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元スレ綾乃「キマシタワーが建てられない」
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京子「綾乃…」
綾乃「む、り、だか……ら?」
綾乃「あれ、歳納京子…?」
京子「目が覚めた?綾乃」
綾乃「え、歳納京子、ど、どうしてここに…」
綾乃「む、り、だか……ら?」
綾乃「あれ、歳納京子…?」
京子「目が覚めた?綾乃」
綾乃「え、歳納京子、ど、どうしてここに…」
綾乃(ここは、塔…じゃなくて、私の部屋…)
綾乃(そっか、私、帰ってきてそのまま、ベッドに倒れて…)
綾乃(泣きながら、寝ちゃってたんだ…)
京子「綾乃」
綾乃「は、はい…」
綾乃(歳納京子、顔が怖い…そうだよね…私、歳納京子を傷つけた…)
綾乃(船見さん達や千歳の事も…)
綾乃(どんな罵倒を受けても、仕方ない…)
綾乃(そっか、私、帰ってきてそのまま、ベッドに倒れて…)
綾乃(泣きながら、寝ちゃってたんだ…)
京子「綾乃」
綾乃「は、はい…」
綾乃(歳納京子、顔が怖い…そうだよね…私、歳納京子を傷つけた…)
綾乃(船見さん達や千歳の事も…)
綾乃(どんな罵倒を受けても、仕方ない…)
一応さる避け
タイトルと内容を見て「サテツタワー」が頭の中で流れている
タイトルと内容を見て「サテツタワー」が頭の中で流れている
京子「資料室での事だけど…」
綾乃「はい……」
京子「スーッ」
京子「駄目じゃない!綾乃!折角、手伝いに来てくれた子達にあんな事、言っちゃ!」
京子「ちなつちゃんとか、超怒ってた!」
京子「だから、明日、謝っておいてね!」
綾乃「……え」
綾乃「はい……」
京子「スーッ」
京子「駄目じゃない!綾乃!折角、手伝いに来てくれた子達にあんな事、言っちゃ!」
京子「ちなつちゃんとか、超怒ってた!」
京子「だから、明日、謝っておいてね!」
綾乃「……え」
京子「結衣と千鶴、あかりとかは、怒るより心配してたよ!」
京子「疲れが溜まってたんじゃないかって!気付いてあげられなかったって!」
京子「煩くしてごめんなさいって!」
京子「千歳なんて、綾乃が自殺するんじゃないかって、泣いてて」
京子「私も、不安になって、綾乃が死んじゃったら、私、どうしようって」ポロ
京子「けど、家を訪ねても誰もいなくて、もしかしたら、本当に、本当に」ヒック
京子「あやの死んじゃってるんじゃないかって」グスン
綾乃「と、歳納京子…」
京子「疲れが溜まってたんじゃないかって!気付いてあげられなかったって!」
京子「煩くしてごめんなさいって!」
京子「千歳なんて、綾乃が自殺するんじゃないかって、泣いてて」
京子「私も、不安になって、綾乃が死んじゃったら、私、どうしようって」ポロ
京子「けど、家を訪ねても誰もいなくて、もしかしたら、本当に、本当に」ヒック
京子「あやの死んじゃってるんじゃないかって」グスン
綾乃「と、歳納京子…」
京子「だ、だから、お、大目に見てね」ヒックヒック
綾乃「お、大目に…?」
京子「げ、玄関とか、鍵掛かってたから」
京子「窓……」グスン
綾乃「窓…?」
ヒュー
綾乃「窓超割られてる!?」
綾乃「お、大目に…?」
京子「げ、玄関とか、鍵掛かってたから」
京子「窓……」グスン
綾乃「窓…?」
ヒュー
綾乃「窓超割られてる!?」
京子「わ、私、綾乃がどうしてあんなに怒ったか、判らないよ」ヒック
京子「だ、だから、今日はもう帰らないつもり」ヒックヒック
綾乃「え、か、帰らないって…」
京子「綾乃、何か悩んでたでしょ」グスン
京子「ずっと、気になってたけど」
京子「綾乃って、近づくと猫みたいに逃げちゃうから、聞いてあげられなかったの」ゴシゴシ
京子「だ、だから、今日はもう帰らないつもり」ヒックヒック
綾乃「え、か、帰らないって…」
京子「綾乃、何か悩んでたでしょ」グスン
京子「ずっと、気になってたけど」
京子「綾乃って、近づくと猫みたいに逃げちゃうから、聞いてあげられなかったの」ゴシゴシ
京子「けど、あんな風に、爆発するほど辛かったのなら、無理にでも、近づいて、聞き出すよ」
京子「それまで、帰らないから」
綾乃「と、歳納京子は…怒ってないの…?」
京子「だから、怒ってるって」
京子「何で、あんなになるまで相談してくれなかったの?」
京子「私、そんなに、頼りにならないかな」
京子「それまで、帰らないから」
綾乃「と、歳納京子は…怒ってないの…?」
京子「だから、怒ってるって」
京子「何で、あんなになるまで相談してくれなかったの?」
京子「私、そんなに、頼りにならないかな」
京子「あー、恥ずかしい…ガチ泣きしたのなんて、小学生以来だよ…」ゴシゴシ
京子「もう、泣かないって、決めてたのに、綾乃のせいだ」
綾乃「ご、ごめんなさい…」
京子「ん、許す!」ニコ
綾乃「と、歳納京子///」
京子「だから、聞かせて?綾乃、何があったの?」
京子「もう、泣かないって、決めてたのに、綾乃のせいだ」
綾乃「ご、ごめんなさい…」
京子「ん、許す!」ニコ
綾乃「と、歳納京子///」
京子「だから、聞かせて?綾乃、何があったの?」
綾乃「……話すと、長いわよ?」
京子「全部聞くよ、残さず」
京子「朝までかかって終わらなかったら、明日は学校休も?」
綾乃「歳納京子…」
綾乃「判ったわ、じゃあ、聞かせてあげる」
綾乃「雲の上の天使に会う為に、塔を建てていた少女の話を」
京子「全部聞くよ、残さず」
京子「朝までかかって終わらなかったら、明日は学校休も?」
綾乃「歳納京子…」
綾乃「判ったわ、じゃあ、聞かせてあげる」
綾乃「雲の上の天使に会う為に、塔を建てていた少女の話を」
>綾乃「雲の上の天使に会う為に、塔を建てていた少女の話を」
これ言ってて恥ずかしくないのかな
これ言ってて恥ずかしくないのかな
>>118
いつもノンノンノートルダムとか言ってるしボッチだから大丈夫
いつもノンノンノートルダムとか言ってるしボッチだから大丈夫
>>123
うん
うん
~翌朝~
綾乃「うう、眠い…」
綾乃「って、もうこんな時間…!」
綾乃「と、歳納京子、起きて!そろそろ学校に行かないと!」
京子「むにゃ…んー、もう、今日は学校休もうよ…」
綾乃「そういう訳にはいかないでしょ!今日中に、皆に謝って回らないといけないんだから!」
京子「メールですませようよぉ…」スリスリ
綾乃「そんな訳には…って」
綾乃「と、歳納京子、そんな格好でスリよらないで///」
綾乃「うう、眠い…」
綾乃「って、もうこんな時間…!」
綾乃「と、歳納京子、起きて!そろそろ学校に行かないと!」
京子「むにゃ…んー、もう、今日は学校休もうよ…」
綾乃「そういう訳にはいかないでしょ!今日中に、皆に謝って回らないといけないんだから!」
京子「メールですませようよぉ…」スリスリ
綾乃「そんな訳には…って」
綾乃「と、歳納京子、そんな格好でスリよらないで///」
京子「もう、今さら、照れる事ないじゃん、昨日は、凄くかわい可愛かったのに…」
綾乃「その話は、やめて///」
綾乃「ほ、ほら、ちゃんと服着て///」
京子「はーい…あれ、パンツ何処行った…」
綾乃「ごめんなさい、間違えて履いてた…」
京子「もう、綾乃、変態ちゃんだなあ」
綾乃「その話は、やめて///」
綾乃「ほ、ほら、ちゃんと服着て///」
京子「はーい…あれ、パンツ何処行った…」
綾乃「ごめんなさい、間違えて履いてた…」
京子「もう、綾乃、変態ちゃんだなあ」
綾乃「だ、誰が変態ちゃんよ!あ、貴女の方こそ…!」
京子「あやの、うるさい」チュー
綾乃「////」
京子「さて、ご飯食べて、学校行こうか」
綾乃「う、うん///」
京子「あやの、うるさい」チュー
綾乃「////」
京子「さて、ご飯食べて、学校行こうか」
綾乃「う、うん///」
京子「さーて、みんな、どんな剣幕で怒るかなあ?」
綾乃「自分がやったこととはいえ、気が重いわ…」
京子「取りあえず、千歳からはぶん殴られる事を覚悟したほうがいいかもね」
綾乃「あの子、怒ったら、本当に怖いのよ…」
綾乃「あ、やっぱり、今日は休みに…」
京子「だーめ、ほら、私がついていてあげるから…ね?」
綾乃「自分がやったこととはいえ、気が重いわ…」
京子「取りあえず、千歳からはぶん殴られる事を覚悟したほうがいいかもね」
綾乃「あの子、怒ったら、本当に怖いのよ…」
綾乃「あ、やっぱり、今日は休みに…」
京子「だーめ、ほら、私がついていてあげるから…ね?」
綾乃「あ、ありがとう…歳納京子///」
京子「名前で呼びましょう週間ー」コチョコチョ
綾乃「ひゃっ///わ、判ったわよ、京子、京子、これでいいんでしょ///」
京子「まだまだー、そのまま愛の囁きプリーズ」コチョコチョ
綾乃「ふぁ///わ、わかったから、京子、愛してる…好き、大好き///」
京子「うん、私も、好き、綾乃の事を愛してる」
京子「綾乃がどんな過ちを犯しても、私は一緒についていくよ」
京子「名前で呼びましょう週間ー」コチョコチョ
綾乃「ひゃっ///わ、判ったわよ、京子、京子、これでいいんでしょ///」
京子「まだまだー、そのまま愛の囁きプリーズ」コチョコチョ
綾乃「ふぁ///わ、わかったから、京子、愛してる…好き、大好き///」
京子「うん、私も、好き、綾乃の事を愛してる」
京子「綾乃がどんな過ちを犯しても、私は一緒についていくよ」
京子「例えば今日、怒った皆の剣幕に耐えられずに、綾乃が誰かを殺してしまったとしても」
京子「私は、綾乃と一緒に、逃げるから」
京子「雲の上は無理でも、地平線の向こうくらいまでなら行けるんじゃないかな?」
京子「だから、安心してね」チュ
綾乃「////」
綾乃「きょ、京子…良い事言ったみたいな感じでキスしてくれるのはいいけど」
綾乃「私は人なんて殺さないから!ここから猟奇展開なんてないから!」
京子「もう、判ってるって、ただの例え話だよ~」
京子「私は、綾乃と一緒に、逃げるから」
京子「雲の上は無理でも、地平線の向こうくらいまでなら行けるんじゃないかな?」
京子「だから、安心してね」チュ
綾乃「////」
綾乃「きょ、京子…良い事言ったみたいな感じでキスしてくれるのはいいけど」
綾乃「私は人なんて殺さないから!ここから猟奇展開なんてないから!」
京子「もう、判ってるって、ただの例え話だよ~」
綾乃「……けど、そう言ってくれて嬉しかったのは、確かよ」
綾乃「ありがとうね、京子…」チュ
京子「////」
綾乃「さ、そろそろ出ないと、遅刻するわ」
京子「うん、じゃあ、まずは結衣とあかりからね」
京子「この時間なら、追いつけるはずだから」
京子「行こう?」
綾乃「……うん!」
綾乃「ありがとうね、京子…」チュ
京子「////」
綾乃「さ、そろそろ出ないと、遅刻するわ」
京子「うん、じゃあ、まずは結衣とあかりからね」
京子「この時間なら、追いつけるはずだから」
京子「行こう?」
綾乃「……うん!」
雲の上に居る天使に会う為に、高い塔を建てよう。
けど、良く考えると、塔なんて建てなくても、想いを伝える方法はある。
好きだよって、声をかければよかったのだ。
想いさえ届けば、天使は地上に降りて来てくれるのだから。
今、天使は私の横に居て、微笑みかけて来てくれる。
それだけで、私は幸せだ。
完
けど、良く考えると、塔なんて建てなくても、想いを伝える方法はある。
好きだよって、声をかければよかったのだ。
想いさえ届けば、天使は地上に降りて来てくれるのだから。
今、天使は私の横に居て、微笑みかけて来てくれる。
それだけで、私は幸せだ。
完
キマシタワーの言葉はよく書かれるけど、この発想が思い浮かぶのは
正直羨ましい
童話にも出来そうだ
正直羨ましい
童話にも出来そうだ
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