私的良スレ書庫
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元スレマミ「通りすがりのタイヤキ屋さんよ!」
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マミ「食らいなさい! 研ぎ澄まされたローキックを!」ズギャッ
使い魔「ぐええええ!」
マミ「ローキック! ローキック! さらにティローキック!!」ガスガス
使い魔「ぎゃああああ!」ボカーン
マミ「ふう。あなたたち怪我はないかしら?」
さやか「え、ええ、まあ、おかげ様で……」
まどか「あなたは一体?」
マミ「私は巴マミ。見ての通りタイヤキ屋さんよ」
まどか(ね、ねえ、さやかちゃん。この人の恰好ってなんだか…)ヒソヒソ
さやか(うん。昔のテレビに出てくる不良学生というか…)ヒソヒソ
まどか(怖い人なのかな? 全然そんな感じはしないけど)ヒソヒソ
さやか(それ以前に、超絶に似合ってないよ)ヒソヒソ
マミ「? 二人とも、どうかしたの?」
まどか「い、いえ! なんでもないです!」
さやか(本人が大真面目っぽいのがまた……)
>>5
よくわからんが氏ね
よくわからんが氏ね
ほむら(また巴マミがわけのわからない状態になってる……)
ほむら(髪の毛はツンツンだし、着ているのは長ラン、靴はライダーブーツ……)
ほむら(あれじゃまるで昭和の不良じゃない)
QB「ありがとうマミ。助かったよ」
さやか「なにこれ猫?」
まどか「可愛いなぁ」
QB「それより二人とも、僕と契約して魔法少女になってよ! 魔法少女というのは略」
マミ「すぐには決められないかしら。もしよかったらパトロールに付き合ってみない? それから考えても遅くはないわ」
通りすがりのタイヤキ屋で
『アルティメットフォーム!スペシャルターボ!』
を期待して開けたのは俺だけじゃないはずだ
ディケイドネタじゃねーのかよーなんだよー
『アルティメットフォーム!スペシャルターボ!』
を期待して開けたのは俺だけじゃないはずだ
ディケイドネタじゃねーのかよーなんだよー
ほむら「! その必要はないわ」
まどか「あ、ほむらちゃん!」
さやか「ちょっと転校生! さっきはQBを撃ったりしてなんの真似よ!」
ほむら「悪いことは言わない、そいつと契約してはダメ」
マミ「口ぶりからすると、あなたも魔法少女のようね」
まどか「ほむらちゃん、そうなの?」
ほむら「……忠告はしたわ」シュン
さやか「消えた!?」
マミ「あまり友好的な雰囲気ではなかったわね。心当たりはある?」
さやか「あいつ転校してきたばっかりなんです。何考えてるか全然わかりません」
まどか「………」
マミ「まあ、そのうちわかるでしょう。今日はもう遅いから送っていってあげる」
LALか マミにあのかっこうは・・・
巧くおとしこんだらありな気もしてきた 巨乳女不良か・・・
巧くおとしこんだらありな気もしてきた 巨乳女不良か・・・
マミ「さあ、乗って!」ブルンブルン!
さやか「こ、これってハーレーってやつじゃないですか!?」
マミ「そう、これが私の相棒よ!」ブルンブルン!
まどか「すごくメカニカルです…」
さやか「いや、免許とか法律とか……」
マミ「しっかりつかまっててね!」ブォォォォォォン!
さやか「うわああああ! と思ったけどこれは…」
まどか「あの、遅すぎて小学生が指さしてます…」
さやか(スピードよりも、マミさんのビジュアルが珍しいんだろうなぁ)
マミ「安全第一! ルールを守って楽しいツーリングよ!」
さやか「いや、そもそも免許は……」
翌日
まどか「えーっと、マミさんに言われた待ち合わせ場所ってこの公園だよね?」
さやか「うん。あれ、あのタイヤキ屋めちゃくちゃ人が集まってる?」
老人「二つくださいな」
女性「一つ頂戴」
子供たち「三つね! みんなで食べるから!」
マミ「あいよ! 最初のお客さん、お待ちどう!」
まどか「あれって……」
さやか「うん、あの昭和チックなファッションは間違いないよ……」
マミ「あら、二人とも早いわね。ちょっと待ってて、もうすぐ閉店時間だから」
まどさや「はあ…」
マミ「お待たせ! 残った材料で焼いておいたわ。バイクを暖めるから、よかったら食べてて」
まどか「おいしい!」
さやか「ほんと! このタイヤキめちゃうまですよ!」
マミ「ありがとう。さ、魔法少女体験コース始めるわよ」ブルンブルン!ブォォォォ!
マミ「いきなりローキック!」
魔女「ギャア!」
マミ「とどめよ! ティローキック!!」 ボカーン
まどか「やったぁ!」
マミ「どう? これが魔法少女の戦いよ!」ドヤッ
さやか(ローキックばっかりで魔法らしいとこ見てないんだけど…)
QB「おっと、運がいいね。グリーフシードを落としたようだ」
さやか「なんなのそれ?」
QB「なんやらかんやらで貴重なものなのさ。もっとも、マミには必要ないけどね」
まどか「えっ? マミさんは使わなくても平気なんですか?」
マミ「私には気合があるから、グリーフシードに頼らなくてもいいのよ」
さやか「気合って……」
マミ「……すぅ……はぁ……」
まどさや「………」ゴクリ
マミ「……イヤーッ!」キュピリーン!
まどか「! マミさんの気合一閃でソウルジェムが浄化された!?」
マミ「ふふ、気合をためれば造作もないことよ」
さやか(マミさんからどんどん魔法っぽいイメージが消えていく)
>マミ「……イヤーッ!」キュピリーン!
アレ?・・・なんだろ
ニンジャスレイヤーマミサンを思い出すww
アレ?・・・なんだろ
ニンジャスレイヤーマミサンを思い出すww
マミ「というわけで、このグリーフシードはあなたにあげるわ、暁美さん」ヒュッ
ほむら「………」パシッ
さやか「転校生!? どうして行く先々にあんたがいるのよ?」
マミ「魔法少女にとってグリーフシードを集めることは死活問題だからバッティングすることも多いわ。そうでしょ暁美さん?」
ほむら「どんなトリックを使っているの?」
マミ「トリック?」
ほむら「とぼけないで! グリーフシードなしで穢れを取り除くなんてありない! 都合のいい奇跡なんて存在しないのよ!」
マミ「うーん、気合としか言いようがないんだけど…」
ほむら「…もういいわ」
さやか「ちょっと、この前から突っかかってきて、一体なんなのさ」
まどか「そうだよ。仲良くしようよ」
ほむら「……絶対に契約してはダメよ」シュンッ
さやか「また消えた……。あいつなに考えてるんだろ」
マミ「魔法少女は多かれ少なかれみんな事情を抱えているわ。おそらく暁美さんも」
さやか「そうなのかなぁ」
マミ「だから彼女の言うとおり、特に問題がないのなら契約しないのもアリだと思うわ」
QB「僕としては契約してほしいけどね」
まどか「あの、マミさんにも事情があるんですか?」
マミ「私の場合は交通事故で死にかけていたから、他に選択の余地がないという状況だったわ」
まどか「ご、ごめんなさい! 変なこときいて…」
マミ「気にしないで。昔のことだもの」
さやか「事情か……」
マミ「今夜はここまでにしましょう。またバイクで送っていくわ」
数日後
女性「ド根性焼きを一つ」
マミ「一万円になります」
女性「高くなった? おいしいからいいけど」
マミ「女性にはサービスで淹れたての紅茶もお付けします」
まどか「マミさーん!」
マミ「あら、鹿目さん。パトロールには早いわよ?」
まどか「それが、病院に孵化寸前のグリーフシードがあるんです!」
マミ「なんですって!?」
まどか「今はさやかちゃんが見張ってて…」
マミ「すぐに行くわよ!」
たい焼き名人アルティメットフォームかとおもったら全然関係なかった
シャルロッテの結界内
マミ「美樹さんはこの奥ね」
ほむら「今回の魔女は私が倒すわ。あなたは引っ込んでて」シュタッ
まどか「ほむらちゃん、そんなこと言ってる場合じゃないよ!」
ほむら「ここの魔女は強敵よ。巴マミでは危険だわ」
マミ「随分くわしいのね?」
ほむら「単なる統計と分析よ。あなたたちは無理しないで待ってなさい」
マミ「そう。それならお言葉に甘え…」
まどか「マミさん!?」
マミ「…られるわけがないでしょ。危険な魔女なら二人で戦うほうがいいと思わない?」
ほむら「どうしても来るつもり?」
マミ「もちろんよ。魔法少女に無理なんて言葉は通用しないわ」
ほむら「…今回だけよ」
ほむら「あなたまで来ることはないのよ、まどか」
まどか「でもみんなが心配だし。それにいざとなったら私も魔法少女になれば…」
ほむら「契約してはダメと言ってるでしょう!!」
まどか「ひっ!?」
ほむら「…ごめんなさい。つい感情的になってしまったわ」
マミ「暁美さん、どうしてそんなに頑ななの? 理由を話してくれないと、誰も納得しないわよ?」
ほむら「……一つ聞いていいかしら」
マミ「なに?」
ほむら「あなたがグリーフシードを必要としないのは、ここ数日の観察でわかったわ。その理由はなに?」
マミ「それはもちろん気…ほむら「気合とやらをどうやって身につけたの?」
ほむら(昭和ルックも気になるところだけど、今は些細な問題ね)
マミ「そうね、聞かれて困ることでもないから、話しておくわ。あれは私が魔法少女になったばかりの頃よ」
マミの新米時代
QB「それじゃあマミ、魔女退治を頑張っておくれよ」
マミ「QBも一緒じゃないの?」
QB「他の娘とも契約しないといけないからね。用があったら呼んでよ」
マミ「待って! 一人にしないで!」
マミ「……パパ、ママ…寂しいよぅ」グスッ
悪ガキ1「あれー、みなしごマミがいるぞ?」
悪ガキ2「おいおい、デブさんのことマミって言うなよ」
マミ「うぅぅ……」グスグスッ
タイヤキ屋「なにやってんだ悪ガキども!!」
悪ガキ1「いってぇー! 殴りやがった!」
悪ガキ2「うわぁぁん!」ダダッ
タイヤキ屋「ったく、しょうがねーガキどもだな。ほらお嬢ちゃん、もう大丈夫だ」
マミ「……あ、あなたは?」
タイヤキ屋「俺か? 通りすがりのタイヤキ屋、アキラだ」
QB「それじゃあマミ、魔女退治を頑張っておくれよ」
マミ「QBも一緒じゃないの?」
QB「他の娘とも契約しないといけないからね。用があったら呼んでよ」
マミ「待って! 一人にしないで!」
マミ「……パパ、ママ…寂しいよぅ」グスッ
悪ガキ1「あれー、みなしごマミがいるぞ?」
悪ガキ2「おいおい、デブさんのことマミって言うなよ」
マミ「うぅぅ……」グスグスッ
タイヤキ屋「なにやってんだ悪ガキども!!」
悪ガキ1「いってぇー! 殴りやがった!」
悪ガキ2「うわぁぁん!」ダダッ
タイヤキ屋「ったく、しょうがねーガキどもだな。ほらお嬢ちゃん、もう大丈夫だ」
マミ「……あ、あなたは?」
タイヤキ屋「俺か? 通りすがりのタイヤキ屋、アキラだ」
アキラ「あの変てこなのが使い魔か? あれを倒せばいいんだな?」
マミ「あの、魔女退治は魔法少女の仕事ですから……」
アキラ「お嬢ちゃんにまかせっきりじゃ男がすたるぜ。気にすんな。なんたって俺は超能力者だからな。
心配しなくてもそう簡単にゃ負けねぇよ」
使い魔「ガオー」
アキラ「おいでなすった。食らえローキック! エルボー! オラオラ!」
使い魔「ギャア―!」
アキラ「見たかマミ。戦いってのはこうするんだ」
マミ(超能力は!?)
魔女「キシャー!」
マミ「あ、魔女です! あれをやっつけないと!」
アキラ「魔女だって? けどありゃあ…」
魔女「キシャー!!」
アキラ「ちっ! 考えてる暇はねぇみたいだな。ローキック! ローキック! ローキック!」
アキラ「ケンカの基本はローキックだ! 最強技を覚えても貫き通せ!」
マミ「はい!」
アキラ「そんなチャラチャラした服で戦えるか! 俺の獣神シャツを貸してやる。サンダーライガーになれ!」
マミ「はい!」
アキラ「睡眠攻撃してくる敵がいたらパンツをかぶれ! 俺も昔はかぶってた!」
マミ「はい!」
アキラ「バカヤロウ! 客みて商売しろ!」
マミ「すいません!」
アキラ「ご苦労だったな。これ持ってけ」
マミ「キャーーーー! ミサワーーーー!」
マミ「今日のローキックはどうでした?」
アキラ「ああ、大したもんだったぜ」
マミ「あ、いらっしゃいませ。ミサワ焼きは三百円です」
アキラ(魔女から感じるテレパシーは間違いなく人間だ。それにマミの心も本人じゃなくソウルジェムに入ってる)
マミ「最近はお客さんも私のタイヤキをおいしいって言ってくれるんです」
アキラ(QBっていったか。ヒデーことしやがる)
マミ「アキラさんがいれば、もうなにも怖くありません」
アキラ(全部マミに教えるべきか? いや、だめだ。今のマミじゃあ、ショックで何をするかわからねぇ)
マミ「アキラさん、このままずっとこの町に…」
アキラ「俺は風来坊のタイヤキ屋だ。この町からも今日限りおさらばさ」
マミ「そんな!? どうして急に!?」
アキラ「………」
マミ「アキラさんが行くなら私も一緒に…」
アキラ「甘ったれんな!」
マミ「!」ビクッ
アキラ「なあ、マミ。確かにお前は強い。けどそれはお前が魔法少女だからだ。だから…お前自身が強くならなきゃダメなんだ。
慣れ合うのは本当の仲間じゃない」ポイッ
マミ「これは、地図?」
アキラ「そのしるしのところに俺の昔の仲間がいる。事情は説明しといたから行ってこい」
マミ「一人でですか?」
アキラ「歩く手伝いはしてやれる。お前が立ち上がりさえすればな。今のお前は俺に頼り切りだ」
マミ「……わかりました。私、きっと強くなります! そしたら、この町に戻ってきてくれますか?」
アキラ「もちろんだ。お前が漢になってれば、いつでも戻ってくる!」
現在
マミ「というわけでハーレーで世界中を回っていろいろしたら、できるようになったのよ」
ほむら「ちょっと待ちなさい! 一番重要なところがあやふやじゃない!」
マミ「だって、そろそろ結界の最深部よ。魔女との戦いにそなえないと」
さやか「あっ! マミさん、まどか! と、転校生? また来たの?」
マミ「共同戦線をはることになったのよ」
ほむら「勘違いしないで。仲間になった覚えはないわ」
ほむら(そう、アキラとかいう男の言うとおり。慣れ合うだけじゃ、まどかを救えはしない)
タイヤキを追う女
1000のローキックを持つ女
巴マミ
名詞の準備は出来てるぞww
1000のローキックを持つ女
巴マミ
名詞の準備は出来てるぞww
QB「みんな! グリーフシードが孵化するよ!」
シャルロッテ「チョイーン」
マミ「あの小ささなら、すぐにふところへ入れるわ!」ダッ
ほむら「待ちなさい!」
マミ「ティローキック!」ズギャッ!
マミ「暁美さんの言うほど手ごわい敵でも…」
ほむら「油断しないで! まだ終わってない!」
マミ「え?」 グシャァァァ
まどさや「マミさん!」
マミ「くっ、大丈夫よ。とっさに後ろへ跳んだから致命傷ではないわ」
ほむら「だから言ったでしょう。その傷ではもう戦えない。ここは私がやる」ダッ
まどか「マミさん! こんなに血が!」
マミ「これくらいで死ぬなら、ローキッカーなんてやってないわ」
マミ(アキラさん、だから私にあの人の下で修業させたんですね)
マミの世界放浪時代 とあるトレーニングジム
初老の格闘家「よう、お前がアキラの言ってた魔法なんたらか」
マミ「はい。巴マミといいます」
高原「俺は高原日勝。昔はけっこう有名だったんだぜ」
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