元スレ男「俺を吸血鬼にしてください!」女吸血鬼「ほう・・・」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 :
ガタッ
53 :
ドピュ
54 = 51 :
ふう
55 :
ドピュ
56 = 1 :
女「そーらそらそらー」
糸をたぐるような仕草で男を引きつける
男の体はまるで、糸に引っ張られるように女吸血鬼の元に向かっていく
必死で抵抗を試みるが。体は操られ、足は徐々に女吸血鬼の方に向かう
男「やめぇて・・・ください・・・」
女「いぃーやぁーだぁー」
ダメだ、頭がボーっとする、普段はこんな声出した所でなんとも思わないし
ウゼーんだよババァ!!と一括・・・は怖くてできないけど、心のなかでは絶叫できるのに
ダメだ、あの甘い吐息を嗅ぐと・・・こんな、こんなにも・・・あぁぁぁ
男「はぁ・・・はぁ・・・やめてぇ・・・」
女「ふふふ、今日は早いな?たまってるのか?ううん?」
57 :
ほう
58 = 1 :
男「あっ・・・ダメ、息噴きかけないで・・・」
女「いやらしいオスめ、ただ私の吐息が当たっているだけだろ?」
男「ただの、吐息じゃ・・・ううっ」
女「汚らわしい野獣め、お前の思考回路はココにでもあるのか?」
男「ひぃぎぃ・・・!!、触らないでぇ・・・」
女「敏感だな?もう欲情したのか?」
男「あああああ・・・モウダメダ・・・ウオオオオオオオオオオオ」
俺は本能の赴くまま、何かを求めるようにソファーの吸血鬼を押し倒すと
だいたいここで記憶がなくなる。
そして、目が覚めるとお互い全裸のまま抱き合っている。
59 = 55 :
おい
60 :
男「また・・・汚されちゃったオレ・・・」
いつもそうだ、この誘惑で理性をなくし
毎回毎回、記憶が飛んで、目が覚めると裸でいる
情事のことは記憶が飛んでいるためまったくもって覚えてない
だが、思い出さないほうがいいとオレの頭は訴えてくる
男「ううっ・・・これって昏睡レイプだろ・・・ひどいよ」
オレはこのやりとりをかれこれ6回はしているような気がする
毎回毎回、酒に酔ったこいつを家に送り届けるとこうなる
もうここまで繰り返しているのだからいい加減学習して、呼び出しに応じなければいいのだが
オレは大馬鹿なんだ・・・こんな目に毎回会ってるいるのに、毎回行ってしまう
それもこれも・・・
女「すぴーー すぴーー」
この寝顔がいけない、この寝顔を見る度に・・・オレの心はどんどんおかしくなってく
そして、こいつを許してもいいかなという気になってしまう・・・
61 = 60 :
男「馬鹿なオレ・・・」
寝顔にキスをすると、自分の脱いだ服を探し着替える
デイウォーカーになったこいつはもう朝日が入る部屋の中で寝ていても問題はないが
とりあえず、睡眠を邪魔しないようにカーテンを閉めてやる
男「それじゃあ・・・失礼します」
女「くがぁーーーくがーーー」
このいびきが、彼女の別れの挨拶だ
やれやれと思いながら、玄関のドアをあけ合鍵でカギをかけて
オレは自宅に戻り、大学に行く準備をするのだった。
ふぃん
62 :
えっ?
終わり?
えっ?
63 :
やってるシーンも書いて欲しいなと思いました
要求しているわけではありません
64 :
大層乙
65 :
こういうスレマジできもいわ
キモオタどもはブヒブヒ楽しめるかもしれんが、一般人からしたら苦痛でしかない
66 :
乙
三話目に期待
67 :
>>65
キモオタ乙
68 = 60 :
「あれ絶対不倫だよねー?」
ファミレスで働く店員の楽しみは、仕事の合間のうわさ話である
今日も、店員は、歳が離れたカップルの話題で仕事の退屈さを紛らわしている
「13番テーブルの不倫カップルまた来たよ、だいたい凄い歳の差だよね」
「女のほうはスゲー若いけど、男のほうは、結構いい年だよね、アレ結婚してるとしたら相当金持ってるよね」
ああでもない、こうでもないと好き勝手噂されている
べつに、年の差カップルがいてもいいと思うんだ。
そもそも、金を持っていることだってひつのステータスだろ?経済力のある男の何が悪い?
カネ目当てで女が来ているとしても、それの何が悪い!暗い青春を送って来て、ようやく春がきたんだ
どんな理由であれ、今その瞬間は幸せなんだ。 放っておいてくれ!!
と、オレは思う
しかし、別にオレは不倫してるわけではない、結婚もしてない そして、男のほうが若いということを
声を大にして言いたい!!!
69 = 63 :
お?
70 = 67 :
きたか
71 = 60 :
女「と、言いたげな顔をしているな?」
男「・・・別に」
女「いいじゃないか?見た目的にはお前のほうがおっさんなんだから」
男「はぁ・・・こんな時だけだな、吸血鬼が羨ましくなるのは」
アレから30年の時が経った
彼女に吸血鬼にしてもらおうと家を訪れ、彼女がデイウォーカーになり
強引に酒に飲みに行かされ、犯され、そして成り行きのままこのような関係を続けてしまっている
愛情のようなものを彼女に感じ始めてから、オレはこのような関係がいつしか心地よくなっていった
だが、なんだろうか・・・いまいち此処から先に踏み出す決心がつかない
まあ、それもそうだ・・・オレが彼女との結婚を考えないのは、彼女が吸血鬼だからということが
オレの中で大きくのしかかっているから
72 :
そこらにいる勘違い野郎が東大に入りたいとかいってるのと同レベルだな
73 = 66 :
>>72
え?
74 = 60 :
彼女を愛している セックスだってしている
今でも、酒について行ってる
だが、彼女と結婚したくないわけでもないが・・・やはり、無理なんだよな
性格は、昔と変わんないが、別に嫌なやつじゃない、酒癖は最近は落ち着いたか?
だけど・・・やっぱり、役所になんて説明すればいいのか30年たった今でも皆目見当がつかない
婚姻届を出すにしても、昭和・・・何年だっけ?よく分からないが、そんなセンター試験にでるかもしれない
はるか前の年号の生まれの人と結婚するというのは可能なのだろうか?
そもそも、彼女を人と認めてくれるのかどうかだ?
そして、結婚に踏み切れない理由はもう一個ある
吸血鬼は子供が作れないということだ
75 = 60 :
なんべん中出ししたのだろうか ミルクタンク決壊しましゅれしゅううううううう
みたいな事を30年続けてこれたのも、吸血鬼が子供を作れないからだ
おかげで、コンドームなんて見栄で買っていた20歳以降着けたことなんて無い
だが、これは別に、オレの理由じゃない
彼女の理由だ
どうしても、結婚ということにイマイチ乗り気になれないのは、俺だけじゃなく
彼女も同じなのだ
彼女にとって、子供が作れないというのは、どうも心のどこかに引っかかりがあり
自分が吸血鬼であり、人間ではないということを思いだしてしまい
やはり、結婚というものが、人間ではないとできないと思ってしまい
彼女も結婚に踏み切れないで居る
そして、お互いその事について深く話し合いするのを避けてしまっている。
76 = 67 :
いいね
77 :
よ
78 = 60 :
男「なぁ・・・」
女「なんだ?」
男「そのさ・・・」
ここで、結婚しないか?と尋ねることはできる
だが、実は何回もしている
そして、今日まで来ている
若い頃は、結婚したいという気持ちは強かったが
もうこの年になると、別に結婚しなくてもお互いが幸せならソレでいいかなと思う
いや、そう妥協してしまっている
男「なんでもない」
女「・・・そうか」
80 :
えっ
81 = 60 :
男「・・・・・・」
女「・・・ ・・・」
男「オレを吸血鬼にしてくれないか?」
女「はぁ?」
30年前、オレは吸血鬼にヒーローのような憧れを抱き、彼女の元に来た
だが、彼女から吸血鬼の苦悩を聞き、決心が鈍り。吸血鬼になることを諦めた
永遠の命は、退屈との闘いである。
彼女はよくそう言っていた、それを聞くたびオレは吸血鬼にならなくてよかった
なんて思っていた。
女「なんで、今更・・・」
男「お前と、同じ時を過ごしたい・・・永遠に」
82 :
あと20年早く言えよ…
83 = 67 :
30年前に言っとけよ
84 = 60 :
女「嫌だね、なんでおっさんとなんか過ごさなきゃならん」
男「・・・ ・・・」
女「もっと、早く言ってくれれば、よかったのに・・・」
彼女の言葉に、今までの彼女の吸血鬼に対しての愚痴がなんの為に言っていたか理解した気がした
彼女が、オレに散々言っていた愚痴は、オレに対しての淋しさの表現だったのではないか
彼女はわかっている、吸血鬼になることの辛さを
だが、それでも、自分の孤独を埋めてくれるものが欲しいと
だから偶然にでも俺の気が変わるのを待っていたのではないかと
女「・・・・・・老けたね、アンタ・・・」
男「もう、50だ」
女「アンタが年取るたんびに、昔を思い出す・・・若かった頃のアンタを・・・いずれ、アンタは死ぬ・・・」
85 :
ほ
86 = 60 :
女「そしたら、また一人ぼっちさ・・・ 幸い、外は歩けるし、好きなもん食えるしだからね」
男「・・・ ・・・」
女「そしたら、また、孤独を埋めてくれる相手を探すだけさ」
女「今度はもっとイケメンで、アンタより優しくて、アンタより料理がうまくて」
女「アンタより、あん・・・あんだぁよりぃ・・・あんだより、ううっ・・・いいやつを見つけて」
女「ソイツがぁ、し、死んだら・・・またソイツより、い、いいやつを」
彼女は俯いて顔を隠し、しばらく泣くのをこらえていた
その光景を見たファミレスの店員は「きっと別れてくれって言われたのよ」と噂話を始めた
オレはどうしていいか言葉が出なかったが
彼女の肩を抱いてやるくらいしかできなかった
吸血鬼の体は いつもひんやりしている。 ふぃん
87 = 62 :
えっ?
終わり?
えっ?
88 :
ハァーーーーーッ?
89 = 63 :
これくらいがいいのかもしれん
90 = 67 :
第三話が終わったってことだろ?
91 :
頼む…続きを…!
92 :
ここでグダグダ引き伸ばしなんてするなよ
93 :
とりあえず死に際まで書いてくれ
94 = 60 :
ファミレスを出て夜の街を散歩していると
なにやら怪しい雰囲気が伝わってくる
というか、もう慣れた
男「おい、いいかげんにしろ」
??「フフフ、ようやく見つけたぜ!!」
女「またか・・・」
吸血鬼ハンター「此処であったが100年目!!お前ら吸血夫婦を退治しに来たぜ!!」
男「夫婦じゃねーし、オレは吸血鬼じゃない!!」
95 = 60 :
ハンター「いや、ほらこれ言わないと座りが悪いっていうかさ」
男「あのなぁ・・・何回目だこれで」
ハンター「26回目くらいです」
男「諦めろ・・・」
ハンター「ハッ!!ぬかせ!!この吸血鬼ハンター様が一度や2度の失敗で諦めるかよ!!」
女「26度目の失敗だがな」
ハンター「うっ、ウルセェ!」
この男は吸血鬼ハンター、吸血鬼を退治する専門家らしいのだが
なんというか・・・ウザイ、とにかくウザイ
毎回毎回このやり取りをする もういいかげんにしてくれ
96 = 60 :
ハンター「今日は助っ人を連れてきた」
女「またか」
ハンター「驚くなよ!!今回はな、スゲーーーーーつええええええええ人呼んだんだぞ!」
男「毎回そう言ってるな」
ハンター「だから今までのやつより遥かに強い!!」
女「早くしてくれないか?帰ってテレビが見たい」
ハンター「まあ、マテ、それじゃあ!助っ人の先生!どうぞ!!!」
助っ人「どうも、初めまして・・・。」
にこやかな笑顔と共に薄暗い路地裏から現れた男は
長身で、オールバック、どこかしら漂う雰囲気はなんとも言えない怪しさを出していた
97 = 91 :
みてるぞ
98 = 60 :
女「そい」
助っ人「グバアアアアアアアアアアア」
ハンター「今回の助っ人は、って!!はえーよ!!まだ紹介もしてないだろ!!」
女「結局大したことはなかった、帰るぞ」
男「よし、帰るぞ」
オレはハンターと助っ人に背を向けると彼女の腕に手をかけた
彼女はオレの腕に自分の腕を通し、明日の予定について話しだした
オレは、そうだなぁ・・・と考え、思いついたことを口にだそうとした時だった
オレは衝撃と共に、前に吹き飛んでいた 上半身だけ残して
99 = 60 :
失礼 下半身だけ残して
100 :
俺童貞だから吸血鬼にしてくれ
みんなの評価 : ☆
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