取り直して説明を再開する。
「オホン、まずは魔術とは何か、です。魔術と言うのは決められた手順や呪文をなぞれば、基本的に誰でも使うことができます!」
「ただし例外!超能力が使える人は、魔術を使うことができません!」
予想外の反応にインデックスは少し落ち込むが、気を取り直して説明を再開する。
「オホン、まずは魔術とは何か、です。魔術と言うのは決められた手順や呪文をなぞれば、基本的に誰でも使うことができます!」
「ただし例外!超能力が使える人は、魔術を使うことができません!」
いままでロクすっぽこちらを向こうともしなかったディオが、自分に注目していることに気付いてちょっと気分の良くなるインデックスであった。
「んっふっふ、ディオくんは何か聞きたいみたいだねー?」
ドヤッとディオに視線を流すが、すぐにそれを後悔することになる。
「調子に乗るんじゃないぞションベン臭いクソガキがッ!このディオに対して!」
「んっふっふ、ディオくんは何か聞きたいみたいだねー?」
ドヤッとディオに視線を流すが、すぐにそれを後悔することになる。
「調子に乗るんじゃないぞションベン臭いクソガキがッ!このディオに対して!」
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