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元スレ伊織「大人の女になるために」
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伊織「なんかアンタ、いつもと感じが違う」
P「ま、あいつとは高校時代からの仲だからな」
伊織「そうなんだ・・・」
「ほら、こっち開いてるから来いよ」
P「おう。行くぞ、伊織」
伊織「あ・・・うん」
「で、なにこの子。おまえの彼女?」
伊織「かのっ・・・!?」
P「ちげーよ。ウチの所属アイドルだ。見たことないか?テレビで」
「わりぃ。俺んちテレビねーや」
P「あっそ」
「で、そのアイドルとなにしてるわけ?こんなところで」
P「庶民の生活がみたいって言うからここに連れてきた」
伊織「ちょっ・・・」
「おいおい、そりゃひどいだろ」
P「いーじゃん。庶民なんだから」
「たしかに。で、なに飲むよ」
P「俺はいつもの。伊織は?」
伊織「わ、私は・・・オ、オレンジジュース・・・」
P「あとオレンジジュース。100%でな」
「あいよ。ちょっと待ってろ」
伊織「・・・・・・・・・」
P「どうした?伊織。さっきから元気がないみたいだけど」
伊織「だって・・・なんか私、場違いみたいで・・・」
P「なに言ってるんだよ。来たいって言ったじゃないか」
伊織「そうだけど・・・」
P「やっぱあれか、こんな寂れたBarはイヤだったか」
伊織「そんなこと・・・!」
「寂れたBarで悪かったな。ほらよ、アブサン」
P「サンキュー」
「はい、お嬢ちゃん。オレンジジュースだ」
伊織「あ、ありがとうございます・・・」
「おとなしい子だな。いい子だろ、この子」
P「後者は当たってるが前者は違うな。ただ場の空気に飲まれてるだけだ。な、伊織」
伊織「え・・・あ、うん」
P「な」
「そんなもんなのか。てーと普段はおてんば娘と」
P「そうだな。どちらかと言うとおてんば姫だ」
伊織「・・・・・・・・!」ゲシッ
P「痛っ!いきなりどうした?」
伊織「知らないわよ」
P「・・・・・・な?」
「だな」
「まぁ、でもおまえが初めて連れてくるのがこんな女の子とはねぇ・・・」
P「今回はしょうがなく連れてきただけだからノーカンだ」
「ま、昔から大人の女が好きだったもんな。今でもそうなんだろ?」
伊織「・・・・・・え?」
P「どうだろうな。この歳になるとわからねぇわ」
「まだ四捨五入すれば二十代だろ」
P「俺には切り上げがお似合いらしい」
「はっはっはっ。なんだそれ」
伊織「・・・大人の・・・」
>>60
多分無理
多分無理
P「ちょっとトイレ行ってくるな」
伊織「・・・・・・」
P「伊織?」
伊織「な、なによ!?」
P「いや、ちょっとトイレ行ってくる」
伊織「勝手に行きなさいよ!バカ!」
「お~・・・こわっ・・・」
P「ははっ・・・じゃ、行ってくる」
「十分でも二十分でも出してこいよ~」
P「そんなに出さねーよ!」
伊織「・・・・・・・」
「どうした?お嬢ちゃん。浮かない顔して」
伊織「いえ・・・大人の女ってどういう人のこと言うのかなって・・・」
「ふ~む・・・こりゃ難しいな」
>>61
そんな!
そんな!
「大人の女ね・・・。俺の中では俺の中ではよ?」
「自分を持っててさ、芯が強くて、てきぱき仕事をするような女の人かな」
伊織「芯が強くて・・・てきぱき・・・」
「あ!あとお酒を飲む人!豪快に一気なんかしちゃったらもう惹かれるね~」
「俺にもそんな人、現われないかな~・・・」
カランカラン
「あ、いらっしゃい。どうぞ~」
伊織「豪快に・・・お酒を・・・」
伊織「お酒・・・」スッ
P「はぁ・・・スッキリした」
伊織「・・・・・・・・・」
P「そう言えば今日初めて行ったな。スッキリもするか」
伊織「・・・・・・・・ク」
P「さて、飲みなおし・・・って無い!?」
「ん?どうした?」
P「おまえ、俺のアブサン飲んだ?」
伊織「・・・・・・・ック」
「いや、さすがに飲まねぇよ。一応客だし。トイレ行く前に飲んだんだろ?」
P「おっかしーな・・・半分くらい残ってたはずなのに・・・」
伊織「・・・・・・・ヒック」
P「伊織?」
伊織「・・・らりよ?」
P「おまえ・・・まさか・・・」
伊織「らり?あらしがおさけのんららわるいろ?・・・ヒック」
P「酔っ払ってるぅぅぅ!?」
「どうした!?」
P「あ、あはは・・・いや、伊織が飲んじまったみたいだ・・・アブサン」
「ちょっ!?まずいだろ!あれは!」
伊織「まずくらいわよ!・・・おいひかっらもん・・・ヒック」
「いや、そういう意味ではなく・・・」
P「いいからお冷やくれ!お冷や!」
「お、おう」
P「何で飲んだりしたんだよ・・・」
伊織「ヒック・・・らって・・・あんらが・・・ヒック」
P「俺が?」
「ほら!お冷やだ!」
P「サンキュー!ほら伊織!水飲め!」
伊織「いや~・・・」
P「飲んでくれよ・・・」
伊織「のんれもいいけろ・・・ヒック」
P「ん?」
伊織「くちうつし~・・・ヒック」
P「ば、馬鹿言うな!?」
伊織「じゃあのまらい・・・」
暗くなる頃にbarに未成年連れ込むのは風営法的にまずくね?
飲酒もしちゃったし
飲酒もしちゃったし
P「いいから飲みなさい」
伊織「あぅ・・・くち・・・」
P「飲みなさい」
伊織「く」
P「飲みなさい」
伊織「あい・・・」
ゴクッゴクッゴクッ
P「まったく・・・どうして飲んだんだ?」
伊織「おろなの・・・おんなに・・・なる・・・の・・・」
P「は?」
伊織「おさけ・・・のんらら・・・おろな・・・なの・・・」
伊織「そーしないと・・・あんらが・・・」
伊織「スー・・・スー・・・」
P「なんなんだ、いったい」
すげーつまんない
きにいらないわ
だらだらしてるし
こんなんやめちまえ
れもん
きにいらないわ
だらだらしてるし
こんなんやめちまえ
れもん
「お、帰るのか?」
P「さすがにこれはまずいからな」
伊織「スー・・・スー・・・」
「たしかに」
P「また今度ゆっくり飲みにくるわ」
「おう、そん時はちゃんと女連れな」
P「知るかバーカ」
「おまっ!バカって・・・」
P「じゃーな」
カランカラン
P「はぁ・・・」
伊織「スー・・・スー・・・」
P「どうしよ・・・」
いろんなアイドルが入り乱れて世紀末カオスなことやってる最近のVIPのアイマスSSばっか見てるからこういうのに癒される
最後の適当な一、二行見るたび毎度もう少し頑張れよって思うわwww
P「しょうがない」
P「さすがにこのまま家に連れていったらどうなることやら。俺が」
P「事務所いこ・・・」
P「てゆーか俺、半分しか飲んでないんだよな」
P「なんか損した気分だから次行くときサービスしてもらおう」
伊織「ぷろ・・・でゅーさー・・・」
P「ん、起きたか?」
伊織「にひひ~・・・へんた~い・・・スー・・・」
P「なんて寝言だよ」
寝かせてくれない打と。
くそ、。こうなったら俺も真すれでも立ててぇな。
くそ、。こうなったら俺も真すれでも立ててぇな。
―――事務所
P「ふぅ・・・着いた」
伊織「スー・・・スー・・・」
P「気持ちよさそうに寝てるよ。ソファーにでも寝かせるか」
P「よいしょっと・・・」
伊織「ん・・・ん・・・ん?」
P「あ、起こしたか?悪い」
伊織「ここ・・・事務所・・・?なんで・・・っ。頭痛い・・・」
P「あ~あ~・・・ちょっと待ってろ。水持ってくるから」
P「ほらよ」
伊織「ありがと・・・」
ゴクッゴクッゴクッ
P「まったく・・・心配させるなよ」
伊織「私・・・何かしたの?記憶にないわ。プロデューサーとBarに入ったところは覚えてるんだけど・・・」
P「酒飲んで倒れたんだよ。人通りの少ない寂れたBarで助かったよ」
伊織「そう・・・」
P「おまえに酒は五年早い」
伊織「・・・・・・ごめんなさい」
P「やけに素直だな」
伊織「悪いってわかってるから・・・」
まったりは好きだ
頑張ってこれからもイロイロ書いてくれ
応援してるぜ!
あっ真はいらねぇ
頑張ってこれからもイロイロ書いてくれ
応援してるぜ!
あっ真はいらねぇ
P「いつもならもっとキーキー言わないっけ?」
伊織「言わないわよ!キーキーなんて!ただ・・・」
P「ただ・・・?」
伊織「大人の女は自分の非も認めないといけないのよ」
P「大人の女・・・ね」
伊織「そうよ!悪い!」
P「悪くはないけどさ。伊織はまだ子供なんだから」
伊織「なっ・・・!?」
P「俺は歳相応の伊織が可愛いと思うぞ」
伊織「・・・っ!」
P「無理に大人になる必要もないさ」
P「いろんなことを知って、いろんな経験をして少しずつ大人になればいい」
P「俺はいつものいじっぱりな伊織も強がりな伊織もわがままな伊織も好きだぞ?」
P「確かに子供っぽいと思われるだろうが今はそれでいいじゃないか。それが可愛いんだから」
P「な、伊織」
伊織「・・・・・・カ」
P「へ?」
伊織「バカバカバカバカバカ!」
P「な、なんだよ。いきなり・・・」
伊織「私、帰る!」
P「そ、そうか・・・気を付け・・・」
伊織「だから送っていって」
P「は?」
伊織「アンタは子供をこんな時間に一人で帰すの?」
P「・・・はいはい。やっぱり伊織はわがままだな」
伊織「にひひっ」
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