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    元スレ結衣「あの二人を無視したらどうなるか」

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    タグ : - ゆるゆり + - 京さく + - 実験 + - 無視 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    京子「おっはよー!結衣!」

    結衣「……」

    京子「あれ、返事がないよ、結衣」

    結衣「……」

    京子「……何か機嫌悪い?」

    結衣「……」

    京子「おーい、結衣?」

    結衣「……」

    京子「ちぇっ、何だよ…」

    2 = 1 :

    京子「あ、あかりだ、おっはよー!」

    結衣「おはよう、あかり」

    あかり「結衣ちゃん、おはよぉ!」

    京子「……!」

    京子「……あかり、おはよー!」

    あかり「……」

    3 :

    ほう

    4 = 1 :

    京子「……」

    京子「え、何?何かのゲーム?」

    京子「もう、止めてよ!京子ちゃんのガラスのハートが砕けちゃうじゃない!」

    結衣「あかりさ、昨日のアレ、見た?」

    あかり「うん、見た見たぁ、可愛かったよねぇ」

    5 = 1 :

    京子「……ちょっと、二人とも?」

    京子「あの、私、何か、怒らせたかな?」

    京子「もしそうなら、ごめん、謝るからさ…」

    京子「お、怒ってもいいから、無視するのは、止めてほしいな…」

    結衣「あ、ちなつちゃんだ、おはよ」

    ちなつ「結衣先輩、あかりちゃん、おはよう!」

    あかり「おはよう、ちなつちゃん!」

    6 = 1 :

    京子「ちなつちゃん、おはよう…」

    ちなつ「……」

    京子「……」

    京子「…もう、みんな、知らない!」タッタッタッ

    結衣「……」

    あかり「……」

    ちなつ「……」

    7 :

    期待してるからね

    8 = 1 :

    ~放課後~

    京子「ふう…娯楽部、行きたくないな…」

    京子「みんな、どうしちゃったんだろ…」

    京子「悪戯とかじゃなさそうだけど…そんなに、私嫌われちゃったのかな…」

    京子「ふぅ……」

    京子「…そうだ、今日は生徒会室に行こうっと」

    京子「娯楽部の皆が私を無視するなら、綾乃達と一緒に遊ぶもん」

    9 = 1 :

    ~生徒会室~

    京子「よし、着いたぞ」

    京子(ん、何か、中が騒がしいな…)


    バーン


    京子「うわっ、だ、誰か飛び出てきた!?」

    櫻子「みんなのバーカ!もう知らないんだから!」

    京子「櫻子ちゃん?」

    10 = 1 :

    櫻子「あ、と、歳納先輩…」ウルッ

    京子「え、櫻子ちゃん、泣いてるの?どうしたの?」

    櫻子「え……」

    櫻子「と、歳納先輩、わ、私を、無視しないんですか…?」ゴシゴシ

    京子「しないよ、する理由、ないし」

    櫻子「と、歳納、先輩…としのうせんぱぁぁぁぁぁい!」ダキッ

    11 = 1 :

    京子「え、ど、どうしたの?櫻子ちゃん?」ナデナデ

    櫻子「みんな、酷いんです!皆、私を無視するんです!」ウルッ

    櫻子「ちなつちゃんやあかりちゃんも、生徒会の皆も、ひ、ひまわりまで…」グスン

    京子「え、向日葵ちゃんも?」

    京子「ちょ、ちょっと待ってて、櫻子ちゃん」

    12 :

    京さくとな

    14 = 1 :

    京子「あ、綾乃?居る?」

    綾乃「……」

    京子「あ、みんないるんだ、あの、今、櫻子ちゃんから話聞いたんだけど」

    京子「生徒会の皆から無視されてるって…本当?」

    綾乃「古谷さん、こないだ任せた書類、出来たかしら?」

    向日葵「はい、出来てますよ、杉浦先輩」

    15 = 1 :

    京子「綾乃…?」

    千歳「ほな、一息いれる?うち、お茶入れるね」

    京子「千歳?」

    綾乃「ふー、ふりがとうね、千歳」

    京子「ひまっちゃん?」

    向日葵「ありがとうございますわ、池田先輩」

    京子「りせちゃん?」

    りせ「……」

    16 = 1 :

    京子「まともなのはりせちゃんだけか…」

    綾乃「……」ピク

    京子「……私、みんなを、見損なった」

    京子「私だけならともかく、櫻子ちゃんまで無視するなんて」

    京子「……もう遊んであげない!ベーだ!」タッ


    バーン


    綾乃「……」

    千歳「……」

    向日葵「……」

    りせ「……」

    17 = 7 :

    会長…

    18 = 1 :

    櫻子「あ、歳納先輩…」

    京子「櫻子ちゃん、ごめんね」

    京子「私も、無視されてるみたいで…櫻子ちゃんを、助ける事、できないみたい…」

    京子「ごめん…」

    櫻子「え、そんな、歳納先輩まで…」

    19 = 1 :

    京子「みんな、どうしちゃったんだろうね…」

    櫻子「心当たり…無いんだけどなあ…」

    京子「うーん…ひょっとして、あれじゃないかな…」

    櫻子「え?」

    京子「ほら、こないだやった、あれ…」

    櫻子「ああ、蟻さん事件ですか?」

    22 = 1 :

    ~数週間前~

    あかり「蟻さん蟻さん、今日もご飯の時間だよぉ♪」パカッ

    あかり「あ、あれ…?あり、さん…?」

    大蟻「ウイーン、ウイーン」

    あかり「あ、あかりの蟻さんが大きくなってる!?」

    大蟻「ウイーン、ウイーン、ピョンッ」

    あかり「ひ、ひい、飛びかかってきたよぉ!」ササッ

    23 = 1 :

    京子「あかり!危ない!」サッ

    あかり「京子ちゃん!?」

    大蟻「ウイーン、ウイーン、ピョンッ」

    京子「うっ、や、やられた…!」ドクドク

    あかり「え、きょ、京子ちゃん、血が、不自然なほど凄い血が…」

    京子「あかり、逃げるんだ…早く、みんなに、この危機を…!」

    あかり「京子ちゃん…!そ、そんな、私、京子ちゃんを見捨ててなんて…」

    24 = 1 :

    京子「馬鹿!お馬鹿あかり!」

    あかり「……!」ビクッ

    京子「ここで、みんなに知らせないと、私以外の皆も死ぬんだぞ…!」

    京子「それでいいのか!あかり!」

    あかり「うう、け、けど…」

    大蟻「ウイーン、ウイーン」

    25 = 1 :

    京子「あかり、早く、逃げろ、早く、皆に…」ガクッ

    あかり「京子ちゃん…!」ウルッ

    大蟻「ウイーン、ウイーン」

    あかり「わ、判ったよ…あかり、京子ちゃんの死を、無駄にしない!」グスン

    あかり「みんなに、みんなに知らせてくるよ!」タッタッタッ

    27 :

    これは……

    28 = 1 :

    ~数分後~

    結衣「きょ、京子が血を流して倒れたって!?」タッタッタッ

    あかり「う、うん、ネズミさんくらいの大きさの蟻さんに襲われて…!」タッタッタッ

    ちなつ「う、嘘ですよね、そんな、京子先輩が…!」タッタッタッ

    あかり「ゆ、結衣ちゃん、気をつけて!その教室の中に…!」

    結衣「わ、判った…」ソーッ

    29 = 1 :

    結衣「ん、何もないけど…」

    あかり「え、に、逃げちゃったのかな、大蟻さん…」

    ちなつ「京子先輩も、居ないし、血の跡も…」

    あかり「え、そ、そんな…じゃあ、あれは、いったい…」

    ロッカー「……」ガタガタ

    一同「……!」ビクッ

    30 = 13 :

    あかり可愛いちゅっちゅ

    31 = 1 :

    櫻子「大成功ですね、歳納先輩…!流石の演技力です…!」ボソボソ

    京子「櫻子ちゃんこそ、良くロッカーの中からラジコン蟻を操作できるね、流石!」ボソボソ

    櫻子「えへへ、褒めらた///」ボソボソ

    京子「そ、それにしても狭いね、ここ」ボソボソ

    櫻子「あ、歳納先輩、動かないで///スカートの中に足入ってますって///」ボソボソ

    京子「ごめん、ちょっと足がしびれてて…」ボソボソ



    ロッカー「ボソボソ…ボソボソ…」ガタガタ

    一同「……」

    32 = 1 :

    ~現在~

    京子「あの時は怒られたねぇ」

    櫻子「ですねえ、ちょっとやり過ぎでした」

    京子「あれが原因なのかな…けど、あかりの蟻さんとかもちゃんと保護してたんだし」

    京子「最終的には許してくれたから、アレが原因じゃない気も…」

    櫻子「じゃあ、あれですかね、例の屋上の…」

    京子「ああ、ひまっちゃん絶叫計画?」

    33 :

    大蟻のラジコンってなんだよww

    34 = 1 :

    ~数日前~

    ~屋上~

    向日葵「さ、櫻子!いますの!?」バーン

    櫻子「あ、向日葵…来てくれたんだ…」

    向日葵「櫻子、そ、そんな端に居ては、危ないですのよ!」

    櫻子「大丈夫、危なくないよ…」

    向日葵「……この遺書は、どういうつもりですの?」

    櫻子「描いてある通り…私、もう、疲れちゃったんだ…」

    35 :

    西垣ちゃんの技術力は世界一ぃぃぃ!

    36 = 1 :

    櫻子「私、結局、向日葵には勝てないし…だったら、もう、生きてる意味ないかなって…」

    向日葵「な、何を言ってますの!櫻子らしくもない…!」

    櫻子「私らしくない…か…あのさ、向日葵…」

    櫻子「向日葵は、私の何を知ってるの…?」

    向日葵「そ、それは…」

    櫻子「馬鹿で脳天気で子供っぽくて、向日葵の引き立て役…それが私でしょ」

    向日葵「な、ち、違いますわ!そんな事、想ってませんわ!」

    37 = 1 :

    櫻子「もういいよ、私、もう、楽になるから…」

    櫻子「向日葵、今まで、ありがとうね…」フワッ

    向日葵「櫻子!だめ!さくらこ!!」タッ


    ヒュー


    ドスン

    38 = 1 :

    向日葵「さ、櫻子…」

    向日葵「う、うそですわよ、ね…」

    向日葵「そ、そうですわ、運動神経に優れた櫻子だもの、ちゃんと、地面に着地して…」チラッ

    向日葵「……あ、さ、櫻子が、地面で、手足があんな方向に向いて…」

    向日葵「そ、そんな…そんな…いやあああああああああああ!!」

    39 = 1 :

    ~下の教室~

    櫻子「いたた、歳納先輩、何とか成功したみたいですね」

    京子「いやあ、櫻子ちゃん、命綱があったとはいえ良くあんな足場に着地出来たね、凄い凄い!」

    櫻子「歳納先輩こそ!ダミー人形を放るタイミングとかバッチリだったじゃないですか!」

    櫻子「それに、歳納先輩が作ってくれたあのシナリオ…」

    櫻子「私には何のことやらさっぱりでしたが、上手く向日葵の絶叫を誘発できたみたいですよ!」

    京子「えへへ、褒められちゃった///」

    40 = 1 :

    ~現在~

    櫻子「いやあ、あのあと、向日葵にボコボコにされましたからね」

    京子「ひまっちゃん、こええ…」

    櫻子「けど、最終的には、これも泣いて許してくれましたし…」

    京子「うーん、じゃあ違うかなあ…」

    櫻子「あとは、杉浦先輩殺人犯事件とか、ちなつちゃん一人ぼっちの廃旅館事件とかありましたけど」

    京子「うん、全部、終わってる事件だからね…」

    京子「原因がまったく判らないや」

    42 = 27 :

    やりすぎだwww

    43 = 1 :

    京子「ま、いいか、何時もみたいに、二人で遊ぼうか?」

    櫻子「ですね、何処行きます?ゲーセン?」

    京子「うん!今日は負けないよ!櫻子ちゃん!」

    櫻子「ふっふっふー、残念ながら今日も勝たせてもらいますよ!歳納先輩!」

    京子「なにい、小生意気なあ!」ツン

    櫻子「みゃ><」

    44 = 1 :

    京子「第1回、二人っきりのエアホッケー大会ー!」

    櫻子「いえーーーーーーーーーーい!」

    京子「喝采御苦労!櫻子隊員!」

    櫻子「どーいたしまして!歳納隊長!」

    京子「あ、櫻子ちゃん?あの、そろそろ苗字じゃなくて名前で呼んでほしいなって///」

    京子「も、もう他人じゃないんだし///」

    櫻子「あ、は、はい///すみません///」

    45 = 1 :

    京子「第2回、二人っきりのエアホッケー大会ー!」

    櫻子「いえーーーーーーーーーーい!」パチパチパチ

    京子「拍手御苦労!櫻子隊員!」

    櫻子「どーいたしまして!京子隊長!」

    京子「いえい!」パンッ

    櫻子「いえい!」パンッ

    京子(やっぱり、櫻子ちゃんノリ良いなあ…)

    櫻子(やっぱ、京子先輩とだと全力でいけるなあ)

    46 = 1 :

    京子「ルールは簡単!マレット2刀流でパックも2個使用!」

    櫻子「つまり、やりたい放題って事ですね!」

    京子「その通り!」

    櫻子「それじゃあそろそろ始めま…と言いながら、とう!」カンッ

    京子「甘いっ!」カンッ


    キャーキャーキャー

    47 :

    ほう、なかなか面妖なるカツプリングではないかね
    続けたまへ

    48 = 1 :

    京子「はぁ…はぁ…流石に、疲れた…」グッタリ

    櫻子「で、ですね、京子先輩、だいぶん、タフになってきてますし」ハァハァ

    京子「もう、それは櫻子ちゃんが原因なんだよ、何時も、私を乱暴に扱って///」

    櫻子「え、そ、そんなつもりはないんですけど、その///」

    京子(櫻子ちゃん、私の冗談真に受けて…純粋で可愛いなあ)

    櫻子(京子先輩、時々、ドキッとする事、言って来るから困るよ///)

    49 :

    この組み合わせは掛け算どころじゃねーな


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